ウルトラマンブレーザー

登録日:2023/07/23 SUN 19:04:00
更新日:2025/04/11 Fri 10:16:23
所要時間:約 40 分で読めます


タグ一覧
2023年 30代主人公 MindaRyn SKaRD TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND V99 きただにひろし この男、隊長でウルトラマン! アースガロン ウルトラシリーズ ウルトラマン ウルトラマンブレーザー コミュニケーション シリアス回多め テレビ東京 ニュージェネレーションヒーローズ 中川和博 中野貴雄 令和ウルトラマン 伊原しげかつ 伝説の最終決戦 俺が行く 僕らのスペクトラ 円谷プロ 原始人系ウルトラマン 地球を抱くものたち 宮崎龍太 対話 小柳啓伍 山崎太基 感動のラスト 所要時間30分以上の項目 新怪獣多め 根元歳三 植竹須美男 武居正能 特撮 田口清隆 秀逸な伏線回収 稀にギャグあり 継田淳 蕨野友也 越知靖 足木淳一郎 辻本貴則 部位破壊多め 鬱展開←主に中盤と終盤








トクイテンソノサキニ










ウチュウヲツラヌタンペキノラセン












 マイアルトウシ







君は、あの50m級の宇宙人をどう思う?

我々を助けてくれた……それは紛れもない事実です。


何十年前も前から宇宙飛行士たちの間で噂されていた……


CODE NAME

U L T R A M A N


未確認大型宇宙人のコードネームだ。


遠い銀河のブレーザー……
眩い光の中からやってきた……

ウルトラマンブレーザー



俺が


ウルトラマンブレーザー』とは、2023年7月8日から2024年1月20日まで放送されたウルトラシリーズ特撮ドラマ作品。
令和ウルトラマンとしては第5作目、ニュージェネレーションヒーローズとしては第11作目にあたる。


【概要】

2023年4月21日に発表された、新たなウルトラマン。
シリーズでは初となる「隊長、かつ妻子持ちの人物が主人公」となり、「対話・コミュニケーション」がテーマとなっている。

本作では、「インナースペース」「日本語を話すウルトラマン」「過去のウルトラマンの力を借りて戦う」といった、
これまでのニュージェネレーションの多くに存在していた要素は極力抑えられている。
というのも、円谷プロ側が田口清隆監督にメイン監督を依頼するにあたり、
「今までのニュージェネとは違うものを」「好きにやれるとしたら何がしたいか」という打診があったといい、これまでに比べてかなり自由度が高く作られているという。
その結果、上記のようなある種のお約束描写を廃し、ツッコミどころを潰してリアルなハードSFとして成立する作りになっている。

芝居の面でも、ウルトラシリーズの不文律である「子供に媚びない芝居」を極めており、
難解な表現の多用、台詞が多い上に早口であるなど、防衛チームや関係者の雰囲気は『シン・ウルトラマン』を彷彿とさせる。
話の中身自体は子供が分からないところもあるが、大まかな話の流れは子供でも分かるというバランス調整である。
一方でカッコよくて愛嬌のある巨大ロボット兵器、セリフがないのに時折コミカルなところを見せるウルトラマンなど、
子供が純粋に楽しめる要素もしっかりと盛り込まれ、シリアスとコメディが織り交ぜられた作風になっている。

更に本作の特徴として、ニュージェネでは登場する怪獣の大半が再登場怪獣となったが、本作では新怪獣が大量に登場する
更に再登場怪獣の枠でも、昭和シリーズに登場したあと何十年も再登場しなかったようなものをピックアップしている。
これは先述した「ニュージェネのお約束からの脱却」という側面もあるが、制作が例年より早かったために使える怪獣リストが前作『ウルトラマンデッカー』と被ってしまい*1良さそうな怪獣は一通りあちらが使ってしまっていた、という大人の事情もあるとのこと。
放送に先立って6月12日に行われたプレミア発表会では、多くの新怪獣が一挙として登壇し場を盛り上げた。*2
今年は玩具面も例年以上に怪獣推しになっており、ギミックを搭載した箱入りのソフビである「ウルトラ怪獣アドバンス」が新たに登場している。

2024年2月23日には劇場版「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」が公開された。


【スタッフ】

メイン監督は過去に『ウルトラマンX』、『ウルトラマンオーブ』、『ウルトラマンZ』を担当した田口清隆氏、
メインライターは『Z』にて軍事考証を担当した小柳啓伍氏が務め、
更に両者がシリーズ構成を務めていく。
田口監督は企画段階から関わり、更に今年はブレーザーブレスといった玩具の監修にも携わっている。

その他の各話監督は辻本貴則・中川和博・越知靖・武居正能と近作でおなじみの面々のほか、
助監督出身で、本作が初の監督となる宮崎龍太氏が担当している。
各話脚本は継田淳・山崎太基・植竹須美男・足木淳一郎・中野貴雄・根元歳三が担当。
山崎氏は『相棒』などの担当経験がある脚本家で、本作がシリーズ初参加となる。
また、植竹氏は2023年2月に鬼籍に入られたため、本作が遺作となった。

音楽は『賭ケグルイ』などのアニメ作品を中心に手掛ける3人組の音楽ユニット『TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND』が実写作品の劇伴を初担当。


【主題歌】

歌:きただにひろし

歌:MindaRyn

歌:TECHNOBOTYS PULCRAFT GREEN-FUND feat.MindaRyn


【ストーリー】

自然破壊や温暖化が進み、未知の巨大生物「怪獣」が出現するようになった地球。
人類は度重なる怪獣の脅威に対抗すべく、地球防衛隊「GGF」を結成する。
GGF隊員にして第一特殊機動団(特機団)の隊長であるヒルマ ゲント
ある日宇宙甲殻怪獣 バザンガとの戦闘中、絶体絶命のピンチに陥ってしまう。
しかしその時、ゲントの腕に謎のブレスが、手には銀色のメダルが現れ、半ば強引に謎の巨人「ウルトラマンブレーザー」へと変身してしまうのだった。
さらに、地球防衛隊日本支部の参謀長であるハルノ レツによって、
新たに組織された特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」の隊長に任命される。
戸惑いながらも、個性豊かな仲間達と共に成長していくゲント。
今、人間と怪獣の新たな戦いが始まろうとしていた…。


【登場人物】

今作もキャラクター名のクレジットはカタカナ表記。
ただし、書類上の漢字表記は設定されており、ハルノ参謀長以外の主要人物はOPおよび第2話冒頭で確認できる。

特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)

本作における防衛チーム
地球防衛隊日本支部内に密かに組織されていた、怪獣対策に特化した特殊部隊。
「SKaRD」はSpecial Kaiju Reaction Detachment」の略称。
命令に対する返答には「ウィルコー*3」が用いられている。


  • ヒルマ ゲント【比留間弦人】
演:蕨野友也

「しっかりしてよあの参謀長ォ!!!」

「ウルトラマンブレーザー」に変身する本作の主人公。
1992年11月3日生まれ、2016年4月に地球防衛隊に入隊。
第1話時点では「第一特殊機動団(特機団)」の隊長(コールサインは「X-Ray6」)を務めていたが、第2話より新設された「SKaRD」の隊長を務めることとなる。
また、同い年の妻・サトコ(演:岡野真也)と7歳の息子・ジュン(演:岩川晴)を持つ父親でもある。
無用な心配をかけない為に家族には前線に出張る特殊部隊の所属であることは話しておらず、施設課所属だと誤魔化している。

