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グランデスケール

登録日:2026/05/23 Sat 09:02:06
更新日:2026/08/19 Wed 21:58:08
所要時間:約 8 分で読めます






「グランデスケール(GRANDE SCALE)」とは、コトブキヤが展開するプラモデルシリーズの一つ。
正確にはシリーズではなく立体化フォーマットの一つで、複数のコンテンツにまたがって商品が展開されている。




【概要】

既存のコトブキヤアイテムのCADデータを拡大して制作された、名が示すようにグランデ=大きいプラモデル
性質上「元となったキット」が存在し*1、多くは美少女プラモ。
それら1/12スケール*2のアイテムを1/6サイズにまで大きくしたものが現状は発売されている。美少女プラモは他社製品も含め大半が1/12或いはそれに近いスケールで、こんなデカいフル可動美少女プラモは他には例がない。
1/6というのは一般的なドールの大きさであり、つまり「そういう」ことである。沼を繋げるってレベルじゃねーぞ!!

元ネタのCADデータをそのまま流用している都合開発費をかなり抑えることが可能な模様で、サイズに比して価格は抑えめ。
その一方、基本的には拡大しただけなのでガンプラでいう所のHG→MGのようなディテールの過密化やギミック追加と言ったアレンジは一切行われていない。
ただし元々塗装済みパーツで再現されていた部分を一部分割で再現しているといった差異はある。
互換性については原作を同じものとするキット同士であれば保たれているものが多い。
また1/12では巨大すぎて持て余し気味だったM.S.Gウェポンユニットを無理なく装備できるなど、新たな遊び方を提示するシリーズでもある。
もちろん元サイズがデカいので従来の武器を持たせても小さく感じてしまうであろうものも多いが、ヘヴィウエポンシリーズを無理なく装備できるのはこのシリーズならでは。
各部のジョイント径は5mmだが、3mmに変換するアダプターが付くのでミキシングには困らない仕様。ヘキサギアには5mm軸がそこそこあるためそちらと合わせるのもありか。

前述のように元となったキットが存在するがそれはコトブキヤオリジナルコンテンツだけに収まらず、昨今の飲食店でおなじみの配膳ロボ「BellaBot」もラインナップに存在する(もちろん普通のスケールのバージョンも先んじて発売されている)。


【ラインナップ一覧】

基本発売年月順に記載。

※当Wikiのルールに則り、商品についての記述は「発売年月日の一週間後以降」にお願い致します



轟雷

デザイナー:島田フミカネ
原作:フレームアームズ・ガール

2025年4月発売。定価9900円。

コトブキヤの顔たるFAガール轟雷がグランデスケール初弾として参上。
とは言え最初期のプレーン轟雷ではなく、ベースとなっているのはVer.2の方。
初期FAガールの純粋なサイズアップ版なので髪の造形などは今の目線で見ると物足りない部分はなくもないが、デカい轟雷というだけでファンにはたまらないだろう。
前述の通り一部の色分けは塗装済みパーツではなく分割で対応しており塗りやすくもなっている。わかりやすいのはお腹部分。

1/6なのでドール服にも対応しないことはないが、装甲を外した状態にはできないので本キット単独ではちょっと違和感があるか。

フェイスパーツは正面向き顔、右向き顔、すまし顔の3種。轟雷改Ver.2と同パターン。

コトブキヤショップ購入特典はクリア成型の髪パーツ。



◆イノセンティア

デザイナー:島田フミカネ
原作:フレームアームズ・ガール

2025年4月発売。定価8900円。

第二弾は諸々すっ飛ばしてイノセンティア。
前述の通り轟雷は武装ガールなのでドール服対応がやや難しいが、こちらは素体なので容易に着せ替えができる。
公式作例でもドール服を着せまくっている。最早隠そうともしない沼への誘いである。

