関内・マリア・太郎

登録日:2009/07/18(土) 20:46:53
更新日:2022/03/12 Sat 22:11:36
所要時間:約 4 分で読めます




関内(せきうつ)・マリア・太郎(たろう)

さよなら絶望先生の登場人物。



出席番号11番。
不法入校・難民少女。
裏表紙担当は第8集。
名前の由来は「籍(席)売ったろう」。
好物はビール(「ノンアルコール」と望はフォローしている)。

戦争で故郷を追われ、アジアのどこかの国からコンテナに乗って不法入国した生徒(可符香曰く「アジアからの帰国子女」)。
戸籍を関内太郎本人(元・関内太郎)から買って、へ組にやってきた。

一人称は「マリア」「私」等と名乗り、クラスメイトからは「マリアちゃん」、「マリア」と呼ばれ、
望からは名義上男子生徒な為か「関内くん」と呼ばれている(当然だが男子と誤解しているわけではない)。

ちなみに木津千里のみ「マ太郎」と呼ぶ。
アニメ一期では可符香が最初にそう呼んだ事になっている。


肌には浅黒いスクリーントーンが貼られている。

なお入国は家族と一緒ではなかったようで、家族の消息は彼女自身も知らないようである。
日本での生活は古いアパートに他の不法入国者たちと一緒におしくら饅頭状態で暮らしている。

途轍もない貧乏暮らしを強いられており、日々の暮らしをクラスメイトからの援助(通称「クラス内ODA」)と、
足りない分は拾い食いや粗大ゴミを再利用することでどうにか立てている。

他の女子生徒が様々な私服で登場するのと違い、衣装はほぼ制服(半袖)のみでしばしばツギが当たっている。
それでも本人曰く、母国での生活とは比べ物にならない程恵まれているらしく、その健気さが更なるクラス内ODAを誘発している。

見た目の可愛さからトラブルを起こしても非難も受けずに許されている。

普段は多少ぎこちない日本語を話しており、台詞の一部は「~ダナ」「~ヨ」と片仮名で表記される。
しかし日本語の微妙なニュアンスまできちんと理解しているようで、流暢な日本語を話すシーンもある。

故郷では野生児で育ってきたらしく、その身体能力、視力、嗅覚は高い。
靴とパンツを穿くと気持ち悪くなり目が回るため、冬場も常にノーパンに裸足で過ごしている。

身体的な恥じらいは少ないようで、唐突に全裸になっていることもある。

性格は陽気で好奇心旺盛な分、悪戯好きでもある。
高校生に見えないほど幼く見えるが、外見に反して母国ではゲリラに村を焼き討ちされたり、
毒キノコと知りつつ食べねばならないような飢餓を経験する(一緒に食べた仲間2人は中毒死したらしい)などの死線を潜ってきた過去を持ち、
その思考はかなりハード。

そのためか、クラスメイト達のバカ騒ぎへの関わりは積極的でないほうだが、不意に過激発言をしてその度に周囲から「問題発言よ」と言われる。
最近は締めの一言を担当することが多い(その分本編への絡みは少なめ)。

自身と同じアジア系の不法入国者や地元の小学生、闇金業者、某櫻井よし子女史など交友範囲はとても広い。
千里による情報収集などの調査員として活動することもある。

初登場時に望がズル休みしたため、望は彼女の素性を知らず名簿にも「誰ですか?」と書き込んでいた。
望自身も特に深く追求する気はなさそうである。

声優のプロフィール項目の代表作に書いてなかったことを嘆いていた。
ド○○○ー○は書くのかよ!


追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2022年03月12日 22:11