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マギウスの翼

登録日:2022/04/25 Mon 13:30:30
更新日:2025/11/30 Sun 23:46:42
所要時間:約 11 分で読めます





マギウスの翼とは、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場する組織。


【概要】

『魔法少女の救済』 を掲げる組織であり、本作における主人公たちの敵対勢力である。

◇構成

『マギウス』 たる御三方を指導者とし、幹部格の白羽根・末端の黒羽根で構成されている。
羽根たちはカイコガの意匠を施されたローブを着ており、役職そのままに色も違う。
構成員のほとんどは黒羽根であり、その多くはひとりだと魔女と戦うこともままならない弱い魔法少女。
優秀なベテラン魔法少女はいきなり白羽根に抜擢されるらしく、アニメ版では十咎ももこが白羽根のローブを被っている。
指導者のマギウスは全員が天性の才を持つ魔法少女であり、その類まれなる才能と能力で計画の中枢を担っている。

◇活動・目的

『魔法少女の解放』を達成すべく、神浜市の至るところに出没する 『ウワサ』 と呼ばれる都市伝説の流布、およびその大元である怪物を守護していたり、魔女を大規模に飼育している。
一般人をおびき寄せてウワサの結界に幽閉したり不幸を招くため、一般人を巻き込むことに否定的な魔法少女からは敵視されている。
黒羽根はもちろん、白羽根にも計画の全容を知らない者は多く、佐倉杏子からは「ぼんやりしていて信用できない」と評された。
また、解放の証と称する 『ドッペルシステム』 にも深く関わっているらしく、このシステムを全世界に広めることが最終目標な模様。


◇その他

名前の由来は「東方の三賢者」を示すラテン語「Magi」と「天才」を表す英語の「Genius」からと思われる。
また、マギウスの魔法少女服には共通するモチーフがあり、アリナは官帽、灯花はクリノリン、ねむは足枷がそれぞれ監獄をイメージしているという考察がある。

【構成員】

◇マギウス

魔女化のない世界を作ろうとしている魔法少女。
生と死というテーマに取り憑かれた天才芸術家で、スランプ時は自分を題材にしたこともある。
自身の目的こそが至上で努力を惜しまない彼女は、魔女を最高のアートにすることを夢見ている。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
『マギウスの翼』の現場指揮官的な立ち位置。固有魔法の『結界生成』により魔女の飼育、一般人や敵対勢力の捕縛、キュゥべえの干渉を防ぐ被膜の展開など多くの計画を実行している。過労死候補その1
魔女化のない世界を作ろうとしている魔法少女。
入院していた里見メディカルセンターの院長の娘で、幼くして天体物理学を修めた理系の天才。
普段は無数の機器に囲まれながら研究を続けており、夢は宇宙の全てを知ること。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
『マギウスの翼』の羽根たちを統率する指導者的な立ち位置。魔女化を防ぐ『ドッペルシステム』の開発者であり、計画の立案や計算も担当している。
環いろはの記憶によれば妹・ういと同じ病室にいた友人だったそうだが、ねむ同様に本人は身に覚えがないらしく……
魔女化のない世界を作ろうとしている魔法少女。
自己承認欲求を満たすために物語を書き始め、ネット上で掲載すると天才作家と呼ばれるようになった。
だが、今まで誰も彼女には接触できていない。
夢は世界中に自分の物語を具現化させること。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
計画の参謀的な立ち位置。神浜にはびこる『ウワサ』の創造者であり、活動拠点の『ホテルフェントホープのウワサ』などの設備設計も担当している。過労死候補その2
固有魔法で文字通り魂を削っており、本当に過労死しそうになっている
環いろはの記憶によれば妹・ういと同じ病室にいた友人だったそうだが、灯花同様に本人は身に覚えがないらしく……(アニメ版ではいろはのことを覚えており、黒江にいろはの捜索を秘密裏に依頼している。)

