トマス・シェイクスピア(境界線上のホライゾン)

登録日:2011/12/14(水) 23:42:44
更新日:2024/01/03 Wed 23:22:07
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――作家同士、と言っておこうか
あの程度の表現で相手作家が焼け落ちるとは思っていないだろう?

さあ、始めようか


境界線上のホライゾン』の登場人物。初出はⅡ〈上〉。
CV.斎藤桃子

英国・オクスフォード教導院および“女王の盾符”(トランプ)所属。ナンバーは「6」。また大罪武装“拒絶の強欲”を持つ八大竜王の一人。
眼鏡をかけた長寿族の少女であり、英国の劇作家、ウィリアム・シェイクスピアの襲名者。

史実におけるシェイクスピアの作品の脚本を具現化し、対象人物を作品内に登場人物として取り込む術式“宮内大臣一座”(ロード・チェンバレンズ・メン)を操る。
“宮内大臣一座”の使用には大量の拝気が必要となるが、八大竜王の一人である彼女は“拒絶の強欲”の超過駆動により拝気を確保している。彼女いわく、「常に批評という攻撃を受けている」

トゥーサン・ネシンバラとはかつて第十三無津乞令教導院での同級生であった。
また、作家としても(ネシンバラ本人は知らなかったが)彼から過去に「作品世界の設定が薄い」「作品に矛盾がある・問題点がある」といった批判を受けている。


Ⅱ上での武蔵上での戦闘では、ネシンバラとの文章表現による戦闘を繰り広げ、ネシンバラの“幾重言葉”を悉く無効化し、同時に彼に“第二悲劇”(マクベス)の呪いをかける。

また英国に入国した武蔵総長連合を演劇空間に取り込み、女王の盾符との相対戦の舞台を用意した。

その後、同人誌即売会でネシンバラに手料理を振る舞って感想求めたり、調子に乗っていた頃のネシンバラの過去を暴いて羞恥プレイしたりしていたが、Ⅱ〈下〉中盤における英国と武蔵の二度目の相対戦において、“拒絶の強欲”を賭けて再び彼と相まみえる。

そして“第四悲劇”(リア王)と天神・道真のぶつかり合いの末に道真を下すも、術式をネシンバラに書き換えられ敗北し、

デ レ る

デ レ る

大事なことなので二回(ry ネシンバラもげろ。


武蔵が英国を去った後も時折チャットに混神してくることがあり、HNは「眼鏡」。

一時期回線が繋げなくなった武蔵内で、半日振りに再び回線が繋がった時にネシンバラに届いたメールが総勢三千通を越えていたり、喜美が煽っているところに「へえ……」と混神で入ってきたりして、武蔵内の面々を度々戦慄させた。

また四巻では自身をアイロンプリント(鉄板に印刷)してど根性トゥーサンになったネシンバラの術式封印を解除しに武蔵を訪れるが、壁画状態で無抵抗の彼に口づけしたり、ネシンバラのベッドを見て鼻血出して「汚れたから」という理由で彼の毛布を持ち帰る発言するなど、どこぞの交渉役もびっくりなストーカーっぷりを発揮している。



詳細は不明だが、幼い頃彼女は二重人格だったようで、「私」と「僕」の二人のシェイクスピアが存在していた。
「トマス」とは十四の意味であり、第十三無津乞令教導院に所属していたときの名残である。
教導院がなくなり、ネシンバラと別れた後、何らかの理由で「私」のシェイクスピアはいなくなったらしい。
そのためネシンバラとの二度目の相対時、戦闘前に

(自分が勝ったら)「英国に残って、僕がどちらなのか確かめてよ」

と発言している。

ちなみにネシンバラから「僕のことを好きな方でいいんじゃないかな」と言われた際には、「それ基準にされたらどっちか分からないよ!」と発言している。やっぱネシンバラもげろ。



  • 余談
上記の「確かめてよ」発言について、往年の川上ファンの中には「確かめる」=セクロスシーンか!?と予想した猛者もいたが、そんなことはなかったぜ!




『……くく、“この項目を作ったのは誰だあ!”って、前の立て逃げネタをここで使うのかあ』
『追記・修正しろYou――!』

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最終更新:2024年01月03日 23:22