負けヒロインが多すぎる!

登録日:2024/08/08 Thu 04:59:00
更新日:2025/04/07 Mon 13:41:42
所要時間:約 7 分で読めます







負けて輝け!少女たち




負けヒロインが多すぎる!』は雨森たきびによるライトノベル作品である。
イラストはいみぎむる。
ガガガ文庫より2021年7月から刊行されている。(既刊7巻+1巻)
略称は『マケイン』。


【概要】


原作者が本作を執筆したきっかけはアニメに登場する青髪女性キャラクターが「負けヒロイン」のように感じ、そのキャラの負ける未来が見えながらも奮闘する様に感動を感じたからとのこと。
こうした経緯から、「恋に破れるキャラクター」を描きたいという思いから執筆に至った作品とされる。

ラノベやそれを原作に伴うアニメ、ラブコメ、ギャルゲーのアニメ化作品において、「負けヒロイン」というのは必ず出てくる。特に複数のヒロインが出てくる作品の場合、メインヒロインと結ばれる展開を描く以上、避けては通れない道である。
本作ではそんな「負けヒロイン」が「(本作の主人公とは関係ない)意中の相手に告白してフラれた後」にスポットライトを当てるというのがコンセプト。
一般的には勝敗が決まった時点で話が終わっているので描かれづらい、負けが確定した後の正真正銘の負けヒロインたちを描くというものであり、
結ばれた2人を応援していくというスタンスを取るのか、はたまた裏では嫉妬と失恋による傷心の感情を露わにして、本作の主人公に気持ちを吐露する様など、妙にリアリティあるやり取りを展開するのが特徴である。

作中の舞台は作者の地元である愛知県豊橋市。
豊橋市側とはアニメ化以前から付き合いがあり、アニメ化の際には市全体に装飾が施されたり、町おこしの一環としてなのかJR東海を筆頭に地元企業とのコラボや大々的な宣伝が執り行われた。

メディアミックスとしては、「マンガワン」(小学館)にて、いたちによるコミカライズが2022年4月より連載されている。
また、テレビアニメ版が2024年7月~9月に放送された。詳細は後述。


なお、本作はヒロインの人数が少なめな作品なので、タイトルに反して負けヒロインがあまり多くないのは秘密。

【あらすじ】

想い人の恋人の座を勝ち取れなかった女の子——「負けヒロイン」。

食いしん坊な幼なじみ系ヒロイン・八奈見杏菜。
元気いっぱいのスポーツ系ヒロイン・焼塩檸檬。
人見知りの小動物系ヒロイン・小鞠知花。

ちょっと残念な負けヒロイン——マケインたちに絡まれる、
新感覚・はちゃめちゃ敗走系青春ストーリーがここに幕を開ける!
負けて輝け、マケインたち!
(アニメ公式HPより引用)

【キャラクター】

(主人公)

温水和彦
CV:梅田修一朗
本作の主人公。
高校1年生。アニメやライトノベルを愛するオタクで、新刊のチェックは欠かさない。友達は今まで一人もいなかったがそれを憂うこともない、達観系のぼっち。
ファミレスで好きなラノベを読んでその余韻に浸っている際に、偶然クラスメイトの八奈見杏菜がフラれてしまうところを目撃する。そして運悪くもその光景を彼女にも認識されて非常に気まずい状況になったことから、奇妙な交流が始まることになった。
また、入学式の日に適当に書いていた届がきっかけで文芸部に正式に入部することになり、執筆業も本格的に始めることに。

上述の通りぼっちで交友関係は狭い。妹からは友達がいないことを心配されている。コミュニケーション能力が高いとは言えないが、負けヒロイン達の話に乗ってくれたり、フォローしてくれたりするので優しい性格であることは確かである。
オタク系以外の趣味は学校の水道水の味の違いを楽しむこと。
「蛇口による味の違いを知る人間はいない。俺は知る側の人間だ」

(負けヒロインたち)

