10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた

登録日:2023/11/13 (月曜日) 0:45:00
更新日:2025/04/15 Tue 15:38:26
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絶対に、気付かせてやるッ

『10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた』は2020年8月からカクヨムで連載され、オーバーラップ文庫から書籍化されたライトノベルである。

著者:館西夕木
イラスト:ひげ猫
現5巻+続巻中
2024年12月20日からコミックガルドでコミカライズされた

あらすじ

東京のブラック企業を辞め、地元富士宮に帰ってきた有月勇(28)。
新しい生活を始めようと意気込む矢先、出会ったのは謎の清純美少女JKだった。

10年前によく遊んでやっていたクソガキ3人組が美しく成長し、10年ぶりに帰郷した主人公と再会し10年間の空白を埋めていく歳の差ラブコメ。
物語が現在と10年前の二つのパートに分かれてるのが特徴で、10年前の行動や結果が現在の行動にリンクしている。
静岡県富士宮市が舞台なので浅間神社や世界遺産センターなどご当地の名所も出てくる。


登場人物

有月勇(ありつきゆう)

物語の主人公。現在のパートでは28歳。身長は170cm前後。10月2日生まれ。
昔から良く言えば柔和で温厚そうな容姿、悪く言うとぼんやりした様相の青年。
一応親のひいき目で見ても悪い容姿ではないようだ。

高校を卒業後、東京で就職するも入社した会社が長期休暇はおろかまともな休みも存在せず、年末年始ですら大晦日と元日以外は仕事*1という労基法なにそれ状態の、どうしようもなくダークでビターでブラックな企業で、遂にはスマホの着信音恐怖症を発症している。
そんな環境だったので物語が始まる半年前にとうとう過労で身体を壊して休職してしまった。
会社には引き留められたが人生をリセットするいい機会であり、万が一のことがあったら家業を継げばいいという下心もあったので10年ぶりに地元の富士宮に帰郷した。

最初は地元に就職しようとしたがどの求人もホワイトすぎて目移りしてしまう*2という理由で決めることができなかったが、一番ホワイトなのは自営業の喫茶店〈ムーンナイトテラス〉だという事に気付いて店を継ぐことに決めた。*3
高校時代にバイト感覚で手伝った事はあるが接客などはしたことがなかったので、主に雑用を行う見習いという立場から働き始める事になった。

10年前は高校三年生でバスケ部員。
作品が始まった時には既に夏の大会で敗退しており、割とフリーな期間だった。
赤子の頃から知ってた未夜、その友人だった眞昼・朝華と出会い、夏休みから高校卒業までの短い期間の交流が物語の始まりとなった。
歳は離れているが三人を実の妹の如く可愛がっており、何かする時も最後には花を持たせて上げてた優しいお兄ちゃん。
三人からの呼び名は「勇にぃ」。

ラブコメ主人公らしく鈍感だが、年相応には女性にも興味はある模様。
女性の好みは高校生の頃から「ボン・キュッ・ボン」であり、見事に成長したクソガキ三人とも当て嵌まってしまった。糞、揃いも揃ってでっかく育ちやがって
美しく成長した三人との交流で狼狽する事はあるが、妹分に手を出してはいけないと強く自制している。
三人に悶々とし始めた時はよく父やクソガキの父親たちの入浴シーンを思い浮かべて抵抗している。

また三人の過去のイタズラや行動のせいで、親や友人から引かれるのはおろか 警察のお世話に何度かなりかけており *4、そのせいで周囲とのトラブルを避けたり世間体を気にする性格。眞昼「・・・そ、そんな事もあったかなぁ?」
ちなみに彼女いない歴=年齢だが、高校時代は光から「彼女作らないからおかしいな」と思われる程度には周囲からは慕われていた模様。
今も昔も三人の事は妹分として気に掛けており、中々会えない未夜*5や朝華には自分から会いに行ったり、眞昼のバレーの練習試合を応援に行ったりしている。

