アースガロン

登録日:2023/09/10 Sun 21:02:50
更新日:2024/12/07 Sat 14:29:39
所要時間:約 5 分で読めます





いつもお世話になっています、
『23式特殊戦術機甲獣 アースガロン』です。
お話するのは初めてですが、皆さんのことはよく知ってます。
よかったら、「アーくん」と呼んでください。



アースガロンとは、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ『ウルトラマンブレーザー』に登場するロボット兵器である。


【データ】

別名:23式特殊戦術機甲獣
身長:50m
体重:2万5000t
動力源:液体燃料メインエンジン
最高速度:マッハ4
スーツアクター:石川真之介
CV:石田彰(第16話~)


【概要】

地球防衛軍GGFが密かに製造していた怪獣型ロボットにして巨大兵器。
第2話「SKaRDを作った男」の最終盤に登場し、第3話「その名はアースガロン」にて初出撃。
以降、特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD」の戦力として使用され、現出した怪獣の対応に当たっている。
操縦席は複座式となっており、ゲント隊長とテルアキ副隊長が機長を、アンリ隊員とヤスノブ隊員が操縦士をそれぞれローテーションで務めている。

開発に携わったヤスノブ隊員は特に愛着があるようで、密かに「アーくん」と呼んでいるようで、
ヤスノブ隊員の隣のロッカーに『アーくん』の名前のついたロッカーがある。何を入れるんだ
目の部分は状況に応じて表情を変化させる機能を持っているようで、
ダメージを受けてダウンした時はぐるぐるマークに、戦闘に勝利した後には笑顔になったり、*1
犬の遠吠えや鳴き声のような駆動音が聞こえたりと、とどこか愛嬌を持ち合わせている。

第8話以降では後述の武器パックを装着した「アースガロン Mod.2」へと換装されている。


【主な武装・機能】

アースファイア

口部に搭載された荷電粒子砲で、アースガロンの主武装となる。
第3話ではタガヌラーの腕にある大鎌(の片方)を切断するほどの威力を見せている。

アースガン

両腕に搭載された105mm機関榴弾砲、アースガロンの副武装となる。
一応榴弾の種類は変えられるようで、第4話ではFK1を詰めたアンプル弾を用いていた。

テイルVLS

しっぽに備えられた5セルのミサイルランチャー。
何らかのトラブルでエンジン及びメイン電源が落ちても、コックピット内の緊急レバーで強制起動が可能である。
但しその場合、SKaRD CPからの遠隔操作が必要となり、
第3話ではヤスノブ隊員が実際に遠隔誘導を行っていた。
こちらもアースガン同様弾種の換装が可能らしく、第14話では有線ミサイルを用いていた。

近接戦闘CQCモード

第3話にて、巨大ロボットとしては機敏な動きで近接戦闘をこなしていた。

APU

いわゆる補助電源装置。
メインエンジンがダウンした場合の緊急手段であり、コックピットから起動できない場合は機外に出て首の付根の部分の起動装置を使って起動することができる。

EGOISS(イーゴイス)



第16話より搭載されたAI対話システム。通称「裏切らない石田彰」
同話では初の操縦にして単身搭乗となったエミ隊員のアシストに一役買っていた。
ちなみに一人称は「僕」。
ウルトラマン公式YouTubeにて公開されているShortsによるとヤスノブ隊員は「アーくんおしゃべりモード」と呼んでいるらしい。
同時期に放送していた某宇蟲王とは関係ない。

耐圧潜水服AO-PDS、地底掘削装置AO-UEU

それぞれコミカライズ版の第2話に登場した装備。
(本編未登場)


追加兵装

Mod.2(モッドツー)ユニット/アースガロンMod.2


全長:60メートル
重量:2万7000トン

第8話より搭載されたアースガロンの強化武装パックと、それを搭載したアースガロンのカスタム形態。
左肩に多連装の「多目的レーザー砲」、右肩にレールキャノン砲「600mm電磁榴弾砲」が搭載されている。
多目的レーザー砲は主に牽制目的で使用され、全砲門からの一斉掃射も可能。
レールキャノンは地球の引力圏を軽く突破できるほどの速度で実体弾を射出する。
ただし発射の際の反動もすさまじく、まともに命中させられたのは戦闘で倒れて伏せた状態で発射した1発のみである。

