登録日:2025/02/23 (日) 00:50:27
更新日:2025/02/25 Tue 00:42:56NEW!
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にじさんじ2期生は、
VTuber事務所「
にじさんじ」に所属するタレントのうち、2018年3月より活動を開始したメンバー。
早い段階でオーディションが行われたため、実は1期生との芸歴の差はほんの数ヶ月程度。1期生オーディションでは落ちたが2期生として受かったという者も多い。
メンバーが充実してきた現在の観点から見ても濃い面子が集まっていると評判。
◆剣持刀也
16歳の高校2年生。剣道部所属の、隠れまじめ系男子。
普段は周りと合わせてじゃれているがダメな時はダメという。
以前から他の人の配信を見るのが好きでその憧れから始めた。
練習のしすぎで怪我が絶えないので、常に救急セットを持参している。
シャープな風貌、エッジの効いたトーク力、尖ったボキャブラリーの男子高校生。
ボイス商品をなかなか出してくれないことにツッコんではいけない。
レベルの高い即興ラップとMCバトルを得意とするが、ロリコンかつ百合スキーというディープで業の深い漫画
オタク。リスナーからの扱いの悪さに定評があり、彼の元に届くマシュマロはファンレターというよりも怪文書のような内容のものばかりで、それらを巧みなトークで次から次へと容赦なく捌いていく様子が面白がられ、この界隈に「クソマロ芸」の概念を確立。
彼のそれは質・量ともに圧倒的であることから「
クソマロの王」として君臨し続けている。
ボイスを出せ剣持
剣持自身がツッコミ役としてキャラを確立しているからなのか、彼の元に集うリスナーは揃いも揃って彼に反抗的。それもあってコメント欄は事前知識なしに見ると荒らされているように見えるが、
一方で彼らは「剣持に逆らう」という方向に一致団結している他、剣持以外のVTuberには基本的に迷惑をかけないので、「治安は悪いが民度は高い」と言われることも。
現在では、高度かつ無軌道なリスナーのボケを剣持が次々と捌くスタイルが定番となっている。
後動画サムネイルが生首な事に定評があり、ディズニー映画の同時視聴案件でも一切ブレなかった為話題となった
月ノ美兎に初対面で名前を
「剣持力也」と間違われ、かつては定番ネタであった。
訂正している本人も稀に間違えていたが、流石に数年経った現在は廃れている。
美兎と楓からは勝手に息子扱いされており、「剣ちゃん」と呼ばれ続けている。
同じ二期生で歳の近い人間男性同士ということもあって伏見ガクとは仲が良く、コンビユニット「咎人」を結成している。
伏見ガク、夕陽リリとのトリオ「トリガー」、これにさらに家長むぎをくわえた「ハッピートリガー」などの中心人物としても活躍。が、たまにハブられる。
あとボイス出せ剣持
また、個人勢VTuberのピーナッツくんと年に1回
クリスマスの日にコラボを行うのが恒例となっている。
2022年の配信でピーナッツくんが披露した曲(通称『刀ピーOverdose』)はYouTubeで再生1000万回超・TikTokで本田翼やあのといった有名人がダンス動画を投稿するなど特大のバズを引き起こしている。
森中花咲によって
女体化「剣持刀子」コラが作られ、ショタ、ロリとバリエーションが増やされ続けている。
2019年のエイプリルフールではついに配信上でお目見えした。
それからボイス出せ力也
◆伏見ガク
普段はアルバイトやサークルのバンド活動に勤しむ大学生。
性格は犬っぽく純粋に楽しいことが大好き。いろんな人とお喋りしたくて配信を始めた。
チャラそうに見えるが周りの人を気遣ったりと優しい。
楽しんでなさそうな人がいると「楽しんでる?」と声をかけたりする。
19歳の大学2年生。普段はアルバイトやサークルのバンド活動に勤しむ。
性格は犬っぽく純粋に楽しいことが大好き。いろんな人とお喋りしたくて配信を始めた。
チャラそうに見えるが周りの人を気遣ったりと優しい。
楽しんでなさそうな人がいると「楽しんでる?」と声をかけたりする。
爽やか系
狐男子。