◇白羽根

7年間、やちよのパートナーとして魔女と戦ってきたベテランの魔法少女
自身の魔力が衰えている事を実感してから、ひとりの女性としての幸福を得るために、マギウスの翼の幹部になった。
優しいが心は弱く、判断を誤ることが間々ある。
                           (『マギアレコード』内アーカイブより)
マギウスと羽根たちの間に立つ中間管理職で、暴走しがちなマギウスをたしなめ、羽根たちの悩みを受け止める最年長。過労死候補その3
優しく穏やかなため人望厚く、羽根たちの信頼を集めているが、そのことを責任に感じている。
ネオマギウスのナンバー2を務め、神聖なものや強い存在に惹かれる魔法少女
ネオマギウス内では鬼教官と恐れられているが、地元で所属している青年会では妹のように可愛がられる一面も。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
みふゆに次ぐ地位に就いており、その高い実力を買われ羽根たちの教育を担当していた。物語に登場するのは第Ⅱ部からで、残党『ネオマギウス』でリーダーの補佐を務めている。

月咲の双子の姉にあたる、解放を望む魔法少女
普段から筝曲、毛筆、舞踊などの稽古に勤しみ、優れた腕前を持つ。
後輩や同期からの信頼も厚いが、気を許せる仲の人は居ないため、妹の月咲と一緒にいるのが最も心が安らぐ。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)

月夜の双子の妹にあたる、解放を望む魔法少女
実家の竹細工工房で、父とその弟子のために、家事や家計を一手に引き受けている。
明るく友人が多い性格だが、自身の本音をさらけ出せるのは月夜だけだと思っている。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
本編中で最も早く登場した幹部。笛を武器にした連係プレーを得意とし、笛姉妹と呼ばれることもある。
かなりの実力者だが、一方で姉妹揃ってかなり抜けているためポンコツ呼ばわりされる。
特別職にはついていないもののマギウスやみふゆと同じく創設メンバーであり、教官である燦を差し置いて一緒に旅行に行ったりしている。イベント当時は燦が登場してなかったせいだが
善悪関係なく全てを撮って伝える、ゴシップ生成魔法少女
学校の問題から俗っぽい生徒間のネタまで収集するので、恐れられているが、同時に皆を楽しませている。
実は趣味で撮っている"今日のにゃんこ"が、生徒には一番人気があるらしい。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
『マギウスの翼』の広報部に所属する魔法少女。Ⅱ部から元羽根として本格登場するが……
前述の通りアニメ版のみ所属。
こちらの「主要登場人物」も参照。

◇黒羽根

ネオマギウスに所属する警戒心が強い魔法少女
心を許した相手としか話さず、常にひとりで周囲に憐れまれている。
だが、人より魔法少女が優れているという思想が彼女を支えている。
警戒する要因である母親のことは大好きだけど大嫌い。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
  • 安積はぐむ CV:高柳知葉
ネオマギウスに所属する自分に自信が持てない魔法少女
マルチタスクが苦手で、複数のことを同時に頼まれると慌ててしまう。
自己評価が低く流されがちだが、周囲の人に認めて欲しいという思いを抱えている。
裁縫などチマチマしたことが好き。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
Ⅱ部から登場する魔法少女たち。『ネオマギウス』の創設をしたものの弱いために他グループに利用され消沈していたが、リーダーとして藍家ひめなを迎えたことで状況が一変する。
  • 遊狩ミユリ CV:飯田ヒカル
ネオマギウスに所属する恥ずかしがり屋な魔法少女
緊張すると意識が飛んでしまうため、戦闘時は暴走しないよう燦がコントロールしている。その性質を生かし、燦の秘密兵器として動いている。
他人の足の鑑賞が趣味。Mっ気がある。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
Ⅱ部から登場する魔法少女。燦の側近。