鷹揚な言動が特徴で、堅苦しい雰囲気を嫌い、率先して下の名前で呼び合おうとする等親しみやすい隊長だが、
任務中もその言動こそ変わらないものの、適時的確な指示を飛ばす有能な隊長でもある。
そのため、以前隊長を務めた特機団では非常に頼りにされていた他、地球防衛隊の中でもちょっとした有名人である。
本人はそのことを鼻にかけることはないが、必要とあればそれを利用するなど、時にしたたかな面も見せる。
また、部下はもちろん、無茶をしようとする一般人相手にも威圧的な態度を取らず、やんわりと諭そうとするなど、対応は非常に柔軟。
「全員無事に帰還する事」を第一とし、どんな絶望的な状況であろうとも絶対に部下を見捨てない漢。
考え事をするときに、右のこめかみを指でほぐす癖がある。本人曰く作戦が上手くいくジンクスらしい。
この時、脳内で高速シミュレートを行っており、短時間であらゆる選択肢の中から最善の行動を叩き出す。
その結果次第では「俺が行く。」を口癖に、隊長でありながら自ら前線に出ることも厭わない。*4
第9話から、左目が青色になる現象に見舞われる。その現象は苦手であるはずの野菜ジュースをヤスノブから奪って一気飲みする、夜のニュース番組内の赤ちゃん紹介コーナーに見入って食器洗うのを忘れるといった謎の行動が見られたが……?
かつては人間と熱い絆を結んだ機械生命体だった…かもしれない。どちらにせよリーダーの器。

  • アオベ エミ【蒼辺絵美】
演:搗宮姫奈(現:山田姫奈)

「ダメですよ~特殊弾はちゃんとバザンガの鼻の穴に打ち込まないと!」

1999年10月11日生まれ、2017年10月に地球防衛隊に入隊。
17歳で世界的なエリート名門校を飛び級で卒業しており、防衛隊にはスカウトで入った。

いついかなる時でもマイペースを貫くどこか飄々とした人物だが、その分冷静で判断力も高い。
情報収集のエキスパートであり、作中でも怪獣の情報収集のために様々な組織に潜入し、諜報活動を行う。
なお、スカウトのきっかけは、防衛隊のシステムをクラックしてしょっぴかれたかららしい。何その武勇伝。
危険の伴う単独任務が多いためか、射撃や格闘の腕前も極めて高い。
反面その役割と立場からアースガロンへの搭乗はメンバーで最も少なく、本人も操縦に自信を持っていないが、OP映像の締めではアースガロンの肩で他メンバーが立っている中で腰を下ろしていたり、EGOISSとの初めての対話を独占してヤスノブの嫉妬を買ったりと、アーくん絡みでも結構いいところを持っていっている
趣味はコスプレで、かなりの大食い。
SKaRD内で用いられている「ウィルコー」という返答は、元々エミが個人的に用いていたもので、SkaRDのメンバーに気に入られたのか、後に正式採用されるようになった。
第14話にて、3年前に父・タツキと死別していたことが明かされている。

  • ナグラ テルアキ【名倉輝明】
演:伊藤祐輝

「撃ッ沈ッッッ!?」

1993年10月21日生まれ、2017年4月に地球防衛隊に入隊。
SKaRD副隊長にして、怪獣の情報収集・分析を担当する参謀。
バザンガ掃討作戦にも参加しており、その際の冷静な戦況分析や自身の判断への信念の強さ、豊富な怪獣の知識と明晰な頭脳を買われてSKaRDに配属された。
現場で直接指揮をとるゲントや隊員たちに、指令室から的確なサポートを行う縁の下の力持ち。
一方で真面目ながら妙なところでマイペースさを発揮するなど天然ボケの気質も見られる。
実家は農家で、地元は葡萄が名産らしい。何故かおはぎが大の苦手。

  • ミナミ アンリ【美南杏里】
演:内藤好美

「眠ってけれ!!」

1997年5月8日生まれ、2020年4月に地球防衛隊に入隊。
アースガロンの操縦士を務めるSKaRD隊員。
歩兵任務を長く務めていたため、生身の戦闘も得意。
生真面目な性格である上に、防衛隊の規律遵守の慣習が身に沁みついているため、当初はゲント達の自由な雰囲気には困惑している様子も見られた。
一方、そんな真面目さ故なのか、時折無自覚に突拍子のない行動に走ることもある。
また虫が大の苦手で、甲虫型の怪獣であるタガヌラーは撃破後もトラウマになっている模様。
趣味は自動車のカスタム。出身は秋田県市之字村で、米と日本酒が名産。

  • バンドウ ヤスノブ【坂藤泰信】
演:梶原颯

「23式電磁小銃のマニュアル、役に立ちました?」

1998年4月22日生まれ、2021年7月に地球防衛隊に入隊。
関西訛りが特徴的なSKaRDのメカニック担当で、元は防衛隊の輸送機部隊パイロットだった。
ゲント達より一足早くSKaRDに配属されており、アースガロンの開発に関わっていた他、
装備品の手製のマニュアルを準備したり、スカード移動指揮車の改造をしたりしていた。
兵器や機械の整備が得意である他、気に入った機械にはあだ名をつけることもあり、
アースガロンを「アーくん」と呼び、自分のロッカー隣の空きロッカーにネームシールを貼ってアースガロン専用にする、
第6話では行きつけのコインランドリーの乾燥機に「クルル」と名付けて話しているなどという一面も…。*5
少々仕事熱心なところがあり、頼まれると断れない性格故か他の隊員からの頼み事を抱え込みすぎてしまう一面もある。

その後方支援職な役柄に反して演者の梶原氏はウルサマ帰り(出演者側)にフラッと参加したSASUKEのイベントで世界記録を叩き出し放送中の2023年のSASUKEでは1Stステージクリア記録を更新した*6ガチ超人(ウルトラマン)だったりする。
6話ではあのタイタスと並んでも差し支えない筋肉を見ることができる。


地球防衛隊「GGF」

正式名称はGlobal Guardian Force」
地球の内外から攻めてくる怪獣や地球外生命体に対処するべく、世界各国が協力して1966年*7に設立された。
本部は北米に存在し、日本を含む各国に支部を置いている。

  • ハルノ レツ【榛野烈】
演:加藤雅也

「このアースガロンで…あのウルトラマンブレーザーよりも先に、怪獣を倒してみせろ。」

地球防衛隊日本支部司令部の参謀長で、ゲントの上司に当たる人物。
SKaRDの創設者であり、ゲントを含めた隊員も彼が選んだ。
事あるごとに、ゲントに無理難題を強いてくる他、仕事に関してもどこか穴があるため、彼にとっては悩ましい目の上のたん瘤。
エミによれば、ゲントには以前から良くも悪くも注目していたらしい。
第11話では、彼もまた上司たる源川司令官からイビられている中間管理職であることが明かされている。
一方、第12話時点でもSKaRDが未だに怪獣を単独で撃破できていないことに憤っており、ブレーザーのことも「得体の知れないもの」と呼び警戒し続けている。
SKaRDの戦績が微妙なこともあって、ついにはもし作戦に失敗したらSKaRDは解体だ!という厳しい発言も……。
OP映像ではメインキャラ級の扱いを受けているものの、作中での登場は全25話中10回だけだったりする*8

