チベヒーモス(メダロット)

登録日:2012/01/21(土) 13:31:48
更新日:2021/07/09 Fri 18:40:55
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チベヒーモス BHM型 男型
頭部 レイジ 症状無効 とくしゅ
右腕 アンダーチューブ 地形効果 おうえん
左腕 アンダーメトロ 地形効果 おうえん
脚部 ペダル 戦車



メダロット4に登場。

四天王の1人である玄武のコクエンが使用する空想上の生物、ベヒーモスをモチーフにしたメダロット。

赤い装甲に重厚な外見をしていていかにも攻撃的、のように見えるが…別にそんな事はない。
というか一切攻撃パーツを持っていなかったりする。
寧ろ「地形効果」と「症状無効」を活かした補助型のメダロットなのだ。
地形効果とは4で初登場した行動の一つで、任意でフィールドイベントを起こすというもの。
しかも使った側の有利になるように、かつ通常時よりも高い効果を得られる。


コクエン戦でのフィールドはまたも初登場の「ようがん」
多脚が最高のスピードを発揮出来、二脚も動きやすい。

え?壊れフランケン?知らんなあ。


そして「ようがん」の地形効果は中央からマグマが吹き出し、フィールドエリア内の全てのメダロットに強力な継続の症状を与えるというもの。

チベヒーモスはロボトル開始直後にこれを起こす。

タイミング的に全員が中央に集まっているため、先ず逃げられない。

継続ダメージは凄まじく大きく、たとえガンキングだろうとあっさり装甲がなくなるだろう。
しかもチベヒーモスは症状無効のため、継続を受けつけないのだ。

…だが、問題は。
チベヒーモスの僚機がバサルト二体という事。

バサルトの攻撃は変形後のソードのみ。
単発高威力で継続との相性はよくない。
というか、「なぐる」の熟練度が低いのか、そもそも当たらない。
しかも継続はバサルトにも降りかかり、持ち味の分厚い装甲がガリガリ削られるため、本来の役割である援護もままならない。

逆にこちらの僚機はカンタロスとフラワーチャージという攻撃的なメンバーのため、寧ろこちらに有利。


つまり、症状対策などしなくてもバサルトのソードさえ回避出来るレベルと機動があれば先ず負ける事はない。
四天王なのにいいのかこんなんで。
勝利後、なんとチベヒーモスのパーツ一式を入手出来る。
敵の時は微妙だが、味方なら使い方次第。というかメダチェンジは出来ないので純正で使う必要はないし。

両腕の地形効果はフィールドによって効果が変わるので必要な時に装備させればいい。
次に行く事になる西は森林がメイン。非常に強力な束縛が使えるので是非活用しよう。
後の水中フィールドでも使える。

右腕左腕で性能は変わらない。必要な方に装備しよう。装甲も50と高め。

ちなみに腕パーツで地形効果を持つのは他にはターンダウンのみ。しかもカブトでしか入手出来ないため、クワガタは特に貴重。

頭部の症状無効も何気に嬉しい。
パスグール、チェンジガーゴー、クライバンシー、ツンドル、スフィンク、ロンガン等、ボスに症状を使用する相手も多い。要所で付け替えよう。
特に後のミズチ戦では大いに役立つ筈。大事にしよう。


脚部は戦車タイプ。
戦車の例に漏れず、装甲と遠隔以外は低いので扱いにくい。

しかしこの「ペダル」は戦車にしては基本性能は高め。アリジゴク、ひょうが等の動きにくいフィールドでも速度は変わらないため使いどころがないわけではない。ただやはりレベルが高いメダル推奨だが。
チベヒーモスはコクエンだけでなく、後にミズチやオロチも使用する。
相変わらず地形効果で補助を行うが…地形効果は対象に出来るのが味方だけだった場合も発動してしまう。

このため時には味方を凍らせてしまったり、グリークヘッドグリークヘッドとか更にグリークヘッドを転倒させてしまったりとドジッ子な一面も持つ。

【その後のチベヒーモス】

メダロット7からナンバリングタイトルに復帰。
「地形効果」が後のシリーズでは削除されているため、両腕パーツは攻撃パーツの「ブレイク(CF)」に変更になった。
ごつい見た目のくせして攻撃パーツが無いことがしばしばネタにされていたが、これで見た目相応になったと言える。
CF(クロスファイア)の特性で味方と連携して攻撃する様は、まさに重戦車、もしくは要塞といったところか。

この他、メダロット8ではロボロボ団の操る巨大メダロット「Gベヒーモス」が中ボスとして登場する。



「コイツはどんな項目でも追記修正出来る最強のメダロットじゃなかったのかよ!?」

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最終更新:2021年07月09日 18:40