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月光怪獣デルタンダル

登録日:2026/07/29 Wed 11:49:09
更新日:2026/07/31 Fri 12:21:46
所要時間:約 7 分で読めます







月光怪獣 デルタンダルとは、円谷プロダクション制作の特撮ドラマ『ウルトラマンシリーズ』に登場する怪獣。
初登場は『ウルトラマンブレーザー』。


【データ】

デルタンダルF

身長:45m
体重:14,000t
別名:月光怪獣
スーツアクター:永地悠斗
デザイナー:楠健吾

デルタンダルB

身長:300m
体重:84,000t
別名:月光怪獣
スーツアクター:永地悠斗
デザイナー:楠健吾


【概要】

その名の通り、全翼機を思わせるΔ型のフォルムが特徴的な飛行怪獣。
怪獣認定を受けた際に「デルタンダル」という呼称が与えられ、その後デルタンダルBの出現を受けてこちらを「デルタンダルF」と呼称するようになった。

眼は縦長の瞳孔を持つヘビのような眼となっており、口には鋭い牙がびっしりと生え揃っている。
翼のように見えるウイング部分はあくまで胴体の一部であり、その付け根辺りに鉤爪がついた細い腕が収納されている。
羽根の先端付近や胸部中央に青白く光る発光体が存在しており、この発光体によって重力を制御することで超音速飛行を可能とする。

積乱雲を巣にするという一風変わった習性を持っており、巣にした積乱雲が消える度に大気圏外を飛び回って別の積乱雲を捜し、その積乱雲が消えると……といった具合に積乱雲を巡って世界中を飛び回る。
しかしその圧倒的な速度のせいでただ移動しているだけでもソニックブームが発生するため、デルタンダルが飛行した地上では窓ガラスが割れたり建造物が壊れたりするなどの被害が発生してしまう。

その地球生物離れした航空機動性能から上層部では「サード・ウェイブではないか?」という疑惑をかけられていたが、その後の調査によりれっきとした地球怪獣であることが判明。
幼体の頃は地中で脱皮を繰り返して成長し、成体になると地中を出て飛び回るようになるようである。
崖崩れの瓦礫撤去作業を行っていた業者が偶然脱皮の抜け殻を発見したことで遺伝子調査が行われ、地球怪獣であることが確定した。

デルタンダルB

海中より出現したデルタンダルの大型種。
全長300mという通常個体の6倍以上のサイズを誇り、前回出現した個体を戦闘機(Fighter)、こちらを爆撃機(Bomber)に例えて「デルタンダルB」という呼称が与えられた。

巨体故に一見すると鈍重なように思えるが、実際はこのサイズでありながらデルタンダルFと同様にマッハ9での飛行が可能。
デルタンダル月光弾は通常の攻撃に加えて下方向への爆撃のような使い方を行うようになり、この姿から爆撃機=Bomberという名前がつけられた。

皮膚も堅牢化しており、防衛のために発射されたミサイルの猛攻を受けてもものともせず、アースガロンの攻撃すらも意に介さないほど。
ただし、腕の付け根の関節部は皮膚が薄くなっており、ここから適切な角度で狙うことで心臓を撃ち抜いて撃破することが可能となっている。


【能力】

最大の特徴はその圧倒的な航空機動能力
重力制御によって毎時マッハ9の超音速飛行が可能であり、さらにその状態で急速旋回などの高機動力を発揮する。
その圧倒的機動力は(元々空戦を想定していないとはいえ)アースガロンよりもはるかに上であり、ヤスノブは「(あんな機動を行えば)アースガロンじゃバラッバラになりますよ!」とその機動力に驚嘆していた。
さらに超音速飛行によって発生するソニックブームも脅威であり、ただ飛んでいるだけでも地上へ被害を及ぼすほか、真横を通り過ぎただけでアースガロンにダメージを与えてシステムに異常を引き起こすほど。
撃破後、その能力は開発中の「ウラヌスドライブ」の参考とされ、アースガロンMod3完成への足掛かりとなった。

また、胸部の発光体からは「デルタンダル月光弾」というエネルギー弾を発射する能力も持っている。
単純な砲撃としての運用に加えて、小さい光弾を同時にばら撒いてチャフのように使用することも。
デルタンダルBはさらに下方向に落下させるように放つ爆撃のような攻撃も行う。


