うちの会社の小さい先輩の話

登録日:2024/07/08 Mon 01:22:19
更新日:2024/10/16 Wed 22:22:27
所要時間:約 3 分で読めます




お砂糖系オフィスラブコメ

はじまります!

うちの会社の小さい先輩の話』は斎創による漫画作品である
元々はTwitter(現:X)で連載された漫画形式の作品を同人誌という形で書籍化し、後に竹書房の配信サイトである『ストーリアダッシュ』にて商業誌版として連載された経緯がある。

既刊9巻(2024年8月現在)

【概要】


タイトルのように「小さい」女性の先輩社員である片瀬詩織里と真面目な後輩である篠崎拓馬とのオフィスラブコメとして描かれている。
小柄であるとはいえ、先輩社員の詩織里は面倒見のよい後輩思いで理想的な先輩である。しかし、彼氏いない歴=年齢な上、異性との友達付き合いをしていなかったのが祟ったのか、なかなか異性の交際関係になれない。そんな二人の見ていてじれったいと思うような関係を楽しむのが本作の魅力である。
詩織里が可愛らしくスタイルも良いというのもポイントの1つである。

同じ作者が手掛けているウェブ漫画である「良い夫婦の話」では、本作に出てきたようなキャラが登場している。

メディアミックスとしては2023年7月~9月の期間で深夜アニメとして放送された。

【あらすじ】


キャラクター開発会社に勤める篠崎拓馬は入社1年目の新人。まだまだ不慣れではあるが、入社3年目の小さくて可愛い先輩、片瀬詩織里に癒されたり励まされたりしつつ、仕事に勤しむ日々を送っている。ある日、企画発表会を控え、緊張している様子の拓馬に、詩織里は緊張がほぐれるよう、あるおまじないを試みる。そのおまじないとは...。
(アニメ公式HPより引用)

【キャラクター】

・篠崎拓馬
CV:新祐樹
本作の主人公
第二開発課に所属している新入社員である。
頼りになる先輩である詩織里が気になる存在。しかし真面目で慎重な性格が幸いしてなかなか距離を詰められない(決してヘタレているわけではない、たぶん・・・)
一方で詩織里は天然なのか無自覚なスキンシップを行うことも多いので、彼は気持ちを抑えるのに苦労している。
心の声として「うちの会社の先輩は・・・小さくて可愛い」とタイトル回収するつぶやく日々である。

高校生の頃はゲーセン通いをしておりクレーンゲームが得意である。部活動はバレーボール部だった。

・片瀬詩織里
CV:立花日菜
本作のヒロインだが、もう一人の主人公とも言える存在。
入社3年目。第二開発課の企画担当。同じ班に所属する篠崎のことをいつも気にかけている。
小柄(身長148cm)だが巨乳でスタイル抜群、併せて可愛い。マスコットのように描かれることもある。好きな動物はネコで、自身もネコっぽい挙動を取ることがある。道端でネコを見つけると会話を試みることもある。
なお仕事ぶりに関しては時折ミスをすることもあるが、コミュニケーション能力が高く、後輩(篠崎)を相手にする際、「褒める」ことに力点を置いているほか、彼が無理しないように声をかけることも多く面倒見が良い。
詩織里「褒めるのも、仕事なんですから♪」
家事もこなせるが、恋愛経験をしたことがなく、恋愛感情がどのようなものなのか分からないらしい。なので当初は篠崎の想いに気づいているかどうかは怪しかったほど。

・早川千夏
CV:花守ゆみり
篠崎と同期の新入社員で第二開発課に所属している。
実は彼とは実家が近く、同じ中学に通っていた幼馴染である。
お互いに気心知れているのか、普段の気兼ねなく会話している。同僚からは付き合っているのかと言われることもあるが、基本腐れ縁のような関係で互いに恋愛感情はない。

クールに見えるが、趣味はコスプレとBL同人誌に執筆を行う腐女子である。
コスプレイベントに参加した際に主任に見つかり、オタク趣味がばれて「オワタ」と思ったが、妙な尊敬の念を抱かれ、オタク関連イベントをいろいろと付き合ってもらう仲になった。
「と、とにかく、とりあえずは二人だけの秘密ってことで、お願いします」

余談だが、アニメ第4話で彼女は「アズールレーン」の加賀のコスプレを披露しているが、これはyostar公認である。

・秋那千尋
CV:島﨑信長
第二開発課の主任。篠崎達の上司。部下思いで面倒見がよく周りの変化を察する力に長けている。
篠崎や詩織里の関係についても微笑みながら見ていることの多い優しい性格。反面何を考えているか分からないので怖いと考えている人もいる
もちろん優しいだけではなく必要があれば上司として注意をする等、只、甘いだけの人ではない。
個人でも優秀な人物で新入社員時代から企画した商品を次々ヒットさせるなど敏腕ぶりを発揮していた。
普段は糸目で描写されるが、本気を出す時は開眼する。

