登録日:2025/10/07 Tue 12:15:30
更新日:2026/09/16 Wed 18:10:34
所要時間:約 26 分で読めます
黒魔術を駆使して冥界を脱し、時の巨神クロノス打倒を目指す新たな挑戦を体験せよ。
◆概要
HADES II(HADESⅡ/ハデス2)とは、SUPERGIANT GAMESが開発・販売した
ローグライトアクションRPG。
HADESの続編。
2024年5月7日(日本時間)からSteamで早期アクセスが展開され、2025年9月26日に晴れて早期アクセスを卒業、合わせてSwitch/Switch2版が発売された。
PlayStation版、Xbox360版でも遅れてリリースされた。
前作と同様に
ギリシャ神話を題材にしたストーリー、前作以上に美しいビジュアルワーク・全編英語フルボイスで、
荘厳ながらも軽妙なキャラクター達、様々な魔術・使い魔など強化要素が追加された爽快なアクション、相変わらず良好な難易度バランスといった具合に、インディーズとは思えないクオリティの、数々の賞を総舐めにしてきた前作の正統後継作となっている。
前作の時点で膨大なテキスト量であったのに、それが今作では更にボリュームアップ。フルボイスなのに会話イベントの量が尋常ではなく、特定の状況でのみ発生する会話も多岐にわたる。
活字を追うのが大好きなアニヲタwikiの諸兄でも、そのすべてに目を通すのは骨が折れるだろう。
翻訳は前作と同じくハチノヨンが担当している。会話文は、各キャラのイメージに合わせた華麗な翻訳がなされている。
歌が流れる場面も多いが、前作と異なりデフォルトでは歌詞の字幕が表示されない。ゲームオプションの「歌詞字幕」をONにすると歌詞が表示されるので、事前に設定しておくことを推奨。
能力説明文は(直前での変更が多かったためか)実際の効果と説明が微妙に一致しないものも多い。
功徳(くどく)をはじめ、名称に「耽溺」とか「澎湃」とか、普段見ない漢字も使われるので、攻略サイトやグーグルレンズを片手に遊んでみてもいい。
なお、今作から会話ログを参照できるので、戦闘中で見逃した発言を確認したり、言語設定を変更して英単語を勉強したりできるようになった。
◆ストーリー
不死の力を備えた冥界の王女となり、規模も深みも増した神話の世界を踏破せよ。
オリュンポスの神々の強大な神力を後ろ盾に、時の巨神が放つ軍勢を蹴散らせ。
幾たびもの敗北と勝利の先に、壮大な物語が次々と紐解かれるだろう。
今作は、前作クリア後から、かなり期間が空いてからの物語となる。主人公は
ハデスの娘である「メリノエ」。前作の主人公・ザグレウスの妹君である。
前作ではザグレウスの「家出」から始まる軽めのストーリーだったが、今作ではいきなり
オリュンポスの神々が戦争状態で、主人公は
冥界の端にて隠れて暮らす亡国の王女と、かなり深刻な状況から物語が始まる。
というのも、タルタロスに幽閉されたはずのハデスの父
クロノス(つまりメリノエの祖父)が復讐心から復活を遂げ、あろうことかハデスの館を完全に乗っ取る。
その後、ゼウスをはじめ神々が居るオリュンポス山へ死者の軍勢を率いて攻め込んだのである。
クロノスによる冥界侵略当時、メリノエはまだ赤子で、異変を察知した父・ハデスの判断によってなんとか脱出に成功するのだが、それ以外の家族はみな安否不明となってしまう。
メリノエは、養親である「辻の魔女」
ヘカテに幼い時分より魔術を師事し、打倒クロノスを誓って密かに修業を積んできた。
ゲーム開始時点でようやく、簒奪されたハデスの館を目指し旅立ち始める、という幕開けになっている。
とまあ、重々しい雰囲気なのは間違いないが、主人公たちの会話内容は案外軽め。普通に口喧嘩するし、相変わらずネクタル等の贈り物で友好関係を築いていく。
地上が攻め込まれているといっても、メリノエ含め神々はみな不死身であるため、いまのところ膠着状態にあるらしい。
ちなみにクロノスとオリュンポスの神々との関係性等は、元ネタとなったギリシャ神話から大きく改変が加えられている。
「クロノスが冥界を占拠した」というのもギリシャ神話には全く存在しない創作である。
そもそもメリノエ自体、前作のザグレウスよりもさらにマイナーな神であり、原典における記述もほとんど存在しない。
あくまでもギリシャ神話を題材に、アレンジを加え、新しい神話の物語を開拓した作品である。
◆ゲーム内容
前作を踏襲したローグライト系アクションRPGであり、基本的なゲームシステムは前作から変わっていない。概略については前作記事の同項目を参照してほしい。
前作から大きく変わったのは主に3点。
一つは、戦闘におけるコマンド技の変更。
- 前作の魔弾(血珠)は「魔陣」に変更、これは魔法陣範囲内の敵の移動を制限する技である。功徳によってこの魔法陣に様々な効果を付与できる。
- 突進攻撃を仕掛けてくる敵が多いので、魔陣を適切に使用しないと突破できない。
- 前作にもあった溜め攻撃は、強力な「Ω技」として全武具が持ち、マナゲージ(MP)を消費するように。
- マナゲージは体力ゲージの上に表示されており、必要なマナが足りないとΩ技は発動しない。マナは区画(戦闘エリア)を移動すると全回復する。
- マナはそれ以外にも備蓄(マナ最大値を減少)したりすることで、戦闘で有益な効果を生み出すのに使われる。
- 一瞬無敵になれるダッシュは1回のみ(固定)となり、ダッシュボタンは長押しで素早く動ける「疾走」状態に移行するようになった。
- ヘルメスでダッシュ回数を増やして、無敵時間で戦う攻略方法は不可能に。
- この他、功徳ごとに「属性」を持つなど、細かい変更点がある。
二つ目に、魔女の大釜で素材を使って調合することで、施設の増築やアイテム作成、魔術の発動などを行うようになった。
魔女らしく大釜に骨とか遺灰とか花とか石とかを混ぜて呪文を唱え、イベントを進めたり自己強化を進めていく。
必要素材は多岐にわたりその管理が複雑になったが、何度も潜れば自然と集まるし一部は物々交換できるので、あまり深く考えなくても大丈夫。
余談だが、魔女の大釜で解放できる温泉では、各キャラクターを誘ってメリノエの湯浴み姿(CERO:C)を拝むことができる。
三つ目に、今作では地下の冥界以外に地上にも出発することができる。
メリノエは前作と同じく「血族の縛り」があるため、本来冥界を離れ地上で活動できないのだが、「その縛りを一時的に外す魔術」を行使して、神々の居るオリュンポス山頂を目指すことになる。
出発前のルート選択で、地下に行きハデスの館へ潜入してクロノスを倒すか、地上に行きオリュンポス山へ向かい神々を助けるかを選択する。
前作では単一のルートしかなかったので、単純に前作の2倍(会話も2倍!)のボリュームとなっている。
