伊地知星歌

登録日:2024/11/23 Sat 06:15:51
更新日:2025/04/01 Tue 00:29:35
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出典:ぼっち・ざ・ろっく!、5話『#5 飛べない魚』、2022年10月9日~12月25日まで放送。
CloverWorks、アニプレックス、芳文社、©はまじあき/芳文社・アニプレックス

概要

伊地知(いじち)星歌(せいか)』とは『ぼっち・ざ・ろっく!』の登場人物。


伊地知虹夏の姉。本編開始時点で29歳と、虹夏とは12歳も歳が離れている。ライブハウス『下北沢STARRY』の店長。
母が死に父親が家にいないので、歳の離れた虹夏と共に実質二人暮らし。
かつてはギタリストで、今でも後藤ひとりの真の実力とそれが発揮できない理由を見抜くほどギターに精通している。

かつてバンドを組んでおり(本作では珍しく男女混合バンド)レーベルからスカウトされるほどの凄腕ギタリストだった。
バンドはかなり成功、メンバーとの関係も良好と、順風満帆な音楽生活を楽しんでいたが、反面家族をないがしろにしがちで、特に妹の虹夏とは険悪であった。
家出中に母親から「夢に一生懸命でもいいけど、虹夏とだけは世界一仲のいい姉妹であってほしい」と諭されるが、直後に母が事故死。
しばらく現実から逃げるように音楽へ打ち込んでいたが、ある日虹夏がパンクしてしまったことで幼い彼女にばかり母の死と向き合わせてしまったことに気付き、涙を流す。
そして母親との約束を守るため、虹夏の笑顔を守るため、姉妹支え合って生きていくために、バンドを辞め8年後にライブハウス『下北沢STARRY』を立ち上げたのだった。

このような道を歩むことになったのを後悔してはいないが、それでも同年代の子連れを見ると胸が苦しくなるらしい。

バンド時代のメンバーで親友だったドラマーのリナとは現在でも交流があり、スタジオでのレコーディングに悩む虹夏のために呼んだことも。
他二人とも交流は続いており星歌の誕生日などには駆けつけてくれる。


人物

口は厳しく、妹同様に時には暴力をふるうことも辞さないタイプ。
結束バンドには厳しい態度をとることが多いが、それも「身内が厳しくした方が育つから」という姉心ゆえのもの。
かつてバイトをしていた楽器店で、勝手にギターを入荷した挙句弾いたり、気に入ると売約済みの紙を貼るなどの傍若無人な振舞いをしていたことから『御茶ノ水の魔王』と一部では呼ばれていた。
一方でかわいいもの好きでサプライズ好きでもあるなど乙女な一面も。

妹やひとり達の事をよく見ている。本人は隠しているつもりだが基本隠せてない。
ひとりに対しては注目しており、彼女が実力を発揮するために自己肯定感を高めさせる目的もあって、奇行に惑わされつつも親身に接している。*1
また単純にひとりの事を気に入ってもいるようで、結束バンド動画でひとりばかり撮影してたり、奇行を「かわいいから良い」と咎めない等、露骨に贔屓している場面も見られる。
観賞用の私物として、女子高校生制服を何着も所持している等、危ない一面も。

廣井きくりの大学時代の先輩でもあり、よく酔っぱらった彼女に絡まれている。
普段は露骨に邪険にしているが、人見知りでネガティヴなきくりの素の性格については当時から「かわいい」と思っていたらしい。
また、劇中では車を運転させるために"あの"廣井きくりから酒を抜くという地味に凄い事も行っている。

なおライブハウスの店長としては優秀だが生活能力や自立心は壊滅的。
誕生日ライブを企画してもらって年甲斐もなく浮かれた様子で街中を歩いているのを周囲に目撃されるなど、特に仕事を離れた場面では子供っぽい側面も目立つ。
家事的な意味でも精神的な意味でも妹やぬいぐるみなどに依存しており、身近な人々からは度々だらしない逸話を暴露されたり改善を促されたりしている。
本人もその辺りを恥じる心はあるが、中々改善はされない模様。

ひとりとシラフのきくりを可愛がっていることから、陰キャの女の子が好みのようだ。




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最終更新:2025年04月01日 00:29
添付ファイル

*1 なお、肝心のひとり自身は「仕事ができないので(悪い意味で)目を付けられてる」と勘違いしている。