登録日:2023/11/12 Sun 23:08:00
更新日:2024/09/22 Sun 17:09:30
所要時間:約 8 分で読めます
突然の聖女召喚は異世界スローライフのはじまりでした
『
聖女の魔力は万能です』は橘由華によるライトノベル作品。
2016年4月29日から「
小説家になろう」にて「タチバナ」名義で連載していたWEB小説を元にカドカワBOOKSより単行本化された。
現在9巻(2023年3月)
イラストは珠梨やすゆき。
【概要】
異世界に召喚された女性が、実は聖女の素質を持っており、様々な人を助けたいという思いが奇跡の魔法を生み出すというファンタジックな内容が特徴である。
原作者の橘は「
小説家になろう」で執筆をするにあたり、人気ランキングにおいて男性向けでも女性向けでも
「聖女」というワードが入っていることを知り、そこからプロットを組み立てた。
基本的に主人公のセイと接する面々はセイに対して好意的である。これは作中のキャラクター描写に関して「同じ職場で働きたい人」というコンセプトの下で描いているのが起因している。
「
小説家になろう」でも人気を博し、掲載開始後10日後でランキング1位を獲得するほどである。なお書籍化にあたっては掲載時の内容よりも20%程増量しているとのこと。
(メディアミックス)
藤小豆によるコミカライズが無料漫画配信サイト「ComicWalker」内のフロースコミックにて連載中。
また、2020年10月5日からスピンオフ漫画である『聖女の魔力は万能です~もう一人の聖女』が同じく「ComicWalker」内のフロースコミックにて連載されていた。こちらはセイと同時に召喚されたアイラを主人公にして描いている。
2023年9月の21話で完結、単行本は全4巻。
2021年4月~6月まででアニメ1期が、2023年10月~12月までの期間でアニメ2期が放送されている。製作はどちらもディオメディア。
【あらすじ】
小鳥遊聖(タカナシ・セイ)は、ちょっと仕事中毒な20代の会社員。ある夜、残業を終えて帰宅すると突然光に包まれ、異世界の王宮に「聖女」として召喚されてしまう。ところが、現れた王子は同じく召喚されたもう一人の少女に夢中で、放置されたセイは暇を持て余す。そんな時、王宮敷地内で出会った青年・ジュードに案内されたのは薬用植物研究所。元々植物好きで研究所に興味を持ったセイは、そこで研究員として働くことになるが、薬草と魔法を使ったポーション作りで思いがけない能力を発揮することに……。
【キャラクター】
(主人公)
セイ(小鳥遊聖)
CV:
石川由依
本作の主人公。
朝から深夜まで仕事漬けだった20歳の会社員の女性。
ある日、スランタニア王国の「聖女召喚の儀」によって、異世界に召喚されてしまう。
召喚された当初、儀式を取り仕切っていたカイル王子からは同時に召喚されたアイラが聖女であると思われて眼中になかった。(アニメでは控えめな恰好であることから侍女か乳母の類だと思われていた様子)
こうした扱いに不服を覚えたこともあったが、後に召喚前の仕事のつながりもあってか、薬用植物研究所に勤めることになる。
薬草栽培やポーション生成の仕事を楽しみつつ、やがて回復魔法の素質を開花させることになる。強大な魔力でエリアヒールなどを展開し、大勢の怪我人を瞬時に回復させることも可能。その能力は底知れないものがあり、王宮や騎士団など様々な人物の注目の的になる。結果、本物の聖女として認知されていくことになるのだが、本人が控えめな性格なのもあり、あまり目立ちたくないと思っている様子。
容姿は地味目な印象を受けるが、実はかなりの美人。
なお、異世界で適度な睡眠と薬効が含まれる化粧品を定期的に接した結果、視力も回復した。このため、物語開始当初は眼鏡をつけていたが、後に裸眼でも問題ないようになった。(これにより眼鏡女子好きのファンが残念がったとかなかったとか)
聖女らしく聖属性魔法レベルが∞と上限を振り切っているのに加え、連載の初期というか第2話の段階からMPが異様に高く、その有り余るMPを元手に先に合成素材が切れるレベルでポーションを量産可能。
そしてそのポーションは聖女の力なのか、一般的なポーションに比べ効果が1.5倍高い。
なおこの5割増しはポーションに限らず回復系全般に働くらしく、後に本人が「5割増しの呪い」と語るほどである。
料理は得意で召喚前の知識を使い、料理や飲み物などを考案して同僚からも好評を得ている。だが、異世界には米を見つけることが出来ず嘆いていたが、後にそれにあたるものを発見した際、歓喜の表情を浮かべた。
(主要人物)
アルベルト・ホーク
CV:
櫻井孝宏
スランタニア王国第三騎士団団長。
セイのお相手役。まるで王子様のような容姿で、セイも好みの外見とのこと
(割とミーハー?)