  • 源川 稔
演:川野太郎
地球防衛隊日本支部司令部の司令部司令官で、ハルノの上司。

  • ドバシ ユウ【土橋祐】
演:寺田農

元GGF日本支部司令部長官。
2年前に爆発事故が起こった宇宙装備研究所第66実験施設の管理者でもあり、退官後も多くのSPを引き連れている等、尚も影響力を持ち続けている。
その実験施設にて「V99」なる謎の存在を研究してきたらしく、そのチームの一員だったエミの父親・タツキのことも知っていた。
一見すると飄々としながらもどこか庶民的な部分も見せるごく普通の壮年男性だが、ハルノからは大いに警戒されている。
エミからは、失踪した父親の手掛かりとして注目されているが……?
演じる寺田氏は、『ウルトラマンジード』の朝倉垂以来約6年ぶりのウルトラシリーズ出演となった。
また、寺田氏は2024年3月14日に急逝した為、本作の本役が遺作となった。

その他

  • ヒルマ ジュン
演:岩川晴
ゲントの一人息子。
小学生でありながらもしっかり者で、激務で疲れている父親を労れる優しい性格だが、どこか周囲に気を使い過ぎてるきらいも見受けられる。
第15話ではクラスメイトと共にメインキャラとなり、彼らと描いたとある落書きで一波乱を起こすことに……。

  • ヒルマ サトコ
演:岡野真也
ゲントの妻でジュンの母親。


  • 大川
演:関智一
茨城県にある液化ティーテリウムを管理する施設である「エネルギー融合研究所」で働く物理学者。

  • ニイボシ
厳密には作中の登場人物ではないが、公式Twitterにて(現実時間の)水曜日に刊行されている「潮流新聞」の編集者。

  • ミズホ
演:山田朝華
アンリの幼馴染で、地元の古い神社の孫娘。
動物の言葉が分かるらしく、そのせいで幼少期は周りからかわれていたが、唯一アンリだけは信じたという。
GGFの新兵器・メガショットの設置によって、「ドルゴ様が苦しんで目覚めようとしている」としてその演習を止めさせようとするが……。

  • テラシマヅ サブロウタニホンマツ タクマキヨシマダイラ レイコ
演:火野蜂三/優太/北村まあさ
テレビ局「TKB」のクルーたち。
総集編1では彼ら彼女らの視点で展開される。

  • ヨコミネ カズノリ【横峯万象】
演:佐藤貢三、藤井健(幼少期)
元地球防衛大学の教授にして、ゲントの恩師であり釣り仲間。
怪獣学の権威として様々な著書を出版しており、テルアキも彼に憧れていた。
…しかし、第7話作中にてある行動を起こしてしまい…?

演:金井勇太
日本怪獣損害保険株式会社に勤務するごく普通のサラリーマン。
報われない地味な人生に半ば失望し、無為な日々を過ごしてきたが……?


未確認大型宇宙人(ウルトラマン):ウルトラマンブレーザー


CV:岩田栄慶(スーツアクターと兼任)
身長:47m
体重:42,000t

遠い銀河のブレーザー「M421」からやってきたとされる、未確認大型宇宙人。
「ウルトラマン」の存在自体は作中時代よりも何十年も前から宇宙飛行士の間で噂されていたらしく、一種の都市伝説になっていた。
2話冒頭にて、ゲントより「未確認大型宇宙人のコードネーム」として改めて命名された。

…作中時代より3年前、とある爆発事故においてゲント隊長自らが爆心地に突っ込み、
何名もの救助者を救出したとされているある事件が関係あるらしく、
第3話ではその事件の回想らしき場面にて、ゲントが何らかの光に手を伸ばし…。*9

早く逃げろ!こっちだあああぁぁぁっ!!!

第12話より、その光はやはりブレーザーだったことが判明。
ゲントは逃げ遅れた人を助けようと、そしてブレーザーはゲントを助けようと互いに手を取ったことで一体化したことが示唆されている。

当初戦闘中はブレーザーの意思が全面に出ているのか、ゲントの意思が出ているのか、或いは融合しているのかすらも不明であり、
第10話、11話では二人の意思がせめぎ合うような描写もあった。
ただ、劇中の描写を見る限り、ブレーザーが人間とのファーストコンタクトにおいて疑いようのない善性に触れた、ということは確かな様子。
+ 実は……
ゲント自身ブレーザーのことをよくわからず一緒に戦っていたが
実はブレーザー自身もゲントのことをよく分からず一緒に戦っていたという衝撃の設定が宇宙船のインタビューにて田口監督から語られた。


左右非対称で、身体の各部に輝く鉱石のような部位のある、神秘的なビジュアルをしているが、一方でその戦闘スタイルは、一言で言うと非常に野性的
大声をあげて威嚇するのは序の口で、引き千切ったバザンガの鋏で殴ったり、ぴょんぴょん飛び跳ねたりと今までのウルトラマンとは一線を画す特徴的なバトルスタイルを見せ、ビルをよじ登る、その場で飛び跳ねて怪獣を挑発する等、まるで原始人のような動きをする。???「ニンゲン……カエレ……」
そのためネットでは光の巨人ならぬ光の原始人というあだ名で呼ばれることも。
格闘戦では肘膝を多用し、特に初手でダイビングニーキックをぶちかますのがお決まり。

戦闘中の掛け声も、狩りをする野獣のごとく荒々しい上に若本節ばりの巻き舌まで効かせており、非常にやかましい。
文字に起こすなら「ルロワアアアアアアアアアイ!!!といったところか。
おかげでウルトラエキサイト翻訳が『大事なことは意思疎通取れてる』『日本語喋れただけ上出来』と評価が若干上がった。
ちなみに、それらの声は今回のテーマに則り「Hello」の音であるハ行、ラ行がメインとなるとか。
でも熱いものに触ると「フゥワーッチ!?ハァァァッチ!ハァァァッ!!!と叫ぶ。確かにハ行メインだけどね
また、戦闘前には、まるで戦う前に神に祈りを捧げるかの如き、特徴的でどことなく厳かな動きをする。*10戦闘中のやかましさとの温度差がすごい

なお、物語序盤では平成以降のシリーズお馴染みのタイプチェンジは使用していない。
『ニュージェネレーションヒーローズ』に入って以降、タイプチェンジ用ミニアイテムの玩具展開が定番化した中では異例の試みであり、
序盤で使い分け型のタイプチェンジがないのは『ウルトラマンギンガ』二部作以来となる。
とはいえ、まだ未発表のパワーアップが控えている可能性もあるので、今後の展開に注目したいところ。

キャラクターイメージは「狩人」で、どうやら出身地であるM421自体、野生の怪獣が珍しい存在ではなく、同族達も常に彼らと戦う日常を送っているのだとか。

ちなみに、声を担当する岩田栄慶氏は『ウルトラマンネクサス』以降、主役ウルトラマンのスーツアクターを歴任していることで有名で、『ウルトラマンジード』では、レギュラーとしてシャドー星人ゼナの人間態を演じた*11こともあるが、主役ウルトラマンのスーツアクターとその声両方を担当するのは、氏の長いウルトラシリーズ出演歴の中でも初である。
ちなみに元々は岩田氏がゼットの撮影の時に「いつかウルトラマンの声をやってみたい」と言ったのがきっかけで、
明確に変身者≠ウルトラマンのあまり喋らない(物静かとは言っていない)ブレーザーでようやく実現したんだそうな。