豊富な髪飾りパーツも元キット同様に付属し、様々なアレンジが楽しめる。
また、素肌脚とインナースーツ風脚が付くのも同様。武装はないがプレイバリューは高いといえる。

フェイスパーツは通常顔正面向き、通常顔左向き、笑顔右向きの3種。通常イノセンティアと同パターン。

コトブキヤショップ購入特典は金成型の髪パーツ。



スティレット

デザイナー:島田フミカネ
原作:フレームアームズ・ガール

2025年8月発売。定価9000円。

轟雷に倣ってか、ベースキットは改良版のXF-3。
XF-3でも芳しくなかった装甲の色分けについにメスが入り見栄えが大幅にアップ。
胸部ダクト及び四肢ウイングの色分けが実現された。ウイングの白部分はこのサイズでも実現が難しかったのか色分けされてないが元が元だけに十分すぎる進歩。

フェイスパーツは左向き通常顔、正面叫び顔、目とじドヤ顔の3種。スティレット XF-3と同パターン。心なしかアホの子感がUPしている気がしなくもない

コトブキヤショップ購入特典はブロンド成型の髪パーツ。



◆アーキテクト

デザイナー:島田フミカネ
原作:フレームアームズ・ガール

2025年10月発売。定価9000円。

オフホワイトバージョン以降に採用されていたイノセンティア準拠の肩構造がグランデスケール化に伴い導入。
サイズ感の違いもあってFA腕部との差し替えパーツはオミットされた一方で、インパクトナックルを取り付けるための場所に取り付けて5ミリピンを増設できるジョイントパーツが追加。

フェイスパーツは正面向き、イラスト準拠右向き、照れ顔左向きの3種。通常アーキテクトと同パターン。

コトブキヤショップ購入特典は「インナーパーツ(手足)」。上記グランデスケールイノセンティアの手足パーツであり、その都合余剰パーツも少し発生する。



◆マガツキ

デザイナー:駒都えーじ
原作:フレームアームズ・ガール

2025年11月発売。定価9800円。

元と比べ白部分の色分け追加が際立つほか、塗装済みパーツだった部分も成型色による色分けを達成。
分割の都合前掛けのラインなど追加されてない場所もあるが、ABSでなくPS製のため塗るハードルも下がった。

フェイスパーツは通常顔、ダメージ顔、憂い顔の3種。通常マガツキと同パターン。

コトブキヤショップ購入特典はアーキテクト同様の手足パーツ。



◆ドレスアップボディ【M】with 源内 あお

デザイナー:島田フミカネ
原作:創彩少女庭園アニメフレームアームズ・ガール

2025年12月発売。定価9000円。

巨大サイズに再設計したドレスアップボディ【M】にスケールを合わせたあおの頭部パーツが付属する。そのため同名の元キットは存在しないことになる。
創彩少女庭園とは規格以前にスケールが違うため、「創彩少女庭園」のブランドを冠しているだけで完全に「ドレスアップボディ【M】を1/6ドールの素体にしたもの」である。
なお通常サイズ版とは異なり、スキンカラーAにインナー類の色は黒という組み合わせ。

フェイスパーツは通常顔、笑顔、たはは顔の3種。

コトブキヤショップ購入特典は「おきがえ靴下パーツ」。白のショートソックス、ハイソックス、オーバーニーソックスの脚部が付属する。

◆ドレスアップボディ【M】with 轟雷

デザイナー:島田フミカネ
原作:創彩少女庭園、アニメフレームアームズ・ガール

2026年1月発売。定価9000円。

頭部を轟雷(ヘッドギアなし)に変更したもの。靴も白スニーカーに変更されている。

フェイスパーツは通常顔正面向き、通常顔左向き、笑顔右向きの3種。

コトブキヤショップ購入特典は「ブラックシューズセット」。黒成型のローファー、スニーカーが付属する。



バーゼラルド

デザイナー:島田フミカネ
メカニックデザイナー:柳瀬敬之
原作:フレームアームズ・ガール

2025年12月発売。定価9800円。
マガツキにも言えるが、ボリュームで上回っておきながら僅差とはいえ轟雷よりも安価というよくわからないキットである。

FAガールゼルフィカールの技術をフィードバックしつつグランデ化を果たしたバーゼラルドで、各種可動がゼルフィカール準拠となった。
色分けについては元の時点でハイレベルだったこともありそう大差なく、純粋に大きくなったバーゼラルドという性質が強い。

