金平牛蒡

登録日:2012/01/31 Tue 04:13:26
更新日:2025/07/08 Tue 21:25:09
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金平(きんぴら)とは根菜類を使った炒め物であり、ご飯のお供である。


●概要

砂糖や味醂(みりん)醤油を使って甘辛く炒めているのでご飯やお酒のお供にピッタリなお惣菜である。
これが一品あるとご飯が進む。お酒も進む。
ご飯以外でも食パンに挟んでちょっとマヨネーズをかけて食べても美味しい。
変わり種として、コロッケの具として混ぜる事も。

ただし栄養学的には炭水化物もお酒も糖分に分類されるので食べ過ぎには注意。
牛蒡はいくらだって食べてもいい、たくさん食べよう。

作り方も非常に簡単で、少し料理の知識があれば誰でも簡単に作れるお手軽な料理。
しかも日本人に不足しがちな食物繊維もたっぷり摂れるので身体にも非常に有難い。


基本は牛蒡や人参蓮根を使って作るが派生で大根の皮、ジャガイモの金平なんてものもある。
でもやっぱり一番美味しくて身体に嬉しいのは牛蒡である。


●材料(丼一杯分)

  • 牛蒡         …二本
  • 人参(中)      …一本
  • 胡麻油        …大さじ1

  • 醤油
  • 味醂
  • 砂糖         …各適量

  • 鷹の爪(無くても可)
  • 炒り胡麻(無くても可)…適量


鷹の爪は入れるとピリッとして更に食が進む。炒り胡麻は入れると彩りが良くなり、胡麻の味もプラスされて更に美味しくなる。


●作り方

牛蒡はささがきにして酢水に浸けておく。人参は千切りにする。

牛蒡はささがきをした時に量が多く感じてしまうかもしれないが炒めると嵩が減り、丼一杯分程度にしかならないので気にしないでおこう。
しかし牛蒡を酢水に浸けておかないと……。

温めたフライパンに胡麻油を入れてまずは水をきった牛蒡を投入。
しんなりするまで炒めたら次は人参を投入して炒める。

酢水に浸けた牛蒡は水をきった後に一度水で洗ってからフライパンに投入することを推奨する。

人参もしんなりしたら醤油・味醂・砂糖で味付け。
最後にお好みで輪切りにした鷹の爪と炒り胡麻を投入し、混ぜたら出来上がり。

調味料は好みもあるので分量は自分で調節しよう。



このように料理の初心者でも簡単に作れてしまう料理である。
晩に大量に作れば翌日の弁当に一品加えることも出来る。

ささがきのやり方が分からない?
やり方が動画サイトに上がっているので探してみよう。

ちなみにきんぴらという名前は、日本昔話で登場するマサカリ担いだ金太郎こと坂田金時の息子の金平から名付けられたという説が有名。

腕っぷしの強さで後に昔話になるほどの金太郎の息子たる金平、そして江戸時代に精のつく食材と考えられていたゴボウを用いた料理を、
その強さにあやかってきんぴらとつけられたと言われている。

なのできんぴら自体はゴボウ料理ともいえる。
うまけりゃなんでもいいけどな!



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最終更新:2025年07月08日 21:25