ブレーザーブレス&ブレーザーストーン

ゲントがウルトラマンブレーザーに変身する際に使用する変身アイテム。
ブレスレット形状のブレーザーブレスに、名前の通り小さな石のような結晶体・ブレーザーストーンを装填して変身する。

ブレーザーストーンはゲントが携行しているが、ブレーザーブレスは召喚式で、
ゲントが「何かを守りたい」と強く願った時に左腕に出現する他、
まるで変身を急かすように、怪獣出現に際してゲントの左腕に独りでに現れることもある。

第1話ではブレーザーがゲントに「変身しろ」と促すかのように、彼の身体を操って強引に変身させた他、
第2話ではブレーザーブレス出現時に、「これを使え(変身しろ)」とばかりにブレーザーストーンが前触れも無しに発熱して、ゲントが「熱っ!あっつっ!?」と驚くなど、
喋らないブレーザーの意思を代弁するかのような、不可思議な現象が起こる事もあった。

必殺技・アイテム

  • スパイラルバレード
右手からブラックホールを発生させ、そこから二重らせん状の光のを生成し投擲する豪快な技。
槍の形状などは任意で変えられるらしく、釣り竿にしたり、へし折って二本にしたりと技のバリエーションはかなり豊富。投擲せずに手持ち武器として使ったことも。
これらの要素から、「ザナディウム大喜利」ならぬ「スパイラル大喜利」を期待する声が一部の視聴者から上がっている模様。
  • ルアーバレード一本釣り
槍をしならせることで{釣り竿のように使い、水中の怪獣を吊り上げる。
ご丁寧に先端はルアーっぽい形に変化するし、食いつくと謎のリール音が聞こえる。
第2話で使用し、海中に逃れたゲードスを釣り上げた。}そしてそのまま串焼きにした
  • フォークバレード
スパイラルバレードがフォーク状になり、刺した後に内側から炸裂してトドメを刺す。
第4話で使用し、凍結したレヴィーラを内部から粉々にした。
名前こそフォークと言っているが、360度全体にトゲが生じるのでフォークというよりはハリネズミである。
  • ダブルバレード
スパイラルバレードを膝で折って2本にし、頭が地面につくスレスレまで後ろにのけ反ってからぶん投げて二つの標的を同時にぶち抜く
第5話で使用し、ドルゴの背中に乗ったメガショットを撃ち抜いた。
槍を取り出したと思ったらいきなり膝でへし折ったことに度肝を抜かれた視聴者多数。
  • トルネードバレード
上半身をぐるっと丸一周ぶん捻ってから勢いをつけてスパイラルバレードを投擲、スピードが乗ってカッターのようになったスパイラルバレードが敵を切り裂く。
第6話で使用し、逃走するカナン星人を宇宙船ごと真っ二つにした。
  • スパイラルバレードエンブレイズ
スパイラルバレードがほどけ、光の糸となって怪獣を包み込む。
第10話で使用し、デマーガ親子を包んで地中へと運んでいった。
  • クレーンバレード
スパイラルバレードを地面に突き刺すことで敵の頭上からクレーンアームと化した先端が出現。手元に残ったほうをレバー代わりに怪獣を掴んで運ぶ。
第10話で使用し、ガヴァドンをキャッチして運ぼうとしたが、つるつるした表面が仇となって滑り落ちてしまった。


第8話にて、ブレーザーがニジカガチの額にあるクリスタルから溢れ出た虹色の光を掴んだことに呼応して、インナースペース内のゲントの手の中に形成された、ブレーザーストーンと同型のアイテム。
ブレーザーブレスに装填することで、ブレーザーがレインボー光輪を放てるようになる。
ブレーザーの背丈と同じサイズを誇る7色に煌めくド派手な巨大八つ裂き光輪を投擲する技。
小型の光輪を形成して両手に装備したり、盾として使用したり、光輪を投げることなく手に持ったままぶつけて相手を削り切るなど応用性に富む。
光輪を水色に変化させることで冷気を発生させることも可能。
ちなみに技名をつけたのはゲント隊長だが、部下からの評価はイマイチである。


  • ガラモンストーン
第12話にて、ガラモンの装甲であるチルソナイトから錬成された秘密兵器・チルソナイトスピアから生成されたアイテム。
これもゲントがインナースペース内でブレーザーブレスに装填可能だが、ブレーザーがそれを掴んだ際、ゲバルガの電磁エネルギーを帯びたことで ''ガラダマ電撃剣 チルソナイトソード'' が使用可能となった。

  • ガラダマ電撃剣 チルソナイトソード
雷の力を秘めた刀のようなチルソナイト製の剣。
入手以後、ブレーザーのメインウェポンとなった。
鍔にあるグリップのレバーを引くことで鍔の中央にあるガラダマが高速回転、刀身に緑色の雷の紋様が浮かび上がり攻撃力に加える機能がある。
更にトリガーを引くことで、レバー操作回数に応じた必殺技を繰り出せる。

19話ではブルードゲバルガの一撃によって砕かれてしまったが、アースガロンの持っていた二本目のチルソナイトスピアを錬成することで復活した。

  • (操作1回以上):イナズマスラッシュ
回転しつつ横一線に振り抜き、稲妻状のエネルギー波を3発同時に発射する。
  • (操作3回以上):ライデンズフィニッシュ
刀身から緑色の光線を発射する。斬りつけながら光線を叩き込む事も可能。
  • (操作5回以上):オーバーロード雷鳴斬
稲妻のようにジグザグ飛行で上空に雷雲を発生させ、雷雲の中から落雷と共に標的の眼前に落下して両断する大技。


  • ファードランストーン
第19話にて、ブレーザーの危機に飛来した炎竜怪獣ファードランが変化したアイテム。
ゲントがインナースペース内でブレーザーブレスに装填する事で、ウルトラマンブレーザーが ファードランアーマー 形態となる。
更にこの形態だと、チルソナイトソードも チルソファードランサー に変化する。

  • ウルトラマンブレーザーファードランアーマー
右腕と胸部を覆う炎型の鎧をまとった、ブレーザーのアーマー形態。
チルソファードランサーを巧みに操る他、マント状の炎で闘牛士の如く敵を翻弄したり、炎の槍を飛ばした後に炎を纏っての体当たり等も繰り出す。

  • チルソファードランサー
チルソナイトソードの柄頭にファードランの翼の如き炎の刀身が加わった双刃の長刀
炎と雷の力を宿し、より強化された力を振るうことができる。
ギミックはチルソナイトソードと同様。
  • (操作1回以上):チルソファード炎竜ウェイブ
炎の刀身から炎を帯びた電撃波を放つ。
  • (操作3回以上):チルソファード炎竜射
刀身を弓の要領で構え、雷と炎の矢を放つ。
  • (操作5回以上):チルソファード炎雷斬
雷と炎を帯びた刃で敵を斬り裂く。


ちなみにここまで読めばわかる通り、ブレーザーは光線技を殆ど使わないというシリーズ全体でも非常に珍しい特徴を持っている。
その影響か、近年では珍しく切断描写や部位破壊描写が非常に多い。


+ 「がんばれ…がんばれブレーザー…!」
  • ブレーザー光線
最終話にて、ブレーザーの勝利を願うヒルマ ジュンの声に反応するように、ゲント隊長の左腕のミサンガと、結婚指輪が光を放った。
そして、ブレーザーの左腕がゲント隊長から伝わるように光輝き、ブレーザーは腕を十字に組んで、光線を放った…!!

