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宇宙電磁怪獣ゲバルガ

登録日:2026/07/22 Wed 13:21:06
更新日:2026/07/29 Wed 20:54:52
所要時間:約 5 分で読めます








宇宙電磁怪獣 ゲバルガとは、円谷プロダクション制作の特撮ドラマ『ウルトラマンシリーズ』に登場する怪獣。
初登場は『ウルトラマンブレーザー』。


【データ】

身長:49m
体重:25,000t
別名:宇宙電磁怪獣
スーツアクター:高橋舜
デザイナー:川石テツヤ


【概要】

宇宙から飛来した隕石に擬態した宇宙怪獣。
擬態中はゴツゴツした青い甲殻に覆われた岩石のようなフォルムをしているが、擬態を解くと球体ががばっと開いて人型のヒトデのような姿へと変貌する。
展開した甲殻の内部は機械的な文様が走る金色の軟体組織となっており、胴体となる中央部分には焦点の合わない三つの眼球と丸い口吻が不規則に配置されている。
甲殻と軟体組織の境目には細かな牙がびっしりと生えており、両手足に当たる部位の先端には鋭い鉤爪が生えている。
総じて、地球の生物ではあり得ない不気味で異質な怪獣となっている。

第一話で登場したバザンガと全く同じ軌道から地球へと飛来しており、司令部からは「セカンド・ウェイブ」と呼称されている。


【能力】

最大の特徴は非常に強力な電撃とEMP

胴体の口吻のような開口部に存在するEMP発生器官に3万度を超える熱量を持つ強度の電磁エネルギーを蓄えており、これを利用して両腕や頭部から強力な電撃攻撃を行うことができる。
さらに体を丸めることで電撃能力を応用した電磁バリアを展開することも可能で、その防御力は軍が発射したKEM*1を融解させ、ウルトラマンブレーザーのスパイラルバレードすらも完全に防ぎきってしまうほど。
しかもバリアを展開した状態での電撃攻撃すら可能となっている。

この電磁エネルギーを利用したEMP攻撃も強力で、地球軍が使用するミサイルを反らして防御するのはもちろんのこと、広範囲にEMPを放射することで周囲の機械類をほぼ完全に無力化することができる。
市街地の機械どころかアースガロンまでも完全に機能を停止してしまうため、ゲバルガが存在するだけで地球文明は大きな打撃を被ることになってしまう。
通信施設さえ押さえればネットワークを経由してクラッキングを行い各種インフラにすら影響を及ぼすため、アンリからは「天然のコンピューターウイルス」と形容されていた。

また、人型に近いフォルムをしているせいか格闘能力にも優れており、両腕の鉤爪による引っ掻き攻撃や刺突はもちろん、ブレーザーを抱えて投げ飛ばす動きすら披露した。
さらに体を丸めて高速回転することで自身を弾丸のように発射する突進攻撃も可能で、その威力はブレーザーですら受け止めきれずに弾き飛ばされるほど。


【劇中での活躍】

第11話『エスケープ』

8月18日に隕石に擬態した状態で地球に降下しようとするところを補足される。
地球防衛隊から放たれたKEMを電磁シールドと電撃によって迎撃し、アースガロンの多目的レーザーを空中で回避して回避して地上へと着陸。

着陸後のアースガロンとの戦闘では単純な格闘性能でアースガロンと互角以上に立ち回り、続く誘導装甲貫徹弾を広範囲のEMPによって無力化。
同時にEMPによってアースガロンをも着脳停止へと追い込んだ。

続くブレーザーとの戦いでも持ち前の格闘能力と電撃能力によって優位に立ち回り、スパイラルバレードをバリアで防ぎきるなどブレーザーを追い詰めていく。
さらにブレーザーとゲントの足並みが揃わなくなったことで動きがバラバラになり、ついには敵前逃亡したことで闘いはゲバルガが勝利。
止める者がいなくなったゲバルガは付近にあった通信施設へと向かい、ネットワーク汚染によってインフラを破壊していくのだった。


第12話『いくぞブレーザー!』

ブレーザーとの戦いに勝利した後、付近にあった通信施設へと移動してネットワーク汚染を広げ、交通・医療分野をはじめ各所で被害を及ぼしていた。深夜作業中にデータを飛ばされたサラリーマンもいた。哀れ

SKaRDによって内部のEMP発生器官がEMPの発生源と特定され、SKaRD特殊装備班がガラモンから回収したチルソナイトをドルゴ現出の際に使用していたメガショットの長砲身タイプで発射することでEMPを貫通して発生器官を撃ち抜く作戦が考案される。

陸軍との協力によってアースガロンが待ち伏せる地点へと誘導され、チルソナイトスピアーの狙撃によってEMP発生器官を喪失したところに空軍にミサイル攻撃が直撃。
しかしそれでもなおゲバルガは健在であり、その後に畳みかけられたアースガロンとの戦闘においても、アースファイアをバリアで防ぐなどEMPを失ってもなおアースガロンを追い詰めるほどの戦闘力を見せた。

ブレーザー出現後も持ち前の電撃や格闘能力によって互角以上に立ち回るが、ゲバルガ自身の電撃とガラモンのチルソナイトが合わさったことでガラダマ電撃剣 チルソナイトソードが錬成されたことで形成が逆転。
自慢のバリアもイナズマスラッシュによって穿たれ、最後はブレーザーのオーバーロード雷鳴斬によって真っ二つに両断されて撃破された。

しかし、活動を再開する前に休眠していた通信施設でとある置き土産を残しており……


第23話『ヴィジター99』

エミの協力者みっちーの宇宙観測記録から、実は第三話のタガヌラー現出の際に既にゲバルガが地球へと飛来していたことが発覚
それどころか、前後の状況からむしろタガヌラーのほうがゲバルガを察知して出現し、迎撃のために動いていたという説が浮上する事態に。
これを受けたSKaRDの面々はタガヌラーとの交戦を中止し、タガヌラーを狙ったミサイルを迎撃したのだった。

タガヌラーが放ったビームが直撃したことでゲバルガの襲来はかなり遅れてしまっていたが、仮にタガヌラーのビームが無いまま地球へと飛来していた場合、EMPを打ち破ることのできるチルソナイトが無いままゲバルガと戦うことになっていたため、最悪の場合ゲバルガに勝てないまま地球が滅んでいた可能性すらある。
第三話の時点で視聴者の間ではこのビームについて考察がされることがしばしばあったが、まさかの地球防衛のMVPだったことに驚かされる視聴者も多かった。





追記・修正はゲバルガにデータを飛ばされる前にお願いします。

Before 熔鉄怪獣デマーガ、ベビーデマーガ
After 月光怪獣デルタンダル


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最終更新:2026年07月29日 20:54

*1 Kinetic Energy Missile=運動エネルギーミサイル。通常のミサイルのように爆発でダメージを狙うのではなく、加速による運動エネルギーによってダメージを狙うミサイルのこと。