自身はそれらしい趣味を持っていなかったことからオタク趣味を持っている千夏のことを尊敬している。
以降、彼女のオタク関連イベントなどに付き合っているが、元ができる人なのでアシスタントとしても活躍している。

他人の恋愛事は面白おかしく楽しんで見ている反面、千夏の彼に抱いている好意については気づけていない。
鈍感というかなんというか…。

・篠崎豊
CV:小松未可子
拓馬の姉。職種は不明だが勤め人であることは描写されている。
小さくて可愛いものが好きということで、ふとしたことで出会った詩織里を愛でている。
拓馬と詩織里には結婚してもらいたいと思っているが、そうすることによって、いつも詩織里と過ごすことが出来るからという、己が欲望を叶えるためであるということは言うまでもない。

豊「弟よ、しおりん先輩の画像くれ!」

只、こう言った態度は家族や心を開いた人物だけ。
学生時代に好意を悪意で返された経験があり職場との交流に悩んでおり、秋那に助言を乞うたことも。
それ以降は秋那と友人として交流しているが、だんだん彼に対しては何とも言えない感情を抱くように…

・伊藤百合
・吉田正雄
広報を担当している社内恋愛カップルの2人。所構わず「ゆりたん」「まさたん」と呼び合い、キスをしてイチャイチャしている。
百合曰く、付き合ったきっかけは飲み会の後にがあったからだそう。
案の定、他の社員に悪影響があるとして片方が異動させられたが、本人達は障害がある方が燃えるとして却って愛情を深めることに。
作中のバカップルの例として反面教師にされているが、それを除けば悪い人物ではないので呆れられつつ篠崎と詩織里たちは交流はしている。

・山岸愛子
篠崎・千夏と同僚のポニーテールの女性。気さくな性格であり詩織里ともよく絡んでいる。
一時期は週20本もアニメを見ていた位はアニメ好きであり千夏とも仲が良い。
実は1巻にも登場しているが顔が発覚したのは3巻から。

・山岸祐介
篠崎と同期の男性で彼のことはザキシノと呼ぶ。愛子と苗字が一緒だが血縁関係はない。
新人コンペで優勝するなど優秀な人物なのだが、癖が強い同僚の石山聡やバカップルコンビがいる広報課が転職を検討するほど合わないらしく、同僚・上司に恵まれている篠崎に嫉妬している。

・レポーター
地方局に務めているツインテールの女性。番組収録のために「突撃!隣のカップルさん」と称してカップルに取材している。
…なのだが、あまり応じてくれる人がおらず、藁にすがる思いでと篠崎と詩織里2人に取材を申し込んできた。
視聴率が高くないローカル番組だからと説得して収録に成功したが、皮肉にも話題になってしまい、以降、2人と度々絡むようになる。

・第一開発課主任
秋那と同期の女性。カリスマ性があり部下にも慕われている。彼女のおかげで第一開発課は社内でも意識が高い方だとか。
こうやって聞くとイケイケ系に見えるが、部下にプレッシャーを与えすぎた際は素直に詫びて謝罪するなど、ちゃんと自分を客観視できる人で秋那と同様、優秀な上司である。

・来栖
第一開発課所属の眼鏡をかけた女性。元々にゃん太郎(自社のキャラクター)のオタクであり、私服もにゃん太郎柄の服であるガチ勢。これを見た祐介は我慢しきれずに酷評した
その勢いで入社したこともあり、にゃん太郎の扱いには社員でも一番厳しい。
にゃん太郎を愛するがゆえに転売行為も嫌っており、グッズ販売の仕事をした際には客と口論したことも。

・片瀬(あや)
・片瀬(あきら)
詩織里の双子弟妹。
姉の文は初等部からの女子校育ちのお嬢様。恋愛に憧れている。
弟の章はゲームが大好きでそこで知り合った篠原を兄貴分として慕っている。

・西野和心(わこ)
営業部所属のメカクレ女性。詩織里とは同期の間柄で海の家での新人研修では先輩として篠崎達と指導していた。
本人は別にその気は無いのだが、現地に行けない詩織里は彼女に篠崎を取られるのではないかと怯える羽目に

【テレビアニメ版】


2023年7月~9月の期間においてテレビ朝日系列でアニメ化された。
詩織里の可愛さを愛でることの出来る内容である。また、周囲の同僚は基本良い人ばかりであることから、こうした職場に憧れる視聴者もいたとか。
アニメーション制作はprojectNo.9

上述のように千夏のコスプレなどで、Yostarの協力などをもらっている。

主題歌

OP:「HONEY」
小林柊矢によるオープニングテーマ
ED:「suger」
由薫によるエンディングテーマ

追記・修正は職場で可愛らしい小さい先輩に恋した時にお願いします

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最終更新:2024年10月16日 22:22
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