登録日:2025/05/11 (日曜日) 21:05:00
更新日:2025/05/13 Tue 11:34:02NEW!
所要時間:約 30 分で読めます
『ガールズクリエイション』とは、DMM GAMESにて2023年10月24日にサービスを開始したチームくまさん制作のソーシャルゲームである。
正式タイトルは『ガールズクリエイション -少女藝術綺譚-』
全年齢版の他、18歳以上のみプレイ可能な『ガールズクリエイションR』が配信されている。
概要
戦艦、
城、
ウマなど様々な擬人化作品で溢れている昨今だが今作もそうした擬人化系作品の一つ。
で、これは何の擬人化なのかと言うと、「芸術家」「美術品」である。
メインキャラクターの殆どは実在した芸術家をモデルにした美少女であり、彼女たちと共に古今東西の美術品が美少女となって登場する。
同じくまさんが携わる
花騎士や
クルスタ同様(というより
モン娘が例外的にIQ低めで作られているのだが)、ギャグ調のイベントも挟みつつ本筋はシリアス。
モブキャラが主人公たちの目の前で殺害されたり、
固有ボイスも立ち絵もあるネームドキャラが死亡したり裏切ったりと、元ネタが人間の負の側面も描き出すものだけにダークな面も目立つ。
用語
◯アテネス
「芸術都市」の異名を持つ今作の舞台となる街。
その名の通り各地から様々な美術品が集められ、また著名な芸術家や芸術家を志す者が多数在住している。
そのため工芸品による公益もかなりのもので、作中でもなかなかの発展を見せている。
ただ、それに比例して後述の「芸術犯罪」の発生件数も相当数であり、街の一角は女子供が一人では歩けない程のスラム街と化している。
死の芸術の出現も日常茶飯事であり、お世辞にも治安が良いとは言えない。
そしてメインシナリオでは、死の芸術家による市民の公開処刑が行われるのと同時に警察署の人員が皆殺しにされるという、史上最大規模の大量殺戮が引き起こされた。
◯藝術家
芸術家の中でも藝術魔法を扱えるようになった者をこう呼ぶ。
作中に登場する藝術家の一人はイマージュを作り出せていないが藝術家と呼ばれているので、イマージュを生み出せたかどうかは藝術家の定義とは直接は関係していない。
作中に登場する藝術家はNPCも含めて女性ばかりだが、男性もいるのかは不明。
まあ女性限定とは言われていないので男性もいるのだろう。
藝術魔法とは美術品を触媒として超常現象を起こす一般的にイメージされているような魔法の他、身体能力を強化することも可能。
作中に登場する藝術家の殆どが細身な女性にもかかわらず巨大な武器を軽々と扱えるのはこのため。
藝術家達のいわゆる衣装をこう呼ぶ。
藝術家にはそれぞれ「私服、作業着」(☆3に相当)、「藝術家としての基本衣装」(☆4に相当)、「特別な衣装」(☆5に相当)が実装されている。
新しい藝術家が実装されると、☆3のスタイル一つが支給される。
もっともこの状態では技法一つしか使えないため、戦力にしたいなら最低でも☆4のスタイルをガチャで当てる必要がある。
◯イマージュ
人々の感動の念を受け続けた美術品が女性の姿をとって実体化したもの。自然発生する他、館長は兆しがあれば能動的にイマージュ化させる秘法を習得している。
基本的に人間の女性と殆ど同じ姿をしているが、「翼を持っている」「角やケモミミを生やしている」「常に空中に浮いている」といった人外要素もあるにはある。
藝術家は自分の作品から生まれたイマージュを「自分のイマージュ」として一緒に行動することが多い。
人間とは似て非なる存在だが、食事や睡眠は必要で性行為も可能など生活模様は人間と変わらず、アテネスの市民同然に暮らしている。
なお、美術品が変化しているため展示品がその分減っているはずなのだが、作中では基本的にイマージュ化は歓迎されている。
本作では☆3(他のゲームで言うRに相当)、☆4(他のゲームで言うSRに相当)、☆5(他のゲームで言うSSRに相当)の三種類のレアリティが実装されている。
他のゲームではRでも下手なSSRを上回る強さを持つ場合もあるが、今作では☆5は☆3、☆4の完全上位互換であり、十分な数の☆5が揃ったら少なくともクエストでは下位のレアリティはお払い箱となる。
◯死の芸術
正の感情で生まれるのがイマージュなら、負の感情から生まれたのが死の芸術である。
市民の生活や命を脅かす危険な存在であり、ゲーム的に言うと本作の敵キャラ。
イマージュよりも発生条件がかなり緩いらしく、ちょっと嫉妬や悪意をこじらせただけで発生する。
その分ベースとなった美術品の出来に能力が左右され、粗製乱造されたものは低い知性とそれなりの力しか持たず、藝術家やイマージュの敵ではない。
だが上位のものになると人間の言葉を理解し狡猾な知能を持つようになり、藝術家と言えども一筋縄ではいかなくなる。
死の芸術を生み出す者を死の芸術家、死の芸術を利用して犯罪を行う者を芸術犯罪者と呼ぶ。
藝術魔法でなければ倒せないというわけではないようだが、警察官が束になってかかっても足止めがやっとであり、やはり藝術家でなければ対処は難しい。
その危険を伴った美しさに魅了されるものも跡を絶たず、アンダーグラウンドでは死の芸術のオークションが行われている。
ある程度制御が可能らしく、芸術犯罪者は裏ルートから死の芸術を購入している。
◯夢幻美術館
本作で藝術家やイマージュ(あとプレイヤー)の拠点となる施設。
前任の館長が退任してから一時は閉鎖寸前だったが、現館長の尽力によって客足を取り戻し、今では客足が途絶える日がないほど繁盛している。
老若男女の区別なく誰もが芸術に触れ合えるための施設だが、それだけではなく、数人でチームを組めば芸術犯罪も容易く鎮圧できる藝術家が10人以上、イマージュが数十人在籍しており、芸術犯罪に対抗するための重要な勢力としての側面も持つ。
