世界の終わり/SEKAI NO OWARI(バンド)

登録日:2011/12/31(土) 04:04:21
更新日:2025/06/24 Tue 01:31:35
所要時間:約 3 分で読めます





世界の終わり(後にSEKAI NO OWARIに変更)は2007年に結成されたロックバンドである。略称は「セカオワ」。

メンバー自らライブハウス「club EARTH」を作り上げ、3年間メンバーが合宿し、ライブを行い、楽曲制作も行っていた。
他のバンドとは編成が違い、ベーシストとドラマーがメンバーにおらず、後述のとおり打ち込みで音を入れている。
4人は幼稚園~高校までの友達であり、Saoriのみ一年後輩である。

初期の楽曲は毒気があったり厭世的だったりする歌詞を王道J-POPに乗せて歌う内容が多かったが、「スターライトパレード」や「眠り姫」、そしてクレヨンしんちゃんの映画の主題歌に選ばれた「RPG」以降は子供達にも親しみを持ってもらえる様なファンタジックで毒を抑えたポップソングを多く制作し、ファン層を拡大する事に成功した。とはいえ、ダークさが完全に無くなった訳ではなく、「銀河街の悪夢」や「LOVE SONG」、「Habit」など、初期を彷彿とさせる楽曲はブレイク後にも生み出している。
サウンド面でも変化しており、初期は普通のロックバンド的なサウンド編成(ベースとドラムは打ち込み)がメインだったが、前述した「RPG」からは打ち込みの精度も上がり、ファンタジックさが増した。他にも共同アレンジャーを招いたり、生ドラムや吹奏楽部、海外の演奏陣による生演奏や日本の伝統楽器、世界に一つしかない水の楽器「メテオラ」など、スパイス的に生の音を入れる様になった事でトータルサウンド重視の方向性になっていった。
インディーズ時代から「眠り姫」までは普通のロキノン系ギターロックバンドといったビジュアルだったが、
「RPG」からは衣装やPVなど楽曲同様、随所にファンタジックな要素が盛り込まれるようになった。

◆メンバー
  • Fukase(ボーカル・ギター)
本名は深瀬慧。
現在まで楽曲のほぼ全ての作詞と作曲をしている。
不思議ちゃんぽいが酒好き。10代の頃にADHDと診断された事があるという。
酒に酔うとヤンキー口調になりメンバーによく絡む。
ライブではギターを持ちながら歌う楽曲と、ハンドマイクで歌う楽曲がある。
自転車好き。作詞作曲は自転車に乗りながら行うことも。
メンバー中唯一俳優歴ありだが、演じるキャラのほとんどがミステリアスまたは狂気的な悪役。誰が呼んだが「実写版cv石田彰」。

  • Nakajin(ギター・ボーカル・コーラス)
本名は中島 真一。
担当はギターであるが、たまにボーカルもする。
また、ドラム・キーボード等の演奏も出来る為、ほとんどの曲のアレンジを手がける。
ラジオ好き。初の生ラジオゲスト「SCHOOL OF LOCK!」に出演した際に「ロックのスペルはLOCK!」という念願のジングル読みを果たし、
以降SOL出演の際のジングル読みは恒例となっている。
2013年からは正式にバンドのリーダーとなった。

  • Saori(ピアノ)
本名は藤崎 彩織。
SEKAI NO OWARIの紅一点。Nakajin同様、ボーカルをする事もある。
5歳の時にクラシックピアノを習い始め、音楽高校・音楽大学に通っていた。
音楽科の教員免許を取得している。
酒に弱く、飲むとすぐ眠ってしまう為、打ち上げでは数回メンバーがおぶって帰宅している。

  • DJ LOVE(DJ)
本名は非公表。デビュー前のサポートメンバーが「Love」と名乗っており、それを受け継ぎ「DJ LOVE」となった二代目。
セカオワの世界観を象徴するピエロ。
お面に関しては、「子供に大人気かと思いきや、意外と泣かれる」「暑いのは慣れました」。
一見すると何をしてる人なのか分からないが、様々な音楽を聴いている事から、実はメンバーの中では最も音楽に詳しく、機材を選ぶ役目も担っている重要なポジションの人物である。


追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年06月24日 01:31