スタンドが付属するがどちらかと言えば自立を補助するためのもので浮かせてポージングをさせるには心もとない。
フライングベースネオがあると安心。
武装も大型なため保持力が不安なら強化推奨。

フェイスパーツは笑顔正面向き、目閉じ笑顔、泣き顔右向きの3種。ゼルフィカール ST Ver.と同パターン。

コトブキヤショップ購入特典は成型色をフレッシュに変更した素体足パーツ。
生足ヒールというなんともフェティッシュな見た目になる。




◆ジェネ (ステライノセントVer.)

デザイナー:Nidy-2D-
原作:ファンタシースターオンライン2 es

2025年12月発売。定価12000円。

メガミデバイスと一部互換性を打ち出していたジェネ(ステライノセントver)のグランデスケール版。
元々デカかったジェネがさらにビッグサイズになったらどうなるか?を体現したかのようなキットである。
そりゃもう色々とデカくなるわけですよ。

ただのサイズアップにとどまらず、様々な箇所をブラッシュアップ。
まずプラ素材そのものが全体的に軟質よりになっており、通常版に比べると組みやすさが大きく改善されている。
色分けもかなり細かくなり、耳飾りや肩のアーマーなどの金色部分が別パーツ化している(通常版は白一色や黒一色だった)。
スカートも白一色ではなく黄緑色のパーツが新規に作られている。
細かいところでは腕や足にある、金色の小さな丸い部分も別パーツ化しており、塗装時の色分けの難易度は全体的に大きく緩和したと言える。
ただし、流石に手のパーツの色分けはそのまま。元々が複雑なデザインだから致し方なしともいえるが。
スカートはやはり完全固定で足回りの可動が厳しいのも通常版と一緒で、女の子座りが出来ない。
また、背中のマントは通常版より外れやすくなっている。白一色なので金色にしたいなら自力での塗装が必要。また金色の塗料が減る。
フォシルトリクスも通常版と変わらないので、部分塗装の難易度はやや高めか。

フェイスパーツは通常正面顔、右向き笑顔、ウインクの3種。なお通常正面顔は新規パーツである。

コトブキヤショップ購入特典はピンク成型の髪パーツ。

2026年8月にはステラティアーズverのグランデスケールが発売予定。



◆ベラボット

製造:Pudu Robotics
原典:BellaBot

2026年4月発売。定価4500円。

ネコ型配膳ロボットのBellaBotがグランデスケールで登場。
リアルのアイテムがグランデスケールで登場することはこれが初。さらに非美少女プラモのグランデ化も初と、地味にエポックメイキング的な立場にある。

グランデ化してもランナー総数は4枚と非常にお手軽(元キットは2枚)。
シルバー部分が成型色で色分けされ、表情部分も4つに増量した。一方表情パターンそのものは変化なし。
また大型化してもトレー縁取りの色分けはない。気になるなら塗装推奨である。



◆ルミティア

デザイナー:necömi
原作:アルカナディア

2026年6月発売。定価13000円。

アルカナディアから初のグランデスケール化。
ノーマルモードとヴィライズモードとでかなりの部分に重複でパーツを用意する必要があるからか、お値段はかなり高めになっている。
こちらも他モデル同様に肘関節を二重化するなどの改修が施されている。
なおアニメ版のティザービジュアルから通常版が1/1スケールと判明したため、グランデスケール版は「2/1スケール」となる。
ただ8月に発表されたフィギュア版は「1/6スケール」と告知されたために、本来の大きさは結局不明だったりする。

コトブキヤショップ購入特典は「もぐもぐ顔パーツ」。



余談

  • 真逆といえるコンセプトのハンドスケールはもっぱらFAガールのみの展開に留まっている。


追記・修正はグランデスケールと元キットを一緒に並べてお願いします。

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最終更新:2026年08月19日 21:58

*1 ほとんどは同名でもある

*2 FAガール、創彩少女庭園は1/10