幼い頃から敷かれたレールを踏み外さないで生きてきた魔法少女
お嬢様育ちで何事もそつなくこなすが、周囲が才媛揃いのため自己評価は極めて低い。
退屈な日常に飽きあきしていたが、魔法少女になってからは一転、トラブルに巻き込まれてばかりいる。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
村人Aと自称するほどの末端の目立たない黒羽根だったようだが、ひとりで魔女と戦えるなど戦闘能力は低くない。言動が賭ケグルイのそれ。
  • 牧野郁美 CV:木野日菜
いつ如何なるときも可愛くいたい、ぶりっ子魔法少女
日頃はメイド喫茶でメイドさんとして働き、思う存分キュンキュンビームを炸裂させている。
しかし、センスがやや古臭いせいか、意図せずコミカルキャラを確立してしまっている。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
みふゆと同じく翼のなかで最年長。令とは年の離れた友人。
居場所を求めてさ迷い歩く、どこかつかみどころのない魔法少女
将来の夢など、自分自身のアイデンティティを将来の夢など、自分自身のアイデンティティを見付けられないがゆえに、未来に対する漠然とした不安を抱えている。
純喫茶の一人娘らしく、いつも落ち着いている。
                     (『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
固有魔法でマギウスの翼から依頼を受けていた魔法少女
令と郁美の後輩として入ってきた。
マギウスの翼を「自分の居場所」として大切にしていたが・・・?
アニメでは全SEASONに登場している。
実はマギウスのウワサによって洗脳され黒羽根になっており、みふゆは令と郁美に洗脳を解くよう頼んでいた。マギウスのとある作戦の際、2人の助けで洗脳を解かれマギウスから離反。

(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
『アラカルトバレンタイン〜みんなの気持ちの届け方〜』の暁美ほむら編に登場した魔法少女
かつてほむらと同じ病院で入院していたこともあり彼女と意気投合。顔と名前を隠したままチョコを選びに行った。
モブグラでありCVも不明だが、☆1でプレイアブル化された。
チョコを渡すことが出来ず、自分がお話の主人公になれなかったことに絶望しながら魔女になってしまった
宝崎市に住む魔法少女
いろはと一緒に魔女と戦うこともあるが、定期的に情報交換をする程度の仲。
命がけで戦うことに恐れを抱き、魔法少女であることから救われたいと感じている。
とある噂をきっかけに、神浜市へと執着し始める。
                        (TVアニメ『マギアレコード』公式サイトより)
アニメオリジナルキャラクター。いろはの知り合い。
ねむから依頼を受けていろはを捜すことで物語に関わりはじめる。アニメFinalSEASON放送直前に開催されたイベントと共にアプリにも実装。
ももこ同様、アニメ版のみ所属。
こちらの「主要登場人物」も参照。

◇戦闘員

鹿目まどかたちの先輩にあたる、見滝原市の魔法少女
人を救うことを誇りに思い魔女を狩っていたが、今は活動の拠点を神浜に移して、魔法少女たちを救い希望の花園へと導くための活動に勤しんでいる。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)

神浜聖女のウワサと一体化した、見滝原市の魔法少女
まどかたちを魔法少女に誘ったことに責任を感じて、魔法少女を運命から解放するために活動している。
マギウスの翼の理念と対立する者には一切容赦しない。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より、アニメver.)


  • ウワサの鶴乃 CV:夏川椎菜
キレーションランドのウワサ(キレートマスコット)と一体化した魔法少女
のんびりダラーっと楽しく過ごして、悩みを全て吹き飛ばせる遊園地を守ろうとしている。
フードコートのメニューの発案では、他のウワサを驚かせた
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)

キレートマスコットのウワサと一体化した魔法少女。
誰もがリラックスできるような遊園地にするため、訪れた魔法少女にはのんびりすることを持ち掛ける。
それでものんびりしない相手には鋭く光る電撃と遊具を使った変則技で強制的に従わせる。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より、アニメver.)



