登録日:2026/02/13 Fri 09:12:16
更新日:2026/08/14 Fri 22:23:50
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【概要】
ヤマトシリーズのもう一人の主人公とも言える
デスラー総統の座乗艦であり、
ガミラス帝国の移動総統府も兼ねる。
とはいえ一隻の艦の事を指す訳ではなく、シリーズ毎にそれぞれのデスラー艦が登場する。
基本的にはデスラーのシンボルカラーである青の船体色に塗られているが臨時旗艦の場合はその限りではない。
そのほとんどにデスラー総統の代名詞と言えるデスラー砲(ガミラス版
波動砲)を搭載している。
【デスラー艦一覧】
◇初代デスラー艦
無印ヤマトの最終回に登場。
ロケット型をしたシンプルな宇宙船で、艦首に装備したデスラー砲以外は大口径レーザー砲位しかない。
正確には天井都市にそびえる
ガミラス総統府
の正体であり、有事の際の脱出用宇宙船も兼ねていた。
ガミラス本土決戦において瓦礫に埋もれて死んだかに思われていたデスラーであったが、間一髪でデスラー艦を発進させて生き延びていた。
イスカンダルからの帰路にあるヤマトを追跡し、デスラー砲で狙撃するがヤマトのワープのタイミングとかち合ってしまい取り逃してしまう。
焦ったデスラーは航路計算も無しでワープで追跡するが、偶然ワープアウト地点がヤマトと重なってしまいヤマトに激突。
これを好機と見たデスラーはチューブミサイルをヤマトに打ち込み、更に放射能ガスを送り込んで白兵戦を仕掛ける。
しかし森雪が危険を顧みず放射能除去装置を作動させたために形勢が逆転して撤退。
船体を引き離し、それでもあきらめずに地球到着目前のヤマトをデスラー砲で狙撃するが、真田技師長発明の空間磁力メッキでデスラー砲を跳ね返されてしまいデスラー艦は爆発した。
劇場版ではカットされてしまって登場しない。
そのため後述の二代目に比べてラスボスなのに知名度の低いことになってしまっている。
◇二代目デスラー艦
久しぶりだねヤマトの諸君。待っていたよ、また会えて光栄の至りだ
『
さらば』と『2』に登場。
多くの人がデスラー艦と聞いて思い浮かべるであろう、最も活躍が多く人気のあるデスラー艦。
初代をベースに大幅に武装強化が為されており、艦首両脇に装備された瞬間物質移送機を始め、細部までかなりディテールアップされている。
ガトランティスで建造され、ズォーダー大帝からデスラーに贈られた。
活躍は両作品でかなり異なる。
『さらば』では、彗星帝国高速駆逐艦を瞬間物質移送機でヤマトの至近距離に送り込む
デスラー戦法で圧倒。
しかしとどめのデスラー砲をワープでかわされて白兵戦で艦内を破壊されて無力化された。
『2』ではガミラス艦隊の旗艦として序盤から登場。
12話にてチクワ型空洞惑星の罠でヤマトを封じ込めるが、とどめのデスラー砲をサーベラーからの電話でタイミングを狂わされてしまい失敗。
その後、デスラーがサーベラーの奸計で彗星帝国に幽閉されてしまった際に没収されるが、濡れ衣が晴れたことにより大帝から返還されている。
地球へ向かうヤマトを奇襲してデスラー戦法で追い詰めるが、劇場版同様に小ワープで接舷されて白兵戦に追い込まれる。
間に合ってよかった。地球の状況は知っている。あの邪魔者は、私が引き受けよう
『
完結編』にて、なんと同型のものが再建されて登場。
この時デスラーは国境視察のために出向いており、動きやすい小型の二代目のほうがよかったのかもしれない。
トリチウムを満載して戦えないヤマトを救うためにガミラス艦隊を引き連れて颯爽と駆けつけ、
ディンギル艦隊を蹴散らした。
最後はデスラー砲でディンギル艦隊旗艦プレ・ノアを撃破。ヤマトの最後の敵は最初の敵だった男の手によって葬り去られた。
◇デスラー戦闘空母
タラン、我が母なる星ガミラスの恨みを晴らす時が来たぞ
デスラー艦を失ったデスラーが臨時旗艦として座上した戦闘空母。
基本はそのままだが、甲板中央部にデスラー砲が装備されている。
詳細は
戦闘空母の項目を参照。
◇新型デスラー艦
見たなタラン、地球の少年が命を懸けて咲かせた美しい花を。あの花を無駄に散らせてはならん
ヤマトⅢで登場した新型デスラー艦。
