登録日:2025/03/03 Mon 02:13:25
更新日:2025/08/22 Fri 12:30:01
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衆多の節点、永垂不朽。
Eternal glory to all nodes.
ごきげんよう、旅人さま。東土・ノードマトリクス記念館へようこそ。
SCP-CN-3000とは、シェアード・ワールド「
SCP Foundation」に登場する
オブジェクト(SCiP)の一つ。
オブジェクトクラスは財団の切り札ともいうべき「
Thaumiel」。
中国支部の記事なので、識別記号として「CN」が付いている。
SCP-CN-3000コンテストの優勝作品であり、コンテストテーマ「奇跡/宿命」のうち、両方を採用して執筆されている。
概要
特別収容プロトコル: ノードマトリクスは現在、SCP財団東土司令部と14名のノード管理者による共同管理下にあります。空泡QM-LMに所在するノード15は…
説明: SCP-CN-3000は異常な技術の1つであり、 散漫現象を有効に軽減し、非物質内における完全な意味流伝搬を実現できる、現時点では唯一の手段です。学術界では目下、非物質と稀金の性質を十分に理解できておらず…
原理が未解明なことから、ノードマトリクスの技術は現状、各空泡内のノード候補者による、自主的な正しい固有ベクトルの捜索に依存しています。現行ノード管理者・14名の献身と犠牲に対し、SCP財団東土司令部はここに深く感謝の意を表します。
初っ端から聞き慣れない単語がてんこ盛りだが、これには理由がある。
少なくとも西暦3000年以降に執筆された、遥か未来の財団報告書(という体)なのだ。
例えるなら、平安時代の人間に人工衛星の概要を読ませるようなものなので、何が何だか分からないのも当然だろう。
また、記事のメインというべきは報告書本体より、それに付随する「SCP-CN-3000がThaumiel認定されるまでのアーカイブ」であり、
50人以上の登場人物、158もの通信ログが続いていく大長編SF群像劇となっている。
読み進むことで、用語や世界観が少しずつ理解できる仕組みであり、PCやタブレットで読むとログが横並びに展開し、繋がりがより分かりやすくなる。
ただし、全体でおよそ9万字と、いかんせん小説並みの文量があるため、アニヲタ諸氏には本ページを取っ掛かりとして攻略していただきたい。
あらすじ(序盤のネタバレ注意)
人類が物体や情報、個々人といったものをすべて「意味」の集合体…「意味流」として捉えるようになった未来──
技術が進んだ一方、人類は宇宙にて、「非物質」と呼ばれる謎めいた星間物質を発見する。
非物質の層を通過した意味流はバラバラにほぐれ、分解され、元ある性質を失ってしまう。
人類はこれを「散漫現象」と呼び、他の宇宙人の力も借りて最大限の警戒を続けていたが、有効な対策を打ち出せずにいた。
西暦3000年。地球は銀河系にある広大な非物質へ、真正面から突入。
以降、地球は「空泡」と呼ばれる小規模な空間へと分裂し、
さながら、スポンジに所々空いた穴ぼこのように、人類文明はバラバラに孤立してしまった。
非物質には濃淡があり、たまに生じる希薄箇所…「伝送ポータル」に意味流を流し込むことで、
各地の空泡は情報や支援物資を細々ながら融通していた。
しかしながら、万全な状態で届く保証はなく、人間が移動するのはまさに、運に身を任せるような行為であった。
ある日、財団は意味流を送り合う実験で得られた物資の中に、謎の金属が付着していることに気づく。
この金属は触れた意味流に応じて、水銀のように柔らかくなったり、ダイヤモンドのように硬くなったりと、多種多様な変化を見せる。
金に似ているようで違うこの金属はその後、「稀金」と呼ばれるようになり、各空泡で調査が進められていった。
