にじさんじゲーマーズ/EXゲーマーズ

登録日:2025/05/11 (日) 00:43:27
更新日:2025/05/12 Mon 10:14:13NEW!
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にじさんじゲーマーズとは、VTuber事務所「にじさんじ」に存在するグループである。
統合後は「EXゲーマーズ」というユニット名で活動している(EXは『元』を意味する接頭辞)。

【概要】

2018年5月~7月活動開始。
名前の通り、主にデジタルゲームの配信活動を中心としていたグループ。後に統合され、全員がにじさんじ所属になった。



【メンバー】


(かなえ)

突然天使の如く舞い降りてきた超癒し系男子。
そして猫のクッションを両手で抱っこしている。話し方もふわふわしている。
学生のように見えるが普段何をしているかは不明。
甘いボイスで、聞いているこちらの心が洗い流されるようなトークを繰り広げる。

多くの彼氏を持つゲーマーズ筆頭。
FPSを始めとしたゲームで卓越した腕前を誇り、実力でプロゲーマーと共演することもある。
そうでありながらイキったりふざけたり裏切ったりして撮れ高を生み出す配信者としてのエンターテイナー性を備え、
ゲーマーズとしてわかりやすい解説や説明、共演者へのレクチャーを行う。
その人当たりの良さとコミュ力の高さは委員長も太鼓判を押すほどだが、あまりに出来過ぎているゆえに一周回って怪しまれたり、
時折そのトーク力を悪用して非常に言葉巧みに嘘をついたりするのでサイコパス呼ばわりされることも。
四輪車でサッカーをするロケットリーグで他VTuberと遊んだ際は、(ハンデ有、初心者が多かったとはいえ)4体1に関わらず圧倒する無双っぷりを見せた。
同期の赤羽葉子とは対照的に配信頻度が非常に高く、2019年のアーカイブ数はにじさんじトップ。
ファンネームは『叶え隊』。

赤羽葉子(あかばね ようこ)

渋谷の高校に通っていた18歳の女子高生。
オカルト研究部の部長であり、怪談や降霊術などが大好き。
彼女の高校には不思議なうわさがあり、放課後になると奇妙な古いチャイムの音が聞こえてくるらしい。

やべーやつの中でもトップクラスのやべーやつ。うるさい。
ほのぼのおつかいゲームと記載した上で初配信にチョイスしたのがPOSTAL2(残酷ゲーム)。
いわなが含むリスナーの多くがPORTAL2(アクションパズルゲーム)と誤認していた。
実際のプレイでも殺人・放火とやりたい放題。
「アタシまだ悪いことなんにもしてないよ!」
以前はギルザレン3世に並ぶ配信レア勢だったが、2020年10月からは配信回数が大幅に*1増えた。
変わった企画を行なう事も多く、EXゲーマーズが集まる際の旗振りもだいたいこの人。
ファンネームは『しかばね』。

笹木咲(ささき さく)

高校2年生。
ゲームと水族館が大好きなのんびりした性格の関西女子。
好きな生き物はメンダコ(面蛸、英名: Japanese pancake devilfish は軟体動物門頭足綱八腕類メンダコ科に属するタコの一種) 
あとパンダ(白黒の生物)も好き。

パンダのフードを被ったピンク髪の少女。ニンテンドー系のゲームと海棲生物を主に好む。
活動当初はスプラ2や歌動画などで可愛い路線を見せていたが、蓋を開けてみればとんでもないイキリパンダだった。
本人曰くコミュ障とのことで多人数が集まる場だと弱気だが、少人数コラボだと一転して押せ押せになる。
引退~復帰を経て場数を踏み、多少慣れたのか現在は多人数でもイキることが多くなりつつある模様。
富山。

椎名唯華と真逆くらいに割と運に見放されていて、惨敗しては泣きながら配信を切るのが風物詩。
ちなみにその椎名唯華とは元々ライバーデビュー前からの友人であり、実兄が間違える程声がそっくりだったりする。

自身のやりたい任天堂のゲームが配信規約に引っかかるなどの理由で2018年11月15日に卒業したが、その直後にガイドラインが改定され、卒業する理由がなくなってしまう
その結果運営の声掛けを受け前代未聞の卒業後出戻りとなり、ついでに引退と復帰のタイミングが奇跡的な一致を見せたことから笹木咲=稀勢の里説がネタとなり、なんとネットニュース番組でも取り上げられた。
一度引退したバーチャルYoutuberが特に何も問題なく元の鞘に収まるというのは業界全体で見ても非常に珍しく、今なおこの笹木くらいしか前例がない。
ファンネームは『笹キッズ』。