◯フィーニス
アテネスで暗躍する死の芸術家で構成された犯罪集団。
◯新藝術騎士団
「芸術品はその価値を理解できる人間のみが鑑賞するべき」という思想の元活動する集団。
藝術家と配下の騎士によって構成されているが、イマージュが在籍しているかどうかは言及がない。
その思想に則って美術品を次々に接収しており、中には強盗同然の方法で接収を行う者もいるため多くの市民から反感を買っている。
一方で芸術犯罪に対して一定の抑止力として機能しており、階級意識の強い貴族を中心に支持者もいる。
誰もが芸術品に触れられるべきだと考える主人公たち夢幻美術館とは対立しているが、フィーニスとも敵対している第三勢力という立ち位置である。
登場人物
プレイヤーの分身となる夢幻美術館の館長。突如失踪した前館長の後を継ぐ形で美術館を再開館させる。
名前は個別に設定可能でデフォルトネームは「マックス」だが、ボイスなしのイベントシナリオでも名前で呼ばれることはなく、「館長」と呼ばれている。
クセの強い藝術家の面々をまとめ上げるカリスマ性と指揮能力を併せ持つ優秀な人材である。
非常に理性的な人物であり、感情的になることは滅多になく、トラブルが起きた場合でも藝術家やイマージュの気持ちを大事にしつつ諭すように問題解決へと導く。
追い詰められた時でも起死回生を掛けた咄嗟の作戦を思いつく事もあり、いざという時の頭の回転も早い。
また非常にモテモテであり、多数の藝術家やイマージュから想いを寄せられている。
藝術家
CV.蒼依ハル
モデルとなった人物:??????(名前はイタリア語等で美術や芸術を意味する)
このゲームの顔とも言える藝術家。スタイルは並み。
記憶喪失であり、その境遇に同情した館長が美術館に招いたところそのまま居着いてしまった。
常に丁寧語で話すが、その本性は自分のことを天才美少女だと信じて疑わないワガママ娘であり、しかも相当な毒舌家でもある。
常に優先するのは自分のことであり他人のことは二の次三の次、おまけにぐうたらな性格で美術館で普段しているのは「ソファーでゴロゴロしている」「おやつを食べている」「昼寝している」のどれか。
絵を描いている様子はあるが、作品らしい作品は仕上げていない模様。自分のイマージュもいない。
しかもそのことを指摘されても「今は構想を練っている最中」「天才美少女である自分は存在しているだけでアテネスの価値を高めている」と全く意に介さない。
こう書くと非常にアレな人物に見えるかも知れないが、一応藝術家としての使命感はそれなりには持っている。
『
ティンクルスターナイツ』にゲストキャラとして出た時のキャラエピソードでは「前衛的な作品」、「30秒で描いたミリオンセラーな絵」、「
落書きにしか見えないダックスフンドの絵」と名前は伏せているもののそれに直結するようなエピソードが描かれている。
ユニットとしての性能は各種ステータスが平均的であり、さらに専用アクセサリーで底上げ出来るため使い勝手が良い。
しかも一周年記念に実装されたスタイルが非常に強力であり、入手できればバランスブレイカークラスのユニットと化す。
CV.花咲ねね
モデルとなった人物:フィンセント・ファン・ゴッホ
妹のテレサとともにアテネスで暮らしている女性。巨乳。
自分の絵が全く売れないことに悩んでおり、その結果非常に卑屈な性格となってしまっている。
自己評価も0どころかマイナスに吹っ切れてしまっており、館長に初めて会った時は「自分に話しかけてくれる人がいるはずがない、きっとここは天国だ」と本気で言っていた。
こうした事情から自分を必要としてくれる館長への依存心が非常に高く、メンヘラに片足を突っ込んでいる。
ゲーム中では好感度を最大まで上げると「他の女の子とどのような会話をしたのかメモを取って逐一報告して欲しい」と言い出し、他の藝術家に「館長と一体何を楽しそうに話していたのか」と詰め寄る一幕すらある。
ユニットとしての性能は、敵の移動力を奪う追加効果のある技法を多く持つが自身の移動力も低いため、アクセサリーで底上げするとよい。
CV.西園かなえ
モデルとなった人物:ドナテッロ
彫刻専門の藝術家。むちむち。
誰にでも優しく接する明るい性格。他の藝術家は「ちゃん」付けで呼ぶ。
天真爛漫な性格な一方、直感と見紛う速さで考え抜かれた結論を出す合理性と思考力の持ち主でもある。
自身の館長への好意、というか恋愛感情を隠そうともしない。
常に笑顔を絶やさない女性なのだが、それは芸術犯罪者に対しても同様であり、追い詰められた芸術犯罪者が「私は生きている限り犯罪をやめないから人を殺さないお前たちでは私を絶対に止められない」と嘯いたところ、「だったらこの場で殺してやる」と笑顔で頭を叩き割ろうとし、犯罪者が恐怖のあまり降参した途端矛を収める一幕もあった。
後にアルテが「あれは本気だったのだろう」と訪ねたところ、「ただの脅しだった」と答えており、つまりアルテでも真意が読めない底知れなさを秘めているということである。
ユニットとしての性能は回復効果のある技法を多く持つ。
ただし移動力が低い上に行動が回ってくる順番も遅いので戦闘に参加しにくいのが欠点。
CV.深水もみじ
モデルとなった人物:鳥山石燕
妖怪をこよなく愛する絵師。スタイルは並み。
自称「名探偵」で、アテネスで事件が起きる度にそれを容易く解決してみせると豪語する。
しかしながらあらゆることを妖怪の仕業に結びつける傾向にあるため「迷探偵」となることもしばしば。
とはいえ自称ではあるが名探偵を名乗るだけあって洞察力はそれなりにある。人懐っこい性格もあってなんだかんだ市民からも信頼されている。
ユニットとしての性能は、移動力が低い代わりに長射程の技法を持つが、クールタイムが長いのが欠点。
CV.白雪碧
モデルとなった人物:ミケランジェロ・ブオナローティ