バーチャルながらリスナーと一緒に朝ごはんを楽しむ一風変わった(少なくとも当時は)配信「おはガク」を行う。
他メンバー等のボケを逐一拾って反応したり、絡みの浅いライバーにも自分から踏み込めるコミュ力お化け。
その人の良さから幅広い人脈を持つが、特に「咎人」の相方である剣持刀也とは頻繁にリアルで顔を合わせるほどの仲。
一方でゲス笑いと称される笑い方やイジりに対して反撃に出るといった、さすがあの力也とコンビを組んでいるだけはある胆力も。
プリコネと
パチンコも大好き。
ファンネームは『アクター』。
◆ギルザレン3世
年齢4000歳のヴァンパイア。人里離れた山奥の豪華な城に住んでいる。
同族の中でも高位に属する身分で、他者に対する言動も尊大で高圧的。
しかし、一方で根は気が弱く、
相手に不用意に近付かれると露骨にパニくってしまうヘタレ性な一面もある。
青肌白髪でガッチリした長身の渋い外見に反して、おじいちゃんのような高めのトーンで朴訥とした声質が特徴。自身の手掛けた動画は殆ど「〇〇あるいは××」というタイトルで統一されている。
「
ヴァンパイアはねー、ヴァンパイアはねー」とフレンドリーによく喋り、見た目と喋りのギャップはリスナーからも同業者からも度々ネタにされる。
吸血鬼なのに血は飲まない、ニンニクは食べる、十字架はありがたくいただくフリーダムなヴァンパイア。
自らもまた根っからのVTuberファンでもあり、「
どこにでもいる」と評判になる(?)ほど様々な配信のコメント欄に姿を見せる。
そのガチっぷりは10を越える複窓視聴を当たり前のようにこなすほどで、時にはコラボ配信中にすら複窓して共演者に怒られることも。
しかし配信を見るのに忙しいので
自分は滅多に配信しない。配信用PCに至っては壊れかかっているらしい。故にコメント欄に現れると『ギル様配信して』と書き込まれる流れは一種のテンプレであり、V界隈のイースターエッグのような立ち位置となっている。何なら近年は公式企画や大会に高頻度で参加している。
徹底して自分の配信枠を取らないだけで。
その分、配信では細かい仕込みを多数用意しており、途切れることを知らないマシンガントークは他を圧倒し、たまに披露する歌声の評価も高い。そのため、出番さえあればかなりの高確率で活躍する。
別アプリを使ってのギル子化は流石に運営に怒られ、それが尾を引いてかキャリアの長さに反して未だに冷遇気味であるとのこと。
いやそれもあるかもしれないけど配信しないから…
ファンネームは『ケンゾク』。
◆文野環
日中は寝てばかりいるが、自分の縄張りを守るため一日数回散歩する。
縄張りにくる者には一度襲いかかる。
縄張りを奪う気がないとわかると、優しくなり道案内をする。
そして猫缶を要求してくる。道端でスマホを拾ったらしい。
物真似好きのイキリキャット。高く澄んだ声質と「ふふん」「ンフフ」という漏れ出るような笑い声が特徴。
ネットワーク環境が拾ったポケットWi-Fiという状況でオーディションに応募してきた剛の者。
そのため配信環境が他メンバーに比べて明らかに簡素&粗末であり、彼女の配信中はノートPCの排熱ファンがフル稼働する音飛行機のフライト音が常に鳴り響いている。
粗末な機材を酷使していくうちにとうとうにじさんじアプリすらマトモに動かすことが出来なくなり、
いつしか間に合わせのバストアップ静止画しか表示されないという状態が当たり前になってしまう。企業所属って何だっけ…。
その後は、いちからのスタジオを使わせてもらったり、後輩の家を拠点にするなど変則的な配信をメインにしていた時期もあった。
サブカル色が強いVTuber界に身を置いていながら情報源が普通の地上波テレビだったりするなど素朴な感性の持ち主で、あり合わせの素材で作った手作り感溢れるコンテンツを得意とする。
が、肝心の内容は地上波なら放送事故モノであろう問題あるものばかり。
例を挙げると「カルビー社の懸賞に応募し、2434袋のポテトチップスを要求→見事当選し、もちろん自宅には入り切らないため事務所をポテチで埋め尽くす」、
「同業者とのコラボでは無茶振りが基本」、「無茶振りは初対面の相手だろうとお構いなしで、たまたまそこにいたからという理由で彼女とコラボした者も」、
