金属製のとげが付いた、物を掴むためのブロック
ステータス
パラメータ名 |
値 |
ID |
27 |
通称 |
- |
英語名 |
Grabber |
質量 |
0.5 |
空気抵抗 |
0.2 |
回転抵抗 |
0.05 |
HP |
- |
根元強度 |
13750 |
頭強度 |
無限 |
根元曲げ強度 |
13750 |
頭曲げ強度 |
無限 |
静止摩擦係数 |
0.6 |
動摩擦係数 |
0.6 |
弾性 |
0 |
オブジェクト間の摩擦処理 |
平均 |
オブジェクト間の衝突処理 |
平均 |
破壊属性 |
負荷 |
一体化(ウッドパネル) |
× |
一体化(鉄プレート) |
× |
入力キー |
初期値 |
効果 |
離す/掴む |
V |
ブロックを離したり掴んだりする 「自動掴み」でない場合に有効化される |
離す |
V |
ブロックを離す |
設定 |
定義域 |
初期値 |
説明 |
静的物体を掴む |
TRUE/FALSE |
FALSE |
静的物体(ブロック以外のオブジェクト)を掴むかどうか |
自動掴み |
TRUE/FALSE |
TRUE |
ブロックや静的物体を自動で掴むかどうか |
ゆるく保持する |
TRUE/FALSE |
FALSE |
掴んだオブジェクトが少し動かせるようになる |
基本情報
金属製のブロック。
先端部のとげを他のブロックやオブジェクトに当てることで、道端のくっつき虫のように対象オブジェクトを掴むことができる。
掴んだオブジェクトは「離す/掴む」「離す」キーを押さない限り離れることは無い。また、外力によって歪んだり壊れたりすることもない(疑似的な無敵接続)。
「静的物体を掴む」をオンにした場合は、床や地形などの動かない物体を掴むことができる。また、
ピンで固定したブロックも静的物体として扱われるため、こちらも掴むことができる。
ブロックや静的物体の保持
掴む判定はブロックの頭部分に存在する。
範囲内に複数のオブジェクトが存在する場合に「掴む」キーを押した場合は、範囲内のブロックや静的物体の中からランダムで1つ選んで掴む。
他ブロックに埋め込んで設置した場合は、この掴む判定に接続元のブロックが入ってくっついてしまうことがあるため、埋め込みすぎには注意。
「自動掴み」が有効な場合は、掴む判定に入ったブロックや静的物体を自動で掴む。有効でない場合は、「離す/掴む」キーを押した場合に掴む判定の範囲内に入ったブロックや静的物体の中からランダムで1つ選んで掴む。
一度掴んでから「離す」キーを押すと、約1秒のクールタイムが存在する。クールタイム中はオブジェクトを掴もうとしても掴むことができない。
「ゆるく保持する」をオンにすると、グラバーとオブジェクトの間に遊びができ、オブジェクトがグラグラするようになる。
ガチガチに保持するよりも破損しにくくなることが期待される。
v1.26より、グラバーと把持物体の間に友達ルールが適用されるようになった(→
ブロックの接着判定・接続強度)。これにより、シミュレーション開始時に把持予定のブロックをグラバーに埋め込むことができるようになった。
使い方
シミュレーション開始後に他のオブジェクトに合体する唯一のブロックであるため、オブジェクトの保持や構造の補強を始め、膨大な種類の使い道がある。
バニラ
ボムや
リモートグレネードなどの被接続判定を持たないブロックは、基本的にグラバーに接続して利用することになる。
キャンペーンでは、このブロックの存在を前提としたステージが複数存在する。
また、
炸裂式ロケットのような離脱を想定したブロックを保持するのにも利用させる。
掴む接続は無敵であるため、グラバーをグラバーで掴む構造を続けてゆくと、非常に強固なマシンが出来上がる(「グラバー塊」)。
マルチ対戦
レギュレーションでは、これを防ぐことを考慮してグラバーの上限数を指定したものがある。
強い衝撃が加わると
爆散するため、マルチで多用することは控えたい。
オブジェクトを掴むという性質上、掌状のスキンが複数種類存在する。
mod independent
その他
NPCも掴むことができる。動物や兵士などのNPCは水平な姿勢を保とうとするという性質があるため、これをグラバーで掴むことで
スタビライザーとして活用できる。これは俗に「羊スタビライザー」と呼ばれる。
関連項目
最終更新:2024年07月11日 17:05