ウワサに憑依・洗脳されたマギウスの戦士たち。思考能力が大幅に落ちているが、そのぶん出力や魔力が増大している。


◇マギア☆レポートでは

構成員はキョキョキョと変な顔で笑うのが特徴。といってもこの笑い方をしてるのは白羽根以上の幹部のみだが。
それと変化の大きいのはアリナ。本編では容赦なく羽根たちを切り捨ててたが、マギレポでは割と部下思いの性格になっている。
それ故に本編第I部終了後の122話でも天音姉妹にまだ慕われていたり。
黒江は「神浜で魔法少女が救われる」という噂から神浜市に来てたが、マギレポ時空ではマギウスの翼崩壊後だった。あとネオマギウスとの絡みがやけに多くて、一時期(アニメ一期の頃)ではマギレポの方が出番が多かった。

【アニメ版におけるマギウス】

アニメ版マギアレコード(アニレコ)においてはキャラクターの設定やストーリー展開がアプリ版と異なる事が少なからずあり、特に2nd SEASON以降から顕著となっている。マギウスのメンバーもその例に漏れず、性格や設定の違いについて記載する。
+ (ネタバレ注意!)
・柊ねむ
恐らくアプリ版と最も設定の違いが大きかったのは彼女だろう。上記されている通り、いろはとういの事を覚えており、個人的な願望(地球そのものを原稿にしてあらゆる物語を具現化させる)や魔法少女至上主義的な考えが無くなっており、後述する灯火のやり過ぎた行動を咎めるなど外道度は大きく軽減されている。目的遂行の為なら多少の犠牲は止む負えないといった一面はあるものの灯火とは明確な差別化がなされている。

・里見灯花
ねむ同様、個人的な願望(宇宙の全てを知る)は無くなっており、劇中の台詞やアプリ版の黒江の魔法少女ストーリー(設定はアニメ基準)では魔法少女を犠牲にしてきたキュゥべえに怒りをぶつける等、魔法少女達を思いやる一面がある。しかし魔法少女とウワサの融合実験でマミや鶴乃といった魔法少女達を無暗に傷つけたり、計画の内容を直前まで伏せていたにも関わらず反対してきた一部の黒羽根を切り捨てる等といった横暴な部分もあり、これらの行動は相方のねむからも非難されている。

特に1st SEASON最終話において洗脳したマミを使っていろはやちよ(突如その場に現れたさやか)を攻撃し、結果的にいろはを生死不明に追い込む展開は、やちよの親友であるみふゆやいろはの事を覚えているねむの同意を得ていたとは考え辛く、ほぼ彼女の独断だった可能性が高い。この行動は後にやちよの激しい怒りを買い、まどか達見滝原の魔法少女達を敵に回すはめとなり、2nd SEASONの最終回で計画が台無しになったのは彼女の行き過ぎた部分も少なからずあると思われる。

また、革命の為ならば他者を平気で犠牲を強いるやり方は皮肉にも彼女が目の敵にしているキュゥべえとそう大差ないというのが何とも皮肉である...

・梓みふゆ
終盤でマギウスを離反し主人公サイドに付くという展開はアプリ版と一緒だが、やちよに過去のトラウマを思い出させ、メンタルを乱してチームを解散させることを悪びれなかったり、ワルプルギスの夜を故意に神浜に呼ぶことを反対しない(アプリ版と違って最初から計画に入っていたからかもしれないが) など解放にかける思いが強くなっている。
また、歳をとるごとに弱体化するという設定はアニメ版ではハッキリ出てこなかったりする。

・巴マミ
アプリ版では記憶ミュージアムにてみふゆから魔法少女の真実を見せられ、暴走した後洗脳されるという形でマギウス入りを果たしたが、アニメ版では自らの意思でマギウス側に付いた。(どのような形でマギウスと出会ったのかは不明だが、タイミング的にはいろは達がフェリシアや杏子と知り合った頃だろうか?)月夜に攻撃されるいろはを助けたり、魔女を殺されたことで逆上するアリナを止めたりなど、被害や犠牲を出す事には反対派だった。その後はやはりマギウスの手で洗脳&ホーリーマミ化してしまうが、アプリ版とは異なりまどかとさやかの手で正気に戻った。

・天音姉妹
アプリ版と大きな違いは無いが、強いて挙げるならみふゆ同様『ワルプルギスの夜』を神浜に呼ぶことに反対しなかった事くらいだろうか?そもそも彼女達は2ndシーズン以降空気気味だから…

無論どちらの設定の方が好きか嫌いかは受け取る人次第である。





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最終更新:2025年11月30日 23:46