「少年革命家ゆたぼんと独断でコラボ」(しかも本人の目の前で学校に行ってないことを煽る)などなど……。
一方で不幸な目への遭い方もなかなか酷い。例として、「声帯白板症という重篤な喉の病気により長期間の活動休止を余儀なくされる」、「短いスパンで顎の関節が何度も外れる」、「飼っている猫にボコボコにされる」、「新型コロナウイルス感染で長期間味覚を失う」、「楽器演奏会コラボ前日の夜の就寝中に棚から降って来た電子レンジが手直撃して骨折して急遽欠席」、「乳首が化膿する」など。
もちろん運営から叱られるのも日常茶飯事。
だが、どれだけ痛い目にあっても懲りることなくイキり続ける問題児、それが文野環という人物である。
だがそれでありながらコラボした事のある相手からは「いい子である」と言われたり実の弟妹相手への優しいエピソードが出たり、
問題行動もよくよく考えると同期や同僚の為に動いた結果だったりすると意外と周囲からの評価は相当によい。
特に語尾に「にゃ」をつけるなど猫キャラを前面に出すようなことはしないのだが、普段の振る舞いはまさしく自由気ままな猫そのもの。
どんな目に遭おうと崩れない鋼のメンタルと、見ていてハラハラするような(おそらく狙ってではないであろう)奇行とが混在した自由奔放な振る舞いはしばしばファンから「運営は拾ってきた猫にどうやって日本語を覚えさせたんだ」と形容される。
にじさんじ所内でもトップクラスの変人であるが故、いわゆる「伝説」を作る回も数多く、ある意味では天性のエンターテイナーのような人物。
活動当初の名義は「
野良猫」であり、後にTwitterで視聴者投票を行い、文野環に決定した。
ファンネームは『乗客』。
なお、配信の最後は「よかったらチャンネル登録、高評価、
低評価をお願いします」で締めくくる。
これは、「高評価だけでなく低評価も率直な意見である以上は受け止めるべき」という本人なりの矜持なんだとか。
◆宇志海いちご
8歳の小学3年生。
海辺の町に住んでいる、イチゴミルクウミウシの女の子。
お転婆でハツラツとした性格で、毎日学校帰りに海に潜って遊んでいる。
好物は桃色のワカメと、いちご味のお菓子全般
定時退社の化身な薩摩隼人系ガチ幼女。
喉を酷使したハイテンションなボイスが特徴。
両親から愛されており、実況のために防音室を買ってもらったりしている。
パワー系幼女と謳われる気勢を誇るかたわら、年相応に可愛らしい振舞いをすることも。あぅ……
Gang Beastsのコラボ配信で自分の死を厭わず相手を道連れに落下しする姿から「黒い心中」と恐れられたことを契機に、
マイクラでお墓を建設したり、光源一つのない闇の中で作業する姿を目撃されたりとダークな一面を垣間見せている。
ファンネームは『うみとも』。
◆夕陽リリ
16歳の高校1年生。未来人の女の子。
悪戯好きで、よくいろんなことをやらかす。現代の電波をジャックして、悪戯の一環として配信をはじめた。
16歳の高校1年生。遠い未来から配信をする元気な女の子。
悪戯好きで、よくいろんなことをやらかす。
現代の電波をジャックして、悪戯の一環として配信をはじめた。
イケボもイジりもこなす短髪系女子。
刀也、ガクと共に「トリガー」としてトリオを組む仲の良さ。
笑いの沸点が低くあらゆる場所にツボがあり、にじさんじ問わず屈指のゲラ。
なんなら配信の半分前後を笑っていることもあり、その声を聞いているだけで楽しいとの評。
紹介文にある悪戯好きは他の奴らのが設定とかけ離れていることが多い中本当。
未来人という素性から、エモ発生機としての一面も持っている。
ビジュアルや言動のかっこよさから女性ライバーに惚れられがちだが、本人もえっちなお姉さんを見ると目の色が変わる。
ファンネームは『ぱすとも』。
◆物述有栖
16歳の高校1年生。転校を繰り返すが、別に帰国子女と言うわけでもない。
母がイギリス人、父が日本人のハーフだが、日本生まれ日本育ちのの生粋の日本人。
目立ちがり屋でこの容姿を生かして、わざと外国人っぽく振舞っている。
不思議の国のアリスのイメージそのままな
金髪ロリ幼女。
有栖はJKじゃい!