吊り目と巨大なツインテールが特徴的な女性で、一人称は「ミケ」。スタイルは並み。
自分には藝術家としての存在価値しかないと考えるストイックな性格。
後述のラファエロと共に新芸術騎士団に在籍していたが、考え方の違いから脱退し、夢幻美術館に身を寄せる。
非常に気が強く他人に対しても一見するとぶっきらぼうな態度を取るが、実はかなり面倒見が良い。
前述の通り芸術品を創ること以外にはあまり関心を示さず、女性でありながら入浴すら疎かにしがちで生活力は低く、フィオレンツァによく世話を焼いてもらっている。
ユニットとしての性能は、☆5のスタイルで味方を回復するオブジェクトを召喚出来るので多くのクエストで重宝する。
攻撃力も耐久力も悪くないが、特殊攻撃への耐性は低い。
CV.あまぐりむきこ
モデルとなった人物:レンブラント・ファン・レイン
死の芸術の研究を行っている藝術家。ゲーム中唯一の幼児体型。
だがこれは死の芸術から受けた呪いによって成長が止まっているためであり、実年齢は二十歳をとうに超えているらしい。
非常にたどたどしい喋り方をするが、これは呪いによって舌が麻痺しているためであり、食べ物を味わうことも眠ることすらも出来ない。
かなり過酷な境遇だが本人曰く「もう慣れてしまった」とのことで、呪いによる特性を活かした無駄のない生活を送っている。
館長や他の藝術家には「呪いを解くために熱心に死の芸術の研究を行っている」で通しているが、その本性は病的なまでの死の芸術のコレクターである。
呪いも死の芸術をコレクションする過程で受けたものであり、本人もそこは「自業自得」と割り切っている。勿論バレれば投獄必須。
夢幻美術館に接触したのも、死の芸術に接する機会を増やすため。
本人にとっても予想外なことに館長に好意を抱くようなり、彼はもちろんのこと同僚の危機は見過ごさない程度の仲間意識は持っている。
ただ、改心したわけでは全くなく、優先順位は
死の芸術に関すること≧館長のこと>>>>>>藝術家としての使命であり、
死の芸術ハントやオークション通いは続けている上にコレクションの死の芸術が全て脱走した時真っ先に考えることが自分の身の保身であった。
コレクションだった死の芸術からは「死の芸術を創り出さないだけでやっていることは死の芸術家と変わらない」とまで言われている。
なお「死の芸術の裏取引に精通した小柄な藝術家」というのは裏社会でもかなり有名になっているらしく、とあるイベントシナリオでは体型が近いブグローが間違えられたことが、アテネスで起きている事件を暴くきっかけとなった。
ユニットとしての性能は体力も防御力も低い紙耐久であり、しかも技法の多くが自傷ダメージを伴うものなので無計画では使いにくい。
使うのならば回復役と組ませることは必須。
相方のテュルプがデフォルトでリジェネ効果のあるポテンシャルを持っているので相性が良い。
CV.藍川珪
モデルになった人物:ドミニク・アングル
藝術家と市議を兼任する金髪美女。巨乳。
非常に真面目な性格で、有事の際に館長からの相談を受けることもしばしば。
そして市議としての職場でも非常に頼りにされている。
とはいえ、それは裏を返せば大量の仕事を押し付けられがちということでもあり、一度ブチ切れて市議を辞めると言い出したこともある。
ユニットとしての性能は防御力が高く打たれ強いタンク役として機能する。
その代わり直接的な攻撃力は低く、単騎で無双できるわけではない。
CV.綾音まこ
モデルとなった人物:エドゥアール・マネ
館長のことを「先輩」と呼び、語尾に「っす」をつけるのが口癖なウザカワ系女子。スタイルは並み。
他の藝術家は「ちゃん」「さん」を付けて呼び、自分のイマージュもさん付けで呼ぶ。
流行に敏感であり、最先端のファッションをいち早く取り入れ、人気のスイーツにも目がない。
ただこのような性格になったのは館長と知り合ってからであり、初めて会った時は同一人物とは思えない口調と声色で話していた。
ユニットとしての性能は敵の防御力にデバフをかけたり、攻撃後にソウルを召喚したりとサポート能力に長ける。
CV.天音芽依
モデルとなった人物:オーギュスト・ロダン
彫刻専門の藝術家。スタイルは並み。
全ての物事は自分の主観でしかなく曖昧なもの、という捉え方から「~だと思う」「~するかも知れないし、しないかも知れない」「~な可能性もなきにしもあらず」と断言することをしない。そのせいで他人(主にアルテ)を苛つかせることもしばしば。ただし自分が感じたものが全てとなる自身の感情だけははっきりと口にする。
ユニットとしての性能は、ミケランジェロと同様に様々な効果を発揮するオブジェクトを召喚する技法を多く持つ。
順番が後手に回りがちだが、それを逆手に取って敵の行動が終わった後にオブジェクトを設置し確実に効果を発揮するという戦い方も可能。
CV.夏野巳琴
モデルとなった人物:ラファエロ・サンティ
ナルシストでキザっぽい話し方をするボクっ娘。巨乳。
天才を自称しており、大人数の老若男女からなるファンクラブを抱える人気者。街を歩くだけで黄色い声援が上がる。
ただしその全てが才能というわけではなく、裏では周囲を失望させまいとする努力家でもある。
かつてはミケランジェロと共に新藝術騎士団に所属しており、彼女からは「ナルシスト女」と呼ばれ事あるごとに衝突している犬猿の仲…に見えがちだが、これは言いたいことを言い合える気の置けない仲ということでもあり、戦闘時のコンビネーションはなかなかのもの。
意外にも似たような性格のアルテとの仲はまずまず。
ユニットとしての性能は、移動力が低い代わりに長射程、高威力の技法を多く持つ。
CV.ゆずはちみつ
モデルとなった人物:ヨハネス・フェルメール
藝術家と酒場を兼ねた宿屋などの経営者を兼任する女性。初期実装組の中では最大級のバストサイズを誇っていたが、後に藝術家間ではセザンヌに、全キャラ中ではクランに抜かされた。