なお、あまり早くクリアしてしまうと聞き逃す会話もある模様だが、今作では強化幅が広がった結果、未強化状態の初見ではほぼクリアできない難易度となっているので、安心して敗北して帰ってくるといい。
※※※注意!! ここから先はネタバレも含みます。未プレイの方は自己責任でご覧ください。※※※
◆◆ステージ構成
地下、地上とも全体は4エリアあり、エリアごとにボスがいる。
各エリアのボス及び登場人物については後述。
地下ルート
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第一階層 |
エレボス
広大な冥界の、メリノエが暮らす辻の郷に近い森林地帯。
冥界の植物が生い茂り、空気も比較的澄んでいる。
ハデスの館が乗っ取られたことで路頭に迷った亡者がよくうろついている。
チュートリアル的な側面があり、攻撃・魔陣・疾走を状況に応じて使い分けることで、簡単に攻略できるようになっている。
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+
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第二階層 |
オケアノス
無数の下水管が通っており、腐乱臭の漂う冥界の果て。
本来、エレボスからハデスの館に直行するためには通る必要のない場所。
しかし万が一にもクロノスにメリノエの隠れ場所を見つからないようにするため、遠回りしている。
オケアノスも海にあたり、ポセイドン叔父の領地のはずだが、冥界まではポセイドンもそのすべてを把握していないようだ。
フィールドトラップが追加され、避けにくい攻撃をしてくる敵が多く、無用な被弾が増えやすい。
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+
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第三階層 |
嘆きの原
無限の如く広がる原野。現世に後悔を残した亡者が懊悩し嘆いており、それを喰らわんとする魔物も多く潜む。
だだっ広いフィールドに複数の戦闘報酬が落ちていたりと、これまでの領域とは一線を画す。
瘴気が噴き出し荒廃した、よくある地獄の風景。亡者は冥府の裁きを受けない限り救われることはない。
複数回の戦闘を同じ場所で強いられるため、回復手段を持っていないとマナが枯渇しやすい。
特に要注意なのは中ボス扱いの「ファントム」。攻撃に「ドレイン」属性があるため被弾すると延々と回復されてしまう。
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+
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第四階層 |
タルタロス
冥界におけるハデスの館の敷地内。出入り口は閉鎖されているが、メリノエは秘密の入り口から侵入可能。
内部構造が絶えず変化させられており、魔術でルートを設定することでクロノスのいる場所まで辿り着ける。
前作でもハデスの館周辺にいた警備兵(裏切者)が出現するほか、クロノスの配下も多く配置されている。
なお、カロンはステュクス河の流れに乗ってこんなところまで商品を届けに来ている。
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地上ルート
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第一階層 |
地上の冥都 セフィラ
冥界に最も近い、地上に位置する都市。
本来、冥王ハデスと女王ペルセポネを称えるために建設された聖なる場所だが、地上侵攻によって死者と魔物で溢れかえり見る陰もない。
亡者の魂を閉じ込めた装置を壊して結界を解くことで、セフィラの港を目指す。
モーションの大きい敵が多く攻撃を避けやすいが、攻撃範囲は広めなので囲まれると厄介。
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+
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第二階層 |
テッセリアの裂け目
冥界とオリュンポス山との間を走る、大地にできた大きな裂け目。
そしてその裂け目の海を航行する、死者の軍勢を乗せた幽霊船が舞台。
元々は陸地で繋がっていたが、今回の戦争で侵攻を食い止めるため、ポセイドンが地震を起こし大きな裂け目を作り出した。
メリノエは、クロノス軍団の幽霊船に便乗する形でオリュンポス山を目指す。
船上では、漏れ出たタールが一面に広がっており、引火して燃え広がるので地形ダメージを受けやすい。
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+
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第三階層 |
オリュンポス山
神々の御座すオリュンポス山のふもと。ここから更に上って頂上を目指す。
そびえたつ山と神殿が要塞となり、行く手を阻む。オリュンポス12柱を模した石像がいたるところに鎮座している。
クロノスの手下のほか、ヘパイストス作成の自動人形がいるのだが、設計ミスによりメリノエのことも襲ってくる。
河は流れていないがカロンは物資を運び込んでいるらしく、書き置きを残していて無口な彼の本来の口調を見られる。
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+
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第四階層 |
オリュンポス山頂付近
山頂付近ともなると雲よりも高い場所に位置しており、山頂はもはや天界にまで通ずる、太陽がまぶしく輝いて見える場所。
なのだが、いまは強力な「怪物」が出現し、黒色の嵐が吹き荒れている。
ところどころ地面が割れているため、ダッシュを挟まないと移動できない。
また、爆発する謎の卵が配置されていたり、空から何者かに強襲されたりと、埒外の負傷を負いやすい。
流石にカロンもここまで物資を運び込めないようで、代わりにヘルメスが商品を届けに来ている。
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◆◆武具
ゲーム開始時は杖しか使えないが、素材を集めることで解禁、成長させられる。
さらにゲームを進める事で、それぞれバリエーション(日本語版は○○の態)を3つずつ(初期のメリノエの態と合わせて4つ)習得出来るようになる。
ただし最後の態は隠しであり、いずれかの態を最大強化した後、ランダムで発生する会話イベントで解禁される。
