始点と終点に置かれたブロックを繋ぎ留めるブロック
ステータス
パラメータ名 |
値 |
ID |
7 |
通称 |
- |
英語名 |
Brace |
質量 |
0.5 |
空気抵抗 |
0 |
回転抵抗 |
0.05 |
HP |
0 |
根元強度 |
7700 |
頭強度 |
7700 |
根元曲げ強度 |
27500 |
頭曲げ強度 |
7700 |
静止摩擦係数 |
- |
動摩擦係数 |
- |
弾性 |
- |
オブジェクト間の摩擦処理 |
平均 |
オブジェクト間の衝突処理 |
平均 |
一体化(ウッドパネル) |
× |
一体化(鉄プレート) |
× |
基本情報
始点から終点にかけてドラッグすることで設置できる特殊なブロック。
終端の接続判定は他の接続判定と異なり、判定内にある全ての被接続判定と接続する。また、シミュレーション開始後の約1秒間に触れた被接続判定にも同様に接続する。終端の接続判定は終端接続判定と呼ばれる。
ブレースを回転させると、他のブロックよりも大きなトルクがかかることが知られており、そのため反トルク制御で多用される。
離れた2点を固定できる唯一のブロックであるが、反面その接続強度は弱く、地形等との衝突で簡単に壊れてしまう。また、ブレースの接続は歪みやすい。そのため、実用上は補強材として用いるか、歪むことを前提とした構造に用いることが多い。
設置方法
ブレース、
ロープ+ウィンチ、
伸縮スプリング、
距離計の4つは他のブロックと比べて接続方法が独特であり、初見だとどう置くかわからなくて放置されてしまうことがあるため、特別に設置方法を記載する。
1. 根本となるブロックの接続ポイントを左クリック
2. そのままドラッグし、先端となるブロックの接続ポイントまで持っていく
3. 設置可能な場所に近づくとスナップされるので、そこでドロップする
v1.20アップデートによってドラッグ中もブレースの先端が移動するようになってわかりやすくなった。
使い方
バニラ
ブロックとブロックの間に設置して強度を上げるのが素直な使い方。
木製ブロックのみでできたマシンはこれだけでNPCからの攻撃を防げる確率が上がる。
建築業界等で使用されるトラス構造やラーメン構造を調べると、少ないブレースでも強度が出るようになるだろう(これは他のブロックでフレームを組んでも同じ)。
ブレースだけで接続されたブロックは、そのままでは歪みが激しく、強固なマシンとしては使いにくい。
しかしそれを逆手に取ると、翼や尾等の生物的な構造を作れるポテンシャルがあるということは覚えておくと良いだろう。
反トルク制御
前述の通り、他のブロックよりも大きなトルクがかかるため、
動力ホイール等の回転系ブロックに設置することで、そのブロックの回転方向とは逆の方向にマシンを回転させることができる(「反作用トルク制御、一般的には反トルク制御」)。
小型ながら1方向にトルクを与えることができる上質な姿勢制御装置であり、車両や航空機、船舶等の姿勢制御を担うことができる他、
角度計と組み合わせることでオートでバランスを取る
スタビライザーを作成できる。
→
構造図鑑
mod independent
スケーリングとブレースキューブを組み合わせることで、任意の形状の平行四辺形や平行六面体を作ることができるため、造形パーツとして活用されている。
ブレースキューブ
特殊な方法を用いることで、始点と終点の位置が同じブレース(「ブレースキューブ」)を設置することができる。ブレースキューブは基本的に
Brace Cube modを使用することで簡単に設置することができる
が、バニラ環境で設置する方法も存在する。v1.26よりバニラ環境では設置できなくなっている
+
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... |
バニラ環境での設置方法
1. ブレースをどこへでもいいので伸ばす(設置元にブレースキューブができる)
2. クリックを外さずにブレースの棒部分(ColliderScope ModでいうOCCLUDE)にカーソルを合わせつつブレースを削除する
3. 元に戻す
4. ブレースをもう一度削除する
5. 元に戻す
※4、5はやらなくてもマシンを保存して読み込み直すとブレースキューブが設置される
※バージョンアップにより使用できなくなる可能性がある
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関連項目
ブレース系ブロック
最終更新:2024年01月23日 22:44