西の森の魔物征伐の際に重傷を負ってしまい、その際にセイのポーションにより一命をとりとめた。そうした
フラグ経緯もあり、セイには恩義を感じている。また、セイと接していくうちに彼女に惹かれているところもある。いつも気にかけており、彼女のピンチには助力も惜しまないし、ときに一緒にデートなどもしている。
ただセイとしては、アルベルトが色んな意味で理想的な王子様像であることもあってか、自身とは釣り合わないのではと感じているところもあるようだ。これはセイの控え目な性格によるところが起因している。
数少ない
氷属性魔法の使い手。冷房器具がなく、氷なんてめったに手に入らない異世界にとって、セイは彼の魔法に感動を覚えたこともある。
ヨハン・ヴァルデック
CV:
江口拓也
薬用植物研究所の所長でセイの上司。アルベルトの友人。
セイの元いた世界の知識を元に、料理(米料理)や飲み物(コーヒー)などに興味を持って彼女との仕事を楽しんでいる反面、
その有り余る魔力で大量のポーションを作ってしまうことに対して苦々しく思っている。(薬草の在庫が切れてしまうため)
伯爵家の次男だが、本人は貴族暮らしが好きでない。貴族間の権力闘争などの人間関係に辟易としているためである。
ジュード
CV:八代拓
薬用植物研究所に勤めているセイの同僚。
召喚後、暇を持て余していた彼女に出会い、研究所の仕事を紹介した。
穏やかで親しみやすい性格。セイが研究所に入った際は、業務について様々教えてくれていた。
セイの友人ともいえる人物。
メイン格のキャラの中で、他の人々と違って名字が存在しないのだが、単に公開されていないのか平民だから存在しないのかは謎。
ユーリ・ドレヴィス
CV:小林裕介
スランタニア王国宮廷魔導師団団長。紺色の髪を持つ美少年。
あらゆる魔法を使える天賦の才を秘めている。「聖女召喚の儀」の術式を行使したのも彼である。しかし、セイが召喚された当時は力を使い果たして昏睡状態になっていた。目覚めたあとはセイの魔力の見極めを行い、彼女が聖女であることを国王に報告している。
飄々とした性格で探求心が強い。セイの魔法にも興味を抱いており、彼女が起こす奇跡の聖属性魔法の仕組みを聞き出そうと彼女にアプローチをかけているが、彼女は困惑気味。
(ちなみに彼女の魔力に興味があるだけで恋愛対象としては見ていない。しかしセイに付き纏う有様は傍から見れば変態のように見えなくもない)
エアハルト・ホーク
CV:梅原裕一郎
スランタニア王国宮廷魔導師副師団長で、アルベルトの次兄。
銀髪の
美男子。性格は沈着冷静、生真面目な所もある。
自由奔放な上司の師団長に振り回されて頭を抱える日々を過ごしつつも、組織が回っているのは彼のおかげであるとも言えるだろう。
数少ない鑑定魔法が使える。セイの魔法のレベルなどを調査していく中で彼女の素質に興味を抱く。
カイル・スランタニア
CV:
福山潤
スランタニア王国第一王子。
真面目なのだが、思い込みが激しい性格。これにより周囲と様々な軋轢を作り出してしまう。
「聖女召喚の儀」を執り行い、セイとアイラを召喚することになるが、上述したようにアイラを聖女として祭り上げてしまう。国王や婚約者であるリズの忠告を無視してアイラに寄り添おうとした結果、リズと衝突を起こし、謹慎を言い渡されてしまう。
女性向けというかなろう系に多い「ざまぁ枠」に入るキャラではあるが、他の作品に比べれば謹慎&物語からのフェードアウト程度で終わるという非常に軽いもの。
セイからすればいい迷惑だとされるくらいにその言動には非難される点が多い。
しかし、セイを本物の聖女として認めてしまうとアイラが孤立して、最悪の場合、アイラは王宮の貴族や騎士団などにより飼い殺し状態にされる未来が予測されたことから、それを回避するためだったともいえる。
