超・占事略決(TCG)

登録日:2011/08/27(土) 14:41:42
更新日:2018/04/14 Sat 17:16:38
所要時間:約 5 分で読めます




TVアニメ版「シャーマンキング」を題材としたTCG。後にGB版とGBA版も発売された。

キャラ物TCGとしてはなかなかの完成度を誇っており、複雑ではあったものの原作を知らないプレイヤーでも楽しめる程の仕上がりだった。

前述したゲーム版もよくできており、難易度・やり込み要素共に現在の物に引けを取らず、バグ要素もほとんど見当たらなかった。

しかしこの頃のTCGにありがちな初期カードの弱体化、更に原作の不振により生産がストップ。幻のカードならぬ幻のTCGとなってしまった。


カードのカテゴリー


シャーマンカード

作品に登場したシャーマンがカード化したもの。
それぞれ霊力や召喚力、扱える霊の数が設定されており、プレイングの基本となるカード。
それぞれ後述するSP霊や専用の巫術をもっており、同じシャーマンでも色々な戦い方ができた。
しかし後期になって初期に出た物に比べ明らかな上位互換の同名カードが登場。しかも人気のあるキャラに限ってプロモだった事から人気衰退に拍車を掛けた。

◎代表カード
  • 麻倉葉
ご存知主人公。
専用巫術が少なく、戦闘サポートである秘技カードの種類も基本的なものに限られた、体力が高めの初心者向けユニットだった。
後にゲームプロモ限定である「進化霊 阿弥陀丸」と自身の上位互換が登場。応募者全員サービスとはいえゲームが手に入らない子供達に涙を飲ませた。

  • 道蓮
  • ファウストⅧ世
両名共に初期ユニットの中で唯一強化無しで三体の霊を召喚できたユニット。
特にファウストは墓地から霊を出すサポートに恵まれており、後述する壊れカード「超魔法陣」や「大往生」「墓参り」といった場の霊の数に左右される巫術と共に猛威を奮った。

  • たまお
ポンチとコンチを持ち霊とする修験者。
可愛いらしいが、その見た目に反して専用巫術「こっくりさんの呪い」によるドローロック戦法を得意とする、非常にえげつないユニット。
持ち霊のスペックと体力が微妙で、使う側としては非常に不安だが、やられた側としてはこれほど苛立つ相手はいない。
後にコックリエンジェルキューピッド版が出た。

SP霊

作品内における持霊がカード化したもの。
他の霊よりも明らかな高ステータスユニットで、更に専用のサポートを所有している。
大半のデッキの主力と言えるカテゴリーだが、召喚に要求する霊力もべらぼうに高い。
ただしその霊の持ち主であるシャーマンは霊力をゼロ、もしくは軽減して召喚する事ができ、実質的なそのシャーマン専用カードと言える。

◎代表カード
  • 阿弥陀丸
葉の持ち霊。
他のSP霊に比べ攻撃力が90と高く葉使いのメリットの一つとして数えられる。
後にS.O.S版が登場。160という高攻撃力とカッコイイイラストが子供達に人気があったが、ゲームプロモだった為に手に入らず、ゲットしたスネ夫もお返し系の秘技や超魔法陣で焼かれてアボーンする者が続出した。

  • 馬孫
初期から存在する蓮の持ち霊。
特定の霊を墓地に送る事で出せる「馬孫&黒桃in白凰」が居たが、ぶっちゃけロマン。ただし守備が高く場持ちは良かった。

  • エリザ
ファウストの持ち霊。
ステータスは馬孫と変わらないが、ファウストの巫術「ネクロマンシー」何度も蘇って来る為かなりいやらしい。
後に進化霊版が出たがぶっちゃけ必要の無い子だった。

巫術

代表的なサポートカードのカテゴリー。主に戦闘以外の事に関わる。

◎代表的なカード
  • 超魔法陣
自分の場に六体揃う事で発動でき、相手の霊を全て破壊して、その合計霊力のダメージを与えるというぶっ壊れカード。
遊戯王で例えるならサンダーボルト+破壊したモンスターのレベル合計×200という効果で、初期からこのカードをメインに据えたデッキが存在する程の凶悪さ。
条件は厳しいように見えるが意外と簡単。特にファウストは持ち霊八種類と専用の蘇生巫術が揃っており相性が抜群だった。

  • 骨肉の勾玉
自身の霊を全てバウンスし、その数×20のダメージを与える。
一見すると使い辛そうなバーンカードだが最高火力は120と、相手シャーマンによっては体力の半分以上を持っていく。
発動条件は自分の霊の総数が相手の総数を上回るというものだが、前述した超魔法陣との組み合わせで確実に発動+即死級のダメージを叩き込めた。
コストである全バウンスも、そのターンに決着が着く場合が多かったので気にならない。あれ? これなんて佐々木さん?

必殺技・秘技カード

戦闘に直接関与するカード。前者は霊、後者はシャーマンが使用する。
秘技カードの効果タイプはほぼテンプレだったが、キャラによって扱える物が違い、その個性がうかがえる。

付加カード

シャーマンに装備できるカードで、地味ながらデッキによっては非常に重要な役割を担う。
主に召喚力・最大召喚数の底上げや、秘技カードの発動サポートに使用された。
一部のカードはこのカテゴリーに対する除去能力を持っており、付加カード側もそれに対して耐性を持つものも存在した。

霊カード

SP霊カード以外の霊カード。
一部を除きほぼ全ての霊が全シャーマンで共有できる。
効果や種類が多過ぎどれがメジャー級なのか判別しにくいので紹介は割愛するが、中には持ち霊以上に活躍するカードも存在し、デッキからそのキャラの持ち霊が消せる程の下剋上を果たせるスペックを持つユニットがいた。


後にO.Sが全てのシャーマンで出来るようシステムが改善、カードのエラッタ改正、カードの能力調整、ゲームスピードの向上が図られたが、カードゲームのご多分に洩れずレアカードや強力カードの復刻により、一時的なファンの増加と古参プレイヤー撤退が起こった。

追記・修正は進化霊阿弥陀で仏陀切ってからお願いします。

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