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ロック・コール

登録日:2009/06/02 Tue 23:46:54
更新日:2026/08/16 Sun 04:45:28
所要時間:約 4 分で読めます





さすらいの旅人
古代の秘宝を求めて世界をまたにかけるトレジャーハンター…



「ど・ろ・ぼ・う?俺を呼ぶならトレジャーハンターと呼んでくれ」

{

      < ̄ ̄ヽ___
    / ̄ ̄ ヽ      ゙゙゙゙'''ヽ、
     ̄ヽ    /ヽ         ヽ、
    /.   ┌─-ヽ   ,,,,,__  ヽ,
     ̄/ // |::::::::::::::|  |:::::::::::::::::ヽ 'l,
     / /| /|:::::::::::::::|  |::::::::::::::::::::ヽ ヽ
     |/ .|/ |::::::::::::::::|  |::::::::::::::::::::/\|
          l  ̄lノ;;;|  /─-,,,:::::::丿ヽ___
            )  ヾノ|/  { ヾ゙゙/゙゙゙゙l''ヽ ヽ
          {      __{6ノ_ノ  |  'l_, ヽ
          ヽ __(::::::::::::::::|   ヽ ヽ ヽノ
              _|;;;| |:::::::::,-┴-、  ヽノ
          / / /::::::,l'::゙:゙:゙:゙:゙:ヽ
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}

【プロフィール】


Lock(ロック) Cole(コール)
ジョブ:冒険家(Treasure Hunter)
年齢:25歳
身長:175cm
体重:67kg
誕生日:11月24日
血液型:O型

好きなもの:地図
嫌いなもの:キノコ
趣味:野原で昼寝
宝物:バンダナ
瀕死必殺技:ミラージュダイブ
CV:小野友樹(ディシディア ファイナルファンタジー朗読劇/AC/NT)

【概要】

FINAL FANTASY Ⅵの主人公の一人。反帝国組織「リターナー」に属する自称トレジャーハンター。
青いバンダナがトレードマーク。天野氏の公式設定画では金髪。でもドット絵では銀髪。
Vジャンプ'94年1月号にて、公式設定の髪色はブルネット、目の色はヘーゼルとある。

冒険家であり「泥棒」と呼ばれることを嫌う。でもアビリティは「ぬすむ」。
職業柄、隠密のような役割を担う事が多く、リターナーと中立国フィガロ王国とのパイプ役として活動している。
作中では帝国の呪縛から逃れたティナを保護するためにナルシェにやってきた。

北米版では名前の綴りが「Locke」に変更されている。


【人物像】

幼い頃からトレジャーハンターだった父親と旅をしていたが、父親の死後は周囲からコソ泥扱いされた。
そのためトレジャーハンターという肩書について拘りがあり、泥棒呼ばわりされるとムキになって否定する。
他のキャラと比べるとほとんど怒らないが、エドガーに品性を貶された際にはマジギレしていた*1
父の死後も変わらず自分をトレジャーハンターと呼んでくれた恋人・レイチェルがいたが、複雑な事情で別離する羽目になった挙げ句帝国侵攻で喪った過去がある。
ちなみに遺跡のお宝があらかた取り尽くされてしまったのか、登場時点では墓所荒らしまでして生計立てていた。
過去に恋人レイチェルを失った強い後悔の念から、“女性を守る”という事に関して非常に強い意識を持つ。
またレイチェルに起きた過去を清算するために、とある秘宝を探している。愛する人を守るためには、どんな苦労もいとわない。

そのような過去があるため、レイチェルのように記憶を失ってしまっていたティナを必ず俺が守ると誓った。
ちなみにレイチェルに似ているセリスと出会った時も同じ事を言っている。

だがオペライベントの際、セリス

「私はあの人の代わりなの?」

と彼に問いかけた際

「似合ってるぜ、そのリボン」

とはぐらかしていた。

実は船にはめっぽう弱く、一度船に乗ったときは嘔吐するほど酔っていた。飛空艇は平気なようだが。


【能力】

ぬすむ

敵からアイテムを「ぬすむ」ことができるオリジナルコマンド。
分岐シナリオの一つ・ロック編では、敵の服を剥いで自分で着るという荒技まで成し遂げる。
FF6は敵が良いアイテムを持っている事が多く、非常に便利かつ有用なコマンドであるのは確か…なのだが、
いかんせんボス戦など真っ向勝負のダメージ稼ぎには不向きであるのは確か。