本間(ほんま)ひまわり

ゲームと猫が大好きな高校2年生。
最近友達が欲しくて配信をはじめた。
普段は明るくて少し天然だが、ゲームをすると…!? 
なぜかいつも頭にひまわりを付けていて、嫌な事があるとひまわりで花占いを始める。

明るく元気なアホの子。笑顔が特徴的で、大抵の場合いつも口が開いている。ラッツ!
プロフで明言されていなかった(というか書き忘れた)ので、しばらくの間性別不明扱いされていたこともある女の子*2
にじさんじのメンバーは基礎教養に難がある者も珍しくないが、その中でも彼女は群を抜いており、学力テスト的な企画がある度に遺憾なくその破壊力を発揮する。
すもも幼稚園では「お鎮痛(おち○つう)」という発言で空気を凍りつかせたりと、知らない故の爆弾発言も多い。
しかし、ゲームの腕前はプロ並み。エイム力は特に高く、ホラーゲーム耐性も高い。
食いしん坊でラーメンなどをよく食べるため、デビューして以来ジワリジワリと太り続けているらしく体重イジリには人一倍敏感で、「(許される)ラインを超えたな」は彼女の配信における風物詩。*3
生来のアホの子ゆえにレジ打ちで万単位の誤差を出してバイトを何度もクビになるなど苦労を重ねていた時期があるらしく、その経験ゆえか人の良さや器量の広さには仲間内から定評がある。みんなだいすき。*4
あまりにも仕事熱心すぎて、無自覚のうちにあわや過労死寸前にまで追い詰められたことも。
ファンネームは『ひまぐま』。

魔界ノ(まかいの)りりむ

魔界から遊びにやって来たサキュバスの子供。
実は悪魔の使命があるのだが、本人はすっかり忘れて今日もゲームに興じている。
弱そうと見られがちだが、父は偉大なる魔界の王サタンである。
本名:リリム・キスミー・ラブリーハート=ロリータニア。

赤い角と赤い羽のサキュバス幼女。
“ひとをいためつけるゲーム”を好み、基本的に脳筋プレイ。
コラボでも遠慮なく暴れるお子様ムーブを徹底している。
配信休止明け以降、陰キャアピールが何故か増え、下記の卯月コウとの陰キャカップルコンビ「おりコウ」としての活動が増えた。
なお、上記の笹木咲や本間ひまわりとはデビュー前のかなり早い時期から顔を合わせていたが、何故か二人に比べて一歩遅れてのデビューとなってしまったとのこと。

上記の本間ひまわり同様に基礎教養のレベルが低く、難読漢字や慣用句をことごとく誤読することからネタ要員として面白がられていたが、後述するグウェルの企画「積分を解けるまで耐久」に生徒役として参加したことから運命が激変。
最初の頃は案の定ボロボロだったものの、 8時間ものあいだ熱心に喰らいつき 、最初は全く分からなかったはずの積分の問題を見事に理解&回答して企画を成功に導いた。
この耐久配信は、グウェルとりりむの歯車がガッチリ噛み合ったからこそ生まれた奇跡として伝説となった。
その後は「学ぶ喜びを知った」とのことで、企画後もたびたび復習配信を行っている。

学業的な能力こそ上記の通り壊滅的だが、挫折を何度も味わった経験から繊細な心理が絡む相談系コンテンツには強く、その方面においては卯月コウ、星川サラと並ぶ有識者。
その高い言語化能力を活かしたリリックなツイートも彼女の強みである。
ファンネームは『陰キャバス』。

葛葉(くずは)

親の甘い蜜を吸い続けるニートのゲーマー吸血鬼、
現在は身の回りの世話をしてくれるペットのブタと生活している。
見た目にそぐわず我が儘で気まぐれな子供っぽい性格で、すぐ調子に乗る悪い癖がある。
おまけにかなり現金でお金に目がない救いようのないヴァンパイア。

元個人勢な銀髪赤眼の吸血鬼。
若干高めの声質と相待って、チンピラや三下ヤンキーのようなチャラい言動が特徴。
いわゆる“転生”ではなく、芸名や容姿を変えたりすることなく企業所属ライバーに転身する*5という、現在となっては珍しい経緯でにじさんじに加わった。