ちなみに(歴代でも珍しく)左手から放つ理由は、田口監督によると、元々ゲント役の蕨野氏が左利きであった事と、家族の絆の象徴(結婚指輪とジュンのミサンガ)が共に左手につけられた事から決まったとのこと。



【SKaRDの装備】

  • スカード移動指揮車(SKaRD MOP)
トヨタのハイエースをベースに改造されたSKaRDの移動拠点。
当初は低予算感丸出しのただのハイエースで、がっかりしたメンバーは自動車のカスタムが趣味のアンリにチューンアップを頼んでその場を後にしたが、
遅れて合流したヤスノブが防弾繊維や通信設備を搭載し、アンリが任務用のチューンアップを施したことで、特に内部はほぼ魔改造の域で改良された。なんということでしょう
なお、アンリ以外が一度その場を離れてから戻ってくるまで僅かな時間しか経っておらず、帰ってきたら一気に前線仕様になっていたことにSKaRDの面々は驚きを隠せなかった。
14話からはヤスノブがこっそりつけていたあだ名がバレて正式採用。「モッピー」と呼称されるようになった。
全国のハイエースドライバーのみんなはチビッ子に「SKaRDだ!」や「モッピーだ!」と言われたら優しく対応してあげよう。

  • 23式電磁小銃・拳銃(RAR-23&RHG-23)
SKaRD隊員が持つアサルトライフル&ハンドガン、実体弾を放つレールガンと思われる最新式の銃器。
ゲント隊長ですら「最新すぎて俺も使ったことがない」とされた最新式の武器セット*12だったが、ヤスノブ隊員が用意してくれたお手製のマニュアルによってある程度扱えるようになった模様。

CV:石田彰(第16話~)
全高:50m/重量:25,000t
正式名称「23式特殊戦術機甲獣 アースガロン」
SKaRDに配備され、2話終盤でお披露目となった怪獣型巨大ロボット兵器。
ハルノ参謀長は、極秘裏に開発されたこのアースガロンを使ってブレーザーより先に怪獣を倒すことをSKaRDに命じている。
両手に装備された機関砲「アースガン」や、口内の荷電粒子砲「アースファイア」などの各種装備を駆使して怪獣と戦う。
操縦席は複座式となっており、ゲント隊長とテルアキ副隊長が機長を、ヤスノブ隊員とアンリ隊員が操縦席を、それぞれローテーションで担当している。
ただし、操縦以外の役目がある者はそちらの対応が優先されるため、必ずしも毎回交互に搭乗するわけではない。
出撃中は、犬の鳴き声のような駆動音が聞こえたり、大ダメージを受けた際に目の部分がぐるぐるマークになっていたりと、どこか愛嬌のある要素要素が一部の視聴者の間で話題になっている模様。
先行ダイジェスト及び3話の初戦闘時には、おなじみの「ワンダバ」が流れていた。
某怪獣王を模して作られたわけではない…はず。
もちろん本作と同じ時間帯でやってたアレとも特空機とも関係ない。
今のところ単独での勝利はないが、アースガロンのアシストのお陰でブレーザーが勝てたというシチュエーションも多く、毎回の貢献度は高め。

6話ではカナン星人の策略により、暴走してしまうのだが、ヤスノブ隊員の必死の説得により事なきを得た。
8話では新装備「Mod.2ユニット」を両肩に装着し、「アースガロン Mod.2」へと進化(?)。
ただし、機動性が下がってしまうためか、状況に応じてパージが可能。

第16話ではAI対話システムEGOISS(イーゴイス)が搭載され、言葉を話すようになった。
テンションフォルテッシモ?お片付け遊び?アーカイブにありませんね。

21話では空中戦用装備「Mod.3ユニット」を新たに装備し「アースガロンMod.3」となる。*13
そして24話では上記2つのユニットを同時に装備した「アースガロンMod.4」となり、宇宙での運用も可能となった。


【登場怪獣】

  • 深海怪獣 ゲードス
身長:50m/体重:20,000t
CV:堀江瞬(特別総集編2)
七丈島近海から現れ、魚介類を貪り食う怪獣。
額から生えたチョウチンアンコウ風の触覚と白目、鰓など深海魚のような外見を持つ。
江戸時代中期から存在していたらしく、地元の老漁師が言うには「人が海への敬いを忘れた時に現れる魔物」とのこと。
かなりの大喰らいで、七丈島の周辺海域の魚を食いつくして連日に渡る酷い不漁を引き起こした上、上陸後も加工工場のかまぼこを貪り食っていた。
武器は口から発する圧縮水流と、額の触覚を触手のように伸ばして相手を絡めた際に発する電撃。
上陸時には背中の穴から高熱を放出するため、そこが弱点だと思われる。
デザイン担当はキセン氏。ウルトラシリーズには初参加、田口監督作品としては『UNFIX』に続いての起用となった。
後に特別総集編2にて「げ~どすくん」としてSD化された姿が再登場している。

  • 甲虫怪獣 タガヌラー
身長:60m/体重:50,000t
茨城県沓波市*14に出現した怪獣。
「ティーテリウム」という次世代エネルギーを食料としているようで、日本だけでなくドイツやフランス、イギリスアメリカなども襲撃していたらしい。
タガメやゾウムシなど、様々な昆虫をかけ合わせたような姿をしているのが特徴で、手足も6本ある。
武器は腕(前足)についている鎌と、体内から放出する熱エネルギー。
また水陸両用であり、水中でも活動できるほか、地中を掘り進んで移動することもできる。
作中では大量のティーテリウムを捕食していたせいか、体内温度がかなり上昇していた状態となっていた。
デザイン担当はバザンガに続き楠健吾氏。

身長:0~55m/体重:0~30,000t
作中時代の3ヶ月前から現出を繰り返していた怪獣。
ノヴァイオ社製の新型殺菌剤「FK1」に弱いらしく、散布されると身体を液状化させて何処かへと逃げていく。
しかしあくまでも「撃退」であり、完全撃破には至らないという状態が繰り返されていた。
それどころか、FK1への耐性も徐々に付き始めているようで…?
デザイン担当は百武朋氏。氏は特殊メイクアーティスト・キャラクターデザイナーであり、特撮ファン的には『シン・仮面ライダー』のオーグ造型統括などが有名か。

身長:69m/体重65,000t
秋田県に現れた四足歩行型の怪獣。
作中ではGGFの新兵器であるレールガン「メガショット」の演習中に現れた。
…かと思いきや、水をがぶ飲みしたうえで二度寝してしまい…?