割と涙もろく、クソガキ三人衆の10年の成長を目にして泣いてる事もしばしば。
10年前から推理小説が好きで家には結構な量がある模様。
独自のトリックノートも纏めており、設定やトリックを考えるとこまでは上手くいくがそれを文章にする才能が無かった
今は文才がある未夜がいるので、二人で制作活動を楽しんでいる。

料理自体の腕はまぁまぁだが、ボーイスカウト経験者であり、キャンプ飯の類を作るのは上手。
特に富士宮市民らしく焼きそばを作る腕は三人も絶賛するくらい。
虫嫌いでカブトムシが顔に向けて飛んできた時には人生初の気絶を体験してしまった。
ブラック企業で散々酷使された事と父からの遺伝か車の運転が上手く、原作第二巻からは未夜の父親からシビックを買っている。


クソガキ三人衆


春山未夜(はるやまみや)

私は勇にぃの事が好き

クソガキ一号。6月25日生まれ。
勇とは幼少期は家が隣、親同士が仲良しという事で赤子の頃からの知り合いであり、付き合いは文字通り生まれた時から。
眞昼、朝華とは幼稚園の年長さんからの付き合いで姉妹のような親友関係。

現在では高校三年生であり、清純美少女JKに成長している。
昔と違い家の場所は隣からは引っ越したが、『ムーンナイトテラス』から徒歩圏内。
容姿は茶色のロングヘアを括っており、胸は普通よりも大きい方(勇曰くメロンでも入ってるかの様)だが、それでも三人の中では最小。
幼少期から涙を指ではなく掌で拭う癖がある。
行動的だったクソガキ時代とは異なり、今はどちらかと言えば陰キャであり、勇の影響で推理小説が好きであり高校ではミス研に入部している。
勇の事が大好きで10年ぶりに逢っても一目で気づいたほどだが、逆に小学生と高校生の変化が大きすぎて勇は気づいておらず、上記の「気付かせてやる!!」と小説第1巻の本筋である名前当てゲームに繋がった。

10年前は小学一年生。
まごう事無くやんちゃなクソガキでありいたずらっ子。
現在の未夜は当時を振り返ると数々の暴挙(いたずら)が黒歴史すぎて、再会した時に勇に「未夜です」と名乗り出ることが出来なかったほど。
またよく見ると見た目は当時の面影が残ってるのだが、 昔の行動と今の見た目の乖離が酷すぎて 勇は未夜に気づけなかった。*6
今と違い行動的であり快活の権化みたいな性格だったが運動能力はかなり低かった。
7歳の誕生日に勇から貰ったハートヘアピンは今も宝物・・・さすがに高校三年になって普段使いは出来ないが。
現代では代わりというわけではないだろうが、金色の三日月があしらわれているヘアピンを誕生日プレゼントとして贈られている。

現代の性格は内向的だが礼儀正しい少女、だが内面は結構な意地っ張り。
そしてかなりのおっちょこちょい。
割と単純で、勇に良く言われるとそれまでの不機嫌も何のそので途端に上機嫌になるチョロさを持つ。眞昼「なんてチョロい女だ・・・」
また妙なところで間が抜けており、朝華曰くポンコツなところがある。
現代では昔のようなクソガキムーヴで勇と付き合う事は出来ないが、共に推理小説が好きという事もありその手の話題で盛り上がっている。
文才があるため、ミス研の会誌で小説の短編を書いたり、勇と共同で推理小説を書いたりしている。
現代でも運動神経は壊滅的であり、走り方は鈍臭く水泳でも10mくらいしか泳げない。朝華「・・・それって流されてるだけじゃない?」

高校ではモテモテだが、男が苦手な上に勇以外にときめいた事も無かったので全て一刀両断で断っている。
勇と再会するまでは恋愛自体に興味が全くなく、そもそも恋という感情を理解出来てなかった。
余りのガードの堅さに三大鉄壁聖女という中二臭い異名が付いてしまった。