「自分の出身地である魔界では煽りやマウント合戦は一般的なコミュニケーションである」とのことで、高い煽りスキルを持つ毒舌家だが、それゆえに火種になりうるようなリスクが付きまとっている。
特に、にじさんじでのデビュー当初に発生した炎上は本人の心に深いトラウマを残し、それらが一段落してからは謝罪を経てキャラが若干丸くなった。
現在は初期の荒っぽさは抑え目に、耳に残る語録・トークスキル、リアクション、ゲームスキルなどで活躍。
また、炎上を極端に恐れるいじられ役としても面白がられている。
強気な振る舞いとは裏腹に陰キャ的な一面もあり、会話の節々に大袈裟な深呼吸を挟んだり、なんとか会話を切り出そうとして唐突に天気の話題を持ち掛けたりする様子が視聴者や同業者に強い印象を残した。
以後、葛葉の天気ネタはカードゲームになぞらえて「天気デッキ」と呼ばれるようになり、
以後、“会話下手な者が少ない話題を必死に頭から絞り出しながら何とか会話を切り出そうとする様子=〇〇デッキ”とする慣習が業界に定着した。

煽り屋だった頃から変わらず接してくれた乾伸一郎氏を恩師と仰ぎ、一生頭が上がらないらしい。

ファンネームは『ラグファミ』(ラグーザファミリー)。
2022年以前は『火畜』だったが、公の場での仕事で「ファンネームはかちくです」と言いづらいから、と言う事で変更された。
ファンが自称する分にはどちらでも良いとの事。

椎名唯華(しいな ゆいか)

ゲームが大好きな関西弁の高校1年生。実は霊能力者。
マイペースな性格で、周りのことは気にせずのほほんとしている。
そのせいか、よく色々な霊にとり憑かれ、体をのっとられたりする。

顔がデカい白髪の少女。一見するとショートカットのように見えるが、実際はちょうど死角のところに束ねた長い後ろ髪がある。
パッと見の雰囲気に反し、絶妙な底意地の悪さで「クズ」「三下」という評価が定着した愛すべきバカ。
どんなに悪態をついても何だかんだいって愛されていたり、ポケモンで対戦をすればハサミギロチンだけで完封勝利したり、栄冠ナインをやれば転生OB枠で大谷翔平を引くなど、
類いまれな強運により「神に甘やかされた女」「幸運の女神が爆笑した女」の異名を持つ。
一方、霊能力者という設定だがホラーゲームは大の苦手で、とあるホラーゲーム実況では「チュートリアルステージに1時間以上かける」という超絶ビビりプレイをみせたことも。
その白とピンク色で構成された容姿や、ダウナーな語り口の関西弁など、先述した笹木咲と相通ずる要素が多く*6
実際殆ど公式ペアのように見なされていて、共演する機会が非常に多い。
詳細は個別項目を参照。

【卒業生】


闇夜乃(やみよの)モルル

本来は人の血を吸い生きる、少しわがままな悪魔の女の子。
最近、コーラとラーメンだけでも生きていけることが分かり、
今は住処からほとんど出ずにゲームをしている。

ゲーマーズ出身。
外見と設定に反したふわふわボイスなんだぁよ。
主にレトロゲー厶をプレイしており、視聴者からは孫扱いされていたが、後に禁止された。
プレイスキルの高さよりも楽しむ系ゲーマー。
ひまわり、りりむと共に外部のプロゲーマー「すもも(SUMOMOXqX)」氏とTPSなどコラボ放送をしており、
その様はまさに園児3名と振り回される保育士だったため『すもも幼稚園』と例えられ、後に正式名称にもなった。
ファンネームは『ともるる』。
2019年6月27日に卒業。

雪汝(せつな)

普段は雪山に住んでいる雪女で、人間の文明に興味を持ちゲームを始める。 
妖怪なのにホラーが苦手で、性格は意外にも熱血。
最近、温暖化は死活問題だと感じ始めている。

ゲーマーズ出身。
動画勢なおっさん系シングルマザー雪女。通称雪卍。
GTAなどでエロを前提としたナンパプレイするおっさん具合。
いわながで隠さなきゃ
実は男性の前ではまともに話せないなど、かわいいところもある。
自身が技術提供したVTuberも存在し、コラボも行っている。
2019年10月30日卒業。



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最終更新:2025年05月12日 10:14

*1 といっても元が元なんだが

*2 配信中で「自分は女の子だから牛丼屋に一人で入るのは抵抗がある」と言及したことにより、初めて性別が明確になった

*3 ただし本人が言うには「ゲーマーズが全員喰わなすぎる」らしく、現に本人の言が正しければ食事回数こそ多いものの1度の食事量が少ない為そこまで一般人より大食いと言う訳ではない

*4 2021年8月、新型コロナウイルスに罹患して医療逼迫で入院できず、熱が41度まで上がった際にTwitter(現X)に「みんなだいすき。」と書き残した。その後無事回復

*5 にじさんじに所属するにあたって、キャラデザがより洗練された絵柄にマイナーチェンジした。

*6 しかも声自体が相当似ており、笹木曰く、実兄にさえ間違われた