攻撃技の性能もガラリと変わり、さらにアップグレード(ダイダロスの槌による武器強化)も専用のものがあるなど、実質別武器みたいなもの。
魔女の杖 Witch’s Stuff
初期装備の杖。魔女といえばやっぱり杖であろう。もちろん杖で殴るわけではなく、魔力を槍のように飛ばして攻撃する。それゆえ攻撃方法は前作での槍に似ている。
武具にはそれぞれ名前が付けられており、この杖は「デスキュラ」と呼ばれている。
攻撃力、速度、範囲、全てが平均的な
バランス型。
器用貧乏と言われる事もあるがなんだかんだ強く、評価は高い。
ただしそれを活かすには知識と技術が必要になるので、ゲームを始めたての初心者と習熟した上級者が使う武器と言える。
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+
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Aspects、各種「態」の解説 |
初期装備。順当にバランス型である。
特殊攻撃中心のビルドを組んでいけばそれなりに強くなるのでお手軽。
抜きん出て強い訳ではないが、入門用としては十分な性能。
- キルケの態
- 魔陣を発動すると使い魔も魔陣を敷き、「魂の手綱」を形成する。
「使い魔」との主従関係を結んでから意味を成す態。
魂の手綱は攻撃判定が狭すぎて当てにくいが、シンプルに魔陣を2つ置いて相手の動きを阻害しやすい。
魔陣関連の功徳でしっかりとビルドを形成できれば凄まじい強さを発揮する。
逆にビルドが上手く行かないと弱い魔陣でやりくりする必要があるので、そこが難しい所。
- モモスの態
- Ω技を発動すると蛇状の球がその場に留まり、そこから一定間隔でΩ技が3発出る。
ゲーム内での説明文が少しわかりにくい。
武具の強化をするとΩ技の出る間隔が短くなるので当てやすくなる。
球をやや当てにくいので、上級者向け。
- アヌビスの態
- 効果:アンクの笏を装備。敵を倒すたびに孤霊となって蘇る。
秘されし態。
蘇った孤霊は疾走する事で敵を襲わせる事が出来る……と言う解説がどうでも良くなるほど、通常攻撃が特徴的な性能をしている。
具体的には魔陣のように張り巡らせて内部に継続ダメージを与えていくので、置き逃げで安定してダメージを与えられる。
また、Ω通常はさらにエリアが限られており非常に当てにくいが、速度と火力は高い。
ちなみに特殊はΩ含めて割と普通。
あと実際、孤霊は割とどうでも良い、ボスではあんまり出せないし。
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姉妹刃 Sister Blades
メリノエの養親兼師匠であるヘカテは「助産」を司る神としても崇められており、その助産の象徴が「短剣」となる。
通常の短剣と三日月型の
双剣。タイトル画面でメリノエが帯びているのもこの武具。
姉妹刃にはそれぞれ名前がついており、「リム」と「オロス」と言う。
見た目の通りに動作が軽く、ヒット数が多いため命中時に効果を発揮する功徳との親和性も高い。
が、こちらも見た目通りにリーチや攻撃判定が小さく、接近戦を強いられるため被弾しやすい。
一応特殊攻撃は遠距離攻撃だが、火力は低く、Ωもフルヒットはさせにくい。
が、一部の態は強力な固有効果でそれを補える。
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Aspects、各種「態」の解説 |
初期装備。
背後を取れなければ何ら意味はないので、立ち回りがやや難しい。
Ω通常攻撃は背後から攻撃を行うので相性が良いが、溜めてから一気に接近すると言う性質上、被弾しやすいと言う姉妹刃の弱点をモロに受ける。
背後を取れない・取りにくい敵との相性も悪い。
- アルテミスの態
- Ω通常のチャージ中に敵の攻撃をパリィしてカウンター効果を獲得する。また、Ω通常の攻撃速度が上がる。
Ω通常に一瞬無敵時間が付与されるようなもの。
効果から想像がつく通りに上級者向きであり、下手にパリィを狙って被弾が増えてしまうため使いにくい。
が、逆に言うと使いこなす事ができれば相手の攻撃をことごとく捌くことも可能な、ロマン系武器。
- パンの態
- 魔陣内の敵に、特殊攻撃が追尾する。Ω特殊攻撃で投げる刃の本数が増える。
「魔陣を展開してΩ特殊攻撃を使う」だけで凄まじいDPSを発揮する、お手軽強武器。
魔陣関連の功徳はあれば強いがなくても問題なく、特殊攻撃だけ強化していけば良いので非常にお手軽。
加えてΩ特殊攻撃フルヒットは見た目にもDPS的にも爽快感もあり、アーリーアクセスの頃から人気を博した。
- モーリアンの態
- 効果:鴉刀を装備。血のドライアドの儀式を行うとダメージを与えられる
秘されし態。
説明文からは分かりにくいが、儀式とは「通常攻撃・特殊攻撃・Ω攻撃を全て当てる」事である。
見ての通り手間がかかるのだが、その分発動時ダメージは高く、最大強化時は777というとんでもないダメージをたった3発で与えられる。
ビルドに左右されずどんな状況でも大火力が狙えるのが長所。
特殊攻撃の動きが重いため、これをいかにして当てるかが鍵となる。
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暗影の松明 Torch
師匠も常に携えている炎の灯された松明(たいまつ)。一対で「イグニウム」という名前。
ギリシャ神話では松明は「月光の象徴」とされた。
魔術師らしく遠距離特化の武具。相手をひるませる力が弱いため、近接戦闘には不向き。
Ω技がやや特殊で、通常攻撃を長押しすると攻撃しながらΩ通常を溜め始める。
Ω特殊攻撃は自身の周りを一定時間飛び続ける二個の光弾を生み出す。
アーリーアクセス初期は非常に弱かったが、アップデートによる幾度かの強化を受け、かなり強い武具に変貌した。
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Aspects、各種「態」の解説 |
- メリノエの態
- 通常攻撃と特殊攻撃で、ときおりクリティカルダメージを与える
初期装備。
クリティカルの倍率は高いので、運任せだが高いダメージを出せるときはあるが、効果としてはぶっちゃけ地味。
何より松明は他の態が非常に強いので、わざわざこれを使う理由はそれらの態が未解放の時以外あんまりない。
- モロスの態
- 通常攻撃が2秒間残り、特殊攻撃が命中すると爆発して爆風を発生させる
通常攻撃を撒いてから特殊攻撃で着火するより、Ω特殊を展開してそこに通常攻撃をぶつける形が有効。
かなり高いDPSを発揮する強力な態。だが、画面がごちゃごちゃして見難いのと、マナの回復手段が必須となるのに注意。
- エオスの態
- Ω通常攻撃で球が出現し、その球の周辺に2秒ごとに範囲攻撃を行う