身長:60m/体重:45,000t
「天に数多の虹が輝くとき、それは現れる。」
ある地域においては神と呼ばれた怪獣であり、
乾いた土地に恵みをもたらすとも、嵐を呼びすべてを奪い去る災厄ともされていた。
作中では、何者かの手によって呼び起こされたようだが…。

  • 月光怪獣 デルタンダルFデルタンダルB
F:身長45m/体重17,000t
B:身長300m/体重:8,4000t
ステルス機のような姿をした怪獣。
空中をマッハ9という高速で飛び、1万kmを30分で飛行するという驚異的な飛行能力を持つ。
戦闘時には胸の発行体から時間差で爆発を起こす光弾「月光弾」を撃ち出して攻撃する。
当初は宇宙怪獣ではないかと思われていたが、脱皮した際の抜け殻に残されたDNAをSKaRDが調査したところ、れっきとした地球怪獣であると判明。身を隠すために積乱雲を転々としながら移動していた。
作中ではアースガロンやブレーザーと激しい空中戦を繰り広げる。

そして後に超大型タイプのデルタンダルBが登場。
Bとは「爆撃機(Bomber)」の意で、前回現れたサイズのデルタンダルは「戦闘機(Fighter)」という意味でデルタンダルFと名付けられた。*15
超巨大な体躯以外は能力も含めてデルタンダルFと変わらないが、そのサイズ故に防御力も光弾の破壊力も強化されている。
デザイン担当は楠健吾氏。

  • 幻視怪獣 モグージョン
身長:54m/体重:59,000t
CV:小原好海(特別総集編2)
巨大なモグラのような外見の怪獣。
凶暴な肉食性であり、普段は地底に潜んで他の地底怪獣を襲い餌としているようだが、空腹になると地上へ現れ、家畜や人間も食らう。
掌にある特殊な器官から光を放ち、それを見た人間に「自分が最も恐れるものを幻覚として見せる」という能力を持つ*16
これにより、襲われた作業員達が「大きな嘴の鳥」「毛むくじゃらの巨人」「サソリの尻尾」*17「タコの吸盤のような塊」とそれぞれ異なった発言をしていたため、最初はこれら全ての特徴が無理矢理混ぜ合わされた合体怪獣のような姿として想像されていた。
また、頭のトサカを回転させてノコギリのように相手を斬り裂く、手を伸ばしてパンチするといった多彩な技を使う。
デザイン担当は辻本貴則氏。
後に特別総集編2にて「もぐ~じょんちゃん」としてSD化された姿が再登場している。

  • 炎竜怪獣 ファードラン
身長:測定不能/体重:測定不能
全身を炎で覆われた不死鳥や竜に似た怪獣。かつてワームホール実験が行われていた宇宙装備研究所第66実験室から出現し、ウルトラマンブレーザーの危機に飛来。
ブルードゲバルガの腹部に取り込まれていたウルトラマンブレーザーを救い出し、ファードランアーマーやチルソファードランサーの力を授けた。
ブレーザーの星の怪獣で、ブレーザーと共生関係にあったと思われる。

身長:2.2m~54m/体重:77kg~54000t
演:唐橋充
その名の如く宇宙をさすらう剣士で、「成仏できず彷徨う怪獣の魂108つを救う」ために剣を振るう。
手にした結晶体で怪獣の魂を実体化。刃状の右腕で断ち切ることで浄化される。
日本の文化に興味を持っており、とある喫茶店コーヒーとホイップクリームつきコーヒーゼリーをたしなむ癖を持っている。

  • 地底甲獣 ズグガン
成体:身長50m/体重30,000t
幼体:身長167cm/体重1t
頭殿山の地下空間に巣を作り、その巣の奥に生息している巨大な虫の怪獣。
幼体は不思議な虫の音のような音を発しながら地中から現れ人間を襲撃。口から硬化粘液を吐き、捉えた相手をコンクリートのように固めてしまう。
巨大な方は両手の鋭い爪や頭部のトゲムチの伸縮攻撃に加え、口からは硬化粘液を吐き、アースガロンやウルトラマンブレーザーの動きを封じてしまう。

  • 電脳生物 パグ
CV:中澤まさとも
特別総集編2及び特別総集編3に登場する電脳生物。
正式名称は「Perfect Analyze Gadget」であり、その頭文字を取って「パグ」とされている。


V99

本作の宇宙怪獣を送り込んでいる謎の存在。
彼等が関与する事件は「〇〇・ウェイブ」と呼称されると同時にGGFの最重要機密事項にカテゴライズされ、詮索すればSKaRDの存続自体が危うくなるほどの徹底的な情報統制が敷かれている。
彼等は3体とも全く同一の軌道を描いて宇宙の彼方から地球に襲来しており、これまでのウルトラシリーズの宇宙怪獣とは異なる位置付けを施されているのが大きな特徴。
その他、宇宙装備研究所第66実験施設でのワームホール発生装置の実験事故にも関係しており、ゲントやブレーザー、エミ、ハルノ参謀長、ドバシとの因縁も深い。

  • 宇宙甲殻怪獣 バザンガ
身長:51m/体重:26,000t
ブレーザー初陣の相手にして、今作における地球で最初に飛来した宇宙怪獣。
エビにも爬虫類にも似た姿をしており、全身が刺々しい甲殻で覆われている。血と思われる体液は青い。
赤い体色や棘、鋏などからGGF特機団のメンバーからは「化けエビ」呼ばわりされた。
武器は両腕部のもげる鋏とそこから発射される棘ミサイル「ソーンファランクス」。この棘は時限信管のように起爆タイミングを自在にコントロールできる。

突如、渋谷・池袋に飛来し本能の赴くまま暴れ、地球防衛隊でも手を焼かされた。
後に防衛隊はバザンガの出現を『ファースト・ウェイブ』と位置付け極秘案件に指定していた。

デザイン担当は楠健吾氏。『オーブ』『Z』に続いて3度目のシリーズ参加となった。

  • 宇宙電磁怪獣 ゲバルガ
身長:49m/体重:45,000t
隕石のようにして神奈川県津久武湖に飛来してきた『セカンド・ウェイブ』を司る第2の宇宙怪獣。
ヒトデにも似た姿をしているが、バザンガに負けず劣らずの強固な殻の持ち主。
体内には強力な電磁エネルギーを内包しているようで、放出時にはイソギンチャクにも似た胸部の発声器官が展開。円盤生物デモスを彷彿とさせる三つの瞳がギョロリと動くカットが不気味。
電磁光線は両手の牙から放出するだけでなく、丸まってそれをバリアフィールドのように纏いながら突撃することも可能。
さらに、3万度を超える強度の電磁エネルギーを体内に備蓄し、そのエネルギーをEMP(電磁パルス)状にして広範囲に放出する能力を持つ。これを受けた都市部はインフラ障害に見舞われ、アースガロンも機能停止に追い込まれた。
加えて防衛隊基地のネットワークを利用してクラッキングを行い、大規模なネットワーク汚染を引き起こす生物にあるまじき能力を持つ。この性質から「天然のコンピュータウイルス」と評された。

  • 汚染獣 イルーゴ
身長:測定不能/体重:測定不能
禍々しい蛇のような姿で直立する宇宙怪獣と思わしき謎の怪獣。
地上には全身を見せずに口から「イルーゴガス」という光化学スモッグに類似した有毒な気体を断続的に放出し大気を汚染する。加えてダメージを受けるとガスの放出量を増大させる厄介な面も持つ。
一方でガスで汚染した大気内でしか活動できず、清浄な大気だとダメージを受け弱っていく極端な生態を持つ。
その正体はゲバルガの幼体。一定段階まで成長すると丸まったゲバルガの姿に変異してしまう。

