v0 Tom
「v0 Tom」は、従来のアナログドラムマシンとは異なる、独創的かつ多層的なサウンドを作り出せる
Tomデバイスです。
概要
主な特徴
- 多彩な合成技術
- v0 Tomはデチューンされたオシレーターバンク、FM合成、物理モデリング、調和的・非調和的なフィルターなど、複数のデジタル技術を組み合わせたサウンドエンジンを搭載しています
- これにより、電気的な音色からアコースティックな響き、さらには従来の「ドラム」とは全く異なるユニークな音作りが可能です
- 主要パラメーター
- Tune:±1オクターブの範囲で音程を調整半音単位での微調整やキートラッキングモードも搭載
- Decay:サウンドの長さを調整
- Punch:ピッチエンベロープの強さを調整し、アタック感を付加
- Click:音の冒頭に「カオス」な成分を加え、インパクトや個性を演出
- Rumble:ドラムヘッドの共鳴量を調整
- Air:ノイズ成分や空間的な広がりを加える
- Shape:オシレーターのシャープネス(波形の鋭さ)を調整
- Stereo Noise:RumbleやAirにステレオ的な多様性を付加
- Velocity Sensitivity:ベロシティ(ノートの強さ)によるダイナミクスを調整
- FX Chain:Bitwig内蔵エフェクトやプラグインによる後処理が可能
- Output Level:出力音量の調整
- 柔軟な使い方
- Drum Machineデバイスや他のインストゥルメントと自由に組み合わせてカスタムキットを作成できます
- また、Gridパッチやサンプル、他のプラグインとも併用でき、Bitwigのモジュラー的な発想を活かした音楽制作が可能です
- サウンドの傾向
- デジタルならではのクリアで個性的なトムサウンドから、アコースティック風、実験的な電子音まで幅広く対応
- パラメータの組み合わせ次第で、従来のドラムマシンにはない新しい響きを生み出せます
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最終更新:2025年05月03日 15:09