上記の説明だけだと平凡だが、球は敵に向かってホーミングし、本体が行った特殊攻撃もマネして行う。
Ω特殊も当然マネして勝手にホーミングするので、本体は安全地帯で踊っているだけなのに敵が全滅していたなんてのはよくある話の強力な武器。
武具がピンク色なので、まるでチアリーダーみたいに見えてくる。
秘されし態。
悪魔の火花は、通常攻撃と特殊攻撃が勝手に発射されると言う類を見ない特性を持っている。
これに加えて疾走の功徳が強化されるので、自分からは攻撃せずひたすら走り回ると言う、完全にゲーム性を一変させる態となっている。
一応Ω通常・Ω特殊で攻撃が強化されるのだが、ぶっちゃけ使わず走ってた方が強い。マナ獲得を完全放棄出来るどころか好き勝手備蓄出来るようになるしね。
走の功徳はポセイドンの「白波の健脚」が抜きん出て強く、ほぼ必需品。他の走の功徳だと火力がガクッと落ちる。
逆に言うと、ポセイドン賜物の「照り輝く蒼海」を持ち込んで最初にこれを獲得するだけでビルドの半分が完成するのが嬉しい。
回避に徹する事が出来るので初心者にもオススメの態。
まあこの態が解禁される頃には初心者脱してるけども、高い冥約や強化ボスでも難易度が大きく下がる。
装備してスケレミウス教官の横に立って放置すると無限に殺せる
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月長斧 Moonstone Axe
月の石で作った両刃斧。前作での
アステリウスと同じようなモーション。
ゾレフェトと呼ばれている。
魔女にあるまじき超重量級武具。通常攻撃が3段攻撃となっており、最終段では無強化で威力180の高範囲攻撃を行う。
その代わり、攻撃までの隙が超デカく(一応ダッシュは挟める)、ひるまない相手だと普通にぼこぼこにされる。
一方、特殊能力は振りが速いが、基本火力はやや低め。
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Aspects、各種「態」の解説 |
初期装備。前述の通り通常武器は挙動が重いので、多少最大HPが上がった所で全く安心ではない。
基本態なのに立ち回りが難しい上級者向け。
連鎖爆薬のような攻撃範囲が特長。松明のモロスの態を、より大味にしたような感じ。
発動に魔陣→Ω特殊を必要とするため隙は大きいが、その分威力はとても高い。
「それ使うならΩ通常かΩ特殊使うわ」と言う事でいまいち使いにくいΩ魔陣が無料で簡単に発動出来るので、それ系の功徳が最大に生きる態である。
魔陣消滅でマナが回復するアポロンの「煌光の漲り」との相性が非常に良く、Ω特殊もほぼ無限に振り回せるようになる。
逆に「魔陣の中にいる敵を攻撃し続ける」系の功徳は相性が悪いので注意。
Ω特殊は遠距離まで届く事もあり、斧の中では一番使いやすいと思われる。
- タナトスの態
- 通常攻撃速度が上がり、敵に命中するとΩ技のクリティカル率アップ効果が付く(自分がダメージを受けるまで)。
メリノエの態より取り回しやすくなった態。見た目も斧から大鎌に変わっている。
攻撃速度が上がったとはいえ結局被弾を避けにくい近接武器である事に変わりはなく、さらにタメの必要なΩ攻撃も必要と、武器の性質と効果があまり噛み合っていないのが難点。
ノーダメージクリアを視野に入れられる上級者向け。
あるいはクリティカル率アップは完全に無視して、範囲の広い通常攻撃をぶん回すのも手だろう。
通常攻撃とΩ攻撃を同時に振れるようになるアップグレード「サイキックトルネード」と特に相性が良い。
- ネルガルの態
- 効果:一定数の相手の攻撃を当てるとベルセルク状態になる。
秘されし態。
ベルセルク状態は通常攻撃と特殊攻撃速度が大幅に早くなり、さらに攻撃を当てるとHPも回復すると言う強力な状態。
だがそれを発動していない時はあまりに振りが遅く、そもそもベルセルク状態でもそんなに速くないし、Ω特殊も近距離技になっているので、まず被弾は免れない。
その被弾をHP回復で補っていく事になると言うか、被弾を顧みず何も考えず敵に突っ込んでいく事になる。
秘された態の中では一番弱いと思われるが、脳筋戦法が楽しいバカの武器。
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銀白の頭骨 Argent Skull
宝石でギラギラ輝く頭蓋骨型の武具。魔女というより呪術師っぽい。元々ラヴァールという名前の骨だったらしい。
言うなれば前作の魔弾を武具にリメイクしたような感じ。威力が高めでストックが4個の頭骨を通常攻撃で投擲する。投げた後は、近寄るか特殊攻撃でこれを拾いに行かないといけない。
通常攻撃と特殊攻撃を織り交ぜて使用する必要があったり、あらぬ方向に投げてしまった頭骨を回収するのが面倒だったり、かなりテクニカルな武具となっている。
ただ特殊攻撃は無敵はつかないものの、疑似的な2回ダッシュのように使えるので、ボタン操作に慣れてくると面白くなってくる。
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Aspects、各種「態」の解説 |
初期装備。頭骨を投げると順々に威力が上がり、最後の弾で最もダメージが増える。
5発目は当然出ないので、特殊攻撃をすることになる。
多少クセがあるが、なんやかんや使いこなせれば強い。
- メデイアの態
- 通常攻撃が近くに留まり、特殊攻撃命中時、または3秒後に爆発する
前作をやっていた人なら、混沌の盾アイギスの、ベオウルフの態といえばわかりやすいだろうか。
なお上の説明文にはないが、そもそも通常攻撃&特殊攻撃の威力は大幅に上がるのが本当の長所。
遠距離攻撃が出来ず若干使いにくい態だが、使いこなした際のDPSは抜きん出て高い。
初心者にはオススメ出来ないがRTAや高難度では最強武器とも言われる、特にクセの強い態である。
- ペルセポネの態
- Ω特殊で発芽状態になり、移動方向を操作できるようになる。功徳がランダムで最初からLvが上がった状態になる
特殊ボタンを溜め始めると「発芽状態」になり、メリノエの体が巨大化した頭骨に埋もれた状態となる。
この状態で特殊ボタンを離すと、無敵状態で強力な突進を行うことができる。
無敵時間はあるが溜めが必要なため、敵の攻撃パターンが読めてきてから使用するのが無難。
また、なんかオマケのように功徳のレベルが上がるのも普通に強く、非常に優秀な態である。
- ヘルの態
- 効果:凍てつくたてがみを装備。Ω特殊攻撃を発動するとワルキューレ状態になる。
秘されし態。
単純に武器としての性能が非常に高くなるのが嬉しい。
ワルキューレ状態は通常攻撃が超速連射になるので、凄まじい火力を発揮する。
