登録日:2024/02/04 (日) 09:45:18
更新日:2025/03/25 Tue 21:24:15
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「脱法テイマーの成り上がり冒険譚~Sランク美少女冒険者が俺の獣魔になっテイマす~」とは、小説家になろう及びカクヨムで連載されている小説である。
作者は「ポイントギフター《経験値分配能力者》の異世界最強ソロライフ」「俺だけ不遇スキルの異世界召喚叛逆記」などの作品で知られる「すかいふぁーむ」氏。
「追放モノ」「劣等職」「テイマー」「強制徴収」など、「
小説家になろう」より多くのジャンルでヒット作品を生み出している氏だが、2024年1月に
「株式会社RapidBrain」を設立。
執筆を続けながら編プロ業務、作家の斡旋、企画まとめ、自社出版を行うなど、もはや
素人作家の枠組みを超えて活動している。
2020年12月に書籍化。挿絵は
円谷プロ公認の擬人化ゼットンなどで知られる元ニトロプラス社員の「大熊猫介」氏。
2021年12月に漫画化。作画担当は「
銀河戦国群雄伝ライ」などの作品で知られる「真鍋譲治」氏。
絵師も漫画家も実績のある大物であり、作者のなろう作家としての実績とビジネス手腕が優れていることがうかがえる。
あらすじ
テイマーのリントは劣等職と蔑まれながらも、魔物の相棒と日銭を稼いで暮らしていた。
なんとか一旗あげようと訪れた王都で、謎のSランク美少女冒険者から声をかけられる。
「あのさ、私のことテイムしない?」
突拍子もない提案に面食らうリント。しかしここから彼の成り上がりが始まる……。
強い女の子たちをテイムして最強パーティを作る、法律スレスレの冒険譚開幕!!
(公式サイトより引用)
登場人物
リント
Dランク冒険者であるテイマーの青年。
作中で年齢は描かれていないが、作中で飲酒
及び性行為をしているため成人はしている模様。
作中で希少だが不遇とされる職業「ビーストテイマー」に付いており、冒険者ギルドでは無下に扱われていた。
だがしかし、A級冒険者ビレナと出会い、「仲間を集めて強敵を倒し、更なる仲間を手に入れる」テイマーの強化手順を、
A級冒険者におんぶ抱っこで脱法的にクリアし、メキメキと力をつけていくことになる。
後述の理由からテイマーとしては完全に独学だが、同じ理由で通常では有り得ないキャパシティを備える上に自身の従魔を大幅に強化する特殊能力を持つ。
性格は良くも悪くも庶民的。
劣等職というハンデを乗り越えるために人並み努力をしたり、身分や実力のある相手には下手に出るなど、学を納めていないなりの良識を弁えている一方で、
女の子にグイグイ迫られたら手を出すが体力が持たず基本的に受け、強くなったら調子に乗ってしまうが、ビレナの更なる無茶振りで速攻で折れる。
本作は、そんな英雄には程遠いが親しみのある青年が、女の子に強引に背を押されて脱法ルートで急成長していく物語である。
キュルケ
リントの相棒である
スライム。スライムなのに毛玉に羽が付いており空も飛べる、スライムらしからぬ戦闘力の持ち主。
ぼっちのリントと共に長年手合いをしており、未熟なリントが戦闘中に妙な判断力の強さを発揮するのはそのため。
スライムがここまで成長するというのは本来あり得ないことであり、リントの「テイマー」が劣等職と呼ばれながら異常であるということの証明になっている。
リントのテイマーとしての成長に比例して急成長し、いつのまにか彼を追い越す。
瞬光のビレナ
ケモノ耳に露出度高めの恰好が特徴のA級冒険者。
強くなることにストイックな女性であり、リントの従魔になれば強くなれる
かもしれないという不確定情報の中で彼を宿に連れ込み自身との契約を迫るなど大胆な行動をとる。
お約束というか、彼女の読み通りリントにテイムされたことで急成長を遂げるのだが…
リントに対して根拠の出所が謎な自信と期待を寄せているが、リントが強くなるということは自身も強くなるということで、寝室以外でのリントの態度は
スパルタそのもの。
物語早々
S級の魔物の足止めを強いる、こなせなかったら違約金が発生する大量の依頼を勝手に受注する、リントを強敵と戦わせ自身は野次に徹するなど、
どこぞの猫霊族のような甘い後押しは皆無。
