日々は過ぎれど飯うまし

登録日:2025/05/11 Sun 01:11:20
更新日:2025/05/12 Mon 11:39:21NEW!
所要時間:約 6 分で読めます





出典:「日々は過ぎれど飯うまし」第2話「料理したいかも」より
2025年4月~6月/P.A.WORKS/©ひびめし製作委員会

かわいい×おいしい=最強ごはん

日々は過ぎれど飯うまし』は2025年4月~6月にかけて放送中のオリジナルテレビアニメである。
製作はP.A.WORKS。
原作はteam apa 原案はあっと。
監督は川面真也・春水融。
略称は「ひびめし」「めしうま


【概要】

のんのんびより」で有名な漫画家のあっと氏が原案のオリジナルテレビアニメである。
個性的な女子大生5人組が、サークル活動を通じて美味しいごはんを堪能していくという日常系ハートフルコメディ作品である。
きらら系作品のような緩やかな日常の中で、明るく楽しい女子大生たちの生活を描いているのが特徴的である。
勿論、料理を主題に描いていることもあり、本作で披露される料理に対する作画もこだわりを持って描かれている。これは元々作画に定評があるP.A.WORKSだからこそできる業であろう。
飯テロ間違いなしのグルメアニメと銘打っているだけあって、必見である。

ABC朝日放送テレビ等で放送され、ABC朝日放送代表取締役の安井一成氏は、多くの視聴者にとって週末を締めくくる時間帯に、アニメを楽しんでもらいつつ、月曜から始まる1週間にむけて「来週もこれを楽しみに頑張ろう!」と活力を与えられるようにと考え、同放送局で新設される枠に本作を入れている。

メディアミックスとしては、Quro氏作画によるコミカライズ版がKADOKAWA無料サイトの「アライブ+」にて連載されている。
氏によれば「ごはんが大好きな女子大生の物語」をテーマにしていることから、自分が大学生の時のことを思い出して、懐かしみながら執筆しているという。

【あらすじ】

一人暮らしを始めた大学一年生の河合まこ。趣味の料理で毎日自炊をしながら、大学生活を送っていた。
そんなある日、すごい剣幕でまこに近寄ってきたのは小川しのん。
小学校の幼馴染が同じ大学へ通っていたのだ。しのんと一緒にいたのは、比嘉つつじと古館くれあ。
三人は新たに作るサークル「食文化研究部」の仲間としてまこを誘う。
突然の幼馴染との再会とサークル入部への誘いに戸惑い、思わず断ってしまうまこ。
後日、落ち込みながらとある店のショーケースを眺めていると、エプロン姿のくれあが声をかけてくる。
この店は、くれあの母親の経営でくれあはバイトとして手伝いをしていた。一人で外食が出来なかったまこだったが、ずっと食べてみたいと思っていたソースかつ丼がテーブルに運ばれてくると思わずゴクリと唾を飲み込み……。
(テレビアニメHPより引用)

【キャラクター】

・河合まこ
CV:嶋野花
「とにかくここで美味しいごはんがいっぱい食べれる!」
本作の主人公。
大学1年生。食べることが好きな少し内気な少女。
大学進学をきっかけに1人暮らし中。よって自炊できるレベルで料理は得意。
1人で外食するのもおっくうなくらいに積極的になれない。
しかし、しのんから食文化研究会に誘われ、くれあの実家の食堂で初めて1人で外食できたおかげで食に興味を持って、1歩踏み出そうとその心境にも変化が見られるようになった。
グルメ系動画のモコ太郎が好きで時折彼女の妄想によく出てくる。
心の中のモコ太郎から元気をもらおうとしている。
誕生日は4月23日のおうし座。血液型はO型。

・古舘くれあ
CV:加隈亜衣
「うちの店美味しいよ!食べてきなよ!」
食文化研究会のメンバー。
ツインテールが特徴的。
たかお食堂」という食堂が実家で自身もバイトで手伝いをしている。
しっかり者の性格で、しのんを始め、何かと個性が強い食文化研究会メンバーのツッコミ役に回ることが多い。
内気なまこに対しても面倒見が良い。
本人はその意識はないが、まこが初めて1人で外食できるように計らってくれた*1
実家が実家なので、料理が出来る。まこと一緒に調理することが多い。
誕生日は11月29日のいて座。血液型はA型。