自身で自覚するくらいには嫉妬深く、眞昼と朝華が勇に近づいた時はよく内心では眞昼の事を おっぱい 、朝華の事を おっぱい眼鏡 と毒づいている。
文化祭上映予定*7の演劇の練習では、直前に眞昼の胸に顔を埋めて寝ている勇の写真を見て、 共演者が泣きだすほど殺人鬼の演技に熱が入りカットの嵐の末に主演を降ろされた
ちなみに10年前から今に至るまでカブトムシが大好きで、キャンプ場では自ら前日の間に罠を仕掛けに行くほど。


龍石眞昼(りゅうしゃくまひる)

なんでもするから、あたしをずっとそばにいさせて

クソガキ二号。9月9日生まれ。
勇との出会いは小学一年生の夏休み開始時から。
未夜、朝華とは幼稚園の年長さんからの付き合いで家族同然の親友であり、同時に可愛い妹分のような存在。未夜「・・・生まれたのは私のほうが先だもん。」

ボーイッシュな黒髪ショートヘアの爆乳美少女。
現在は高校三年生であり、バレー部キャプテン。最後の大会に向け日々練習している。
熊本の実業団にスカウトされるほどの腕前だが、再び勇と離れ離れになる事を嫌がり乗り気ではない模様。
身長176cmと勇よりも高く、胸の大きさは三人の中でも最大。
また非常に健啖家でコーラが好き。
クソガキ時代と見た目の変化は大きくなった以外はさほどなく、勇もすぐに眞昼には気付いた。
クソガキ時代は日焼け姿も良く似合う少女だったが、現代では肌の手入れも怠らずシルクのように美しく白い肌をしている。

昔と変わらず今でも活動的の姉御肌であり、よく内気な未夜が男子から絡まれているところを助けている。
同時に母性が強く、未夜が落ち込んでいる時は慰めたり、着信音恐怖症で半ば恐慌状態に陥った勇の頭を胸に抱き宥めて落ち着かせている。その時の写真見せたら未夜が半狂乱に陥ってたが
また料理が得意であり、勇と富士宮焼きそばを作る時は腕前を披露している。

10年前は未夜と同じくやんちゃなクソガキ。
未夜と違い運動神経も抜群であり、同年代ではトップクラス。
さすがに高校生の勇とは比べるべくもないが、それでも他の二人を相手にする時よりは気合を入れている。なお格闘ごっこの時は勇の急所を攻撃して撃破した
10年前に勇から貰った誕生日プレゼントのリストバンドは眞昼の宝物。
高校生になった今でもいつも付けており、裏側にはハートのワッペンを縫い付けている。

現代の性格はおおよそ能動的であり、また部のキャプテンを任されるほど責任感が強い。
運動能力も依然として高く、体育でしかやった事無いくらいの競技でも身体能力だけで経験者とある程度渡り合えるくらい。
勇の事は大好きだが、幼少期の別れた時の事が酷いトラウマとなっており、恋人になるよりも4人仲良くいられる現状を望む消極的な部分もある。*8
別れた後に勇への想いが初恋だと自覚し、以降10年間想いを募らせていた。

未夜と同じく高校ではモテモテだが、こちらもそもそも同世代の男への評価が最低クラスで、部活の女子に男子の事を問われても興味無いでバッサリ。
爆乳過ぎて背後から見ても丸みが見えるほどである為、男子高校生の垂涎の的であり、そんな視線を煩わしく思ってる。まぁ眞昼見かけた時の男子生徒の台詞聞けば普通はそう思うわな・・・*9
学校では文字通り、一切素肌が見えないようにインナーや服装でぴっちりガードしている。
三大鉄壁聖女の一人と呼ばれており、同じく男子に絡まれやすい未夜を助けてる事が多い。

