登録日:2025/05/18 (日) 23:08:32
更新日:2025/05/20 Tue 06:30:22NEW!
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概要
琴慧弦は2D対戦格闘ゲーム
「ギルティギア」シリーズに登場するキャラクターの一人。
アーケードモードには
Xrdの初期から登場していたが、プレイアブルキャラとしての実装は『REVELATOR』の家庭用から。
- プロフィール
- ■身長:246cm
- ■体重:199kg
- ■出身:コリア
- ■血液型:A型
- ■誕生日:12月5日
- ■大切なもの:仁義,腕に嵌めている鎖
- ■趣味:髭を整えること,アクセサリー作り
- ■嫌いなもの:全力を尽くさない人
- ■CV:手塚秀彰
長い白髪と髭を生やした、仙人めいた筋骨隆々の老人。ギルティギア世界では希少な「気」の使い手。
万物に流れる「気」の巡りを自在に操る調律師で、慧弦はその末裔「琴」家の現当主である。
人の気を整え病を未然に防ぐことを生業としているが、病にかかった人物に関しては調律師ではなく医者の領分らしい。現実的に言う所の整体師みたいな職業だろうか?
何事にも全力を以て当たる誠実な人柄で周囲からの人望は厚い。
ただしこのおじさん実は
オッサン型ロボットであり、
本当の慧弦はこれに搭乗する美少女のほう。
若くして家業を継いだ天才調律師ヘヒョンちゃん、当主としてはあまりに若く信用がなかったため、その解決策として威厳あるオッサンの皮を被るようになったのである。
この事実は一般的には知られていない。でもどういう関係で知り合ったのか友人として
ジョニーは知っている。
シリーズのファンからは「オッサンじゃなくて中の女の子をそのまま出して欲しい」という声もあれば「渋い爺キャラカッコいい」なんて声もあったり、1人なのに人気が二分されるという変な事態になっていたりもする。
なおストーリー上はほぼオッサンのガワで喋り、慧弦本人が声を発する場面は
シアター・オブ・ペインを食らった時などごく僅か。
そのためか声も本職の声優ではなくアークのスタッフが担当している。
しかし稀にうっかり厳つい演技を忘れ、渋いオッサンボイスのまま素の少女の口調が漏れる事も。ドジっ子。
ゲーム中の性能
鈍重なインファイターキャラ、かつ身長も横幅もやや大きめのデカキャラ。
この手のデカキャラに課されがちな機動システムの制限などはなく、ダッシュも空中行動も普通に出来る。ただし動きは全体的に遅め。
小技から必殺技まで近接戦において優秀な技が揃っており、近距離での殴り合いが滅法得意。
攻勢に回った時は「四寅剣」をループさせるコンボなどで高火力が出せ、いざ防戦に回った時にも優秀な暴れ能力で切り返しを狙っていける。
強引にラインを上げる技もいくつか備えるため相手へ迫る能力も申し分なく、一度相手に触って転ばせてしまえば「調伝丸」を絡めた起き攻めや崩しも強烈。
一方で、やはり鈍重なデカキャラなだけあって相手の攻撃に引っかかりやすいのが悩みの種。
機動力も鈍い以上、「強引に近づくのが得意」と言うよりは「強引にでも近づくしかない」という状況もしばしば発生する。
各種技がスタンダードな近接技に偏っているぶん、立ち回りの幅を出す要素に乏しく、他のキャラと比べて出来る事も少なめ。
よって総合的には中堅ぐらいのキャラ評価を下される事が多いキャラである。
またシンプルだからと言って使いやすいキャラでもなく、起き攻め時やコンボ時に要求される入力精度など、勝つための必須テクは微妙に複雑。
ガトリングコンビネーションの中には目押し気味に出す必要のあるルートもあるなど、一通り動かしてみるだけならともかく、勝ちを狙うなら割と取っ付き辛いキャラでもある。
