THE IDOLM@STER MillionRADIO

登録日:2024/11/26 (火曜日) 14:57:30
更新日:2025/03/28 Fri 11:59:59
所要時間:約 5 分で読めます




「プロデューサーネーミ、アニヲタさんからのお便りです。『みりっほー!』」「「みりっほー!」」

『THE IDOLM@STER MillionRADIO』、愛称『ミリラジ』とは、ニコニコ生放送にて配信されているラジオ番組である。
その名の通り『アイドルマスター ミリオンライブ!』の公式ラジオ番組。

2013年4月18日にウェブラジオ方式での配信が発表され、同年4月30日にはパイロット(収録放送)放送がされ、翌月の5月3日から第1回が放送。
金曜9時から木曜9時と放送時間の変更があったが、これ以降は変更されず毎週木曜日に放送されている。
コロナ禍直撃やニコニコのサイバー攻撃などがあったが、
リモート配信やYoutubeにあるランティス公式チャンネルで放送をするなどで切り抜け、2023年2月2日をもって放送500回を突破している。

放送500回突破と約12年間の放送。これはアイドルマスターの公式ラジオ番組ではもっとも長寿の部類に入る番組となっている。
毎週木曜日ずっと放送しているため、パーソナリティ三人の生活の一部と化していて、
ゴミ出しに例えられて以来、パーソナリティと視聴者から「ゴミ出し」の愛称と呼ばれるようになった。
そんな愛称にちなんで、公開録音ではゴミ出しシールのグッズが販売された

番組は本編とおまけ放送の2本立てで構成されている。
無料生放送(本編)は毎週木曜日の21時から30分間(開場は10分前)で、
そして番組終了後、21時30分よりおまけ放送が放送される。
このおまけ放送をフル視聴するにはチャンネル会員(525円/月)になる必要がある。非会員でも冒頭5分程度をチラ聞きできるが、まず間違いなくトークの途中で会員限定に切り替わる。
おまけは王国とも呼ばれており、おまけパートへの切り替えは入国。会員登録は納税とも呼ばれる。
おもにおまけパートでは気の抜けた話やとりとめのない話が聞くことができ、ライブ直前と直後は本編では語られなかったキャストの赤裸々な裏事情が聞けることも?
また、チャンネル会員になると、おまけ放送のフル視聴、アーカイブ放送の視聴、チャンネル会員向けのブロマガが配信などの特典を受けることができる。
ニコニコ生放送以外での配信は特に行われていないが、放送後一週間は非会員であっても最新回のタイムシフト視聴が可能。

■メインパーソナリティ

パーソナリティ3人、通称「ぴょんころもち」はたまに誰かが欠席することがあるが、
番組開始から一度も交代はなく、番組名・メンバーの改変なしで7年以上というアイマス関係ラジオの中でも珍しい長期体制となっている。

山崎はるか

役-春日未来
あだ名:ぴょん吉/はるにゃん
未来の声を務めるミリオンのセンター。詳しくは本人の項目を参照。
本ラジオの自由枠その1
卒業した高校の雰囲気が「ぱぽー」だったと答えて以来、やらかしたりおバカな面を見せると二人と視聴者から「ぱぽー」と言われるようになった。
年長として頼れることもあるが、基本的にぱぽー枠としてころあずやもちょ、そしてスタッフ陣を当惑させる。
本人が美希担当とのファンを名乗るオタクのため、
各リアルライブ後にはただのオタクとしてライブの感想を熱弁することも。
2024年9月末に出産のために休養に入ったのだが、なんとその翌週に出産。報告はミリラジ放送の当日、さらに11月には産休から復帰。産休前後の最後と最初の仕事はどちらもミリラジであった。

田所あずさ

役-最上静香
あだ名:ころあず
静香の声を務める、ミリオン信号機の青担当。詳しくは本人の項目を参照。
番組の進行とタイムキープを一挙に担う、本ラジオの不憫担当
ミリオンのリアルライブである3rdライブで「ありがサンキュー」を爆誕させて以来、ことあるごとに弄られている。
ミリオン以外でもころあずのやらかしとして紹介されたためか、個人の仕事で韓国へ行った際も現地のファンたちから「ありがサンキュー」と言われている。

麻倉もも

役-箱崎星梨花
あだ名:もちょ (o・∇・o)、王様
星梨花の声を務めるミリラジパーソナリティ三人目。詳しくは本人の項目を参照。
本ラジオの自由枠その2
あだ名職人で、もちょが付けたあだ名が他コンテンツで使われ続けていることもあるが、中には独特過ぎて呼ばれなくなったパターンも。
健啖家で、年始にぴょんころの二人がもちょにお餅を何個食べたの?と聞くのが恒例となっている。
参加したリアルライブの後の放送では、振舞われたケータリングの話題をほぼ必ず出すが、
参加していないライブのケータリングの内容をなぜか把握していて
ぴょんころの二人に私も出たかったと盛大にぼやくことも。私も出たいじゃなく、食べたかったんじゃ…?

