ここでは、2009年に発掘されたもう一つの中国語版を扱っている。 |
北京語で収録されており、タイトルは「浪客剑心(ランクァジィェンシン)」となっている。 |
なお、このページにおける北京語とは、標準的な中国語(普通話、国語、華語とも呼ばれる)のことを指す。 本来、中国語の事を北京語と呼ぶのは、日本語を東京語と呼ぶくらいに「間違ってはいないけどなんだかなぁ」なことなのだが、KYM界隈においては「北京語」の呼称が一般化している。その理由としては、例えば以下が考えられる。 ・台湾版もほぼ同一言語なので単に中国語とは呼べず、区別する必要があった。 ・台湾版や香港版との対比として地名(北京)を用いた。吹替の種類を言語ではなく国名/地名で記すことも多い(例:南米スペイン語→コロンビア)ことも一因か。 |
广东新马文化传播有限公司によって制作され、VCD、DVDでのみリリースされた。その為TV放送はされていない模様。 |
日本語版の音声を加工(いわゆるボーカルキャンセル)して台詞をかき消した上に声を重ねている。 許可を取って製作されているかも不明のため、非公式の疑いが強い。(*1) |
台詞以外のシーンは日本語音声を使い回すか無言のことが多い。 また、収録現場の環境音が混じったり、声優が誤って台詞を読み忘れかけたり、別の人物の台詞を読んでしまう(*2)といったミスと考えられる点が多々見られる。 |
他の中国系吹替と同様、固有名詞の漢字は自言語準拠で発音している。 ただし、火産霊神→火崖灵神(火崖霊神)、阿武隈四入道→阿武限四人道のように、漢字を読み間違えることがある。 |
【中国本土では北京語の表記は簡体字(規範字、簡化字とも)を使用します。(発音自体は台湾とほぼ同じ)】 |
実は火産霊神の「産」が「崖」になっている。字が似ていることからのミスと思われる(*3)。 |
二度目は本来CCOの台詞の一部であるが、誤ってAOCが喋ってしまっている。 |