大型戦闘艦に似たデザインをしており、なんと全長1300メートルとヤマトシリーズ屈指の巨体を誇る。
艦首にはデスラー砲の強化型であるハイパーデスラー砲を装備。更に惑星破壊プロトンミサイルを艦底部に2発装備という重武装を持つ。
シャルバート星への遠征で初登場し、ゴルサコフ参謀長のボラー艦隊をハイパーデスラー砲で一撃のもとに葬り去った。
太陽系内での最終決戦でもデスラー砲艦の艦隊を率いて駆けつけ、ヤマトの危機を救う。
ベムラーゼ首相の機動要塞ゼスパーゼのブラックホール砲でデスラー砲艦隊が全滅していく中でもなんとか持ちこたえ、揚羽機の特攻で破損したゼスパーゼの砲門にハイパーデスラー砲を撃ち込んで撃破した。
【アニメ以外において】
◇漫画版
ひおあきら版ではデスラー砲はなく、
旗艦級戦艦を横に広げた様なスタイルをしている。
イスカンダルからの帰途についたヤマトをガミラス残存艦隊と共に襲撃し、まともに戦ってはヤマトに勝てないと、全艦でヤマトに特攻をかけてくる。
味方が全滅する中で一隻だけヤマトへの衝突コースに乗るが、ハーロックの戦艦の砲撃で軌道をずらされてしまったためにヤマトの回転運動で弾かれてしまいハーロック艦の砲撃で撃沈した。
松本零士版コミックでは、TV版から艦橋が無くなって更にシンプルなデザインになっている。
顛末はTV版とほぼ同じ。
◇ゲーム版
・遥かなる星イスカンダル
TV版同様に帰途のヤマトに襲い掛かってくる。
ムービーでデスラー砲発射やチューブロケットも再現されていて優遇されている。
最後の白兵戦ステージの相手となり、ヤマトに侵入してきたガミラス兵を撃退するのがミッション内容。
ボスはデスラーだが、携帯用バリヤー装備を持っていてかなり固い。ガミラス兵を片付けてから袋叩きにしよう。
その後は原作同様に空間磁力メッキでデスラー砲を跳ね返されて爆発する。
DISC2の最初の灯台星系宙域でヤマトを奇襲してくる。
デスラー戦法で無尽蔵に爆撃機を送り込んでくるため急いで接近しなければならない。
ある程度ダメージを与えると撤退していく。なお波動砲を撃ち込む事もできるが撃沈はできない。
終盤の木星圏では『さらば』『2』とを折衷した再現シナリオで戦う事になる。
デスラー戦法を耐えていくと、なんと空間磁力メッキを発動。無敵状態になった上で消耗したヤマトに追い打ちをかけてくる。
その後は原作通り白兵戦に突入。
デスラー艦の甲板から艦内に突入し、アンドロイド兵操作ユニットを破壊する事になるが、かなり入り組んでいる上に敵の攻撃も激しい。
『さらば』ルートではデスラーの死とともにそのまま退場。
しかし『2』ルートでは、ゲームの最終版で戦闘空母に大破したデスラー艦のデスラー砲部分が無理矢理接続された形で再登場。
「言ったはずだ。私は、屈辱を忘れん男だとね。それに、借りは返す主義だ」
デスラー砲でサーベラーの脱出した潜宙戦艦を消滅させ、見事に借りを返す事に成功したのだった。
デスラー戦闘空母が「改ドメル戦闘空母級デスラー・ガミラシア」という超かっこいい名前を与えられて登場。
ゲーム版『さらば』の戦闘空母を本格的に改造したものと思われ、甲板中央が二つ折りになってそこからデスラー砲がせり上がってくるというダイナミックな機能が加えられている。
こちらも詳細は
戦闘空母を参照。
【リメイク版】
『
2199』から始まるリメイク作シリーズにももちろん登場。
個艦名は「デウスーラ」とされ、歴代の総統座乗艦に名付けられている。
なんと初代デスラー艦のリメイクより先に、ドメラーズ三世の同型艦である「先代」がいた事になった。
ヘルム・ゼーリック国家元帥主導で開発されたガミラス航宙艦隊最大最強の戦艦である「ゼルグート級一等航宙戦闘艦」の2番艦である。
700mを超える巨体に頑強な側面装甲、正面装甲に至っては自軍で制式採用する陽電子ビーム砲を完全に弾くほどという、どちらかと言えば機動性を重視する傾向のあるガミラス軍において珍しい大艦巨砲主義を体現する巨艦。
…が、2199年にはそのゼーリックが反乱を起こし、本艦の機関に細工がされバラン星へ視察に向かおうとしたところを爆破されてしまった。
本編における出番はこれだけ。
なお、暗殺容疑は政治的に対立していたガル・ディッツ提督らになすり付けられたが、ゼーリックが大々的に観艦式を行い自らこそ帝国を継ぐとして演説している最中、影武者と入れ替わって生き延びていたデスラーが姿を現したことでゼーリックは粛清され、計画は失敗に終わった。