Mod.3(モッドスリー)ユニット/アースガロンMod.3


身長:50メートル
体重:2万6000トン

第21話より搭載されたアースガロンの強化武装パックと、それを搭載したアースガロンのカスタム形態。
Mod.2が砲撃用であることに対し、Mod.3は空中戦用パックとなっている。
月光怪獣デルタンダルを参考に設計した重力制御による推進システム「ウラヌスドライブ」により、最高速度マッハ9で飛行することが可能。
成層圏での作戦行動もこなせるが、反面攻撃の照準を合わせることが難しくなっている。
何よりその分パイロットにかかるGも増加しており、実験の時点でもヤスノブ隊員がそのGに耐えられないような描写も…。

Mod.4(モッドフォー)ユニット/アースガロンMod.4


全長:60メートル
重量:2万9000トン

第24話より搭載されたアースガロン最強形態。
「Mod.2ユニット」と「Mod.3ユニット」を統合させており、急ピッチでの建造だが宇宙空間での作戦行動及び戦闘が可能なことが最大の特徴。
反面急造故かパイロットも4人必要となっている。


【活躍】

第2話「SKaRDを作った男」

整備段階のまま初登場。ゲードス撃破後にアースガロンの姿にヤスノブを除くSkaRDの面々が驚いている中ハルノ レツはアースガロンを使ってウルトラマンブレーザーよりも先に怪獣を撃退する指令を送る。

第3話「その名はアースガロン」

初出撃回、初陣の相手はタガヌラー、機長はゲント隊長、操縦士はアンリ隊員が努めた。
CQCモードを用いて互角に戦い、アースファイアによって片腕を切断させたものの、タガヌラーによる熱放射によってダウン。
しかし、ヤスノブ隊員の機転によるテイルVLSでブレーザーを援護し、勝利へ貢献した。
その功績によってか、上層部より「初期作戦能力を獲得した」とみなされた。

第4話「エミ、かく戦えり」

初戦での機長はテルアキ副隊長、操縦士はヤスノブ隊員が務めた。
FK1を詰めたアンプル弾を用いてレヴィーラと相対したが、耐性がついたせいか効果が薄い…と思われたが、
接敵ギリギリでレヴィーラが逃走。

ブレーザー出現後、機長はテルアキ副隊長、操縦士はアンリ隊員が努め、
内偵調査をしていたエミ隊員の提案により、液体窒素を用いてレヴィーラを凍結させ、ブレーザーの勝利に貢献した。

第5話「山が吠える」

機長はテルアキ副隊長、操縦士はアンリ隊員が務める形で「メガショット」の演習に参加。
しかし、演習中にドルゴが現出、その攻撃によって機能停止を起こしてしまう。

ブレーザー出現後、機長はテルアキ副隊長、操縦士はヤスノブ隊員が務め、
アクロバティックな動きを交えたアースガンによって、ドルゴの背中についていたメガショットを停止させ、ブレーザーの勝利に貢献した。

第6話「侵略のオーロラ」

実はレヴィーラ戦のあたりでカナン星人に目をつけられていたらしく、
ドルゴ戦のどさくさ紛れにオーロラ光線を照射されていたことが判明し、
カナン星人の策略によって暴走させられてしまう。

「やめてくれアースガロン!君の敵はウルトラマンやない!君の役目はそんなことちゃうやろォォ!!」

しかし、ヤスノブ隊員の声が届いたのか、
流れ弾によって落下してしまったヤスノブ隊員を救い、直後に機能停止してしまった。*2

第7・8話「虹が出た」

第7話(前編)では現出したニジカガチに2度相対するも、防御が固く、更にパワーも段違いなニジカガチの攻撃により敗れ去る。
第8話(後編)ではブレーザーをも退けたニジカガチに対処するため、テスト運用がされていなかった強化武装パック「Mod.2ユニット」を装着しニジカガチと再戦。
パワーアップした虹光線の余波によって一度は機能停止するが、ゲント隊長がAPUを起動させて再起動。
レールキャノンによってニジカガチのクリスタルを破壊し、ブレーザーの勝利に貢献した。


現状では単独での勝利こそないものの、いずれもブレーザーの援護に貢献しており、
ブレーザー自身もアースガロンやその他の要因による援護がなければ怪獣を撃破できなかったであろう状況も多々起きている。


アースガロン(CV:石田彰
「こちらアースガロン、追記・修正準備。
 各セクションGo or No go判断!!」

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最終更新:2024年12月07日 14:29

*1 第6話でカナン星人の策略によって暴走させられてしまっていたときは目の部分が真っ赤になっていた。

*2 ヤスノブ隊員を受け止めた際、手首を下げて衝撃を逃がすような描写もある。