ただし勇の前ではガードはゼロどころかマイナスなくらい薄く、服装はシャツの胸元開けてるわ、谷間は見えるわ、脚はむき出しだわとかなりラフ。未夜「わざとやってんのか、この無自覚[[おっぱい]]」
割と無意識で勇に胸を押し当てる事が多く後で気づいて赤面している。
もっとも押し当てた後は「勇にぃも大きい方が好きなのかな?」といつもまんざらでもない表情だが。未夜「なんて破廉恥な生き物・・・」


源道寺朝華(げんどうじあさか)

私、もう知ってますよ。赤ちゃんのつくりかた

クソガキ三号。12月8日生まれ。
勇との出会いは眞昼と同じく小学一年生の夏休み開始時。
未夜、眞昼とは幼稚園の年長さんから姉妹同然の親友であり、寂しがり屋の朝華のかけがえのない存在。
お金持ちのご令嬢であり、家族には大型医療機器メーカー社長の父の華吉、幼少期の時点で既に独立して家から離れている年の離れた姉である灯華と鏡華がおり、母親は弁護士だったが現在の時点では交通事故により死別している。

背にも届くくらいの黒髪ロングで、主張が激しい豊満な胸を持ち、男女問わず視線を集め、疎ましく思わせるほどの眼鏡美少女。
神奈川県西部の全寮制の名門女子高である緋百合女学院に入学している為、本格的な出番は小説第二巻から。
眞昼と同じく勇との別れが酷いトラウマとなっており、更に家庭環境の事も相まって、朝華の場合は極度に思い出に依存していた。
第二巻の話以降は今度は勇に依存し始めたが・・・。言質は取りましたよ、勇にぃ
作者曰くヤンデレヒロイン。

クソガキ時代は他の二人と違い大人しめで、見た目も現代の姿をそのまま幼くした感じ。
最初は勇の事を勇さんと呼んでいたが、勇気を振り絞って「勇にぃって呼んでもいいですか?」と告げ、勇から「朝華はいつ呼んでくれるのかって待ちわびたぜ」と快諾され勇にぃと呼ぶようになる。
両親は仕事で昼夜問わず不在気味で、家には雇われたお手伝いさんしかおらず、日々寂しい想いをしながら送っていた分だけ、親友の未夜と眞昼なにより兄代わりとなってくれていた勇にかなり依存していた。
この時代から甘えん坊であり、未夜曰く朝華はいつも勇に引っ付いていた。
なお大人しめとはいっても遊ぶときは三人共同でプロレスごっこやかくれんぼなど積極的に勇と遊んでいる。
幼少期の運動能力は未夜と同じく低かったが、現在では人並みにはなっている。

現代の性格は対外的には清廉潔白なご令嬢といった風情で物静かで大人びているが、幼馴染たちと会う時は昔と同じ姿を見せつつも年相応、勇と二人の場合は蠱惑的な甘えん坊の姿を見せる。
内面はかなり狡猾であり、勇の事に関しては未夜や眞昼をこっそり出し抜こうとする事が多い。
未夜に咎められても常に弁解のルートは用意しているそつのなさを見せる。
割と露骨に勇を誘惑しているが、こちらは狼狽させる程度で勇の鋼の自制心の前に効果をあまり発揮していない。未夜「・・・この[[おっぱい]]眼鏡、ようやく本性を現したか」
幼少期と同じく勇から大きくなっても朝華は甘えん坊だなと思われているせいでもあるが、それを逆手に取って気兼ねなく勇に引っ付いてる。

私は勇にぃのもの と思っているので勇と二人きりの時は肉体的接触が多く、三人の中では真っ先に勇を落としにかかっている。既成事実さえ作ってしまえば、勇にぃの性格なら責任をきっちり果たしてくれるはず・・・
三人の中で一番早くに勇に夜這い告白をした。[[ヤンデレ]]は積極的
また臭いフェチであり入手した勇の服や寝袋を抱えて寝ている。