八奈見杏菜
CV:遠野ひかる
本作の負けヒロイン1人目で、事実上のメインヒロイン。
和彦のクラスメイト。明るく愛嬌のあるクラスの人気者。
ある日和彦がファミレスでラノベを読んで感慨に浸っていた時、幼なじみの袴田草介のことを好きでありながらも他の子への恋愛を後押ししている場面、つまり失恋シーンを見られてしまう。
その後、和彦に彼への想いや愚痴を聞いてもらっている際に、勝手にポテトを始めとするメニューを注文して、なおかつ本人は手持ち不足で立て替えてもらった。
結果、これが縁となり奇妙な交流関係がスタートする。
所謂、「幼なじみ系負けヒロイン」で、草介と結ばれることを夢見るくらいに一途だったが叶うことはなかった。
本人は幼少期に結んだ婚約を未だに信じており(さすがにそれはノーカンだと和彦談)、いつまでも想いを伝えなかったことを後悔しており、事実草介の気持ちは彼女に向けられることはなかった。

結構な食いしん坊で、毎回和彦にお金を支払ってもらい、ツケになることが多い。草介関連での愚痴もよく聞かせられる。そうしていくうちに和彦とは自然体なやり取りをしているくらいに仲が良くなっていき、文芸部に成り行きで入部した。
原作者曰く、杏菜は和彦にとっては良き「相棒」の立ち位置であるとのこと。

アニメでは普段はユルくてふわふわした声だが時折濁点が混じったような(例:「う"っふァッッッッッ!!!!!」とアイスコーヒーを吹く、「う゛わ゛き゛た゛よ゛ッッッッッ!!!!??」と絶叫するetc)シャウトが特徴的な遠野氏のボイス誰が呼んだか汚いマチタンやコロコロと表情が変わるおもしれー女ムーブをかましたり、水着回ではムチムチ巨乳を披露したりと素材は優秀だが、行動で台無しになっている『負けるべくして負けた』感が強いキャラに仕上がっている。
「やっぱりそうだ!あの女は草介の身体目当てなんだ……」


焼塩檸檬
CV:若山詩音
本作の負けヒロイン2人目。
和彦のクラスメイトで陸上部のエース。いつも元気いっぱいで天真爛漫な性格。
よってクラスの人気者的な立ち位置にいる。
走ることが大好きで、勉強はちょっぴり苦手。時に言動が天然染みたものもある。
明るく大雑把に見える言動の裏側には繊細さが見え隠れしている。

同級生の綾野光希とは幼なじみで淡い恋心を抱いていた。しかし、そんな彼には一緒に塾に通う朝雲千早と一緒にいることが多く、二人の関係性を気にしていた様子。
和彦と光希がやり取りをしているのを見て、何とか取り持つようフォローしてくれるようにお願いされるが・・・。
一応文芸部にも籍を置いているが、原稿は忙しいので基本書いてない。
作者曰く、元気系少女での負けヒロインを描きたく、今日のキャラに至ったとのこと。
「光希のやつ、やっぱ頭のいい娘の方が好きなのかな…」

小鞠知花
CV:寺澤百花
本作の負けヒロイン3人目。
文芸部に所属している1年生女子。
引っ込み思案というかコミュ障気味な性格で、人としゃべるのが苦手である。このため、和彦と同じく友達がいない
和彦同様、教室に居づらくて、学校の水飲み場を飲み歩いているようだ。そして昼食時はトイレでぼっち飯なんてことも・・・
文芸部員としては、執筆スピードが早いこともあり某小説家サイトで連載作品がランキングに載った事もある。
そんな彼女であるが,文芸部の先輩たちには心を開いており、その視線の先にはいつも、文芸部の部長を見ていた。コミュ障の自分のことをよく見てくれていたことが背景にあった。そして夏合宿の際に彼への想いを告白するが・・・。
作者曰く、上記2人の負けヒロインとの差別化として性格を特殊な方向に作った結果としている。
「か、かかっ、可愛いって。部長、言った、言って、くれた。……えへへ」

(ツワブキ高校の学生)

玉木慎太郎
CV:小林裕介
文芸部部長の3年生。副部長の古都とは幼なじみ関係にある。
面倒見のよい性格。小説投稿サイトに自身の作品を掲載しており、和彦も玉木と知り合う前からの読者。
文学少年でありつつ、アニメや所謂なろう作品も嗜んでいる和彦と話が合う貴重な存在。
「やっぱ小鞠ちゃん可愛いなー。古都も少しは見習えよ」