おそらくVTuberの中でも指折りなほど外見と中身が合致した、現代に生きるアリス。
麻雀を始めて新春麻雀杯に参戦した際には2年連続大三元和了と言う伝説を成し遂げ、「ワンダーランド」と周囲から畏怖された。
対応の上手さやアリスらしさがほぼブレない様子から敬意を込めて「物述プロ」「有栖プロ」と呼ばれることもしばしば。
なお好きな
ゲームは可愛い女の子とイチャイチャできる
ゲーム。
地上波女優デビューしたり、ギターを始めたり、PCを自作したりとチャレンジャーでもあり、
かのシュールゲー、ユーロトラックシミュレーター2ではナビボイスも自作している。
ファンネームは『うさぎさん』。
◆家長むぎ
21歳の大学1年生。
食べることが大好きだが、料理が壊滅的に下手。
美術館巡りや読書も好きで、小説を書いたりと多趣味。
目が悪くゴミ袋と猫をよく見間違える。友達をつくりたくて配信を始めた。
15歳の中学3年生。学校はたまに行くが基本的にはひきこもっている。
ゲームとお兄ちゃんが大好き。
実は髪の毛がプリンになっているのを気にしている。
しかし外が怖いので美容室に行くことができない。
常にパジャマ姿の珍獣女の子。
気弱そうな声色とは裏腹に結構言うことは言うストロングスタイル。
ホラーなどでは絹を裂くような悲鳴を上げる。
楽器に対して並々ならぬ感情を抱いていて、演奏中にトリップしがち。
自宅の床を腐らせたという逸話も持つほど、生活力は壊滅的。
また、noteのアカウントを所有しており、そこで書かれる文章からは独自の感性やインテリジェンスが垣間見える。
ファンネームは『むぎのお友達』。
◆森中花咲
10歳の小学4年生だけど大人に変身する。
大人の姿で相手を困らせてからかうことも。
元気で活発的な女の子でクマと可愛い物が好き。
普段は甘える立場だが、たまに大人っぽい一面もあり甘えさせてくれる。
緑髪の生意気な
オタク幼女
にしてにじさんじ最大の負けヒロイン
当初は子供の姿しかなく、大人ムーブを出すと視聴者からはマセガキ扱いされたり、
バブみを求められたりしていた。
5月23日の誕生日放送で15歳の姿を発表以降は二種類の姿を使い分けている。
その後幼女モードでもキャラを捨てるようにはなったが、トークの切れ味が更に増した。
ハロウィン限定の「カザキ様」なるヴァンパイアの人格も披露した。
勝ちヒロインにこだわるが、敗北芸とも言えるほど負けやすくリアクションも良いため、ライバーからもリスナーからも負かされることが多い。
得意技はクソコラ。
のちに歌手デビューの際は成人後の姿で登場。
ファンネームは『くまさんず』。
卒業生
◆鈴鹿詩子
画面の向こう側の世界のチビっ子たち人気絶大のカリスマ的「うたのおねえさん」
子供向け番組で歌やことば遊びを披露している。
飾らないルックス、安心感を与える歌声から親世代からの評判も良い。
(実は今年で26歳)婚期を逃すのではと密かに危機感を抱いている。
画面の前の良い子のみんなの
貞操が心配になる危ないうたのおねえさん。
その語り口から
年季の入った腐女子であることをうかがわせ、放送第一回にして早くもショタコンをカミングアウト。
以後も事あるごとに際どい
下ネタを放言しては配信枠をBANギリギリの際どいものにし続けるにじさんじきってのアダルト枠。
配信者なのに滅多に配信しないレアキャラのギルザレン、遵法精神をどこかに置き去りにしてきたかのような暴走機関車こと文野環と並んで
「こんなのが許されていいんだ」と驚かれる対象に上がりがちなライバーであった。
ちなみに「うたのおねえさん」という肩書であるが、声は非常に低く、歌も苦手と語っており(といっても、かつて作曲活動をしていた過去があり音楽センス自体はある。歌唱力も悪くはなく、公開した歌動画はいずれも高評価)、「うたのおねえさん」感はあまりない。
ホラーゲームに全くビビらない、
黒歴史じみた自作
同人誌を公開・朗読と鋼の心を持つ。
BLゲームを実況配信した際、YouTubeにBANされたことがある。
なお、その後もいちからに「編集動画でいいのでガチ18禁
BLゲームをやりたい」と申し出てやんわり止められたりしている。
「自身のやりたい事とにじさんじ所属のままで出来る事が乖離している」事を理由に2024/6/12にて卒業。
また、その際にははっきりと「円満退社である」事を公言している。
つまるところ、事務所を退社してでもガチ18禁BLゲームの配信をやりたかったということ。剛の者すぎる。
一般人の実妹・鈴鹿妹子と何度かコラボしており、いちからから
今後の展望を考えイメージが固まらないようにと前方後円墳な仮のアバターが提供されていた。その後詩子お姉さんが配信内お絵かきでアバターを作成した。
Splatoon2配信では、ほとんど妹子が解説やコメント拾いを行い、詩子お姉さんは隣でポテチを貪っていた。
(現在、ライバーの家族の配信参加はにじさんじの規約で禁止されている)
ファンネームは『うたっこ』。
追記・修正をお願いします。
最終更新:2025年02月25日 00:42