だが「タメの必要なΩ攻撃でワルキューレ状態→足を止めて通常攻撃連射」と言う事で割と隙が大きいので、あまりこだわりすぎない方が良いかもしれない。
ワルキューレ状態の継続時間がなんと倍になる専用アップグレード「オーナードレリック」を取れるかどうかで、活用出来るがかが大きく変わってくる。
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漆黒甲 Black Coat
両手につける手甲と、ホーミングミサイルを射出可能なジェットパックで構成される武具。クシンスという名がある。
拳で殴りつける手甲は百歩譲ってよいとして。ミサイルを飛ばすのは魔術もへったくれもない気がするのだが、メリノエは特に気にせず使用している。
ゲーム内での説明によると、メリノエが敵を倒したいと思い続けた結果、闇から生まれた強力な武具らしい。
技性能は魔女の杖に似ている。範囲攻撃はできないものの、短い溜め時間でΩ技を発動可能なため、より柔軟な運用がしやすい。
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Aspects、各種「態」の解説 |
初期装備。この態に限らず、漆黒甲は疾走するとジェットパックでホバリングして移動する。
強い効果なのだが、特殊攻撃やΩ技が早くならないのは少し痛い所。
基本的には通常攻撃でガンガン殴りつける接近戦ビルドが似合う。
- セレネの態
- 秘された降月術である「落天」を付与された状態で、郷を出発する
特別な降月術(前作でいう功徳の「祈り」技にあたる)を有した状態で出発できる。
月が直接お仕置きよ!ということなのだろうか。
「落天」は発動した瞬間に自動で複数の敵にダメージ+非常に強力な状態異常を与える降月術。
一方でそれ以外の性能は変わらないので、地力が試される。
- ニュクスの態
- 疾走でΩブースト技を出せるようになる。Ωブースト発動後一定時間、通常や特殊攻撃で夜卵を発射できる
Ω技を持たない疾走に、Ω技が付く。疾走するとタックルできるイメージ。その後、各種攻撃に追加攻撃(夜卵)が発生する。
やや操作がせわしなくはなり、Ωブーストに少々癖はあるものの、強い効果である。
漆黒甲は前述の通りメリノエが生み出した武器らしいので、いずれ未来でニュクスがこれを使う事になるのだろうか……。
- シヴァの態
- 効果:清らな居ずまいを装備。Ω特殊攻撃の爆風を吸引して破壊の化身となる。
秘されし態。
Ω特殊は性能が高く、雑魚を遠距離から蹴散らせる。Ω通常は威力が高く、破壊の化身状態で当てればボスに大ダメージ。
その性能を押し付けていくのが良い……のだが、両方Ω技を中心にする以上、溜めの隙をいかに確保が課題点になる。あと例によってマナ。
どちらも敵の近くに留まることを要求してくるため扱いがかなり難しいが、使いこなせばとても強い。
自信がなければぶっちゃけベルセルク状態は忘れて遠くからΩ特殊投げこんでるだけでも良いかも知れない。
なお、秘されし態は前作同様に、どれもギリシャ神話とは異なる「神話の神々」の名を冠しており、ゲーム中の会話でも登場人物達が「こいつら誰?」と首を捻るシーンがある。
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◆キャラクター
◆◆辻の郷
メリノエ
本作の主人公(プレイヤーキャラクター)。
冥王神ハデスとペルセポネの娘で冥界の王女。
ザグレウスと同じくオッドアイ、ただし髪色は母・ペルセポネと同色。
肌の色は父・ゼウスに似た色白。そもそもメリノエとは「メロン」と同じ語源だとされ、マルメロの果実のような白っぽい黄緑色は「死者の肌の色」を想起されるものだとされていたことに由来する。
また、「月の黄色」をも含意しているため、ゲーム内では、メリノエは「銀月の姉妹」に加わる存在とされて、月を象徴する神々から懇意にされている。
左腕は半透明で骨が浮き出ており、時折この左腕に魔力を込める様子が見られる。幼少期には普通の腕だったので、後天的なもの。
まだ「魔女見習い」だと言われることもあるが、すでに様々な魔術を体得している。
よく見ると結構な薄着。丈の短い肩出しワンピースに金属製のベルトを巻いただけなので、動きやすそうではある。
兄であるザグレウスとは性格上、似ているところもあれば全く似ていない部分もある。
書類仕事が苦手で部屋を片付けられない兄に対し、メリノエは部屋をきちんと整理整頓し、礼儀正しく、戦闘時以外は穏やかな性格である。
育て方が良かったのか、それとも母方に似たのか、グレずに、そしてブレずに自己研鑽を続けており、まじめで一途な性格である。
ただ生真面目すぎて、言外の意図を察しようとしない場面もあり、たまに天然ボケを飛ばすことも。
だが負けん気は強く、口喧嘩では父や兄にそっくりで、一歩も退かない。
顔も覚えていない家族を大切に思う気持ちもまた、兄と同じである。
ヘカテ
元ネタ神のアニヲタ記事はこちらから【
ヘカテ】。
月と魔術、浄めと贖罪などを司る神。作中では「辻の魔女」と呼ばれている。
ティタン族(巨神)の血を引いており、背丈が高く、魔女のとんがり帽をかぶって腹筋がバキバキに割れている。
元ネタのギリシャ神話では、夜中の交差点や三叉路(辻)に姿を現し、3つの体を持つ女神だとされることが多い。
また、冥府での地位はペルセポネに次ぐ第3位だとされることもあるが、作中ではハデスの従者ということになっている。
「クロノスに死を!」を合言葉にまだ幼いメリノエを復讐者に仕立て上げたため、本人は養親だと思ってほしくないらしい。
地下ルートの第一階層のボスを務める。メリノエの稽古をつけるという名目。
3体に分身したり、メリノエを動物に変身させたり、いろいろな魔術を用いてくる。
ヒュプノス
ニュクスの息子で眠りの神。メリノエと同じく(たまたまヘカテの近くにいたので)ハデスの館から辛くも脱出したのだが、今作では眠り続けており、どうやっても目を覚まさない。
メリノエは呪いによって眠り続けていると考え、強力な薬品を調合してヒュプノスを起こそうと試みている。
ヒュプノスの「働きぶり」についてメリノエは存じ上げておらず、「ヒュプノス様」と敬意をもって声をかけている。
オデュッセウス
ギリシャ神話における人間の英雄。ゲーム内では故人であり亡者。
本作及び前作でナレーターを務めているホメロスもその冒険譚を長編叙事詩をしたためている。
生前、戦略立案を多く任された経験から、辻の郷でもメリノエの打倒クロノスの目標に向けて一役買っている。
地下ルートで通ることとなる、辻の郷からハデスの館までの迂回路を考案したのも彼。
偵察役も行っており、武勇にも優れているはずだが、魔術的な適性や耐性が皆無なため戦闘には顔を出さない。
ドーラ
メリノエの自室の天蓋にとり憑く亡者。
生前のことはほとんど覚えておらず、姿形もモブ亡者と変わらないのだが、なぜか流暢に会話ができる。