アクセサリーの『とうぞくのこて』を装備する事で、盗むと同時に攻撃を行う「ぶんどる」に変化する。
これにより「盗んでいると敵を倒せない」という欠点を解消する事ができる上、
二刀流や「かいでんのあかし」等によって通常攻撃と同じように攻撃回数が増える=1回の行動で複数回盗める。

さらに、武器「とうぞくのナイフ」の追加効果で上記の「ぶんどる」が出る事がある。
これはロックでなくても有効な効果で、「ぬすむ」ができるキャラ以外でも「ぶんどる」を行う事が可能。
デフォでもロック・ゴゴ以外にシャドウが装備可能な上、アクセサリー「くんしょう」と併用すれば様々なキャラで「ぶんどる」が可能。
そういう意味では全キャラ中もっとも安売りされているオリジナルコマンドではある。

『その他の特徴』

ちなみに単純に素の状態での素早さの値が、全キャラの中で最も高いという特徴を持つ。
「ぬすむ」といいシーフっぽいイメージがあるが、実際はシーフらしい短剣や投擲武器以外にも剣や騎士剣、鎧などの重装備も一通りできる前衛キャラである。
また『冒険家』と言えば体力勝負だからなのか、鎧や盾といった重装備も一部を除き装備できる。
ただし本格的な戦闘職と比べると火力自体は微妙で、中盤までは強制加入が多い割に目立った活躍の場は少ない。
序盤は通常攻撃より各種オリジナルコマンドの方が強い傾向があるので、その割りを食ったとも言えるだろう。

ただし魔導研究所クリア後くらいに専用武器の「ホークアイ」を入手したころから火力が目に見えて伸びてくる。
これは投擲武器と打撃武器の中間の性質を持った特殊武器*2で、
通常のクリティカルとは別に「地上にいる敵には特殊クリティカルで1.5倍撃」「浮いている敵には投擲攻撃で3倍撃」という特殊ダメージが発生するため、
同時期の同じくらいの攻撃力の武器と比べて明らかに火力が高くなる。
ちなみにこの武器はFFRKに登場した同武器のアイコンからするに、現実に存在する「ガンストックウォークラブ」という武器とほぼ一致する。
FF6のゲーム画面だけ見ているとロックが何をしているのかさっぱり分からないが、ガンストックウォークラブでググれば分かるだろう。
世界崩壊後にも同系列上位武器の「スナイパー」がある…が、崩壊後にロックを仲間にした時点で下記のバリアントナイフを少なくとも1本は持っているため、影が薄い。
ロックの育成が進んでおらずHPを減らさないとバリアントナイフのダメージが出ない時期なら十分強いのだが。

さらに物語終盤で専用装備「バリアントナイフ」を入手すると化ける。
このナイフは一見大した事ない攻撃力にHPが低いほど与えるダメージが上がるという説明も相まって一見あまり強そうには見えないが
なんと防御力無視という特性もあり、例えHP満タンでも安定して高ダメージを出せてしまう
しかもこれが2本手に入る。

力育成で十分なレベリングをした暁にはバリアントナイフ二刀流+乱れ撃ちにより、なんと9999ダメージを連発するバランスブレイカーと化すのだ。
火力特化なので状態異常や被ダメージのケアが必要だったり等弱点も多いが、それを踏まえても運用面で超優秀な個性を持つようになるのは確か。

中盤までは金策&アイテム収集で活躍、終盤は最強のアタッカーとして覚醒…という少し珍しい性能の変化をするキャラクターと言えるだろう。


SFC版以外の移植版・リマスター版ではバリアントナイフは1本しか手に入らなくなっているが、バリアントナイフ自体の仕様は変わっていないため、これでも十分強い。

【FF6本編】

ナルシェに侵攻してきた魔導アーマーのうち、ヴァリガルマンダに消されずに残った少女――ティナが保護される。
ナルシェは中立と言っても戦火に巻き込まれる事を嫌って「帝国・反帝国どちらも拒絶する」という立ち位置であり、ナルシェで帝国兵だった少女が見つかれば不味い事になる。
しかしティナにとって幸運だったのは、保護した人間が中立都市ナルシェの住人の中でも数少ないリターナーに協力する人物であったため、
リターナー経由でロックに保護の依頼が舞い込み、ロックがナルシェに訪れる。