必殺技
- ▼調伝丸 (236+S or HS)
- 球状の気を飛ばす飛び道具。
- 発生後に方向キーを入力する事で前後に動かす事ができ、「一度通過した調伝丸を相手の後ろから当てて引き寄せる」なんて芸当も可能。
- S版は発生は早めだが1ヒットしかしない少し小さめの弾。主に遠距離で出す際に使う。
- HS版は発生は遅いが3ヒットする大きめの弾。拘束時間が長いので起き攻めで使うのはこちら。
- 中段技の主力となる立HS2段目は必殺技キャンセルができないので、ノーゲージで中段をフォローしたい場合
- 「HS2段目ヒット→残った調伝丸を硬直中に操作し相手へ追撃→硬直を終えたクム自身で追撃」といった操作が必須。
- 他にも優秀な下段技である6Kも出したいし調伝丸は4方向へと引き戻したいし…と、クムの固めはレバー操作が忙しいので慣れが必要である。
- ▼四寅剣 (623+K)
- 空中へ跳び上がりながら上方への蹴りを放つ。
- 出始めから上半身無敵があり、攻撃発生と同時に全身無敵となるので対空手段としてとても優秀。
- 空中ガー不かつヒットすればダウンを奪えるし、カウンターヒットすれば追撃も可能なのでリターンも大きい。
- ただしフォルトレスディフェンスされると反撃されるので注意。
- また逆に言うと全身無敵はちょっと経ってからしか発生しないので、急な割込み手段としては不向き。
- なお「四寅剣」という技名の由来は韓国の儀式用の剣。
- 寅の年、寅の月、寅の日、寅の時に作る事から「四寅の剣」と呼ばれるようになったとか。
- ▼四寅剣(溜め) (623+K長押し)
- Kボタンを押している間あぐらを組んで回転しながら突進し、溜めを終了したタイミングで先述の四寅剣を放つ。
- 食らい判定が非常に低くなるので、スタンエッジなど打点高めの牽制・飛び道具なら避けながら接近する事ができる。グランドヴァイパーみたいなもん。
- 突進中は一応下段攻撃だが、下段技にしては発生が遅いので崩しを目当てで使うことは基本的に無いだろう。
- またヒット時の挙動も通常版とは異なり、横に吹っ飛び画面端ではバウンドするようになる。
- 最大まで溜めるとさらに強化され、専用の空中回転蹴りが発生する。
- ▼四寅剣(後ろ派生) (623+K後すぐに4 K長押し可)
- 通常版と違い、跳び上がらずに上方への蹴りを放つ技。Kを押し続けると溜め版になる。
- 跳び上がらないおかげで隙が少ない上、溜め無し・溜め版どちらでも壁バウンドを発生させるので追撃も可能。
- 単発攻撃力も非常に高く、クムの主力コンボパーツとなる技である。
- ただし溜め無しだと重い強制ダメージ補正がかかるし、溜め版よりも単発ダメージも低く、受け身不能時間も短くなってしまう。出来るだけ溜め版を狙いたいところ。
- 「出始めから食らい判定が小さくなり、最終的に全身無敵になる」という点は他の四寅剣と同じなので、地対空や、相手の牽制を蹴り飛ばす目的でも使える。
- 攻撃判定もみっちり地面スレスレまであるので出てしまえばだいたいどんな攻撃でも潰せるぞ。
- 難点はコマンドが特殊な事。
- 特に初登場時の『REVELATOR』では「Kを押した後すぐに4」の受付猶予がやたら短く、出すこと自体がまず大変だった。
- 次作の『Rev2』では受付猶予が大幅に緩和され、何なら「四寅剣(溜め)」がちょっと出た後に4を入力してもこれに派生するように。
- 出しやすくなったとは言えコマンドがやや特殊な事には変わりなく、咄嗟に出したりコンボで溜め版を安定させるには慣れが必要。
- ▼隼落とし (214+K 長押し可)
- 前進しながら踵落としを繰り出す突進技。
- 突進技の常として出始めをガードされてしまうと反撃確定だが、終わり際を当てると微不利程度で済む。