ちなみに、3人の中では最も欠席が少ない。もちょがいなかった回は指で数えられるほどしか無い。

未来・静香ときて、本来なら信号機トリオの役……ではないというところが注意点である。
ちなみにこれは先輩である『デレラジ』もパーソナリティ固定でなくなるまでは同じ「黄色だけ違う信号機」構図であった。
あまりに長くやっているのもあり、未来・静香・星梨花も一種のトリオとして見做されることが多い。

主な用語

  • R
番組内で「(しゃく)」を「R(アール)」と読み間違えたという出来事が発端となって生まれた用語。
その後、別のアイマスラジオのコメントにまで広まり出して定着していった。ちなみに新規リスナーだけでなく発言した当人たちも定期的に「Rってなに?」と言ってしまうほど、きっかけとなった回は大分前の回である。

  • 王国、王様、納税
プロデューサーネームをラジオネームと間違え、「書かれちゃうとそう読んじゃう」と反省の色が見えないもちょに、
ぴょん吉の「プロデューサーのせいですって」と言った結果、「そうだよ?Pのせいだよ?」と圧を掛けられ平伏するPたちを見て「もちょ王国じゃんここは…」と呟いたことが発端となって生まれた用語。
以降、もちょは「王様」もしくは「国王」。おやつは「献上品」、会員費は「納税」と呼ばれることが多くなった。

  • ご褒美スイーツ
番組冒頭で、提示された3つのミッションの中からどれに挑戦するかを選び、
アンケートで番組全体でミッションを達成できたかを決めてるコーナー「ミリオンシアターミッション」で、
ミッションを成功した場合におまけコーナーで与えられるスイーツ*1
番組が回数を重ねるごとにミッション制は形骸化していき、消滅。現在はミッションを達成せずともおまけコーナーで与えられる。
久々のゲストには、ご褒美スイーツがミッションを達成しなくても食べられることを説明することがある。
なお、『CINDERELLA PARTY!』*2の主宰の片割れ・多田李衣菜役の青木瑠璃子には「いいね、色々食べてるじゃん」と言われていたりもする。

ミリラジ流行語大賞

毎年12月になると、ミリラジ発の流行語を選ぶ企画が行われる。
あくまでミリラジ発なので、「ありがサンキュー」などミリラジ外で流行したものは対象外となる。

モチョカワイイネー(2013年)
▷発言者:山崎はるか(ぴょん吉)、田所あずさ(ころあず)
▼備考:
もちょのよくわからないボケを流すために二人が考案したフレーズ。
なお、最近はぴょんころの二人が慣れに慣れ切ったため、滅多なことで動じなくなっている

あーころころ(2014年)
▷発言者:田所あずさ(ころあず)
▼備考:
語尾に発言者の愛称を付けるという企画から生まれた(「~ぴょん」「~ころ」「~もち」)

イチャイチャしやがって(2015年)
▷発言者:麻倉もも(もちょ)
▼備考:
ぴょん吉ところあずのいちゃつきに対する発言が発祥。

ぱぽー(2016年)
▷発言者:山崎はるか(ぴょん吉)
▼備考:
出身高校の校風についての発言が発祥。

すんごいやんばい(2017年)
▷発言者:山崎はるか(ぴょん吉)
▼備考:
台湾公演のセトリについての発言が発祥。

まってまーす(2018年)
▷発言者:田所あずさ(ころあず)
▼備考:
番組内の企画のメール募集の言い方がもちょらに受けた事が発祥。
更にリスナーからのメールで「(このセリフを言う時にちょうどBGMとして流れている)『Dreaming!』のサビの〆の『Happiness!!』と言い方が似ている」と指摘されたことでミーム汚染が発生してトドメとなる。
特徴を強調した「まってま~~~す」という表記が使われることが多い。
いつの間にかミリオン以外のアイマス他ブランドの番組でもメール募集のアナウンスがあるとコメントでこのフレーズが流れてくるようになっており、「ありがサンキュー」に続くころあず発としては2例目のアイマス定番ワードと化している。

Pヅラのファン(2019年)
▷発言者:田所あずさ(ころあず)
▼備考:
D/Zeal愛が暴走したぴょん吉に対する発言が発祥。

ぴょん吉は終わりました(2020年)
▷発言者:山崎はるか(ぴょん吉)
▼備考:
ミリシタに最上静香のソロ曲「Catch my dream」が実装された事に伴い、公開されたジャケットや静香と未来とジュリアが映っているコミュの絵を見て興奮したぴょん吉が発した言葉。

幻覚P(2021年)
▷発言者:田所あずさ(ころあず)
▼備考:
2021年5月に行われた7th周年ライブ「Q@MP FLYER!!! Reburn」の事実確認ができていない真偽不明の想い出について語るプロデューサーを指す総称。