性観念は痴女的な格好とは裏腹に基本的にリント一筋であり、性観念も責め好きだがリントが調子に乗って責めに回っても怒らない。だがリントとはバイタルが違い過ぎるため基本的にリント受けの
逆レイプである。
リントと契約したことで角が生えパンチから衝撃破を放てるようになり、実際ドラゴンをワンパンで撃破した。
聖女リリィ
聖女。ビレナとは姉妹弟子の関係である。
猫耳付きのビレナはまだケモノだからテイマーがテイム出来るというのは想像できるが、Sランクの冒険者の聖女である。
勿論リントからテイムされる。小説家になろうのファンタジーに突っ込んだら負けである。
元教皇と枢機卿の争いに巻き込まれて身動きが取れない状態にあったが、ビレナに押しかけられてその場でリントを誘い受けしてSEXし、リントと契約を結んで彼をご主人様と呼ぶ。
おっぱいが大きいがお尻が弱点。
リントと契約したことで背中から天使の羽が生え、リントが腹上死しても甦らせることが出来ると豪語するくらいには高位の白魔法が使えるようになった。
上記3人(及び、後に合流した面々の一部)は「星の書」なる特別な魔導書を所有しており、彼らの強大な能力はそれに由来する。
この「星の書」は拳闘士やテイマーなど分野別に存在しており、それぞれの書は選ばれた所有者のみが読むことができるが他人は読んでもそもそも文字として認識できず、そのありかも本人にははっきりと道が認識できるが他人はそうと分かった上でかなり接近しなければそこに道があることすら知覚できないという特性を持つ。
リントは拠点近くの洞窟でエロ本に混じって発見し読んだことでテイマーの能力を習得した。
「竜殺し」のバロン
教会の子飼いの部隊である誇り高き滅竜騎士団の団長だが、民草を人質に取られて枢機卿側に就いており、教会のクーデターに一枚噛んでいる。
巨大な斧を振り回しドラゴンを一撃で仕留めた実績もある、重鎧を身にまとった重戦士だが、お約束というか中身は女性である。
リントとはビレナとリリィ抜きで戦うも、二人のスパルタ特訓で急成長を遂げたリントには歯が立たず敗北し、そもそも枢機卿に就くのは本意ではなかったため、リリィの説得を受けてリントにテイムされることを選ぶ。
仕事人気質で勝つことに関しては手段を選ばない、普段は感情を抑えて立ち振る舞うクールキャラだが、
リントに敗北してからはテンプレ女騎士のようなくっ殺ムーブを始めとした醜態を晒すようになり、ビレナとリリィからパンツ丸見えのメイド服を着せられる、リントも寝室では彼女に対してのみ責め手に回るなど、「おもしれー女」に堕ちてしまう。
追記・修正は、美人な女の子をテイムしてからお願いします。
- テイムのネタを考えるとき、恐らく誰もが考える人間をテイムするネタをやった作品の中では一番成功してるんかね… -- 名無しさん (2024-02-04 10:14:38)
- 真鍋譲治1/25「明日コミカライズ担当と書籍担当を呼び出して納得できる回答を得られなかったら、この仕事は辞めるつもりです。」どうなることやら。 -- 名無しさん (2024-02-04 14:35:55)
- ↑何かヤバい事態になってっけどどうなるんだ・・・? -- 名無しさん (2024-02-04 22:00:01)
- ↑どうやら編集さんがキャラとかの一部作画用資料を作者が用意したのに真鍋先生に渡すのを2年もやっていなかったみたいそのせいで2年間分の連載中に間違ったデザインでコミカライズしてしまった事に激怒してる感じ…原作者は悪く無いと信じたいけどどうやら編集の方々は作者側が起用してるみたいだから結構まずいみたい例の事件の影響もあるみたいで… -- 名無しさん (2024-02-05 10:28:49)
- 資料渡すことすらできんのかと思ったら、どうも書籍編集部とコミック編集部間での -- 名無しさん (2024-02-05 18:31:14)
- 続き)いろいろあるらしい。 -- 名無しさん (2024-02-05 18:33:00)
- ↑一応担当編集は更迭されて -- 名無しさん (2024-02-07 02:02:29)
- 「矛を納めます」って言ってるから、一応の解決はしたのかな -- 名無しさん (2024-04-03 15:01:33)
最終更新:2025年03月25日 21:24