また、アニメ版ではアイラ絡みの暴走について「自分に矛先を向ける事でアイラに責が及ばないようにする意図があった」と理由付けられている。
実際問題、視野狭窄気味で独りよがりな面は否めないものの、自身のミスで聖女の存在を誤認してしまった責任を感じており、嫌われ者になってもアイラを守ろうとしているため、一概に悪人とは言えない。
こうした性格についてリズは「不器用な人」と理解を示しているようだ。
原作ではカイルについての描写は少なく、主人公セイのストーリー上の立場を整えるための舞台装置という扱いであった。
結末についても「偽聖女アイラと共に断罪されて国外追放処分となる」予定であったが、事実上の拉致被害者であるアイラに対する同情の声が読者から多く寄せられたため変更された。
本来のカイルは王太子らしく愛国心と責任感の強い人物で、それゆえに聖女が不在だというのに瘴気が蔓延して民が苦しんでいる状況を黙過できず、歴史上2度目の「聖女召喚の儀」を行った。
これは、弟の第2王子レインがカイルを超えるほど優秀だと評判で、その気のない彼を王太子に推す派閥を牽制するために聖女召喚の実績を作ろうとした、という政治的意図もあった。
しかし、本当の聖女であるセイをスルーしてアイラを聖女扱いしたために周囲との軋轢が生じ、結果的に自ら王位継承権争いの火種を作ることになってしまった。
それでもカイルは「異世界から召喚されて孤立状態になってしまったアイラを守る」という当初からの行動原理を貫き通し、セイの方が本当の聖女であるとわかった途端にアイラを切り捨てて聖女セイにすり寄るような手のひら返しは行わず、最後までアイラのことを聖女であると主張し続け、結果として父王から処分を言い渡されたもののアイラの立場を守ることはできた。
そして、「王国最高の魔道師が執り行った聖女召喚の儀によってこの世界に招かれた以上、たとえ聖女としての能力がなかろうともアイラは聖女だ」という自身の考えについて、カイルは「私は間違っているとは思っていない」と断言している。
結局、カイルの行動は王家や王国を動揺させる野心的なものではなく単なる誤認であるとして扱われ、聖女を巻き込む混乱を招きはしたもののそれに対する処分として王族からの廃嫡までは行われず、カイルは今後も1人の王族として責務を全うするつもりでいる。
ジークフリート・スランタニア
CV:山野井仁
スランタニア王国国王。
何かと失態を犯してしまう第1皇子のカイルの将来に悩みつつも、うまくとり図ろうと苦心している。
セイが本物の聖女であることを受け、直接彼女にこれまでのカイルの失態を詫び、彼女の活躍を称え褒美を授けることを約束した。(本来であれば地位も領地ももらえる破格レベルの褒美ではあるが、セイの控えめな性格も相まって、閲覧制限のかかっている書庫の閲覧許可をもらうことや魔法教育を受けてさせてもらうといったものに留めている)
エリザベス・アシュレイ
CV:
上田麗奈
アシュレイ侯爵家の令嬢。カイルの婚約者(つまり次期王妃にあたる)
呼び名はリズ。
セイとは図書館で知り合い、親睦を深めることにある。次期王妃ということもあって、その立ち居振る舞いは年齢以上に大人びたものになっている。一方でセイが魔法と転生前の知識で考案した化粧水の話に興味を持つなど、年相応な部分もある。数少ないセイの同性の友人だけあり、お互い様々な相談を持ち掛けている。
もっぱら話題となるのは、転入してきたアイラのことである。
カイルが過保護にアイラと接することに伴い、周囲の反発を生み出す結果になり、逆に彼女が孤立気味になっていることを心配している。(婚約者だからといってアイラのことを嫌っている様子はない)
後にアイラをめぐりカイルと衝突。結果彼は謹慎になったが、アイラの面倒を見ることになり、アイラにとっても話し相手ができ、プラスになったと言えよう。。この結果、セイ・リズ・アイラと3人の友人関係を築くことにつながる。