地上ルートで出会う、とある人物との関わりが深いようだが。。。
ネメシス
報復の化身。人間が犯した罪や不敬に対して罰を与える女神。
筋骨隆々とした大剣を手にした女性の姿をしている。
クロノスに捕らわれているニュクスの娘のうちの一人であり、ネメシス本人もクロノスを倒したがっている。
しかし、ヘカテはネメシスが復讐に向かうことを許しておらず、辻の郷を守る衛士の任務を命じられている。
クロノス討伐の任を帯びているメリノエを妬ましく思っており、顔を合わせるたびに険悪なムードになる。
スケレミウス
メリノエからは「教官」と呼ばれているガイコツ亡者。
勲章を沢山付け、立派な口ひげを蓄えており、幼いころより、メリノエの武芸師匠(もといサンドバッグ)として武具の扱いを叩き込んで(叩き込まれて)きた。
前作と同じく武具の試し切り担当だが、ハデスの館からどうやって脱出できたのかは不明。
カロン
ステュクス河の渡し守。死者を冥府へと運ぶ役割を担う、というのは戦争が起こる前の話。
ハデスの館がクロノスに乗っ取られてからは、死者を冥府に運べなくなってしまった。
現在、メリノエの協力者として辻の郷に時折姿を見せるほか、地上ではオリュンポス山へ物資を運び込んでいる。
また、宿敵クロノスが不遜にも発行している大量の硬貨を収集しては鋳潰している。
前作と同じく唸り声をあげているだけにしか聞こえないが、なんとメリノエはカロンがなんと言っているか理解できている。
アルテミス
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アルテミス】。
月と狩猟の女神。前作のむすっとした顔から、かわいい笑顔になった。
オリュンポス12柱が一柱でありながら、彼女も銀月の姉妹として、地上よりも冥界に長く滞在しメリノエに加担している。
「狩り」と「戦争」とは別物であるため、今回の争いにはあまり参加しないが、エレボスにて時折現れて功徳を授けてくれる。
セレネ
月の化身。ヘカテに助けられた過去を持つ。
銀月の姉妹のひとりで、メリノエのことを「小さき星」と呼ぶ。
神々の中でもヘカテと同じくティタン族(巨神)の子であり、美人だがタッパがある。
普段は空を駆ける白き駿馬に乗って、はるか上空を飛んでいる。辻の郷では、哨戒役を請け負っている。
道中でもメリノエに降月術という功徳を授けてくれる。
◆◆功徳を授ける神々
今作でもオリュンポス山の神々が戦時中ながら、功徳を授けてくれる。
彼らは、ハデスの館がクロノスに占拠されたことでハデス一族は全員囚われたと思っており、アルテミスなど一部の神を除いて「メリノエはクロノスの手を逃れていた」という事実を知らなかった。
ゼウス
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ゼウス】。
世界的に有名なギリシャの主神。オリュンポスを束ねる一家の家長的存在。
前作では上裸での登場だったが、今作では戦時中ということもあって、甲冑を身に着けての顕現となっている。
流石に戦況が思わしくないのか、遠く離れて暮らしていた神々を臨時召集したり、メリノエにそれとなく助けを求めたりしている。
ギリシャ神話ではよく慢心して負けているのだが、今回はその様子は全く見られない。
また、元のギリシャ神話だと「メリノエの父はゼウス」だとする記述もあるが、本作での父親は完全にハデス。
ゼウスは大きく年の離れたメリノエの叔父だが、クロノスを打倒せんと奮闘するメリノエを一柱の神と認め、敬意をもって接する場面も見られる。
ポセイドン
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ポセイドン】。
海と水の神。家族愛の強い豪快な性格で、メリノエのことも「可愛い姪っ子」と呼び親しみをもって接している。
自慢のトライデントの穂先にはべっとりと血糊がついているのだが、「甲冑は好かん!」ということで相変わらず上裸。地震や津波を起こして大軍を相手取っているらしい。
アフロディテ
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アフロディテ】。
愛と美の女神。今回は戦時中ということで、槍と盾を携えての登場。だがやはり
全裸。CERO:C(審査予定)
戦場でも前線で戦っているようなのだが、返り血を全く浴びずに美しさを保っている。敵を魅了したり遠距離攻撃で迎撃しているのかもしれない。
メリノエに向けた会話では、事あるごとにコイバナを仕掛けてくる。
デメテル
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デメテル】。
メリノエの母方の祖母。
四季と豊穣の女神。祖母という役柄らしく、老齢の淑女という見た目。
稲刈り鎌を手に持ち、ゼウスと同じく甲冑を着ている。
メリノエが無事なことをつい最近まで知らされておらず、そのことを少し根に持っている。
メリノエとの会話では、自身の娘であるペルセポネがどうなったのか知りたがる様子が拝見される。
今作では寒冷を引き起こす功徳のほかに、植物や生長に関する功徳も授けてくれる。
ヘルメス
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ヘルメス】。
伝令と俊足の神。相変わらず喋るスピードが速い。
元々、死者を冥界へと案内する役目を担っていたが、その仕事がなくなりオリュンポス山での伝令として忙しくしている。
前作と同じく賜物で呼び出すことができず、功徳をくれる神々の中では特殊な立ち位置である。
今作ではお金と引き換えに宅配便を送ってくれることがある。ヘルメスがお金を何に使っているのかは不明。
以下は今作初登場の神々も含む。
アポロン
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アポロン】。
有名な光明の神。そして芸能・芸術の神。アルテミスの双子の弟。
光り輝く甲冑を身に着けた、肌が日焼けした青年の姿で登場する。
得物はイラストでは見えにくいが弦楽器のような弓。
他にも疫病をはやらせたり、多芸だが、芸術とは真逆の戦争については不得手。今回もただオロオロとしていることが多いらしい。
とある場所に行くと、アポロンの肉声による賛美歌を拝聴できる。
ヘパイストス
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ヘパイストス】。
アフロディテの夫で、鍛冶や工芸に巧みな神である。
恰幅のいい髭面の男性で車椅子に乗っており、足にメカメカしい義足を持つ姿で描かれる。
これは、ヘパイストスが足に障害を持つ奇形児として生まれたという神話に由来する。