月之木古都
CV:種﨑敦美
文芸部副部長の3年生。慎太郎とは幼馴染である。
BL小説が好きで文芸部の部室に忍ばせている。なんなら同級生をモチーフにしたナマモノを書く業の持ち主。
見た目はいかにも知的そうな眼鏡女子だが、成績は222/228位とあまりよろしくない。
姉御肌な性格だが前述の生もの同人を学校へ持ち込む、在学中に運転免許をとって車を運転する(校則違反)など結構な問題児。
ちなみに同期のアニメには太宰らしき人物が主人公の異世界転移モノもあったりする。
「…違う。太宰が先。太宰治と三島由紀夫。私、リバは認めない。これ大事」

志喜屋夢子
CV:安西知佳
生徒会書記の2年生。クールな歩く屍系ヒロイン。いわゆるギャルな風貌なのだが、成績は学年10位内に入る程優秀。実家も太く、かなりの巨乳。
ボソボソと喋り、突拍子もない行動を行うが根は善良なので生徒会メンバーには慕われている。
アニメだと登場時の演出と声優の熱演により屍感が増し、たびたび文芸部を恐怖に陥れている。
古都とは色々因縁があるらしく、図らずして和彦も巻き込まれていくことに。
とある事をきっかけに和彦と急接近しており……!?
「いや……全部の部活を……狙ってる……経費……節減……廃部……根絶……」

馬剃天愛星
CV:諸星すみれ
1年生ながら、ツワブキ高校生徒会で副会長を務める少女。
文芸部に何かしらの因縁があるようで和彦にはつんけんした態度をとっている。
名前は“ばそりてぃあら”と読み、コンプレックスを抱えているようで、ほかにも抱えている秘密があるようだ。
なかなか妄想力も豊かで、少し自意識過剰なきらいがあったりとあるブツにより腐の沼へ沈んでいくことに…。
文芸部員から没収したとある本と彼女がひた隠しにしていた秘密により、彼女もまた和彦と因縁を持つことになっていく。
なにげに制服のリボンの多さに言及した人物の一人。
「なっ、なんで胸を見てるんですか?!わ、私と二人きりだからって、変な気を起こさないでください!」

放虎原ひばり
CV:七海ひろき
生徒会会長の2年生。長身且つ自信に満ちた雰囲気で女性にも「君」付けで呼ぶ麗人。
文武両道の優等生且つ困っている生徒に無償で手を差し伸べる寛大な器の持ち主で、和彦もたびたび彼女の力を借りては窮地を脱している。
一方で天然な一面を持ち、お茶汲みや掃除等の雑務は苦手。
過去に「かなわぬ恋に身を焦がしたことくらいある」とのことだが…。
「生まれたての小鹿がチーターから逃げきれるか否か――ここが正念場だぞ」

桜井弘人
CV:???
生徒会会計の1年生。小柄且つ華奢で中性的な見た目の少年で、和彦をして「八奈見よりよっぽど女らしい」「なんか妙に色っぽい」と思われたほど。
人前に出るのが苦手で会議には出てないことから、和彦も実際に会うまでは彼を知らなかった。
物腰柔らかい性格で人当たりも良く、曲者揃いの生徒会…どころか作中最大の常識人。
常識人故に苦労人体質も染みついており、破天荒なひばりの世話や時折暴走する天愛星をなだめたりと裏方として必要不可欠な存在。
生徒会長のひばりとはいとこに当たり、彼女のことは「ひば姉」と呼んでいる。

初登場がアニメ範囲外の4巻からなこともあってか、アニメでは背景に少し映る程度で台詞は無し。
「……それは困ったね。やっぱりここは僕に任せて、ひば姉はゆっくりしていてよ」

袴田草介
CV:逢坂良太
和彦のクラスメイト。スポーツが得意なイケメン且つ性格も明るい人気者で、杏菜の幼馴染にして初恋の人。
和彦がファミレスでラノベを愛読していた時、彼が同じクラスの華恋への気持ちを自覚して杏菜に背中を押してもらう形で結ばれるというラブコメ漫画あるあるの展開を目撃してしまう。
そして杏菜は草介が去った後に彼のストローで間接キスをした
「それに俺も嬉しくてさ。杏菜に好きな奴が出来たなら、応援してやりたくてさ」

