重量バランスを整えるための金属製の重し
ステータス
パラメータ名 |
値 |
ID |
35 |
通称 |
- |
英語名 |
Propeller |
質量 |
0.5 |
空気抵抗 |
0 |
回転抵抗 |
0.05 |
HP |
0 |
根元強度 |
6187 |
頭強度 |
- |
根元曲げ強度 |
6187 |
頭曲げ強度 |
- |
静止摩擦係数 |
0.6 |
動摩擦係数 |
0.6 |
弾性 |
0 |
オブジェクト間の摩擦処理 |
平均 |
オブジェクト間の衝突処理 |
平均 |
破壊属性 |
負荷 |
一体化(ウッドパネル) |
× |
一体化(鉄プレート) |
〇 |
設定 |
定義域 |
初期値 |
説明 |
質量 |
0.2倍~3倍 |
0.5倍 |
- |
基本情報
重量バランスを整えるための金属製の重し。
立方体の各辺を削り取ったような見た目をしており、当たり判定は立方体に近い直方体である。
設定のスライドバーによって質量を変更することができる。
これにより、重量バランスを調整するというバラスト本来の役割を遂行しやすくなっている。
ただし、現実世界の船舶のバラストのように、シミュレーション中に質量を変化させることはできない。
ブロックの複製で
スタートブロックを複製するとバラストが設置される。
そのため、基本的には1つのブロックにスタートブロックは1つしか存在しないことになる。
このことから、スタートブロックに特性を付与するmodはバラストにも同じような特性を付与することも多い。
ただし、スタートブロックと異なる点も多いため、一概にバラストがスタートブロックと同じブロックとして使えるとは言えない。例えば、バラストには接続判定があるがスタートブロックには無い。また、当たり判定の大きさも若干ながら異なる。
使い方
バニラ
不燃ブロックの中では最も素直な挙動を取るブロックだろう。
キャンペーン攻略で、特にBesiegeを始めたばかりの人は
木製ブロック等の基本ブロックを使用してマシンを作ることが多いが、それらの木製ブロック群をバラストに置き換えるだけで、爆弾等で燃えなくなるため耐久性が向上する。
また、バラストを
ブレースで繋ぎとめた構造(「ブレースバラスト構造」)を使用することで、キャンペーンのNPCの攻撃程度なら十分に防ぐことができるようになる。このように、バラストの存在を知っているかどうかでキャンペーン攻略の難易度が大きく変わってくる。
(一方その頃、上級者はおもむろに木製ブロックを反対向きに設置するのであった→
ブロックの接着判定・接続強度)
他方、マルチバースにおける対戦環境では、
構造図鑑に見られるように、より強固な構造が数多く発見されている。ブレースバラスト構造のマシンで対戦に出てみたら、マシンも心も打ち砕かれてしまったという人は少なくない。
バラストをブレースで繋げた構造や、それが最強に思える状況、そしてより強固な構造によって上書きされる結末といった一連の要素はまとめて「ブレースバラスト理論」等と呼ばれることがある。
このように、バラストは初心者が中級者になり、中級者が上級者になる時の水先案内人の役割を果たしてくれているといえよう。
mod independent
大きさを自由に変えられるようになったことで、バニラよりも使い道の幅が広がる。
mod independentは、そのあまりの自由さによって、対戦ルールを定めることが難しく、必然的に強固な構造への関心は下がる。
そのため、ブレースバラスト構造によるフレームはmod independent環境においてかなりメジャーな構造に返り咲く。
造形に拘ったマシンを作る際は、ブレースバラストによるフレームに
ブレースキューブや
面の生成で外装をかぶせたり、逆に見た目を作ってから、外装がすべて接続されるようなフレームを後から作ったりすることがある。
→
Besiege航空工学部スケーリング学科、
Besiege自動車工学
また、独特の丸みを活かして曲面を表現するのに使われることがある。
関連項目
最終更新:2024年06月16日 23:33