プロデューサーねーみ(2022年)
▷発言者:田所あずさ
▼備考:
“プロデューサーネーム”をころあずが噛んだことにより生まれた。
その後もわざと"ネーミ"にしたおたよりが送られる等弄られている。

スゴイデスマシーン(2023年)
▷発言者:
▼備考:
星梨花が“すごいです!”とよく発することが「“すごいです”を言う機械のようだ」という話題から生まれた。
類義語:ガンバリマスロボ

おめでば~す/おめでばーす(2024年)
▷発言者:田所あずさ
▼備考:
誰かの誕生日を祝う際にぴょんさんなどが言う「はっぴば~す」に対抗してころあずが提唱したもの。
ミリオンPの間でもはっぴば~す派・おめでば~す派に二分される。


歴代テーマソング

本ラジオの構成担当でもある伊福部が作詞を担当しているため、ミリラジミームが色々仕込まれているのが基本路線。
テーマソング同士でもフレーズの反復がしばしばあり、それらがPの間でミームになった例も。
ライブでは時々披露されているが、厳密にはあくまでキャラソンではなく中の人と見做されているのかミリシタにはどれも実装されていない。

『U・N・M・E・Iライブ』
▶作詞:伊福部崇
▷作曲/編曲:増谷賢、長田長之
初代テーマソング。ジャケットイラスト担当はアイドルマスターBREAK!を執筆した藤真拓哉。

『ターンオンタイム!』
▶作詞:伊福部崇
▷作曲/編曲:三好啓太、三好啓太
二代目。ジャケットイラスト担当はゲッサン版を執筆した門司雪。

『ENDLESS TOUR』
▶作詞:伊福部崇
▷作曲/編曲: 田中俊亮、酒井拓也(Arte Refact)
三代目。ジャケットイラスト担当は引き続き門司雪。

『SECOND LIVINGROOM』
▶作詞:伊福部崇
▷作曲/編曲:遠藤信吾、遠藤信吾
四代目。ジャケットイラスト担当はライブリーフラワーズを執筆した凪庵。

『さんぶんのいち』
▶作詞:伊福部崇
▷作曲/編曲:三好啓太、PandaBoY
これまでの主題歌はオープニングだったが、これはエンディング主題歌。
これまではコミカライズ作者が描いていたジャケットを、二次創作界隈で話題の*3砂浜ラブ氏が描いたことも話題に。そして某作品ではすぐネタにされた。セルフパロ……?

『Reward Sweets』
▶作詞:伊福部崇
▷作曲/編曲:金山秀士(Dream Monster)、イトイ(Dream Monster)
五代目。ジャケットイラスト担当は天色のアステリズムを執筆した大北真潤。


余談

  • 非公式?
ミリラジはミリオンライブ唯一の定期ラジオ番組なのだが、その割にはぶっちゃけ作品の広告塔的な側面より*4三人のゆるいトークが売りになっていっている。
(デレラジが段階的に固定パーソナリティを廃し、直近の楽曲やライブ等に関するキャストを主に呼んでその話を聴くという路線が強くなったのとは対照的)
そのため番組自体がどこか独立した存在になってしまい、ぴょんころもち三人からさんざん「非公式」「(本ラジオへの)導線が存在しない」「ミリラジって聞いてる人いるんだ」とボロクソに言われていたが、
そのことを気にしはじめたのか、近年ではミリラジでガシャや楽曲の発表を行い、ミリシタ公式アカウント直々に「ミリラジで発表します!」と発言するようになっている。
なお、上述の『CINDERELLA PARTY!』もパーソナリティ固定制*5でアウトロー扱いされる定期ラジオ番組である*6という共通項があるほか、同じスタジオで収録を行っている*7関係上、デレパの「置き土産」*8にミリラジ側が遭遇することもしばしばある。

  • ハワイロケ
上記したテーマソング『ENDLESS TOUR』のCDには、
ミリラジで行われたハワイロケの内容が記されたブックレットと、それを収録したBDが特典として付属されているので、買ってみよう。


Wiki篭りさんの追記・修正、まってまーす。

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最終更新:2025年03月28日 11:59

*1 スイーツではあるが、時折酒の肴などが出る場合もある

*2 目立った交流はないものの、同じスタジオで収録している関係からたまーに触れられることがある。

*3 もっとも、この時点で公式でも何度か紹介・起用されたりしているが。

*4 作品連動のコーナー自体は設けられているし、中核的なキャストとして三人の作品愛は疑うべくもないのだが、それはそれとしてである。

*5 ただしゲストは招くことが多く、たまのゲストなし回を「虚無回」と積極的に自虐している。

*6 当然ながらデレパも日本コロムビア社提供のれっきとした公式番組である。あちらはこの点を踏まえて、「『非公式』ではなく『非公認』」と表現している。

*7 デレパの収録後にミリラジの生放送が行われる。

*8 企画で使われた道具が置きっ放しになっている、食べ物の匂いが残っていてミリラジトリオ(主に約一名)が自分たちも食べたいと訴えるなど。