研究の中で、稀金と意味流の関係には以下のような事実が判明する。
- 人間の意味流との反応は一定せず、個々人の行動に大きく影響される。
- 稀金が強い反応を示す人間の意味流は、非物質に耐性を持っており、突入時の散漫率が低い。
意味流に対する稀金の反応は数列として表記でき、財団はこのような数列を「固有ベクトル」と命名。
特定の固有ベクトルを示す人間の意味流は、非物質をほぼ完全な形で通過できることが分かり、
上記のベクトル自体を意味流として放送することで、受信側の空泡へ散漫なしで移動できる可能性が出てきた。
財団、そして人類は、非物質を突破する手がかりをついに掴んだのだ。
問題は、固有ベクトルが複雑多様で、非物質も安定せず、各空泡の物理性質には差があることです。有効なベクトルを探すための、普遍的な手法が、現段階では確立できていないのです。それでも、我々一同は確信しています。人間には固有の、行動に連動して変わる固有ベクトルがあるということを。有効なベクトルを見つけ出し、絶えず外へ放送するには、人、人こそが最良の選択肢なのです。
ここに、有効な固有ベクトルを持つ人間を探す試みが、全世界の空泡で始まるのだった──
主要人物
SCP-CN-3000には多数の人物が登場するが、このうち15名の「ノードマトリクス管理者」を中心に話が進められる。
ノードマトリクスというのは、簡単に言うと「非物質に滅法強い固有ベクトル保持者を等間隔に配置し、内側にある空泡全部を通行可能にする」システムである。
ページ冒頭の画像はノードマトリクスの模式図で、外周の黒丸がノード管理者のいる空泡と考えて良い。
管理者それぞれに一つの物語が存在し、他の管理者と複雑に絡み合って、ノードマトリクス完成という大きな流れにまとまっていく。
- ノード1 夏 嵐 ノード名:光輝-GLOW
ここは、私のために用意された場所。この場所にこそ、私は還るべきなのです。
空泡CR-KHの女性客員研究員。高エネルギー異常物理学を専門としている。
出身は別の空泡で、素粒子の観察がしやすい環境を求め、空泡CR-KHにポータルを通じて移ってきた。
CR-KHは放射線が激しく飛び交う危険な世界だが、彼女は元々放射線障害で余命わずかであり、骨を埋める覚悟でこの空泡に足を運んでいる。
- ノード2 孔 珹器 ノード名:棘-SPIKE
虎穴に入らずんば、虎子を得ず。俺には稀金が必要なんだ。
空泡H5-BMの金属加工職人。
思い通りに形を変化させる稀金に惚れ込み、稀金を手に入れるためなら多少の散漫も辞さない漢の中の漢。
作中では稀金を巧みに加工し、さまざまな便利アイテムを生み出していく。
- ノード3 舒 詠墨 ノード名:歌唱-ANTHEM
皆の心が合わされば、奇跡はきっと創り出せるはず!
空泡DV-S8で活躍している「涙の歌い手」。
「非物質病」という難病を患っており、生まれつき脳に非物質が突き刺さっている。
絶えず思考をかき乱されるため、非常に涙もろいというハンデを負っているが、涙のようなメイクをあえて施し、チャームポイントに変えている。
歌声が空泡間を散漫なしに伝わる事実が判明し、同じ非物質病の患者を励まして「涙歌楽団」の結成に奔走する。
- ノード4 賀 三酹 ノード名:酒精-ETHANOL
フクロウも嘆いてんぜ。アイツも酔いたがってんだ。酔いどれた夢ん中で、俺らと溶け合いたいのさ。
空泡1K-ZZの酒造で、飲んだくれ口調の中年男性。仙人みたいな風貌をしており、古風な表現を好む。
自分の作る酒に満足できなくなり、店を閉めて修行を始めることにした。
興味本位で稀金を酒に振りかけ、試しに飲んでみたところ、
非物質の渦巻く白い山と、白馬を夢見る鹿、目玉だらけのフクロウの夢を見るようになる。
- ノード5 史 恒鑫 ノード名:無心-HEARTLESS
諾達を止められるわけないだろ?お前に執着心が無かったら、チャンスを諦めるタマだったら、オレがお前に惚れ込むと思うか?