主要人物の親族

外神夕陽(とがみゆうひ)

母方の叔父の娘でイギリス人の母を持つハーフ、勇の従妹に当たる。
高校生だった勇とも結構齢が離れているが、それでも親族の中で一番近いのが勇だったので幼い頃は会うと勇と一緒に遊んでいた。

現代では未夜達の一学年下であり、三大鉄壁聖女の一人として名前が出ている。
ちなみにクソガキ三人衆と違い胸は絶壁であり、勇が酔っ払っていたこともあるが 壁に激突した かと勘違いしていた。
親戚一同に従姉妹同士は結婚できるんだぞと揶揄われた時に「変な勘違いしないでよね」と勇に釘を刺した際には、視線を胸元に落とされた後に「ん、問題ない」と即断していた。もはやセクハラ

昔はよく遊んでもらっていたが久しぶりに出会った時は勇の事を完全に忘れており、親戚の家で着替えを見られた遭遇した時は不審者と勘違いされ 警察に通報された
両親は秋田県に住んでいるが、夕陽は富士宮の学校に通う為に父の実家である富士宮の家に居候している。
ちなみに『ムーンナイトテラス』で未夜と眞昼を見て二人の通う北高に進学を決めたほど女の子好き。まひみや尊い・・・*10
勇が10年間富士宮を離れていた事もあり、勇と未夜・眞昼の繋がりは知らず勇が美人の二人に近寄らないか警戒している。

クソガキ三人衆とは幼い頃には縁が無いが、現在では未夜・眞昼と同じ高校である事と、三人の名前にある 朝・昼・夜 と並んでが付けられているので今後主要人物となる可能性が高い。


・有月さやか

勇の母親。
夫の俊と共に『ムーンナイトテラス』の経営をしている。
48歳の割には皺が目立たずまずまず若さを保っており、未夜からは三十代でも通用すると思われている。
勇の事を心配しており、地元に根を張ってくれる事を喜んでいた良き母親。
勇が店を継ぐと言った際にも反対することなく仕事を教え始めている。*11
クソガキ三人衆の事も良く知っており、彼女たちの事も娘同然に暖かく見守っている。
ちなみに親族一同全員そうだが、さやかもかなりの酒豪である。


・有月俊

勇の父にして喫茶店『ムーンナイトテラス』のマスター。
元は富士の白狼と呼ばれた走り屋で今でもモーニングルーティンとして朝一にコーヒーを飲んだ後に走りに出ている。
なおさやかからはあまり良い顔はされておらず、勇が車を買う際にスポーツカーを薦めて一喝された。


・春山未来

未夜の母。
かなりの美人であり、勇からは「これが美魔女か」と思われている。
昔は家が隣だったこともあり、未来も勇の事を心配していた。


・春山太一

未夜の父。
髪を金髪に染めている。俊とは走り屋時代からの友人。
勇を赤ん坊の頃から知っており、勇からは「たっちゃん」と呼ばれ慕われている。
勇に持ち車の一台であるシビックを低価格で譲った。


・春山未空

未夜とは年の離れた妹。
産まれたのが勇が上京した後なので勇の事は知らなかった。
勇の事はおっさんか勇さんと呼んでおり、呼び名が定着していない。
バスケットボールをしており、姉と違って運動神経はかなり良い。
10年前の未夜と似た生意気盛りの少女だが、少女らしく素直な面も見せる。
眞昼、朝華の事も当然知っており、眞昼とは気軽に連絡を取り合う仲。
下村光の娘である龍姫とクラスメイトの河原崎芽衣とは仲が良く新世代クソガキの一角。


龍石明日香(りゅうしゃくあすか)

眞昼の母親。
娘に勝るとも劣らない爆乳美人。
熊本出身。


・道源寺華吉

朝華の父で大型医療機器メーカーの社長。
勇がクソガキ三人とプロレスごっこをしていたところに、勘違いして乱入して警察沙汰になりかけた。
誤解が解け勇とはガンダムネタ*12で盛り上がってからは懇意にしている。
仕事が忙しく家を空けがちだが、朝華の事は常に大事に思っている。
肝心の朝華からは割と塩対応だが・・・。