莫大な資産を持ち、しかも相当に広い人脈も持っている。
この人脈を活かして館長の手助けを行うこともある。
ユニットとしての性能はセキエン、ラファエロと同様に低い移動力と長射程の技法を持つ遠距離型。
ただしHPがワーストクラスに低いため敵の攻撃には注意が必要。
CV.笑美餅
モデルとなった人物:ウィリアム・アドルフ・ブグロー
ゴスロリファッションに身を包んだ藝術家。やや幼児体型寄り。
素人向けの絵画教室も開設している。
このためファンからは「先生」の愛称で呼ばれている。
一見すると物静かで知的な女性に見えるが、その本性は若い女性の美しさを探求することに情熱を燃やす変質者一歩手前の問題児。
その守備範囲は大人のお姉さんからあどけない少女まで非常に幅広く、よく美術館を訪れた女性客の下着の色を妄想している。
妄想するだけならまだいいのだが、場合によっては実際に覗こうとし、館長に止められている。
そして当然のことながら、その情熱は美女、美少女揃いの同僚やイマージュにも向けられ
- ラファエロにミニスカワンピ姿でモデルになってくれと拝み倒す
- フェルメールの店での新メニューの相談を受けた際、フェルメールのおっぱいを模したスイーツを大真面目に提案する
- ドナテッロと共に記者になった時は、死の芸術と戦闘中にもかかわらずその機に乗じてドナテッロのパンチラを撮影する
と数々の問題行動を起こしている。
ただ、本気で拒絶されれば引き下がる程度の良識はあるので、ドン引きされたり気持ち悪がられても本気で嫌われている様子はない。
ユニットとしての性能は攻撃力が高い代わりに射程が短い技法が多い。
CV.南木あむる
モデルとなった人物:ポール・セザンヌ
追加実装された最初の藝術家。巨乳。
語尾が「です~」なおっとりお姉さんだが、目の前で問題が起きた時は積極的に解決に乗り出す正義感の持ち主。
子供の夢を守るために咄嗟の説明を思いつくなど頭の回転も早い。
ただ、モデル同様に制作に非常に時間をかける遅筆でも知られる。
ユニットとしての性能は、行動順を決める数値とガード率に関係する数値が高い。
CV.百千るか
モデルとなった人物:ベルト・モリゾ
二番目に追加された藝術家。スタイルは並み。
語尾が「~ですわ」なお嬢様キャラで、実際に良家の令嬢である。
だがその実態は、己を鍛え上げることを趣味とし、鍛えた己の力で強い敵を倒すことを何よりの喜びとする戦闘狂。
普段着のドレスも特注品で、モリゾと同じくらいの重量があるらしい。
現在は藝術家として身を立てることを反対されたため家出中。
日々戦いを求めて死の芸術に挑んで回っており、レンブラントの捕獲対象も破壊してしまうため苦手意識を持たれている。
マネは以前お姉さんのお世話になったことがあると言っていたが、そのお姉さんがこのモリゾであった。
ユニットとしての性能は攻撃力が高めで、敵にデバフを掛けられる藝術家と組ませると強力。
CV.松林檎
モデルとなった人物:サンドロ・ボッティチェリ
三番目に追加された藝術家。巨乳。そしてむちむち。
ファンからの愛称は「ぼっちちゃん」。
幼少期は病弱だったらしいが、現在は回復している。
ミケランジェロ、ラファエロ、後述のダヴィンチとは旧知の仲。
ダヴィンチからは藝術家としての価値を全く認められておらず、接収しようとした芸術品がボッティチェリの作品だと分かった途端「こんな物に価値はない」と接収を取りやめている。
重度のかまってちゃんな上に他人との距離のとり方が壊滅的に下手で、他人のセーフティーゾーンも考えずにぐいぐい距離を詰め、他人がやんわり距離を取ろうとすると「嫌われた!」と大騒ぎする。
とは言え基本的には他人を思いやれる良い子である。
ユニットとしての性能は、長距離を一瞬で移動できる技法を持つ初のキャラである。
自身の体力回復と攻撃力アップを同時に行える技もあるため、上手く活用したい。
ゲストキャラ
このゲームの前身とも言える『ガールズシンフォニー』からのゲストキャラ。
一枚の絵画がゲートとなって突如美術館と繋がった音楽の都「ハルモニア」からやって来た。
突然の出来事に多少の混乱は起きたものの美術館の面々とはすぐに意気投合し、後にコラボレーション音楽会も開かれた。
チームくまさん制のゲームのクロスオーバー企画「くまさん祭り」にて実装された。
カトレアは『FLOWER KNIGHT GIRL』からの、ヨシノは『ミストトレインガールズ』からのゲストキャラ。
イマージュ
モチーフになった作品:星月夜
ゴッホのイマージュで小柄な少女。
世話好きな性格で、献身的にゴッホの世話をしている。
星占いが得意らしい。
小柄だがパワーキャラであり、戦闘では鉄球を武器に戦う。
モチーフになった作品:ダビデ像
ドナテッロのイマージュ。
お姉さんが多いイマージュの中では珍しいロリっ娘。ローリエだけに
ドナテッロと同様に無邪気で元気な性格。
ドナテッロのことは「ドナちゃん」と呼び、ドナテッロの言う事、やる事には無条件で従う。
幼い見た目に反して大変な怪力の持ち主で、石像を一人で運べる程。
絶技では敵に爆弾を投げつける。
モチーフになった作品:河童
セキエンのイマージュ。スタイルは並み。
語尾に「でやんす」をつけるのが口癖で一人称は「うち」。
自称「セキエンさんの助手」。
非常にイタズラ好きであり、日夜様々なイタズラを仕掛けている。
「イタズラで人を笑顔にする」ことを信条にしているため、他人を傷付けるようなイタズラはしない。
とは言ってもたまに羽目を外しすぎてセキエンから本気の説教を受けることもある。
絶技では周囲の水分を集めて水流を作り出して攻撃する。
モチーフになった作品:ピエタ
ミケランジェロのイマージュ。巨乳。
シスターを思わせる衣装を着ている。
激しい性格のミケランジェロと違って穏やかで慈悲深い性格で、イマージュを含めた他人のことは「様」を付けて呼ぶ。