空泡IL-G2の上級研究員で、ガタイの良さそうなお兄さん。
空泡IL-G5に移った同僚研究員・余 諾達と恋仲にあるが、散漫現象のために連絡が上手く取れず、歯がゆい思いをしている。
著者によると最初期に出来たストーリーラインらしく、惚気の描写に気合が入っている。
- ノード6 高 淼 ノード名:倒影-REFLECTION
なあジュジュ、パパはどうするべきだと思う?
空泡AQ-9Sの上級研究員で、子持ちのパパ。研究への熱意を失い、もっぱら家族と過ごす日常を送っていた。
しかし、稀金やノードという希望を知ったことで、研究員魂が再燃。
自分がノードになりうることを突き止めるも、その条件は上空に飛び上がり、AQ-9Sの空を満たす化合物の液体に突っ込むというもの。
ノード管理者としての役目を担うには、長期間家族と離れる必要があり、使命と家族との間で葛藤することになる。
巨足族と一体になることでようやく、彼らの英知を解き明かすことができるだろう。
見た目はコーカソイド系に見える、銀色の耐熱服を着込んだ女性。
朝顔文学報という新聞に寄稿を行っており、彼女のアーカイブは基本、原稿という形で収録されている。
非物質の到来直前に姿を消した巨足族……
SCP-1000の行方を追い求め、祝融山なる火山の空泡にやってきた。
巨足族の英知が刻まれているという粘土板を解読するため、過酷な土地で1人試行錯誤を続けていく。
- ノード8 臧 翂 ノード名:防火壁-FIREWALL
SCP財団の研究員ってのはいつも、コトを複雑にするのがお好きなようね。
空泡C0-BKのLAN(ローカルエリアネットワーク)を管理する女性。
C0-BKのLANにはサイバースペースが広がっており、ここの住民は基本、電子の中で生きている模様。
財団に何かと当たりが強いが、
壊れた神の教会の信徒だったことも関係するかもしれない。
ノード候補探しには賛同するものの、LANに非物質が攻撃をかけてきているため、なかなか協力する余裕がない。
- ノード9 単 一臾 ノード名:共鳴-RESONANCE
緊急放送……こちらは初級研究員、単一臾で……ああやだ! やっと分かったわ!
初級研究員のお姉さん。キネトグリフを専門としており、ダンスが上手い。
ポータルで空泡RW-5Wに向かう途中、突発性の非物質サージ(乱気流的なもの)に襲われ、空泡RW-55に不時着。
RW-55は無人の砂漠地帯で、中心に2メートル大の震える稀金が浮かぶ、奇特な環境となっている。
たちが悪いことに、この空泡は時間ループ、あるいは反ミーム的性質を纏っており、
定期的に記憶がリセットされ、何回も同じ通信を繰り返してしまっている。
- ノード10 ゲゲン・トゥヤ ノード名:陽狩-SUNHUNT
散漫で疲弊しているというのに、この10個の太陽ときたら、火に油を注いできやがるのだ。
空泡X0-BAの兵士を束ねる大隊長で、モンゴル系の女性。
非物質の影響か、X0-BAでは太陽が10個に分裂し、森林地帯に落下。
意思まで芽生えたのか、10本の光柱となって森を動き回っており、「足の生えた探照灯」と形容されている。
森の資源を使えないわ、太陽の光線が意味流の受信を阻害するわで、耐えかねた彼女は太陽狩りを決行するが……。
ゲゲン・トゥヤのエピソードは中国神話の「羿射九日」をモチーフにしていると思われる。
- ノード11 万 章 ノード名:再帰-RECURSION
わたくしは感じました。この貧しい空泡において、稀金という存在は、宇宙がわたくしに与え給うた、承認のようなものなんだと。
空泡OI-IOの刺青師の男。
タトゥー針が皮膚を突き刺す痛みに感動し、歓喜の涙を流す変態マゾヒストである。
稀金を練り込んだ特製の針を使い、究極の苦痛を味わって涅槃に至ろうとするが、その過程で深刻なスランプに陥ってしまう。
- ノード12 シャン ノード名:永無-NEVERLAND
シャンにはやっぱり、大人がよく分かりません!