しかし時を同じくしてナルシェのガードに気づかれてしまい、ティナはロックの到着を待たずして裏口からの脱出を試みるが、
坑道内でガードに追いつかれ、追い詰められたところで落盤が起き、さらに地下深くの層へと落下してティナは気を失ってしまう。
そこにようやく到着したロックが現れ彼女を保護するが、大勢のガード部隊も追いついてくる。
偶然にも洞窟に住むモーグリの協力を得たロックは、モーグリ達とガード部隊を撃退し、ナルシェを脱出して帝国と同盟を結んでいながら裏でリターナーと繋がっている国・フィガロ王国へと向かった。

フィガロでは帝国からの捜索の手が迫ってきたが、国王エドガーは帝国からの使者代表のケフカにはしらばっくれてティナを隠す。
するとケフカはそんなこと知った事かと言わんばかりに、同盟国であるはずのフィガロに情報の裏を取る事もせずいきなり火を放つという暴挙に出る。
しかし機械王国のフィガロ、エドガーの指示により城は砂中に潜って消火&退避、ロックらは隙を突いてチョコボに乗って脱出。
そのまま帝国の追っ手を振り切り、リターナー本部に向かって指導者バナンとティナを引き合わせるのだった。

なおティナは失われたとされる魔導の力を生まれながらに宿しており、帝国の追っ手を振り切る際に魔法を使うとエドガーはとんでもなく驚くのだが、
ロックは「この子には特殊な力があるみたいなんだ」と全く驚かない。
これはロックの度量が広いのではなく、単に魔法だと気づいていなかっただけ*3である。鈍感にもほどがある。



無事リターナー本部に辿り着いてバナンにティナを合わせた後、帝国がサウスフィガロを占領しそこからリターナー本部に向かって進軍してくるとの報が入る。
ここで一行は別行動する事になり、バナンを護衛してナルシェに向かうチームとは別に、ロックは単身でサウスフィガロに潜入し、足止め工作を行うことになった。
サウスフィガロでは商人の服を盗んで商人になりすましたり、帝国兵の服を奪って帝国兵になりすましたりで工作を進めていくが、
途中、地下牢で反逆罪で捕らえられた帝国の女将軍セリスを救出。
彼女と共に脱出し、徐々にいい雰囲気になっていくが…






以下、ネタバレ注意






コーリンゲンの村娘レイチェルとロックは結婚を考えるほどの仲だった。
しかしロックは彼女の父親からコソ泥扱いされ、二人の仲を認められていなかった。
ロックはコソ泥ではないことを証明しようとして、危険な洞窟に挑む彼にレイチェルもついていく。
最初はなんてことのない調子で、二人で楽し気に話しながら洞窟を探検していた。
「この山には、すごいお宝が眠っている。そいつを見つけ出す!」
だがロックが脆そうな木の橋を渡っている最中、突然の揺れが起き橋が崩れる。
それを見たレイチェルは咄嗟にロックを助けようと庇って、転落事故に遭ってしまう。
すぐさまロックは飛び降り、彼女は一命は取りとめたものの、事故のせいで記憶喪失となってしまった。

彼女の父親に「出て行け! お前のせいで娘は記憶喪失になったんだぞ!」と怒鳴られ、家から追い出されるロック。
それでも彼女と話をさせて欲しいと懇願するロックを、レイチェルは拒絶した。

「出ていって!あなたが誰かは知らないけれどあなたが来ると、家族みんなが辛い顔をするの!」


呆然と彼女の家の前で佇むロックに
「お前さんはレイチェルのそばにいない方がいいんだよ。
 あの子はまた新しい人生を見つけるさ。お前がいたらそれさえもできやしないんだぜ。」
…と村の男が諭して、彼女の事を想いロックは止む無く村から離れた。