前述の通り生活力の低いミケランジェロの身の回りの世話を焼いており、「お前がいなくても問題なく暮らしていける」と言い張るミケランジェロに対して「ミケランジェロ様の言う問題ないとは生命活動に支障がないという意味であり、そういうのを問題なく暮らせているとは言わない」とピシャリと言い放った。
絶技を使用すると荒れ地が花で包まれる。
モチーフになった作品:テュルプ博士の解剖学講義
レンブラントのイマージュ。やや小柄。
レンブラントのみ「様」を付けて呼び、それ意外はさん付けで呼ぶ。レンブラントの本性は知らないため、それが原因ですれ違いが生じたことも。
筋肉に対して並々ならぬ関心を持っており、館長やモリゾを異様な視線で見つめている。
常にハサミを持っており、それをカチカチと鳴らしているため周囲から恐れられている。
絶技は、敵を解剖台に拘束して切り刻むという恐ろしいもの。
モチーフになった作品:グランド・オダリスク
アングルのイマージュ。
踊り子を思わせる衣装に身を包んだ少女。
身長だけで言えばかなり小柄…なのだが、最大の特徴はなんといってもそのバストサイズ。
そのサイズは脅威の101cmで、全キャラ中最大の数値を誇る。
作り主と同様に真面目で職務に忠実な性格であり、使命を果たすためなら自らの死も厭わない。
絶技では両手の扇で突風を巻き起こす。
モチーフになった作品:フォリー=ベルジェール劇場のバー
マネのイマージュ。巨乳。
作り主と違って物静か。
とは言えあくまで表に出さないだけであり、内面には使命感や仲間への思いやりを秘めている。
騒がしい場所でボーっとするのが趣味。
絶技ではマネの虚像を呼び出して、共にブーケトスを行う。
モチーフになった作品:カテドラル
ロダンのイマージュ。スレンダー。
他人のことはさん付けで呼ぶ。
修道女に似た服装をしている。
他人の頼み事を次から次に引き受け、一人で苦労を抱え込みがち。
それ故ロダンも彼女のことは特に気にかけている。
絶技では祈りによって光の玉を呼び出し敵にぶつける。
モチーフになった作品:騎士の夢
ラファエロのイマージュ。スレンダー。
巨大な盾を装備した女騎士。
主に要人や物資の護衛を担当している。
体育会系な性格だが非常に眠くなりやすい体質らしく、館長の護衛任務の最中でも「夜しか眠れていない」と立ったまま居眠りしていた。
だが例え眠った状態でも相手の殺気に反応して無意識に対応可能らしい。
絶技では雲をつくほどの大木を生やして敵に叩きつける。
モチーフになった作品:真珠の耳飾りの少女
フェルメールのイマージュ。スタイルは並み。
フェルメールのことは「お姉様」と呼んで慕っており、実際に姉妹同然の絆で結ばれている。
だがフェルメールへの想いが強すぎて重度のシスコンと化しており、フェルメールのこととなると途端に冷静さを失う。
館長のことは多少は認めており、フェルメールが中年男性と恋仲になったと思い込んだ時は「館長がさっさと娶らないからこんなことになった」と八つ当たりしていた。
モチーフになった作品:クピドシリーズ
ブグローのイマージュ。
ローリエがお姉さんに見えるほどの幼女。
見た目の通り精神的にもかなり幼い。そしてはいてない。
ブグローのことは「ブグロー様」もしくは「へんたいさん」と呼ぶ。
ブグローからは溺愛されているが、あまりにも甘やかされるあまり「これではブグローが期待する天使になれない」という焦りが生まれ、一時期反抗的になっていた。
絶技では大陸間弾道ミサイルのごとき軌道を描く巨大な矢を発射して攻撃する。
モチーフになった作品:カード遊びをする人々
セザンヌのイマージュ。スレンダー。
自信家でしかも挑発的というウザキャラ。
ギャンブル好きの勝負師でもあり、自分にも他人にも妥協を許さない。
一方で勝負以外については割といい加減で、「セザンヌが自分に重要な判断を任せるはずがない」と開き直るほど。
とは言えイマージュの例に漏れずセザンヌには懐いており、お互いにちゃん付けで呼ぶ。
絶技では投げつけたカードを爆発させて攻撃する。
NPC
モデルとなった人物:ヤーコポ・サンソヴィーノ
館長の秘書にして本作のナビゲートキャラ。
ゲーム中の表記と登場人物からの呼び方はサンソヴィーノで、ファンからの愛称は「酸素ちゃん」。
穏やかで優しい性格であり、館長や藝術家からの信頼も厚い。
普段は館長の補佐の事務仕事をこなしているが、意外にも藝術魔法が使え、やろうと思えば戦闘もこなせるらしい。
館長に恋心を抱いているが、なかなか気持ちを伝えられずにいる。
モデルとなった人物:アンドレア・サンソヴィーノ
ミャコの姉。
名字呼びでは妹と区別がつかないため、「アンジェラ」と呼ばれている。
主に美術品の運搬や修復を担当しているが、藝術魔法が使えるかどうかは現時点では不明。
姉妹仲は良好。
妹の館長への恋心には気付いており、なんとか背中を押したいと考えている。
妹とどの程度年が離れているかは不明なのだが、ミャコは姉と比べて色々な意味で小さいことを気にしているらしい。
モデルとなった人物:レオナルド・ダ・ヴィンチ
新藝術騎士団の首領を務める女性。
夢幻美術館の藝術家以上に癖が強そうに見える騎士団の藝術家を束ねる絶大なカリスマ性を持っている。
騎士団の我が強そうな藝術家でさえ、ダヴィンチの決定だと言えば渋々ではあるが大人しく従う程。
前述の通り夢幻美術館とは考え方の違いから対立しているが、一時的な協力の提案に首を縦に振る辺り意外と融通の効く部分もある。
モデルとなった人物:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ
新藝術騎士団所属の藝術家。
一人称が「俺」なことからも想像できる通りの荒々しい性格で、おまけに短気。
酒好きであり、戦闘中であっても酒瓶を手放すことはない。