戦争においては自身では戦わず、自動人形(要するにロボット)をオリュンポス山に配置して敵を迎撃している。
なぜ古代ギリシャにロボットが?とかそんなことを突っ込んではいけない。
戦争前はオリュンポスから離れた田舎に住んでいたらしく、喋り方に訛りが見られる。
メリノエの持つ武具には興味津々で、武具ごとに口出しをしてくる。
ヘスティア
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ヘスティア】。
日本でも最近有名になりつつある炉の女神。
頭に大きな炉を載せていて、火かき棒を持った、煤けたような肌の色を持つおばあちゃん。
他作品の影響でかわいい女の子を想像してすると度肝を抜かれる。ゼウスと同年代なので、当然といえば当然。
元々僻地に暮らしていたが、戦争に参加するためオリュンポス山に戻ってきた。
元ネタのギリシャ神話と同じく、泣きついてきたデュオニソスへとオリュンポス12柱の資格を明け渡している、優しいおばあちゃん。
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条件を満たすと追加で出現する神々 |
アレス
元ネタ神のアニヲタ記事はこちらから【 アレス】。
戦乱の神。ゲーム開始時点ではオリュンポスから遠征しており、条件を満たすと出現するようになる偉丈夫。
今回の戦争ではアテナと並んで最前線で活躍しているらしい。
メリノエの戦場での大立ち回りには素直に感心しており、メリノエがもっと破壊して回れるように力を貸す。
なお、元ネタとなったギリシャ神話では、アレスはヘパイストスの妻アフロディテを寝取った浮気相手なのだが、今作ではまだその浮気事件は起こっていないらしく、普通にデュオ功徳も登場する。
ヘラ
元ネタ神のアニヲタ記事はこちらから【 ヘラ 】。
ご存知、ゼウスの恐妻。結婚の女神。
ターコイズブルーの服を身にまとい、女后として気品のある出で立ち。今回の戦争では、作戦を練る指揮官のような立ち回りらしい。
会話でも事あるごとに夫についての小言を言うが、ゼウスはこれをうまくいなしている。
元ネタの神話ではブチ切れたり、結構陰湿なことをしている物語が多いが、今作ではそういった様子は見られない。
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◆◆冥界で出会う者たち
アラクネ
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アラクネ】。
エレボスの森に生息している、元人間の蜘蛛。
蜘蛛の糸で繭を作ったり、衣服や織物を編んで暮らしている。メリノエとは幼いころからの付き合いがある。
人間の頃は染織業を営む高名な織り手だったが、とある神の不興を買い、蜘蛛の姿に変えられてしまった。
本人の弁では「恨んでいない」と言うものの、メリノエが神々の恩寵を受けていることは、そこまで快く思っていない。
メリノエ用の衣装を編んでおり、特殊効果付きのアーマーを付与してくれる。
ナルキッソス
水面に映った自身の姿を常に眺めている美少年。ナルシストの語源になった人物。
オケアノスの水はかなりの臭気を放っているのだが、己の美しさに見惚れているため、匂いは気にならないらしい。これが本物の自己愛の成せる業か…
メリノエに対しては「いつもの求婚者か」程度に思い、自身への贈り物の一部を分け与えて追い払う。
スキュラ
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スキュレー】。
とある魔女の呪いによって姿を変えられて生まれた怪物。オケアノスのボスとして登場。
ギターのジェッティとドラムのロクシィという二人のセイレーンと楽団を組んでおり、ボス戦でも三人掛かりで襲い掛かってくる強敵。
魔術的な耐性のない者がスキュラの歌を聴くと魅了されてしまい、溺死してでも間近でその歌を聴こうとしてしまう。
ボーカルとしての歌唱力は確かなものだが、その歌詞はかなり物騒なものであり(ゲームオプションから歌詞字幕をONにすると、その悪趣味な歌詞を戦闘中でも堪能することができる)、メリノエからは不評な様子。
エコー
嘆きの原に出現し、積み重なった石のようにも見えるニンフ(妖精)。
まるで石から木霊(エコー)するように、対峙した者の言葉を繰り返すことしかできない。
しかし、メリノエはわずかな抑揚の違いを感じ取り、なんとかエコーの気持ちを汲み取ろうと試みる。
カロンの言葉が通じることといい、メリノエは感受性や共感力が豊かなのかもしれない。
ケルベロス
三つ頭の冥府の番犬。ステュクス神殿の門番として不法に通ろうとするものを阻むのが本来の仕事。
今作ではクロノスから嘆きの原へと追い出され、大量の亡者が体に憑りついてしまった結果、門番としての仕事も忘れ、見境なく暴れている。
暴れている理由は、ハデスに会えないからか、全身が痒いからなのか、それともただ遊んでいるだけなのかは定かではない。
ハデス
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ハデス】。
ご存知冥界の王様。いつも書類の山に覆われていた仕事人だったのだが、クロノスに敗北し、虜囚に身をやつしている。
クロノスからは「コレクション」として扱われ、またメリノエなどの居場所を聞き出そうと度重なる拷問を受けてきている。
途方もなく長い期間クロノスから甚振られているはずだが、まだ心までは折られておらず、抗い続けている。
クロノス
時の巨神。時の翁。 今作でのラスボス。
機械的に流れる時間を司り、ゼウスやハデスの父である。元ネタだと本来は別々の神なのだが、同一視されて両方の側面を併せ持つ。
はるか昔ゼウスらに敗北してタルタロスに幽閉された際、体をバラバラにされたので、全身に茶碗の金継ぎのような裂け目がみられる。
闖入者であるメリノエにも敬語を使い、礼儀正しい態度を崩さない。
しかし、その口調のまま相手を罵ったりするので、結構怖い。
普段は杖にしている巨大な草刈り鎌を手に持ち、時を停止させるなどして攻撃してくる。
神であってもクロノスの時間停止能力を食らうと完全停止してしまうのが普通だが、メリノエには耐性があり、一時的に動けなくなるぐらいで済む。
◆◆地上で出会う者たち
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一応ネタバレ防止で折り畳み |
ヘラクレス
元ネタ神のアニヲタ記事はこちらから【 ヘラクレス】。
日本でも高名な半神半人の大英雄。獣皮を身にまとい、武骨な鎚󠄀を得物にしている。
オリュンポスの神々に雇われて、今回の戦争でも主に地上の冥都で死者の大群を蹴散らしている。
かなりの皮肉屋で、会話の大半は神々の嫌味ばかり。出会っても、ここは自分の狩場だとメリノエにも食ってかかる。