勇+三人の友人など

・下村光

勇の同級生。高校時はテニス部のエースにしてクラスのマドンナ的存在だったスレンダーな美人。
勇とは小中高と同じ学校だが、クラスメイトになったのは高2~3の時のみ。
勇との仲は割と良かったようで、外で出会えば会話もするし就職が決まった時はお祝いの品を渡していた。
クソガキ三人衆とも拾い猫の一件で勇を通じて高校時代から知っている為、現代でも交流があり特に同じスポーツマンとして眞昼とは縁が深い。
現代では一児の母であり、龍姫という9歳の娘がいるが、龍姫が生まれてすぐ分かれた為シングルマザー。
ちなみに家族全員が猫好きの猫屋敷であり、勇たちが拾い猫の預け先を探していた時に貰い先となってくれた。
その時に預けた猫はメグミと名付けられ現代でも生きている模様。
新世代クソガキ三人を連れて勇と富士山を登山した時は夫婦と勘違いされていた。


・下村龍姫

下村光の娘であり、春山未空の友人。新世代クソガキの一角。
母と同じテニススクールに通っており、運動神経の良さは母譲り。
父親というものを知らずに育った為、勇と一緒に行動した時には「パパがいるってこんな感じかな」と父性を感じていた。


・河原崎芽衣

春山未空と下村龍姫の友人であり、新世代クソガキの一人。
他の二人と違いおっとりのんびりした子で、運動能力も小学生のそれ。
芽衣は両親がおらず、祖父夫婦と住んでいる。
富士山登山の時は勇に背負われたり、夜中にトイレに行くのに付いてきてもらったりしていた。
龍姫と同じく勇に父性を感じているようで、富士山から降りた頃にはべったり甘えていた。


・野中星奈

未夜の友人で推理小説研究会、通称ミス研の会長。
小柄の体型に黒髪のセミロング黒縁眼鏡の地味女子だが、三度の飯より殺人事件が大好きな変態。(未夜談)
未夜は学校では眞昼に次いで星奈と行動していることが多い。
未夜の誕生日には未夜が好きな作家の推理小説の新刊と カブトムシグミ をプレゼントした。未夜「馬鹿にしてる!?」




追記・修正は近所のクソガキ三人が美少女になって押しかけてきてからお願いします。

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最終更新:2025年04月15日 15:38

*1 これにより10年間帰郷できなかった

*2 求人の内容は普通の事しか書かれていないので以前の会社がブラック過ぎただけだと思われる

*3 これは喫茶店が楽だと考えたわけではなく二階が自宅なので通勤時間はない、残業もない、人間関係のトラブルもない、週休二日。自分はアラサーなので中途でどこかの会社に入るよりも家業を継いだ方が安定した生活を送れるかもしれないという判断である。事実働き始めてからはかなり大変と感じていたが、だからと言ってやめることなく続けている。

*4 当然ただの誤解なので補導はされてないが

*5 名前当てクイズの最中の話で実際には会っているが

*6 ただ勇がなかなか気づけなかった理由として、そもそも母と眞昼が名前当てクイズの最中という事で未夜の事を別人として接していたからという事もある

*7 ミス研・映画研究会・演劇部の共同開催

*8 小説第3巻の234p~235pは圧巻

*9 男子の声の一例「挟まれてぇ」「たまらん」「浮袋みてぇ」「ママぁ・・・」

*10 ハーフの美少女と言う事もあり、地元じゃ腫物のように扱われていた事を嫌がって離れたかった事も理由のようだ

*11 勇の就活も応援していたので地元に残ってくれれば仮に店を継がなくても嬉しかったのだと思われる

*12 なお共に宇宙世紀好き