なお、スピンオフ作品を企画するにあたって、アイラと共にエリザベスも主人公の候補に挙げられていた。
アイラ(御園愛良)
CV:市ノ瀬加那
「聖女召喚の儀」によって、セイと同時にスランタニア王国に召喚された。
可愛らしい容姿が特徴的だったことから、儀式を取り仕切ったカイルからはアイラが聖女であると思われ、以降、聖女として祀り上げられてしまった。
召喚当初は様々感情の整理が出来ず、泣いてばかりの日々を過ごしてしまった。これがカイルが過保護になってしまう感情を増幅させてしまった要因であるともいえる。
その後王立学園に転入して魔法の教育を受けることになるが、その際、カイルの過保護な待遇に周囲の反発を生み出すことになり、孤立してしまった。これに関しては、本人も急に異世界に召喚されてしまったことで、心細く感じており、頼れる存在がいなかったためである。(この観点からしても、最初からリズが面倒を見る構図にさせれば、必要以上の衝突はなかったように思える)
後にカイルとリズの衝突後は、誤解も解けて、周囲とうまくやれている。同時にリズ、セイとお互いに話の通じる友人ができてうれしかった模様。
聖属性魔法の適性があり回復魔法「ヒール」を扱えたことからカイルはアイラが聖女であると確信し、厚遇を受けることになる。
しかし、水属性と風属性にも適性があり、アイラの実態としては聖女ではなく「魔道師」であった。
それでも、複数の属性に適性のある魔道師は希少であり、聖属性を含む3属性ともなれば稀代の逸材と呼んでも差し支えないわけで、アイラが聖女でないにも関わらず聖女召喚の儀で喚ばれたのはこの類稀なる才能ゆえであるものと思われる。
カイルの庇護下では聖属性しか鍛えていられなかったがアイラ自身はこの世界で触れた魔法に興味を持ち、カイルと別れて自分の足で異世界に立たなければならなくなった際には魔道師の道を選び、学園卒業後に宮廷魔道師団に入団した。
そこでは同期や先輩など多くの人との交流に恵まれ、3種類の属性魔法で活躍するようになるが、魔物討伐以外でも研究機関である宮廷魔道師団において、この世界の魔法と、元いた世界(地球の日本)の知識の融合を考えるようになり、そこで取り組んだ題材が聖女の力を付与した水、即ち「聖水」である。
セイの協力を得て作製した聖水を風属性魔法で霧状に散布することで、アイラは瘴気の浄化に成功。聖女の負担を大きく低減させることになる画期的な発明を、アイラは無事に実用化させた。
その後も、聖女のような回復魔法とこの世界の人物とは異なる視点と発想力でもって宮廷魔道師として活躍するアイラはいつしか「もう一人の聖女」とみなされるようになる。
結果的に、「アイラは聖女だ」というカイルの主張は真実となり、アイラを守ろうとしたカイルの行いも報われたわけである。
【テレビアニメ版】
第1期は2021年4月~6月にかけてTOKYO MXや
AT-Xなどで
アニメ化された。全12話。
第2期は2023年10月~12月にかけてTOKYO MXなどで放送中。
アニメ版では原作やコミカライズと異なり、レベル・HP/MP・スキルレベルなどを表示するゲームのパラメーター表示は敢えてオミットにしている。
これは近年のなろう原作アニメ作品にありがちな、
ゲームの世界観の中に登場人物がいる状態とは異なるリアリティのある世界観を表現したかったためと思われる。
ファンタジックな奇跡の演出や世界観にあった穏やかな音楽や主題歌など、ファンからの評価も高い作品である。
製作はディオメディア
主題歌(1期)
主題歌(2期)
追記・修正は聖女の素質を開花してからお願いいたします。