怪力で、巨大な斧を軽々と振り回す。
モデルとなった人物:アルブレヒト・デューラー
新藝術騎士団所属の藝術家。
カラヴァッジオとよく組んでいる。
自分のことをこの世で最も美しい美術品であると信じて疑わないラファエロ以上のナルシスト。
常に手鏡を持っており暇さえあれば鏡に写った自分を眺めている。
美しさを認めない者は見下し、美しさを認めた者には激しい嫉妬を燃やす危ない人。
モデルとなった人物:ウィリアム・ブレイク
新藝術騎士団所属の女性。
藝術家かどうかは言及がないがおそらく藝術家。
穏健派でありミケランジェロからも話の分かる奴と人柄を認められている。
ダヴィンチの決定を皆に伝える役割を担っている。
モデルとなった人物:テオドルス・ファン・ゴッホ
ゴッホの妹。
姉の身の回りの世話は勿論のこと、絵を描くのに必要な道具の買い出しまで行い、ゴッホをサポートしていた。
メインシナリオは彼女が行方不明になったことから始まる。
なんとかして姉の絵を売ろうと東奔西走する毎日を送っていたが、いつしか「姉の絵が売れないのは今の芸術界が間違っているからだ」という考えに取り付かれ、フィーニスに身を寄せてしまう。
館長達とは直接対立こそしていないが、フィーニスの使者として暗躍している模様。
アテネス市警所属。
市民を守ることに情熱を燃やす熱血刑事であり、警察の内外から慕われている。
館長とは親友と言える間柄であり、美術館と警察のパイプ役でもある。
メインシナリオ3章にて、数人の女性とともに死の芸術家「フラワーマン」に拉致され、生きながらに死の芸術に改造されてしまう。
藝術家達は病院に運んで助けられる可能性に賭けようとしたが、館長は既に手遅れであることを見抜いていた。
せめて自分達の手で眠らせてやりたいという館長の願いを汲んだ藝術家達によって引導を渡され、アテネスの市民を守るという使命を主人公達に託して永眠した。
彼の葬儀には警察関係者だけでなくアテネス中の人々が集まったという。
アテネス議会所属でアングルの上司。
ショートヘアでメガネを掛けた女性。
アングルのことは「アンちゃん」と呼ぶ。
非常に正義感の強い女性で、汚職を次々に暴き、多数の市議の追放してきた。
藝術魔法も使えるが、自分のイマージュはいない模様。
同職だからかアングルのものと似たバトルコスチュームを身に纏う。
彼女は幼少の頃からあらゆることが出来る天才であり、それ故達成感も喜びも一切感じることがなかった。
だがある時、ネリーナに嫉妬した女性が傷害事件を起こしたのをきっかけに、他人を破滅させることに喜びを見出すようになった。
前述の汚職市議の追放も、半分は証拠のでっち上げによる冤罪だった。
次の標的をアングルに定め、フィーニスに情報を流し館長、アングル、クランの三人を孤立させる。
自らの死を覚悟したクランの決死の行動によって離脱した館長とアングルの前に現れ、その本性を表し二人を亡き者にしようとする。
しかし一か八かを掛けた館長の時間稼ぎに引っかかり、他の藝術家との合流を許してしまう。
藝術家との激闘の末に敗れ、自らの敗北を認めて投降しようとする。
だが突然現れた死の芸術の攻撃からアングルを庇い、致命傷を負った。
そして「死に逃げるな卑怯者、生きて罪を償え」と叫ぶアングルの腕の中で息を引き取った。
後日、彼女の墓標にはアングルとクランの手によって花が供えられた。
ゲーム解説
ホーム画面から行ける各モードについて解説していく。
クエスト
各種クエストに挑める。
戦闘は斜め見下ろし型のフィールドで行われる。
フィールドは正方形のマスで構成されており、ターンの終わりに一番手前のマスが落下し、代わりに一番奥にマスがせり上がる。
落下したマスに乗っていたキャラは敵味方問わず戦闘から脱落する。
プレイヤーは最大5人の藝術家でチームを組み、クエストに挑む。
ゲームには🔴(カーマイン)、🔵(セルリアン)、🟢(ビリジアン)、⚪️(アイボリー)、🟣(バイオレット)の5つの属性がある。
🔴は🟢に強く、🟢は🔵に強く、🔵は🔴に強い三竦みの関係にある。
⚪️と🟣は双方が弱点。
このため初期は⚪️と🟣は半減できる攻撃のない弱属性だったが、アップデートによってプレイヤー側のみ⚪️🟣は敵の🟣⚪️の攻撃を半減できるようになった。
藝術家は4から5の移動力を持っており、この数値分マス目を移動できる。
移動したマスに敵がいた場合はダメージを与え(通称体当たり、轢き逃げ)、味方がいた場合はバフを与えることが出来る。
バフの内容は装備したイマージュによって決まる。
敵の移動では体当たりダメージのみ発生する。
フィールドには通過できる平地の他
- 柱:敵味方双方が通過不可、ただし技で破壊できる
- 穴:飛行能力を持つ敵のみ通過可能
- 技法で召喚されたオブジェクト:味方のみ通過可能
といった様々なオブジェクトがある。
藝術家はセットした技法を使用できるが、使用には技法ごとに定められた数値以上の「情熱」が必要。
また一度使用したら技法ごとに決められた「クールタイム」分のターンが経過するまで再使用は出来ない。
フィールドには大小2種類のソウルが配置されており、取ると藝術家の入魂ゲージが上昇する(大で50%分、小で10%分)。
入魂ゲージが100%に達すると装備したイマージュと交代できる。
交代の際には前後左右に攻撃判定が発生する。
イマージュは個別に持つ絶技に、藝術家のスタイルごとに決められた絶技の効果を上乗せして放つことが出来る。
絶技を放つか、一定数ターンが経過すると藝術家に戻る。
ある程度ターンが経過した後に出現するボスを倒すとクエストクリア。
ボスは1体から最大で3体。
また2×2の計4マス分の巨体を持つ巨大ボスが登場する場合もある。
またクエストには3つのミッションが設定されている場合があり、ミッションの達成具合は☆で表される。
