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クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった

登録日:2026/04/23 Thu 23:59:20
更新日:2026/07/17 Fri 19:17:08
所要時間:約 5 分で読めます




出典:「クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった」第1話「朝凪海という女の子」
2026年4月~6月/connect/© たかた・KADOKAWA/クラにか製作委員会


No1ヒロインの隣にいる子を

幸せにするラブコメ

クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』は、たかたによるライトノベル作品である。
2020年より「カクヨム」より投稿され、書籍版は角川スニーカー文庫より2021年より刊行されている。
既刊10巻(2026年4月現在)

イラストは長部トム・日向あずり。

略称は「クラにか」。


【概要】

タイトルの通り、クラスで「2番目」で可愛く人気のある女子と、クラスでは割と一人でいることの多い男子が友だち関係になるお話。
クラスのカーストで上位にいる女子。
自分はまるで釣り合わないと思ってしまう。
しかし、実はその女の子も主人公と同じインドア派で映画やゲームが好き。
特にB級なサメ映画とか。
共通の趣味が持てる友達と出会えたことで、2人の交流が始まり、いつしか互いに意識していく流れを描いている。
イチャラブ要素も多分に盛り込んでいる。

作者はインタビューにて、カクヨムで本作を執筆するにあたり、書籍化を狙っていたという。
その際に一度シンプルな内容で初心に戻って取り組んでみようと考えた*1
また、“2番目”のヒロインをスポットにあてたのは、作者がラブコメを読む際に、メインヒロインよりもサブヒロインに魅力を感じていたからとされている。
1番目のヒロインの影に隠れている2番目ヒロインの持つ魅力や悩み、それをベースにシナリオ構築の際に、メインヒロインに昇格させていくことを意識していったとインタビューにて述べている。
ある意味負けヒロインとされがちなヒロインをメインヒロインにさせていったとも言える。

ひとりぼっちを拗らせた主人公が、クラスで2番目に可愛いヒロインと楽しくあそんだり、同じものを食べたり、恋人のような距離感でじゃれあったり、徐々に甘い関係になっていくところが見どころであると作者は述べている。

勘違いされないように記載すると、「2番目に可愛い」というのはあくまで作中のモブ男子生徒が陰で付けている評価であり、それに対し主人公は一切同意していないどころか不快そうな感情を抱いてすらいる。

作品の舞台となっているのは架空の「城東市」であるが、モデルは東京都国立市周辺とされている。

メディアミックスとしては、尾野凛によるコミカライズ版がウェブコミックサイト「アライブ+」(KADOKAWA)にて2022年より連載中。
テレビアニメ版が2026年4月より放送されている。

シリーズ累計部数は160万部。

【あらすじ】

顔見知りすらまともにいなかった俺・前原真樹に、
初めてできた友だち・朝凪海。

男子から『クラスで2番目に可愛い』と噂され、
天真爛漫なNo.1美少女・天海さんを面倒見良くフォローする朝凪さんは――

金曜日の放課後だけ、こっそり俺の家に遊びに来る。
映画にゲーム、漫画の趣味も合う彼女との楽しいひととき。
無邪気で甘えたがりな素顔は、普段のしっかり者の姿からは想像できないな。

「早く隣に座りなよー、一緒に漫画読むんだから」
「ここ俺のベッド……」
「今だけは私のベッドなの。ほら、おいで?」

距離近くないか、朝凪さん?
日陰男子と2番目ヒロイン、等身大の“友だち”ラブコメ!
(小説版公式HPより引用)

【キャラクター】

・前原真樹
CV:石谷春貴
「朝凪さんは、ゲームがめちゃくちゃ強いわけじゃない。なのに楽しい」
本作の主人公。
中3の冬に引っ越しして今の高校に入学した。
本人はあまり言いたくないようだが、その原因は両親の離婚によるものである。
母親は仕事で多忙。特に金曜日は多忙を極め帰れないことから、彼に2千円ほどの夕食代を渡して後は自由に過ごしてよいと言っている*2

対人コミュニケーションが苦手。昼間はぼっち飯の時もある。
趣味はゲームやサメ映画を始めとするB級映画を鑑賞するのが趣味。
特に上述の毎週金曜は、好きなコーラやジャンクフードなどを購入して独りの時間を楽しんでいた。

そんな中で、高校最初のオリエンテーリングをきっかけに自分と共通の趣味を持つ朝凪海と仲良くなり、毎週金曜は2人でゲームや映画鑑賞をするなどの楽しい時間を過ごす。
海が人生初の友だちである。
しかし、彼女はクラスで2番目に人気の女子。
男子からさまざま勘繰られるのを防ぐために、海にお願いする形で二人の関係を秘密にしている。
海とはあくまで「友達関係」であったのだが*3、やがてお互いの悩みや人間関係に対する考えを共有していくうちに、友達とは異なる違う感情が芽生えつつある。

・朝凪海
CV:石見舞菜香
「ねえ、前原。今週の放課後、そっちに遊びにいって良い?」
本作のメインヒロイン。
クラスで2番目に可愛い女の子」。
ややボーイッシュ寄りの容姿(黒髪ショート)でクールな性格。
男子人気も高く、告白されることが多い。ただ、基本的には断っている。
成績優秀でクラスで1番可愛い女の子である天海夕とは親友である。
この2人が「クラスの中心」となる存在である。
独りでいることの多い真樹とは、自己紹介のアンケートで共通の趣味を見出だし、彼女から仲良くなろうと持ち掛けた*4
それ以降、毎週金曜日は真樹の家で入り浸りゲームや映画を楽しむことになった。
この時間を彼女は大切にしているところもある。
クールな性格だが、心を許した相手にはスキンシップもする(主に真樹に対して)。
後に一緒に家で遊んでいたことについて親バレしてしまったが、節度を守ることを条件に交流は続いている。