【劇中での活躍】

第14話『月下の記憶』

数日前から窓ガラスを割るなどの被害を起こしていたものの、当初は怪獣であるかすら定かではない未確認航空現象として扱われていた。
しかし飛行中の哨戒機を撃墜したことで怪獣と認定され、「デルタンダル」と呼称されることとなった。

アースガロンとの初戦では持ち前の空戦能力を十全に発揮し、アースガロンが放った誘導弾を軽々と振り切って一瞬でレーダーロストする距離まで引き離してしまった。
その後、アンリが「デルタンダルは積乱雲を巣にしているのでは?」と気付いたことでその後の行動を予測され、巣にするつもりだった積乱雲にて待ち伏せしていたアースガロンMod2と再戦する。

前回同様に超音速飛行によるソニックブームでアースガロンのセンサーを破壊するなど優位に立っていたものの、ブレーザーの加勢に加えてノーコンでも当てられるようにヤスノブの射撃管制によってテイルVLSから放たれた有線誘導式極超音速誘導弾に被弾したことで速力が低下したところにレインボー光輪を食らってしまう。

それでも果敢にブレーザーに襲い掛かるが、最後はチルソナイトソードのライデンズフィニッシュによって撃破された。


第21話『天空の激戦』

ゲバルガのEMP発生器官の原理を応用して開発された新型EMP兵器を実験していた際、実験を行った海域から突如出現した。
テルアキによるとこの実験は急遽決まったことであり、それ故に海域の調査が不十分だった可能性があるとのこと。

実験飛行の際の失敗によってヤスノブの搭乗が禁止されていたため、アンリが単独で搭乗するアースガロンMod3と交戦。
アースガロンからの攻撃を受けても全く意に介さず、それどころかアースファイアを外した隙を狙ったデルタンダル月光弾で返り討ちにした後、撤退したアースガロンの飛行航路を記憶し、その到達点である教江野基地を目指して進行を開始した。

その後、「戦闘行為は禁止されているが輸送するだけなら問題無い」というゲントの機転により「輸送任務中のトラブルへの現場対応」という名目でヤスノブとアンリのコンビが乗ったアースガロンMod3と再戦。
月光弾を回避して的確に攻撃を加えてくるアースガロンに対して高高度へ上昇することでアースガロンの攻撃を封じるも、加勢に現れたブレーザーのチルソファード炎竜射によって手傷を負ってしまう。

苦し紛れに強力な一発のために胸部の発光体にエネルギーを集め、下手に攻撃すると地上にまで被害が及ぶ状況を作り出すも、ブレーザーによって無理やり被害の及ばない宇宙へと運ばれてしまい、アースファイアによって心臓を撃ち抜かれ撃破された。
最後にアースガロンへと体当たりして道連れにしようとしたが、それもブレーザーに阻まれてしまった。


第23話『ヴィジター99』

小笠原諸島の上空9万フィート地点にて二体出現し、アースガロンMod3およびウルトラマンブレーザーと交戦。
一体はアースガロンのミサイルを受けて体勢を崩したところをブレーザーのレインボー光輪で撃破され、二体目は大気圏外まで逃げたもののこちらもブレーザーによって撃破された。

ひと月の間だけで五体出現するほど頻繁に出現しているらしく、エミは不審に思っていた。


第25話『地球を抱くものたち』

ヴァラロン第2形態との戦闘中に複数個体が出現。
デマーガやズグガンたちと一緒にヴァラロンが敷設した爆弾を食べることで連鎖爆発を阻止し、ブレーザーたちの勝利に貢献した。


【余談】

デルタンダルとの戦闘シーンは基本的に敵味方共に一度も地面に着陸せず、最初から最後まで常に空中で戦闘が行われるようになっている。
田口監督曰く「こんなチャンス、今後もないと思ったので、思い切ってトライしてみました」とのことで、全体の戦闘シーンも合成によって1シーン1カット風の映像となっている。



追記・修正は積乱雲の中でお願いします。


Before 宇宙電磁怪獣 ゲバルガ
After 二次元怪獣 ガヴァドン

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最終更新:2026年07月31日 12:21