姫宮華恋
CV:和氣あず未
和彦のクラスに転入してきた、美少女爆乳正ヒロイン感MAXのクラスメイト。髪はピンク
原作1巻冒頭時点でイギリスへ転校することになっていたが、杏菜の後押しで駆け付けた草介と結ばれることになり学校には通い続けることに(その展開もコテコテのラブコメ展開のようなもの)。
杏菜とは友達同士とされているが、当の杏菜からすればたった2カ月で想い人を奪った怨敵でもあるため、内心は腸が煮えくり返っている(大事な親友という割には舌の根が乾かぬ内に「乳牛女」と呼ぶ始末である)が、そうは言いつつやっぱり友人同士には変わりないのでその後も仲良くしている。
和彦と杏菜が付き合っていると誤解していた。
「温水君って、杏菜から話を聞いた通り。やっぱりいい人だね」

綾野光希
CV:小林千晃
和彦は同じ中学の同級生で、たまに話をしたりする間柄。檸檬の幼馴染にして初恋の人。
塾に通っており成績上位のインテリな性格である。
本が好きな文学少年で、将来は本に関する職に就くのが夢。
「だから違いますよ。俺、彼女いますし」

朝雲千早
CV:上田麗奈
和彦の同級生。光希と同じ塾で同じ特進クラスに通っており、学年1位の成績を誇る秀才。
光希の彼女でありとても愛が重くGPSや盗聴器の扱いに長けている。
それと同時に檸檬が光希の事を好きである事も理解しており、光希が檸檬と付き合って幸せなら自分は身を引く覚悟を決めており、光希の幸せを第一に考えている。
和彦とは成り行きで姉妹プレイを行った事がある。
あと、アルミ缶を爆発四散させるほどの改造銃を製造可能。
「こんにちは、温水さん。私のこと覚えてますか?」

白玉リコ
CV:???
和彦らの後輩にあたる1年生。小抜先生の紹介で廃部の危機が迫っていた文芸部に仮入部することになった。
フワフワとした雰囲気に白髪のセミロングが特徴の、和彦をして「守ってあげたくなる」と思わせるあざと可愛い後輩。
反面一部の女子には「男に媚びすぎ」「男子に色目使ってる」と言う意見も出ているほどで、良くも悪くも男受けが良い。
人当たりは良く文芸部員たちと打ち解けていくと同時に嫉妬ラッコを筆頭に牽制もしていく中、彼女もどうやら負けヒロインなことが判明して…?

原作最新刊で初登場なため当然アニメには未登場。下手したら2期があっても出番があるか危うい
「――言いなおします。ちょっと二人で抜けだしませんか?」

(教師)

甘夏古奈美
CV:上坂すみれ
和彦の担任教師ちんちくりん。忘れっぽい性格で授業時間や教材を忘れてしまうことが多い。担当教科は世界史。
婚期に焦っておりよく生徒の前で愚痴をこぼす。寂しさを紛らわすために猫を飼ったり、マッチングアプリに手を出すも、マッチング相手にマンションを買わされそうになったりとあまり上手くいってない模様。
同様に和彦が担当クラスの生徒であることも忘れるそれは教師としてアカンやろ。
「あーもう、そういうのは家でやれ!せめて保健室行けば小抜ちゃんいるから!」

小抜小夜
CV:斎藤千和
和彦の高校の養護教諭。色っぽい容姿をしており、生徒たち(の恋愛模様)を観察している。
古奈美とは同級生。
甘夏先生の知り合いだけあって盗聴・盗撮を仕掛けるなど癖の強い人物。
仲の良い(意味深)男性の知り合いも多い模様。
また、諸事情で顧問が不在になっていた文芸部の顧問になる。
「だって体位……じゃない。体勢からして自然と天井が視界に入るもの」

(その他)