空泡N0-FSの一般住民で、見た目は幼い子ども。
N0-FSは現実改変能力を持った子どもだけが住んでおり、その能力で不自由なく、牧歌的な暮らしを続けていた。
稀金を役に立たない「ピカピカ」として認識しており、空泡に来る大人については「複雑な夢を持っているから」と、いまいち好きになれないでいる。
N0-FSの空に浮かぶ「ふわふわ雲」はSCP-CN-1999「幻想の遺物」であり、人間の想像力で形が変わる異常性を持っている。
SCP-CN-3000では意味流が通過することで形が変わるという解釈になっている。
- ノード13 イーゴリ・カーメネフ ノード名:時神-CHRONOS
航宙士イーゴリ・カーメネフより、SCP財団東土司令部に敬礼を。
スラヴ系の男性宇宙飛行士。
西暦3000年時点の人間であり、財団航宙艦隊の司令官を務めている。
非物質観測のミッションを終え、帰還の途についていた最中、突如として非物質サージが発生。
ポータルで部下達をどうにか逃がすも、彼自身は非物質に飲まれ、そのまま行方知れずになっていた。
だが20年後、空泡TM-A4に空いたポータルより、どういうわけかカーメネフの放送が着信。
彼はまだ生きており、それどころか非物質サージが昨日起きたばかりと認識していた。
- ノード14 柯 澤言 ノード名:濾過器-FILTER
どうかこれ以上、邪魔をしないでください。よろしくお願いします。
空泡TK-3Nのアーキビスト。いわゆる"本の虫"であり、旧時代の書籍を保管する資料館に引きこもっている。
財団の董 冪羽上級研究員がTK-3Nに来訪し、交流の誘いを受けるが、柯は人付き合いを良しとせず、丁重に誘いを断ることに。
それでも董研究員からの誘いは止まず、語気を強めて断り続ける。
外部と繋がりを築くノードマトリクスにも否定的だったが、董との文通を重ねるうちに、次第に考えが変わっていき……。
- ノード15 パサン・ドルマ ノード名:放送-BROADCAST
ノード数が一定以上に達し、相互に狙いを定めれば、網状の構造を形成することが可能となります。その中を流れる意味流は、近隣ノードの固有ベクトルを随時取得できるため、散漫のリスクがずっと低くなります。くわえて、エベレストの意味流信号塔が完成すれば、あらゆるノードの固有ベクトルを受信し、東土全域へ放送できます。意味流とノードの共鳴を、最大限にまで高めることが可能となるでしょう。
同志諸君よ、もう一息です!
空泡QM-LMの研究所主任で、ネパールまたはチベット系の女性。
QM-LMは旧時代でいうエベレスト一帯に位置し、高地にあるからか、非物質から大量の稀金を採取できる。
こうした恵まれた環境を利用し、有効な固有ベクトルを増幅して流す「意味流信号塔」をエベレスト山頂に建設。
壮大なノードマトリクス構想を提唱し、各地の状況を取りまとめていく。
狂言回しにあたるポジションであり、個人のエピソードは少ないものの、
新出の用語を整理し、随所随所で読者に進捗を共有してくれる重要な存在である。
ノードマトリクスを完成に導く経緯自体が、彼女のメインエピソードと言えるかもしれない。
用語
頻出だが飲み込みにくい用語について、翻訳記事のディスカッションを参考にまとめておく。
地球の一部地域。劇中でエベレスト、および太平洋島嶼部にあるSCPオブジェクトが登場するので、概ねその範囲内だと思われる。
対となる地域として「西域」が存在する。
東土一帯の空泡を管轄する、財団支部の広域バージョン。劇中では国家への言及が無いので、政府=財団と同義かもしれない。
人間・物資・メール・歌など、万物を構成する要素の、SCP-CN-3000における呼称。
「意味流トラフィック」「意味流伝送」「意味流放送」など、データをやり取りするようなニュアンスで用いられている。
意味流が一般的用語となった経緯については説明がないものの、
著者が過去に執筆した
SCP-CN-2999 - "Observator Ex Machina"では「語義分類」という似たような用語が存在する。