しかしそのわずか一年後、ロックが村に戻るとレイチェルは帝国の攻撃によって、この世からいなくなっていた。

「死ぬ直前に記憶が戻ったという…俺の名を…呼んで…
 俺はあの時、レイチェルの側をはなれるべきじゃなかった…俺は…あいつを守ってやれなかった…」



ここまでであれば、単なる悲惨な過去の出来事で終わったのだが……







以下、さらなるネタバレ注意






「おお、ロックかい?ひさしぶりだ!ひさしぶりだ!
 えっ? あれかい? 心配しなさんな。
 あんたの宝物は大事に 大事に とってありますよ…けっけっけっ


【世界崩壊後】



実はレイチェルの遺体を怪しいジーサンの作った薬で特殊な処置をして、現在もコーリンゲンで昔の姿のまま保存していた。
いつか彼女を蘇らせる方法…『魂を呼び戻す秘宝』を見つけ出そうと、リターナーとして活動しながらトレジャーハントで探していたのだった。
世界崩壊後も単独で『魂を呼び戻す秘宝』を探しており、ついにその秘宝が眠る場所……フェニックスの洞窟を探し当てる。
そして最奥にてようやく秘宝『魔石フェニックス』を発見し、仲間達とも再会を果たす。
ちなみにこの洞窟、2パーティに分けて交互に操作し、片方のパーティで仕掛けを起動させている間にもう片方で通る…という事を繰り返さないと奥に進めないのだが、ロックはたった一人で一番奥に到達している。


満を持してレイチェルの遺体を前に、フェニックスの魔石を使って彼女の魂を呼び戻そうとする。
だが魔石にヒビが入っていて不完全だったため、魔石は粉々に砕け散ってしまう。
しかし僅かな時間ではあったが一時的にレイチェルの魂が復活し、束の間の邂逅を果たせた。
レイチェルはロックに、自分は最期の瞬間までとても幸せだった、と感謝の気持ちをロックに伝えた。

「この私の感謝の気持ちで、あなたの心をしばっている、その鎖を絶ち切ってください…
 あなたの心の中の、その人を愛してあげて…… フェニックスよ…蘇り、ロックの力に!」

彼女はロック自身がこれから幸せになってくれることを願いながら消えていった。

最期を看取ったロックはレイチェルの言葉で過去に決着をつけ、未来を見据え、仲間達と共に世界を守る戦いに向かう事を決意する。
そしてセリスを愛すべき人として守り続けていく事を誓うのだった…。

(もしも魔石にヒビが入っておらずレイチェルが完全に復活していたら……可哀想だがセリスの恋は叶わなかったかもしれない。)



物語ではティナの次に登場する最初期メンバーであり、前述通り強制参加が多く、パーティ分割イベント以外では離脱することも無い。
そのため物語前半の主人公とも言えるキャラであり、男性であり感情移入しやすい為にFF6の主人公候補ともされている。
ただし後半での再加入のためには難ダンジョン・フェニックスの洞窟を攻略しなければならず、仲間にするのは最後になりがち。
さらにはエンディング強制出演メンバーに含まれていない*4ので、仲間にしなければ行方不明のまま。

ただし、彼を仲間にすることで得られるものはとっても多い。
魔石フェニックスの他、フェニックスの洞窟のお宝はあらかたロックが回収しているので、彼を仲間にすると複数のアイテムがついてくる。
前述の最強専用武器バリアントナイフもこの中に含まれており、ロックは仲間にすると自動的に最強武器がついてくることになる。
加えて、鍵がかかっているナルシェの民家の扉はロックがいると開ける事ができるようになる。
魔石ラグナロックor魔剣ラグナロクの2択や、「血塗られた盾」はロックがいないと入手できない。
そして前述の通り、専用装備によるバ火力は全キャラ中随一を誇る。
そのためなんだかんだ言って迎えに行くプレイヤーが多数。

どうでもいいがナルシェの家や宝箱の鍵を開ける姿はどうみても泥棒。 


DISSIDIA FINAL FANTASY

DISSIDIA FINAL FANTASYではティナに続き参戦。

敵の死角に入り、奇襲を仕掛けてとっておきのお宝を狙うキャラクター。
お宝を「ぬすむ」だけでなく、敵の不意を突いて「ぶんどる」ことで強力な攻撃手段を得る。
原作では、反帝国組織『リターナー』に与するトレジャーハンター。
同じ目的を持つ仲間と旅を続ける傍ら、魂を蘇らせる伝説の秘宝を探している。

「この世に守るべき人がいるかぎり、俺は戦うぜ」


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最終更新:2026年08月16日 04:45

*1 状況的にはシリアスさのないコメディチックなシーンではある

*2 システム上は投擲武器扱いで、殴ってる時も後列からダメージが落ちない

*3 エドガーに「魔法だよ、ま・ほ・う!」と言われるとロックも今更ながらに驚いている。

*4 と言ってもエンディングに必ず出るのは崩壊後に確実に仲間になるセリス・マッシュ・セッツァーの3人+ティナだけだが