☆3でクリアしたクエストは以降スキップ出来る。
◯メインクエスト
メインストーリーの観覧とクエストへの挑戦が出来る。
ストーリーはメインシナリオと幕間からなり、観覧にはストーリーキーを消費する必要がある。
ストーリーキーは同時に実装されるシナリオクエストのクリア報酬として配布される。
メインストーリーのみモブを含めた、館長を除く全てのキャラがフルボイス。
◯チャレンジクエスト
高難易度クエストに挑戦できる。
初回クリア時のみ報酬として無料石が貰える。
ボス出現までがかなり長く、クリアまで10分近く掛かることもザラ。
2024年10月をもって廃止された。
◯リサーチクエスト
チャレンジクエストと入れ替わりで実装された。
大きく分けてアクセサリー収集クエストとインスピレーション収集クエストに分けられる。
「頭部」「腕部」「胴体」「特殊」の種類がある。
APを消費して挑戦し、アクセサリードロップの他に報酬としてインスピレーション収集クエストの挑戦券が貰える。
前述の挑戦券を消費して挑戦する。
5つの属性の対応したクエストがあり、クリア状況は月ごとにリセットされる。
インスピレーションのドロップの他、報酬としてリサーチコインが貰える。
リサーチコインを消費することでショップでアイテムが買える。
アイテムごとの在庫は有限だが、月が変わるとリセットされる。
◯ウィークリークエスト
ここでのみ使用するポイント「BP」を消費して挑戦する。
育成に必要な各種アイテム収集クエストに挑戦できる。
手に入るアイテムは「信愛」「素材」「結晶」「秘石」。
その名の通りクリア状況は週ごとにリセットされる。
初回クリア報酬の無償石も週ごとに貰える。
◯イベントクエスト
新しいスタイルやイマージュのお披露目となるクエスト。
基本的に「クエストをクリアしてポイントを稼ぎ、それを消費してアイテムと交換したりボックスガチャを引いたりする」という形式。
新しいスタイルやイマージュを装備してクエストをクリアすると貰えるポイントにボーナス補正が入る。
編成
チーム編成が出来る。
チームは最大で9まで編成可能。
技法やイマージュの変更はここでも出来るが、編成から外すと後述のパレット画面の内容に戻される。
キャラクター
藝術家とイマージュの強化ができる。
◯藝術家
技法、イマージュ、アクセサリー、インスピレーションの装備が行える。
技法には「物理」「炎」「水」「風」「雷」の5つの属性がある。
スタイルごとに得意な属性が設定されており、得意な属性の技法をセットすれば威力に補正がかかる。
上位のスタイルほどこの補正値が高い。
アクセサリーを装備すると能力が底上げされ、アクセサリー自体を強化するとパッシブスキルが開放される。
アクセサリーの強化には強化用素材と銀貨を消費する。
不要なアクセサリーは分解して強化用素材に還元することも可能。
ただし藝術家専用装備のように入手出来る個数が決まっているアクセサリーは装備の永久ロストを防ぐための安全装置として分解出来ないようになっている。
インスピレーションを装備すれば技法以外で攻撃が行える。
インスピレーションにも属性ごとにレアリティがあり、上位のレアリティのものほど強力な攻撃が出来る。
「レベルアップ」「技法」「ベースアップ」「限界突破」が行える。
レベルアップは藝術家の書を消費して経験値を稼がせる。
技法は素材と結晶を消費して技法のレベルをアップ出来る。
レベルは最大で20。
初期は技法のレベルキャップは5であり、それ以上に上げるにはスタイルを限界突破させる必要があったが、後にアップデートでこの制限が撤廃された。
スタイルの限界突破の際に意味のない数値が表示されるのはこの名残。
ベースアップはアイテムの「命鏡」を消費して藝術家のステータスを底上げ出来る。
使える命鏡はその藝術家専用の「(藝術家の名前)の命鏡」のみ。
各命鏡は「イベントの報酬」「無名の命鏡との交換」「不要なオーブとの交換」で入手出来る。
限界突破は同じスタイルを入手したときに変換される「オーブ」を消費することでスタイルの限界突破を行う。
スタイルの限界突破を行うと藝術家のレベルキャップが1上昇する。
後にアップデートで一段階限界突破すると「所持技法のクールタイム-1」、三段階限界突破すると「入魂ゲージ上限アップ」(☆4、☆5のスタイルのみ)、五段階限界突破すると「入魂ゲージ増加率補正」(☆5のスタイルのみ)という恩恵が得られるようになった。
アテネスの特産品をプレゼントすることで高感度を上げられる。
好感度は最大で10まで上がる。
好感度が上がると藝術家のステータスにボーナスが入る。
藝術家には個別に好物があり、好物をプレゼントすれば高感度が上がりやすい。
藝術家のプロフィールを見ることが出来る。
表示されるプロフィールは好感度が上がるごとに増えていく。
◯イマージュ
「レベル」「一括合成」「継承」「限界突破」が行える。
レベルはイマージュの書を消費して経験値を稼がせる。
イマージュはクエストをクリアしても経験値が入らず、レベルアップはこのメニューでなければ出来ない。
レベルキャップは☆3のイマージュで60、☆4のイマージュで70、☆5のイマージュで80であり、限界突破しても変わらない。
一括合成は不要なイマージュを消費して経験値を稼がせる。
ベースとなるイマージュがポテンシャルを持っていればポテンシャルにも経験値が入り、経験値が貯まればレベルアップする。
ポテンシャルとはイマージュが持つスキルのようなもので、「各種ステータスの底上げ」と始めとした様々な効果を発揮できる。
継承はイマージュが持つポテンシャルを他のイマージュに移すことが出来る。
成功率は移したいポテンシャルを持つイマージュのレベルによって決まり、100%にするにはレベル80にする必要がある。
もし失敗したら代わりにポテンシャルに経験値が入る。