夕の周辺の人物・友達と買い物やカラオケなど出かけるが、正直、彼女の取り巻きは苦手にしている様子。海自身が取り巻き
どちらかと言えば兄の影響でB級映画の観賞やゲームなどが好きなど、インドア嗜好。
ジャンクフードや炭酸飲料も好き。
真樹とはそういう意味でも親和性が高い。
真樹のオタク趣味にも理解がある。

作者は彼女を描くにあたり、ザ・メインヒロインな要素を含んでいる天海夕と対極な存在として描いているという。
地頭が良く、空気も読めるが、和を大切にするがあまり、自分を疎かにしがちで、そのせいで夕に複雑な感情を抱いているとされている。

なお余談だが、中の人はTVアニメ放送と同時期に天使様と呼ばれる、クラスで1番可愛い女の子(椎名真昼)を演じている。

・天海夕
CV:鈴代紗弓
「前原くん、良ければ私と友だちになってください」
いわゆる「クラスで1番可愛い女の子」。
容姿端麗でサラサラヘアーと金髪が印象的な、
その容姿からしてラブコメアニメのメインヒロインのような女の子。
海とは親友同士である。
人当たりがよく、困った人を見捨てない。
ただ、事情も知らない中でグイグイと行ってしまうところはタマに傷か?*5

真樹とは、海が男子に告白された場面を一緒に目撃した時から交流が始まった*6
その後、紆余曲折を経て、真樹とも友達になる。
何かと誤解を受けがちな真樹に対して庇うこともある。
この結果、海は彼女とも嫉妬とも取れる感情を出してしまうこともある。

海を親友として信頼している反面、当の海は夕というよりはその取り巻きに対してジレンマを抱いており、それが過去に表面化してしまったことがある。

・新田新奈
CV:長谷川育美
「あ!逃げた!こら待て~!」
ポニーテールが特徴的な海と夕の親友。
正義感が強い。
だいたいクラスでは、この3人でつるんでいることが多い。
真樹と海・夕の3人の関係性を気にしているが、別に真樹に対して悪い感情を持っているわけではない。
彼氏がいたようだが、彼女に対する扱いはかなりぞんざいなものである。
(二人でファミレスで食事するつもりが、間際でドタキャンされ、彼女が全額食事代を払うことになる等*7)
こうしたこともあって、結構同情的な声は多い。
サブヒロインのような立ち位置であるが、作者としては結構お気に入りのキャラクターであるらしい。

・関望
CV:安田陸矢
真樹のクラスメイト。
野球部に所属している。
夕に思いを寄せており、彼女に告白するものの、見事に撃沈してしまった。
その際に真樹に慰められたことをきっかけに、同性では数少ない彼の友人になる。
夕との関係性については、告白して以降も悪くはなく、真樹と共に勉強会などのイベントにて、つるむこともある。
なお、姉の智緒(CV:下地柴野)は生徒会長である。

・八木沢美紀
CV:津田美波
真樹や夕のクラスの担任である。
最初の自己紹介で真樹のインドア系の趣味を理解してくれなかった。
何かとクラスを盛り上げようと頑張っていることは認めるが、真樹からするとその善意が逆に孤立を生みかねない事態を作ってしまうこともある*8

【テレビアニメ版】

2026年4月より放送されている。(1クール)
アニメーション制作はconnect。
監督は橘秀樹。
メインキャラの声優はボイスコミックスからの続投である*9
真樹役の石谷氏は攻めたタイトルに関心を抱きながら、ラブコメ展開の中にある重たい展開に驚いたという。
海役の石見氏は海の友だちといっしょにいる時のテンションに共感を抱いたという。
ちなみに真樹と海が一緒にゲームをすると決まって海が負けることが多いことに対して石見氏は、自分だったらコントローラーを投げるのではなく、拗ねてしまうだろうと自己分析していた。

OP:「サブマリンエース」reGretGirlによるオープニング。
ED:「ずっと1番にしてね」コレサワによるエンディング。

追記・修正はクラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった時にお願いします。

この項目が面白かったなら……\男女の友情は成立する?(※ムリじゃなかった!?)/

最終更新:2026年07月17日 19:17
添付ファイル

*1 それまでは異世界を舞台にしたファンタジー小説を描いていた。

*2 しかし、それ以外の日はしっかり息子のために食事を用意している。

*3 最初は苗字読み+さん付けだったが、次第に呼び捨てで名前を呼び合うようになる。

*4 Web版では真樹の家に押し掛けたのに対して、書籍版やコミカライズ版、アニメ版ではレンタルビデオ店で出会った。いずれにせよ真樹を付けてきていた。

*5 ゲーセンで真樹と出会ったときのエピソードなど。

*6 ちなみにその告白は、当然海は断っていた。

*7 ちなみにこの時はたまたま出会った真樹が足りない分を出している。

*8 文化祭の実行委員のくじ引きなど。

*9 なおメインキャラ担当の2人はボイスコミックス収録からアニメの声優は変更があるのか含めて気にしていた様子である。