  • 宇宙汚染超獣 ブルードゲバルガ
身長:150m/体重:55,000t
以前襲来したゲバルガが襲撃した防衛隊の基地の地底深くへ密かに植え付けていた卵が孵化・成長した姿。
『セカンド・ウェイブ』の再来であり、ブレーザー登場怪獣の中でも屈指の巨体を持つ。
サイズ相応に巨大なイルーゴ2体を尻尾代わりとする他、巨体相応に出力が増大した電磁パルスが武器。これにより大規模なネットワーク障害を巻き起こし、都市機能を麻痺させ、防衛隊の攻撃も無力化してしまう。
肉体強度もチルゾナイトソードを容易く砕くほど頑強を誇り、厄介さは以前のゲバルガの比ではなくなった。
同時にイルーゴが地球に発生した原因でもあり、戦闘では大量発生したイルーゴを自在に操って攻撃を仕掛ける。

以前のゲバルガとは異なりSKaRDは目的を「繁殖」と推察しており、事実巣食っていた基地を基点に周囲の地下ケーブルに産卵。地下ケーブルをイルーゴの発生源に変えてイルーゴの大量発生を引き起こした。
ネットワーク汚染・大気汚染・繁殖活動の3つを同時に行うため、明確な地球侵略を行っているとSKaRDに見做されることとなった。

  • 宇宙爆弾怪獣 ヴァラロン
身長:55m/体重:66,000t
本作のラスボスにして、『サード・ウェイブ』を司る第三の宇宙怪獣。
ミミズを彷彿とさせる身体に深海魚やゼノモーフ感溢れる薄桃色の半透明な顔面が特徴的。
固有能力は尻尾から有機爆弾を産み落とすこと。
この爆弾は超短時間で産み落とし続けられ、レーザー砲などで外部から刺激を受けた途端大爆発を起こし、ヴァラロンの意志で任意爆破も可能と非常に厄介極まりない性質を持つ。威力もたった一つでアースガロンやブレーザーに大ダメージを与えられるかなりのもの。
そして有機爆弾群を大量に敷設し、爆弾の大爆発で星の軌道を変えて別の星にぶつけて星間移動を行う傍迷惑な生態を持つ。
他にも頭部や背中の棘から発射される赤い電撃のような怪光線、チェーンソーのように回転して密着した相手を切り刻む腹部の棘、噛みついてウルトラマンのエネルギーをも吸収する能力を有していた。
能力だけでなく、有機爆弾を的確に運用して戦闘を有利に進め、怪光線の収束と拡散を自由に使い分ける高い知性、自身の爆弾の大爆発に巻き込まれても傷一つ負わない頑強な肉体など、存在そのものが生物兵器と言わんばかり。

23話において、巨大有機爆弾を抱えながら強力な光学迷彩機能とステルス機能を持つバリアのようなものに包まれて地球への襲来を画策。
バリアにより防衛軍に一切悟られることなく地球に近づいていたが、アマチュア天文家のオイカワ・ミチヒロによって偶然存在を観測されSKaRDに存在が露見。
その後ヴァラロン接近と同時期に出現したタガヌラー2体のエネルギー放射の直撃によってバリアが砕かれ防衛隊にも存在が知れ渡り、ビームの衝撃によって背負っていた巨大有機爆弾は宇宙の彼方へ吹き飛んでいき、ヴァラロンは月に落下することに。
それでもヴァラロンは全くの無傷であり、落下した月面で咆哮を上げていた。

  • 宇宙爆弾怪獣 ヴァラロン(第2形態)
身長:60m/体重:69,000t
月面の戦いでブレーザーのエネルギーを吸収して凶暴化を遂げたヴァラロンの姿。
頭部の2本の角や禍々しく伸びた肩の棘が特徴。
新たな能力は口から放つ超強力な主砲光線。
有機爆弾の爆発力も大幅に増し、第1形態同様全身からは赤い稲妻のような電撃を放って攻撃できる。
凶暴化によって残虐性も増大しており、逃げ惑う民衆目がけて主砲光線を放って殺戮するなど残虐性が露骨に表れている。
星の軌道を変える生態も継続しており、今度は地球に有機爆弾を大量に敷設して地球の軌道を変えようと目論み、東京を主砲光線などで破壊しつくしながら各地に有機爆弾を産み落とし続けていた。


【各話リスト】

  • 本編
No. タイトル 登場怪獣 脚本 監督 絵コンテ
1 ファースト・ウェイブ 宇宙甲殻怪獣 バザンガ 小柳啓伍 田口清隆 なかの★陽
2 SKaRDを作った男 深海怪獣 ゲードス
23式特殊戦術機甲獣 アースガロン
川石テツヤ
3 その名はアースガロン 甲虫怪獣 タガヌラー
23式特殊戦術機甲獣 アースガロン
4 エミ、かく戦えり 軟体怪獣 レヴィーラ 継田淳 辻本貴則 林谷和樹
5 山が吠える 山怪獣 ドルゴ 河本けもん
6 侵略のオーロラ オーロラ怪人 カナン星人ハービー
オーロラ怪人 カナン星人ロビー
23式特殊戦術機甲獣 アースガロン
なかの★陽
7 虹が出た(前・後編) 天弓怪獣 ニジカガチ
23式特殊戦術機甲獣 アースガロン Mod.2(後編)
山崎太基 中川和博 川石テツヤ
8 林谷和樹
9 オトノホシ ロボット怪獣 ガラモン
宇宙怪人 セミ人間
植竹須美男 越知靖 河本けもん
10 親と子 熔鉄怪獣 デマーガ
熔鉄怪獣 ベビーデマーガ
なかの★陽
11 エスケープ 宇宙電磁怪獣 ゲバルガ 足木淳一郎 武居正能 川石テツヤ
12 行くぞ ブレーザー!
13 スカードノクターン 第1~12話までの登場怪獣 宮崎龍太 なし
14 月下の記憶 月光怪獣 デルタンダルF 小柳啓伍 田口清隆 なかの★陽
15 朝と夜の間に 二次元怪獣 ガヴァドン 中野貴雄
16 恐怖は地底より 幻視怪獣 モグージョン 継田淳 辻本貴則 河本けもん
17 さすらいのザンギル 宇宙侍 ザンギル
甲虫怪獣 タガヌラー
軟体怪獣 レヴィーラ
天弓怪獣 ニジカガチ(怨霊態)
18 そびえ立つ恐怖 汚染獣 イルーゴ 越知靖 なかの★陽
19 光と炎 汚染獣 イルーゴ
宇宙汚染超獣 ブルードゲバルガ
炎竜怪獣 ファードラン
川石テツヤ
20 虫の音の夜 地底甲獣 ズグガン(幼体)
地底甲獣 ズグガン
根元歳三 武居正能 林谷和樹
21 天空の激戦 月光怪獣 デルタンダルB
月光怪獣 デルタンダルF(回想)
23式特殊戦術機甲獣 アースガロン Mod.3
22 ソンポヒーロー どくろ怪獣 レッドキング(二代目)
冷凍怪獣ギガス
足木淳一郎 中川和博
23 ヴィジター99 月光怪獣 デルタンダルF
甲虫怪獣 タガヌラー
宇宙爆弾怪獣 ヴァラロン
小柳啓伍
24 第3波接近襲来 宇宙爆弾怪獣 ヴァラロン
23式特殊戦術機甲獣 アースガロン Mod.4
田口清隆 川石テツヤ
25 地球を抱くものたち 宇宙爆弾怪獣 ヴァラロン(第2形態)
23式特殊戦術機甲獣 アースガロン Mod.4
炎竜怪獣 ファードラン
月光怪獣 デルタンダルF
熔鉄怪獣 デマーガ
地底甲獣 ズグガン