限界突破はイマージュを素材にして限界突破を行える。
素材に出来るイマージュは同一のレアリティのものに限られる。
ベースとなるイマージュと同一のイマージュを素材にすれば2、それ以外のイマージュを素材にした場合は1ゲージが上昇し、ゲージが一杯になったら一段階限界突破される。
限界突破すると入魂補正、すれ違いバフ、絶技が強力になっていく。
限界突破の度合いはイマージュの種類で共通しており、限界突破を最大まで行ったイマージュはそれ以降ガチャでも最大まで限界突破した状態で排出される。
イマージュのエピソードを見ることが出来る。
イマージュのプロフィールを確認できる。
所持しているイマージュが表示される。
この画面では、不要なイマージュを解雇して銀貨を受け取ることも出来る。
ミュージアム
美術館の展示室。初期状態では殆どの展示室が閉まっているが、特定の美術品を作成すると展示が行われるようになる。
1時間ごとに蓄積される、感情資源と呼ばれるエネルギーが回収出来る。
感情資源には「パトス」「キュリアス」「ロゴス」「メランコス」の4種類があり、
作成した美術品、一定数同じ美術品を作成した際に上昇するレベル、および学芸員として配置したイマージュによって、各資源の蓄積上限と1時間あたり生成量が上昇する。
開いている展示室では会話イベントが発生することがあり、こちらでも感情資源が獲得可能。いずれの方法でも感情資源と同時に後述のダンジョンで使用する「シーカーブーツ」も手に入る。
この他、12時間に1回(2回までストック可)APを回復したり、期間限定で出現するウルル(鳥)から石を貰えたりする。
全美術品のレベルの合計値が一定に達するとミュージアム自体のレベルがアップし、AP回復量と学芸員数が増加する。
工房
美術館の裏方にある工房。
サービス開始直前の生放送で
「どこかで見たような画面」と言われた通り、ミュージアムで集めた感情資源を消費して美術品もしくはイマージュの作成が行える。
作成は藝術家2人を選んで行わせる。
投入する感情資源の量によって「高」「低」に別れ、この高低の組み合わせによってテーブルが決定し、そこから抽選されるという仕組み。
また特定の藝術家を作成に参加させないと作成できない美術品、もしくはイマージュもいる。
後に実装された補助アイテムによって「制作時間の短縮」「美術品もしくはイマージュ制作確率アップ」等が行える。
ちなみに、作中では自宅がないアルテを除いて制作は殆ど各藝術家の自宅(アトリエ)で行っている。
ダンジョン
2024年7月に実装されたシステム。
全部で10のフロアで構成されたダンジョンを探索していくという仕組み。
フロアは正方形の部屋で構成されており、部屋には「10」「20」「30」のいずれかの数値が表示されていてその分だけのシーカーブーツを消費して探索を行う。
部屋では以下のようなイベントが起こる
- 10:死の芸術が出現。クリアすれば「情動の枝」が手に入る。勝利すれば情動の枝が1000手に入るボーナスステージが発生する場合もある。シーズン中に、一度でも同種のマスをクリアしていれば戦闘スキップ可能。
- 20:「死の芸術の出現」「アイテム発見」「会話イベント発生」のどれかが起こる。後述のフロアボスの出現も20の部屋で起こる。
- 30:「アイテム発見」「会話イベントの発生」が起こる。会話イベントを見ると能力にバフが掛かり、バフはフロア10をクリアするまで累積される。
全ての部屋を探索すると次のフロアへ進む。
フロアボスを倒した時点で次のフロアに進むことも可能。
フロア10をクリアしたらまたフロア1に戻る。
集めた情動の枝は専用のショップでアイテムと交換出来る。
アイテムの在庫とラインナップは月ごとに更新される。
ガチャ
各種ガチャが引ける。
有償石で引けるものと無償石で引けるものがある。
無償石ガチャは10連で3000必要だが、最初の1回のみ半額の1500で引ける。
このゲームの特徴として新しいスタイルやイマージュはすぐには恒常ガチャのラインナップに追加されない。
そのためどうしても欲しいキャラがある場合は石を貯めておいてピックアップガチャを回すか、恒常ガチャに追加されるのを待つ必要がある。
その代わり石や恒常ガチャが引けるガチャチケットは比較的手に入りやすい。
ショップ
DMMポイントでの買い物が行える他、ゲーム内通貨を用いてのアイテム購入も出来る。
アイテムの在庫は月が変わると更新される。
専用アイテムと藝術家専用アクセサリーの交換もこの画面から行う。
また1日に一回無料でアイテムを貰うことも出来るので忘れずに受け取ろう。
追記、修正は美術品を鑑賞しながらお願いします。
- アルテの正体は著作権の関係上公開できないがおそらくゲルニカなどを描いたあの人。水着イベントで海に関係する作品を書いていたり、 -- 名無しさん (2025-05-11 21:32:39)
- チームクマさん(制作会社)コラボイベントで、落書きにしか見えない一筆書きの犬の絵を子供たちに揶揄われていたりする。 -- 名無しさん (2025-05-11 21:34:04)
- ジャン刑事のネタバレのアレは2章じゃなくて3章じゃなかったっけ。あとこのゲームって男とのシーンなんてあったの…⁉︎ -- 名無しさん (2025-05-11 22:20:09)
- アングルとパガニーニはモデル人物の盟友と作品世界の壁を乗り越えて再会したという稀有な例。Wikipediaとかにも載ってるパガニーニの肖像を描いたのがアングルなんだよね。作中でも拾われてたけど -- 名無しさん (2025-05-12 01:02:32)
- ほぼCMしか知らないからゲーム内容にも触れてほしい。 -- 名無しさん (2025-05-13 11:34:02)
最終更新:2025年05月13日 11:34