温水佳樹
CV:田中美海
和彦の妹で中学2年生。全てをそつなくこなすパーフェクトな妹。
ブラコン気味なのが玉に瑕。大好きな兄のことを自ら「お兄様」と呼び、兄のこととなると歯止めが利かなくなる。
和彦に友達が出来ないことをとても心配している。だからこそ、兄に友達が出来たという話を聞きつけると自分のことのように喜ぶ(赤飯にしようと嬉々として語っていた)。そしてそれにいたたまれない気持ちになる兄・・・。
さりげなく兄に対して毒舌なことも多い。
主人公とヒロインの関係性が特殊な本作では逆に異端な正統派妹キャラだが、いかんせん実妹という属性ゆえに、負けヒロインの未来が約束されているともとれる。
アニメでは声のせいか某透き通る世界のゲーム脳アンドロイドに見えると言う人が続出した。
「お兄様、随分頑張りましたね。はい、偉い偉い」

権藤アサミ
CV:関根明良
佳樹のクラスメイトで親友ポジション。コテコテの三河弁を話す。
兄のこととなると暴走気味な佳樹の良きストッパー役にして、ツッコミ役も兼ねた常識人。
園芸部に所属しており、とある人物に恋をしている幼馴染もいるようだが…?
アニメ第6話以降の次回予告では、佳樹と共に出演をしている。
「よしよし、いざとなったらヌクちゃんは私がもらってあげるで」

【舞台】

  • 愛知県立ツワブキ高校
和彦たちの通う高校。モデルは豊橋市に実在する愛知県立時習館高等学校。
周辺校の中でも偏差値が高い進学校らしく、檸檬が受験を決めたときには周囲が心配したらしい。
女子生徒の制服はリボンが複数縦につくというおかしい目につく構造をしている。

  • 市立桃園中学校
和彦、檸檬、光希の母校で、佳樹とアサミも通う中学校。モデルは豊橋市に実在する豊橋市立豊城中学校。
市立なためか、偏差値的にはごく普通。
とある目的で夜に檸檬と光希が忍び込んだり、和彦と千早が中学生に扮して潜入したりと何かと舞台になりがち。

アニメでは豊橋のスポットが多く紹介されている。


【テレビアニメ版】

2024年7月~9月に放送された。製作はA-1Pictures。製作委員会にJR東海エージェンシーが初めて参加者している。
監督は今作が監督デビューの北村翔太郎、シリーズ構成は『ケロロ軍曹』『Re:ゼロから始める異世界生活』『トロピカル~ジュ!プリキュア』の横谷昌宏、キャラデザインは『ソードアート・オンライン』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『ロボットガールズZ』『学戦都市アスタリスク』『86―エイティシックス―』の川上哲也。
リアリティある学校生活の描写やクオリティの高い作画が特徴的。また、聖地巡礼用のマップが公式HPにも記載されている。聖地巡礼を予定している方は参考に。
また、ヒロインの1人である八奈見杏菜の最新話までの摂取カロリーの統計数値もHPで公表するという杏菜からすればブチ切れそうな企画や杏菜による恋愛お悩み相談という原作者に盛大にツッコまれた企画などコンテンツも充実している。
アニメ放送を機に豊橋市も積極的に支援に動き、市役所に巨大垂れ幕を掲げたり、公用車をラッピングしたりするなど、ノリノリである。
さらにアニメ化効果で原作の売上も跳ね上がっており、紙媒体は売り切れが続出し複数回重版が決定している。
電子版も7月時点の既刊が前月比10倍以上、8月になると6月比25倍以上ととんでもない伸び方をしている。
これはガガガ全体売上の82%を占めており、電書としてガガガ史上最大の月間売上を達成したとのこと。


主題歌

OP:「つよがるガール feat.もっさ(ネクライトーキー)」
ぼっちぼろまるによるオープニングテーマ。最終話(第12話)ではEDで使用。
ED:
「LOVE2000」第1話〜第4話
原曲は2000年に発売されたhitomiによるシングル曲(「劇空間プロ野球2000」のイメージソングとして有名)で、本作では八奈見杏菜役の遠野ひかるがカバーしている。
「CRAZY FOR YOU」第5話〜第7話
原曲は2011年に発売されたKyleeによるシングル曲で、本作では焼塩檸檬役の若山詩音がカバーしている。
「feel my soul」第8話〜第11話
原曲は2006年に発売されたYUIによるシングル曲で、本作では小鞠知花役の寺澤百花がカバーしている。

追記・修正は負けヒロインにしっかりとしたフォローが出来た時にお願いします。

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最終更新:2025年04月07日 13:41