語義分類とは、例えば特定のリンゴに対して、
「質量が◯◯で、表面の平均RGB値は✕✕、パイロット社の油性ペンで3センチ大の財団ロゴが描かれた、~~のリンゴ」等と、「言葉」による緻密なラベル付けを試みる作業である。
詳しくは解説記事に譲るが、SCP-CN-2999世界は「すべてのものは言葉でできている」という認識に立脚しており、SCP-CN-3000はその世界観を引き継いでいる可能性がある。
有害な暗黒物質的なやつ。英語ではnon-matterと訳されている。
非物質に入った意味流=万物は文字通りバラバラにされる(散漫)。
劇中では非物質に意思があるとして、人間の繋がりや統合を意図的に妨害していると主張する者もいる。
現実の世界だけでなく、夢の中やサイバースペースにまで入り込める模様。
非物質が激しく流動する現象は「非物質サージ」と呼ばれ、突発的な災害として恐れられている。
非物質の中から採取される、特異な性質を持つ金属。英語表記はrarusium。
触れる存在(意味流)によって異なる反応を示す。
起源については作中の「非物質のウンチ」論が参考になるので引用する。
うちの子が昔、こんな話をしていた。稀金は実は、非物質のウンチなんだと。
非物質が意味流を散漫させるのが、食べ物を呑み込むようなものだとするなら、稀金とはまさしく、非物質からひり出されたものだ……。つまり稀金は、非物質が消化できなかった、意味流というわけだ。これこそが恐らく、稀金が意味流の固有性を示す理由なのだろう。これらの固有性こそ、非物質が意味流を消化できるかどうかを決定付けているのだから。
意味流が稀金に接触した際の、稀金の反応を数値化したもの。
ほとんどの意味流の場合、固有ベクトルが変動することはなく、稀金は毎回同じ反応を見せる一方、
人間の意味流については不変の数列と、行動によって変動する数列、2種類の値から成り立つことが分かっている。
非物質の影響を受けなくなった固有ベクトル。ユニークな行動を極めきった人間のみが、この段階に達する。
有効になる行動は人それぞれで異なり、何をすべきかは稀金に触れた際、何となく察せるらしい。
作中では最低でも15名がこの境地に達している一方、ユニークな行動には往々にしてリスクが付き物であり、
取るべき行動は分かっても途中で諦めたり、執着しすぎて人生を狂わせた人間も相当数存在する。
固有ベクトルがひっきりなしに変動し、非物質内を散漫せずに歩ける人物、および役職。
ただし、変動後の固有ベクトルが散漫の対象に引っかかる恐れがあり、
彼らは目や耳、心臓など、身体の一部をわざと欠損させることで、変動のパターンを固定化させている。
ノードマトリクスが完成するまで、東土空泡間のメッセンジャーとして駆け回っていた。
追記・修正はノード候補になってからでお願いします。
- 公開当時あまりに難解&長大過ぎて途中で読むのを辞めてしまった記事だ これを機に読み直すか…… -- 名無しさん (2025-03-03 02:23:15)
- いくつもの異なる世界が点在する世界観がサガフロっぽい気がした 空泡≒リージョン、みたいな感じかな -- 名無しさん (2025-03-03 02:35:51)
- よくこの異次元難易度のSCPを解説できるなぁ この調子でCN-2000とCN-3001も頼んだ -- 名無しさん (2025-03-03 12:34:37)
- 9万文字って普通に文庫本標準の厚さになるレベルだからな。もしSCP財団知らん人に読ませたら設定的にSF方向のラノベとか思われそう。 -- 名無しさん (2025-03-03 23:33:35)
- 冒頭でもういきなり中国の遠大SFだってわかる書きっぷりで驚く -- 名無しさん (2025-03-23 10:47:23)
- デスストみたいに、危険な空間によって寸断された世界を結び直す人々の物語ってことでOK? -- 名無しさん (2025-07-31 17:07:54)
最終更新:2025年08月22日 12:30