- K長押しの溜め版だとむしろガードさせて有利。
- 判定がデカい上に強く、反撃を受けない程度の距離を見計らいながらこれでゴリゴリ横に押していくのがクムのライン上げの基本。
- 溜め時間を調整する事で相手の迎撃もズラせるので便利。カウンターヒットすると追撃が入るため、相手にとっても怖い技である。
- もちろん他の技が届かない時のコンボパーツにも使える。
- ▼隼落とし(後ろ派生) (214+Kの後4とKを長押し)
- 通常版と違いあまりその場を動かず、大きく踵落としと手刀を放つ。
- 一応中段技だが発生が遅く、崩し手段としてはあまり強くない。
- そもそも普通に出す上でも発生が遅いので、「調伝丸」を重ねてから出さないと潰されやすい。
- ただしガードされて有利。ヒットすると壁バウンドを発生させ追撃が可能。
- 最大まで溜めるとガード不能となるが、発生が更に滅茶苦茶遅いため「神弓・調伝丸」とでも組み合わせないとまず決まらない。
- ▼空中隼落とし (空中で214+K)
- 踵落としを放ちながら落下する技。
- ヒットすればダウンを奪い、ガードさせた場合でも着地直前であれば隙は少ない。こちらも相手に接近する時の主力技。
- 出した時少し停止するのに加え、モーション中に左か右を入力する事で軌道を変える事が出来るため相手の対空をスカす事も可能。
- 地上から2147+Kで出せば最低空隼落としとなり、さらに相手に近付くように方向入力をすれば相手の牽制技を飛び越えて叩き込む事も出来る。
- カウンターヒットすればバウンドするので追撃のチャンス。
- 攻撃判定よりも食らい判定のほうがデカく、判定自体は弱いので注意。
覚醒必殺技
- ▼阿羅漢三千掌 (236236+HS or D 長押し可)
- 気を纏った掌底で合掌し、目の前を挟み潰す技。長押しで攻撃タイミングをずらす事も可能。
- 出始めから無敵があり、攻撃の発生も素早いため切り返しとしても優秀な技。
- また発動時にクムの周囲に円形のオーラが発生。
- この中に相手が入るとクム側が自由に位置を操作できるようになり、コンボ時は相手を引き寄せ確実にヒットさせられるし、切り返しに失敗した時は相手を引き離して微妙に誤魔化す事もできる。
- ちなみに長押し中はスーパーアーマーが付き、最大まで溜めるとガード不能攻撃になる。狙いどころがあるかは微妙。
- なお掌底がヒットした相手は転がり食らいとなるので、位置を上手く調整してヒットさせるとその後も追撃ができる。
- 昔はこれを利用した高火力コンボも存在したが、アップデートにより重い補正がかかるようになったので利用価値は下がった。
- ▼神弓・調伝丸 (236236+S)
- 調伝丸の強化版。ヒット数は5に増え、前後だけでなく上下にも動かせるように。
- 覚醒なのでブリッツシールドも潰せるし、普通の調伝丸と違い発生保証も付くため相手に切り返されても盾になる。
- またエフェクト自体も調伝丸より大幅に大きくなっているため、相手を覆い隠すようにこれを操作する事で本当に何も見えない起き攻めを仕掛ける事も可能。
- これを出している間とにかく強気に攻められるようになるので、こちらはこちらで機会があれば出していきたい覚醒技となる。
一撃必殺
- ▼全弦撤廃
- 相手の気を操る事で全ての力を奪い、その後ただのデコピン一発で吹き飛ばす一撃必殺。
- 他のキャラと同じく決着条件下のロマキャンから確定させる事も出来るほか、「神弓・調伝丸」が生で当たった場合はそのまま決める事も出来たりはする。
- クムの中の人が出て来る唯一の技。
- 作成乙。ドジっ子系の中の子かわいい -- 名無しさん (2025-05-20 06:30:22)
最終更新:2025年05月20日 06:30