・小川しのん
CV:青山吉能
「もしかしてまこっち?」
食文化研究会の部長である。研究会を立ち上げた際、偶然大学で再会したまこを勧誘した。
まことは小学校時代の友達。当時は「おしんこ」と呼ばれていたが、今は恥ずかしいのか、その呼び名で呼ばないでと言っている*2
ちなみにこの食文化研究会、当初は部室でダラダラ過ごすダミーサークルのつもりで作ったが、事務側から定期的にチェックが入るという話を聞き、何だかんだで活動を楽しむことになった。
「よし!これで、部室でテキトーにダラダラする大学生活を送れるぞ!」
部室を整えるために、他のサークルか掃除器具や調理器具、その他ガラクタを押収するなど、アグレッシブである。
誕生日は7月1日のかに座。血液型はB型。

・比嘉つつじ
CV:乾夏寧
「分かりますよ、私もヒツジのグッズを集めるの好きなんで!」
クールで独特な感性を持っている同好会メンバーの1人。
まこ曰く「ちょっと変わった子」
部室に巨大な羊のぬいぐるみ型のソファーを持参してそこでくつろぐことも。ウクレレが趣味。
ヒツジのキャラを模したフード付きの上着を持っている。しかし、フードを被ると表情が見えなくなるので、まるで着ぐるみを着ているようになってしまう。結果、周囲から奇異な目で見られることもある。
そんな彼女だが、周囲のことをよく観察しており、うまく取り持とうとすることもある。
エナドリをよく飲んで体力回復に努めるが、効果はお察しの通りである。
誕生日は9月9日のおとめ座。血液型はAB型。

・星なな
CV:会沢紗弥
「まこっちゃ~ん!テストできた?」
アニメ4話から初登場。
つつじとは高校からの同級生。
食文化研究会を作る際に声をかけられたが、自身は知恵の輪などのパズルが好きだったため、「パズル部」を作ろうとしていた。
しかし、まこ以上に人見知りで、プレゼンと情宣が出来ないためにメンバーが集まらず、食文化研究部に転がり込んだ。
大学入学前後は前髪によって目が隠れており、地味目な容姿であった。そこで他者とのコミュニケーションをとるためにギャルのような見た目にイメチェンしたが、性格は変わらないので、初見の相手にはロクに話すことが出来ない。
これはまこに対しても同様で、最初は行き違いもあり、全然会話できなかったが、やがて自然に話しかけられるレベルにまで信頼関係を築いた。
心を許した相手にはとことん話かける性格。
誕生日は6月17日のふたご座。血液型はA型。

・モコ太郎
CV:もえのあずき
グルメ系動画配信番組「モコ太郎飯をくらう」の人気キャラクター。
まこはこのモコ太郎の動画をよく見ており、料理の参考にもしている。
演じているもえのあずき氏は通称「もえあず」で知られる大食いタレントである。

【用語】

・モコ太郎飯をくらう
まこがよく視聴しているグルメ系動画配信番組。
モコ太郎というキャラクターがお勧めの外食店や農家などを訪問し、用意してもらった料理に舌鼓を打つ番組である。
料理が好きなまこはよく視聴しており、外食への憧れを募らせている。

・稲荷女子大学
まこたちが通っている大学。

・食文化研究会
しのんが立ち上げたサークル。
文字通り食文化を研究すると同時に、おいしい料理を部員間で調理して、料理の魅力を追求することを目的としている。
最初はダミーサークルだったが、定期的にチェックが入ると知らされてからはダミーではなくなった。

・たかお食堂
くれあの実家の食堂。ソースカツ丼が有名でまこも店頭のメニューを見て惹かれていた。
モチーフとなったのは中央線の高尾駅から徒歩3分くらいに存在している食堂で、聖地として注目されていたが、放映直後の2025年4月をもって閉店となってしまった。

【主題歌】

OP:「そんなもんね」
Asmiによるオープニングテーマ。

ED:「味噌汁とバター」
汐れいらによるエンディングテーマ。

追記・修正はサークル仲間と美味しい料理を食べれたときにお願いします。

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最終更新:2025年05月12日 11:39

*1 お目当てのソースカツ丼が品切れになってしまい、意気消沈してたまこに自分のまかないのソースカツ丼をくれた

*2 ちなみにまこには「まこっち」と呼んでいる