メデイア
冥の魔女。眼球が黒く瞳の赤い、怪しげな女性。
見た目はやばいがヘカテとは親しく魔女の同胞。睡眠薬や毒薬など、危険な薬品の調合に長けている。
神々の一人ではあるが、一部人間の血も引いているため、血液は赤色をしている。
普段は地上の冥都での監視役をしている。時折ヘカテと連絡を取るため、辻の郷にも顔を出す。
ポリュペモス
一つ目のサイクロプスで、盲目の巨人。地上ルートの第一階層ボス。
バンダナやボディペイントで大きな眼球を描いている。目が見えないため、嗅覚でメリノエを追い詰めてくる。
普段は羊飼いをしており、その羊を食料としているが、機会があれば人間も食べる。
一応クロノス陣営だが、冥都サフィラを寝床としているだけで、そこまでクロノスに与しているわけではない。
主に足踏みで地鳴りを起こし、衝撃波で攻撃してくる。動きは遅いので、近付き過ぎなければ避けられるだろう。
キルケ
変化の魔女。メデイアと同じくヘカテの同胞。
離れ小島に暮らしており、テッセリアの裂け目での監視役を担っている。
変身させる薬品を主に調合しており、メリノエにも巨人薬や小人薬などを提供してくれる。
これを飲むと立ち絵まで伸縮するほか、ボイスは音程が変わり、階層移動の際の駒まで変化する芸の細かさ。
イカロス
ギリシャ神話に登場する人間の好青年。ゲーム内で「ダイダロスの鎚󠄀」として名前だけ登場しているダイダロスの、その息子。
亡者にもかかわらず、冥界ではなく機械仕掛けの翼で地上を飛び回る。
メリノエとはゲーム開始前から面識があるらしく、「メリ」と呼び、大学生どうしの様な軽いノリで会話しあう。
亡者ゆえ触覚は喪われているのだが、今でも発明品を作り続けていて、これをメリノエに提供してくれる。
エリス
争いの女神。常にいさかいを起こそうとしてくる。
一応ニュクスの娘だが、メリノエには終始喧嘩を売ってくるうえ、地上ルートで第二階層のボスをしている。
ヘカテが「辻の郷にはニュクスの子どもは全員迎え入れる」という誓いをしたことから、辻の郷にも出入りしているが、評判はすこぶる悪い。
前作でザグレウスも使用していたアダマント電磁砲による高範囲攻撃が特徴。
予備動作がはっきりしていて避けやすいが、一撃がかなり重いので注意。
プロメテウス
元ネタ神のアニヲタ記事はこちらから【 プロメテウス】。
人々に「火」などの英知を授け、それゆえ神々からの重い罰を受けた巨神。
未来を見ることができる先見の明があり、どこか達観した態度をとる。
地上ルートでは第三階層の階層ボス。相棒の鷲とともに熱波による波状攻撃を繰り出してくる難敵。
アテナ
元ネタ神のアニヲタ記事はこちらから【 アテナ】。
メリノエから見た血縁関係は従姉妹。知恵と戦の女神。
前作では一番最初に手を貸してくれるのはアテナで固定されていたが、今作では滅多に出てこない。オリュンポス山での戦闘において獅子奮迅の働きをしているため。
前作では知恵の女神の側面が強かったが、今作では都市の守護者として、 ゴリラ力強さが押し出されている。
コリント式兜をかぶったその姿は、みずからを象徴する聖鳥・梟を思わせ、対面すると畏怖すら覚える。
ディオニュソス
元ネタ神のアニヲタ記事はこちらから【 ディオニュソス】。
葡萄酒の神。常に陽気に酔っ払っており、豹柄のモッコリ水着を着ている。親しみ 深すぎるを込めて「メリちゃん」と呼んで話しかけてくる。
戦争中にもかかわらずゼウスには秘密でオリュンポス山で宴会を開催をしており、なんと敵の軍勢までも引き込み、酒池肉林で浮かれ騒いでいる。
授けてくれる功徳も、「最大HPが上昇するが、残りHPの値が表示されなくなる」とか酒臭いものばかり。
怪物
地上ルートでのラスボス。黒煙に紛れており、デカすぎて何者かさえ、はじめはわからない。
オリュンポス山より大きいその正体は、全ての怪物の祖であるテュポン。
日本だと「ティフォン」という呼び方のほうが馴染みがあるかもしれない。
一度ゼウスに敗れたのだが、クロノスによって復活させられた。
オリュンポスの神々にも手が付けられないほど暴れまわっており、意思疎通も不可能。
あまりの巨躯のため、残りHPが表示されない。
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◆◆それ以外の関係者
ザグレウス
前作の主人公であり、メリノエにとっての兄。
冥界の警備係として以前からタルタロスを出入りしていたのだが、クロノスの復活に気づかず、当然今も捕まっているものと思われる。
しかしメリノエは、ザグレウスこそ事態を打破する鍵であるとにらんで、なんとか接触しようと試みる。
カオス
冥界の各地に出現する混沌の門に入ると出会える、原初の混沌の神。
前作からもっともイメチェンした人物。白っぽい艶々したタキシードを着て現れる。
文章で形容しづらいのだが、とにかく色々と混沌とした見た目。
地下ルートではそれなりに出現するのだが、地上ルートだとほとんど出現しない。
運命の三女神
クロト、ラケシス、アトロポスの三姉妹。
ニュクスの娘で、カオスにとっての孫娘。
なお元ネタのギリシャ神話だと、クロノスの母
ガイアが「クロノスは自身の子らによって王座を奪われるであろう」と予言しているのだが、物語の都合上、ゲーム中では三女神が言ったことになっている。
そのため、一度予言によって失墜したクロノスは、この三女神に恨みを抱いている。
メリノエが発する呪文の中で「大地神ガイア」という文言があるので、一応ガイアという神は認知されているようだが、クロノスとの繋がりはないものとされていると思われる。
追記修正は「時間を潰して」からお願いします。
- オリュンポス12神や冥界の神々等の大勢の助力もあるとは言え、クロノスとテュポンを単独で討伐してしまうっていう実績だけ見たらとんでもないなw -- 名無しさん (2025-10-07 21:04:26)
- 俺、ザグくんのこともっと好きになっちゃうよ -- 名無しさん (2025-10-08 00:00:56)
- 記事タイトルがHADES2になってるけど、このゲームの正式な表記は「HADES II」なんだよね -- 名無しさん (2025-10-29 17:07:06)
- ↑変更しました。 -- 名無しさん (2025-10-31 09:08:06)
- 対応ありがとうございます。ただローマ数字ではなくてアルファベット「i」がふたつ並んでいるのが正しいんだ。細かくて申し訳ない -- 名無しさん (2025-11-04 09:36:41)
- ↑環境によってフォントが変わるなと思っていたらそれが理由でしたか。「Hades」が小文字か大文字かは各種媒体によって正式表記もわかれているので、このままにします。 -- 名無しさん (2025-11-05 10:32:41)
最終更新:2026年09月16日 18:10