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0
初代デスラー艦のリメイク。外見もほぼオリジナルを踏襲するが、前方にあった魚雷発射管が
ガミラス艦特有の「目玉」に置き換わり、艦首のデスラー砲が無くなっている。
登場自体は割と早く、総統府に設置されたモニュメントだと思われていたが、終盤で総統府から離脱して航宙艦としての正体を現した。
その円筒形の形状はガミラスに古来より伝わる星を渡る船…後に明かされたところによると
かつてイスカンダルがガルマン人を乗せてきた船に由来するという。
邪魔をするな、タラン。私は「戦争」をしているのだ。
上のコアシップを収容する外殻ユニットであり、総統座乗艦としての本体。
旧作に由来しない完全なオリジナルデザインである。
デスラー砲はこちらに装備されている他、計18門の格納式ビーム兵器や51門にも及ぶ魚雷発射管を備えた超重装備の艦艇となっている。
初登場時は宇宙ステーション・第二バレラスに接続されておりデスラー砲もこちらと連動していた。
ヤマトのバレラス突入からの一連の騒動の中で第二バレラスは破壊されたものの、本艦の機関は独立しているため離脱に成功。
バラン星の亜空間ゲート内でイスカンダルからの帰路につくヤマトを奇襲、ガミロイド兵を送り込んで制圧しようとしたが、ウイルスを送られて無力化され、亜空間ゲート内ではビーム兵器が使えないため今度はデスラー砲での攻撃を試みる。
しかしエネルギー充填中に大量の実体砲弾による集中砲火を浴びて外殻が半壊。その状態で発射したため暴発してしまい轟沈した。
しかしコアシップはすんでのところで本体から離脱しており…
ノイ・デウスーラ
『
2202』で登場した新たなデスラー艦。
2代目のポジションではあるが、こちらも新規デザインとなった。
Ⅱ世から切り離したコアシップを引き続き使用し、外殻ユニットはガトランティス製の新造で両国の技術が組み合わされている。
小説版によると主機関にガミラス製機関、補助機にガトランティス製機関を用いており、複数の波動機関をクラスター化したことで機関をワープグリッドで保護してどんな環境でも安定して航行することができる上、ワープや物質瞬間移送機、デスラー砲を連続使用することができる。
武装もガミラスの陽電子カノン砲16門、ガトランティスの速射輪胴砲塔14基に加え最大38発のゴーランドミサイルを懸架できるとんでもないハリネズミ。
都合3度にわたりヤマトと交戦したが、最終的にデスラーがガミラス軍に合流しヤマトに固執する理由もなくなったことで不要となったのか、従来よりはるかに高い威力と引き換えにヤマト自体を破壊する恐れのあるトランジット波動砲の使用にあたって延長砲身のような形として提供され、ヤマトの身代わりとなって崩壊・消滅した。
以降デスラーはコアシップを超ゲルバデス級試作輸送艦に係留し、仮の座乗艦とした。
『
2205』から登場。デスラー戦闘空母のリメイク艦。
元はゲルバデス級と同時期に設計・試作されていた長距離航海用戦闘母艦だったが、あまりにも詰め込み過ぎた設計が祟って技術的にも金銭的にも課題が多く建造途中で放置されていたものである。
しかしデスラーの「新天地を探す」という長期ミッションの遂行に適していると目を付けたガデル・タランによって建造再開が打診され、格納式デスラー砲や物質瞬間移送機、波動防壁といった新装備を追加しつつも独立戦闘指揮艦などいくつかの機能を妥協、総統座乗艦を示す「高貴なる青」への塗装変更も省略して引き渡された。
ガルマン星の発見・解放により新天地探索は予想より早く達成されたものの、ボラー連邦との睨み合いなどその後の情勢の変化もあってか2207年時点でも試作艦を表す赤い塗装のまま変更されておらず、独立戦闘指揮艦の実装などもされていない。
それどころか遊撃艦隊の旗艦となっており、総統座乗艦としての任を解かれている。
追記・修正お願いします。
- やはり完結編のヤマト大ピンチ!の際颯爽と登場した場面が一番印象に残っている。 -- 名無しさん (2026-02-14 07:47:35)
最終更新:2026年08月14日 22:23