- 聖女は別にいる(つまり呼ばれる必要は無かった)のに強制的に両親から引き離された挙句、二度と故郷に帰る事すらできなくなったアイラはガチの被害者。 -- 名無しさん (2023-11-13 00:27:22)
- ↑いつも通り舞台は人権概念の皆無あるいは希薄なナーロッパ世界なので、本人以外は大して問題化しないからヨシ! -- 名無しさん (2023-11-13 12:52:16)
- セイも大概被害者である、そこら辺の悲劇を避ける為にあくまで第二の人生に過ぎない転生系が多いんだろうな -- 名無しさん (2023-11-13 18:11:07)
- ↑この世界の人間はまだまともなほうよ。というか、この作品全体的に悪人がいない。 -- 名無しさん (2023-11-13 20:32:36)
- 高校生の異世界召喚ってアイラの反応が普通だよなぁ。いきなり連れてこられてもう帰れないって言われたらそりゃ泣くわ。セイは自立してたぶん少しはショックはすくなかったのかもしれんが -- 名無しさん (2023-11-14 15:21:53)
- これに限った事じゃないけど本人の許可無く異世界召喚って普通に誘拐じゃね? -- 名無しさん (2023-11-14 16:41:55)
- ゲームの「魔装機神」シリーズだと「ある事件をきっかけに身寄りのない人を転移させるようになった」とこの問題を避けていた。よほど身内との仲が悪くない限り、戻れるなら住み慣れた世界という人がほとんどだろうからな。 -- 名無しさん (2023-11-14 19:13:24)
- でも魔装機神シリーズは召喚した人が嫌がったら地上に返してたから帰還不可能なタイプの異世界召喚とはまた違うけどね。それでもいきなり異世界に連れてくること自体に問題あるだろってシュウはツッコんだたがその通りだと思うわ。 -- 名無しさん (2023-11-14 19:46:57)
- 現代日本と人権意識が異なるといえばそれまでだけど・・・聖女たちの性格によっては力がそのまま王国に向くこともあり得たんだよな。この世界の災厄って過去の聖女(転移者)の呪いもありそう・・・。 -- 名無しさん (2023-11-14 20:11:40)
- 漫画版しか見てないけどどう考えても王子そこまで考えてなかっただろ、あんまり評判悪かったんで後付でフォローしたようにしか見えないわ -- 名無しさん (2023-11-14 21:16:11)
- アニメ化の際のキャラ変なんて珍しくないしそもそもステータス表記を失くすってアニオリもやってるわけだしそのくらい問題ないと思うぞ。そのキャラ変やアニオリが不評すぎて炎上したとかなら話は変わってくるけど、そうなってないならむしろ良改変なのでは -- 名無しさん (2023-11-14 21:20:46)
- ↑3そもそも聖女召喚ってそう簡単にできる物じゃないし、普通はやる必要ないからね。本来は瘴気が増えた時期にはこの世界の中で聖女が生まれるはずで、今回はなぜかそれが起こらなかったため必要に迫られて行っただけ。それも、一回で国一番の術者が何日も寝込むほど大変。今までもほとんど行われていなったため、情報も少ない。 -- 名無しさん (2023-11-14 21:31:55)
- ↑なるほど。でも転移の術が用意されていたということは、過去に聖女が誕生しないことがあったのか、それとも最悪を想定して準備はしていたのか・・・。これ以上は止めておきます。 -- 名無しさん (2023-11-16 19:14:52)
- 異世界もので1番好きな作品だな。1期も2期も聖とアルのイチャイチャにドキドキしてたな。アニメも3期をやってほしいけど2期が綺麗に終わったから満足もしてる -- 名無しさん (2024-09-22 17:09:30)
最終更新:2024年09月22日 17:09