  • 番外編
No. タイトル 登場怪獣 脚本 監督 絵コンテ
SP1 ウルトラマンブレーザー
直前スペシャル
第1~10話の登場怪獣
エレキング(SD)、チブロイド、バードン、ベムスター
ザラブ星人、ネロンガ、セブンガー、ウインダム
キングジョーストレイジカスタム、デストルドス
ガゾート、ヒュドラム、スフィアネオメガス
テラフェイザー、キングジョー、グドン、ツインテール
レイバトス
足木淳一郎 村上裕介 なし
SP2 特別総集編1
巨大生物の正体を追え
第1~5話までの登場怪獣
SP3 特別総集編2
ブレーザー電脳絵巻
電脳生物 パグ
深海怪獣 げ~どすくん
幻視怪獣 もぐ~じょんちゃん
第1~16話までの登場怪獣
清須昇吾
SP4 特別総集編3
パグのウルトラ談義
電脳生物 パグ
深海怪獣 げ~どすくん
幻視怪獣 もぐ~じょんちゃん

【余談】

  • 次回予告は登場人物がナレーションを担当しない久しぶりのパターン。なんと『ウルトラマンマックス』以来17年ぶりである。
  • 特番で放送された「ウルトラマンブレーザー直前スペシャル」において、10話までの登場怪獣とサブタイトルが事前に発表される珍しい展開が行われている。
  • ゲントの設定もあってか、概ね10~20代の俳優が務めることが多いウルトラシリーズの主演では珍しく(出演時点で)35歳の蕨野氏が抜擢され、話題になった。
    特撮界隈では『仮面ライダードライブ』のハート役で知られており、「ハート様がウルトラマン!?」と驚き、祝福する声も見られた。この男、ロイミュードでウルトラマン!!
    なお、前作『デッカー』で主人公アスミ カナタを演じた松本大輝氏は(当時)24歳なのでほぼ一回り離れており、先輩に見えないことは本人からも言及された他、
    とある舞台挨拶においては、蕨野氏の落ち着きぶりに感嘆した松本氏から「何か昔…(特撮)やってました?」と聞かれる場面も。
  • 3話に出演した関智一氏は、『ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作』のガルト星人の声ならびに人間態やグレンファイヤーウルトラマングレート(『ウルトラギャラクシーファイト』)の声優を務め、トークイベントの司会も担当したことがある他、
    『ウルトラマンX』では、イカルス星人の人間態を顔出し出演で演じていた。
    ただ、純粋な地球人役で顔出し出演するのは今作が初である。
  • YouTube公式配信では例年通りの外国語字幕の他、TVシリーズでは久々となる英語吹き替え版にも対応。音声トラック切替で日本語版からいつでも変更出来る。
    また、ゲント役にはアメリカ屈指の人気声優にして、パワーレンジャーシリーズで4シーズンに渡り活躍したアダム・パークを演じたジョニー・ヤング・ボッシュ氏が起用され、
    伝説のパワーレンジャーが最新ウルトラマンを演じるということで英語圏の特撮ファンの間では大きな話題となった。
    さらに中国・香港・台湾・タイ・インドネシア・マレーシアにおいても現地語の吹き替え版を放送・配信予定。
  • 上記の吹き替え版制作の都合もあり、本作は例年よりも早期から制作が進められた。企画スタートは2021年夏まで遡り、またプレミア発表会があった6月12日時点で、既にクランクアップ(撮影完了)がなされている。
  • 本作には坂本浩一監督は本編参加はしていないものの、ブレーザーのプロモ映像は『ウルトラマンレグロス』のプロモ映像を撮る際に坂本監督が一緒に撮影したものとのことである。
  • Webサイト『てれびくん SUPER HERO COMICS』では2023年9月から伊原しげかつ氏による漫画版が連載されているが、2024年1月に公開された第2話後編を最後に掲載が行われていない。理由の説明はないが、伊原氏はTwitterで「もう少し待っていて欲しい」と述べている。



俺が追記・修正する。

オ…レ… オレモ… ツイキ・シュウセイ…スル…!


今度はもう、離すなよ…!

この項目が面白かったなら……\ルロロロロロロロィ!!/


































君の力が


私の力となる


解き放て


想像の力を


新テレビシリーズ



日(土) あさ




+ タグ編集
  • タグ:
  • ウルトラマンブレーザー
  • ウルトラマン
  • ウルトラシリーズ
  • きただにひろし
  • 俺が行く
  • 蕨野友也
  • 田口清隆
  • 特撮
  • テレビ東京
  • 円谷プロ
  • 令和ウルトラマン
  • 対話
  • コミュニケーション
  • MindaRyn
  • SKaRD
  • 小柳啓伍
  • 原始人系ウルトラマン
  • TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
  • この男、隊長でウルトラマン!
  • 僕らのスペクトラ
  • 部位破壊多め
  • 伊原しげかつ
  • 辻本貴則
  • 中川和博
  • 越知靖
  • 武居正能
  • 宮崎龍太
  • 継田淳
  • 山崎太基
  • 植竹須美男
  • 足木淳一郎
  • 中野貴雄
  • 根元歳三
  • シリアス回多め
  • V99
  • ニュージェネレーションヒーローズ
  • 感動のラスト
  • 地球を抱くものたち
  • 新怪獣多め
  • 秀逸な伏線回収
  • 稀にギャグあり
  • 2023年
  • 30代主人公
  • 鬱展開←主に中盤と終盤
  • 伝説の最終決戦
  • アースガロン
  • 所要時間30分以上の項目
最終更新:2025年04月11日 10:16

*1 リストは半年ごとに更新されるので、従来の制作体制であれば被ることはないとのこと

*2 なお、その時点で撮影は全て終了していたとのこと。

*3 「Will Comply」を略した無線用語。「Roger(ラジャー) 」が「受信した内容を了解した」の意味合いに対し、こちらは「受けた指示を実行に移す」という意思表明の意味合いを持つ。

*4 その際、一人で突出するのではなく、きちんと部下にも別途指示を出している。

*5 流石に本人も気にしているところがあるのか、ゲント隊長に見られてしまった際には「最悪や!むっちゃキモいところ見られたぁ…」と落ち込む様子も。

*6 ついでにしれっとブレーザーポーズを決めている。

*7 奇しくも1966年は初代ウルトラマンが放送開始された年である。

*8 第13話は総集編なのでノーカン

*9 この際、光っていることには驚いているが次の瞬間には躊躇なく下記の行動に移っている。

*10 第3話では戦闘前ではなく、怪獣の撃破後に行われている。一部視聴者の間ではムエタイにおける「ワイクルー」が元ではないかと言われているが、詳細は不明。

*11 ただし、声は声優の浅沼晋太郎氏が担当

*12 おそらく名称の「23」も2023年式を示すもの。

*13 名前だけなら13話の時点で既に登場していた。

*14 「くつば」と読む。「筑波(つくば)」ではない。

*15 ちなみに戦闘機と爆撃機の違いはざっくり言うと対空か対地かの違い。

*16 テルアキはおはぎのような生物、ゲントはボロボロになったアースガロン、アンリはタガヌラー、ヤスノブは巨大なカナン星人、エミは巨大化した自分の幻覚を見ていた。

*17 なお当該項目を見れば分かるがモチーフはサソリではなくアゲハ蝶の幼虫である。アゲハ蝶の幼虫の要素ほとんどないけど。