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*サプリメント:フローライトプリズン
**ヴィクトリア女王
-ハノーヴァー朝の女王、ヴィクトリアが元ネタ。アルトランドの王位継承が出来なかったのは史実におけるヴィクトリアがハノーファー王国(ドイツ地方の国で、ハノーヴァー朝初代王の出身地)の王位継承ができなかったことからか。なお、後に彼女の代わりに彼女の叔父カンバーランド公アーネスト・オーガスタス(エルンスト・アウグスト)がハノーファー国王になり、次男アッフィことアルフレッドは夫アルバート公の実家ザクセン=コーブルク=ゴータ公国の王に就任している。
--彼女は18で女王に就任しており、性格はツンデレに近いかんじ。しかも教養が不足してる。と、萌えキャラになってもおかしくない人物だったり。
--ちなみに彼女が女王になった理由は「先代の王と彼女の父」が揃って正妻を娶るより愛人との内縁関係を優先して晩婚になってしまい(皮肉にも先代には継承権のない非嫡出子が多数いた。また彼女の母は未亡人だったためドイツ人異父兄と姉もいたりした)、王家直系で長生きした子が彼女だけだったという情けない理由だったりする。
-史実と照らし合わせるならば、現在彼女のお腹には末っ子のベアトリスが宿っている。
-カオスフレアでは「やり手の女王と政治にあまり関わらない夫」らしいが、史実でのアルバート公にはそれなりに政治力があったという(彼の死が王権から実権力を大きく減らすきっかけになったという説がある)。
-セリフは典型的帝国主義者と呼ばれるセシル・ローズからか。
--「世界はわが商品を排斥しようとしていることを考えれば、わが国民の生産品に自由な、開放された市場を与えるような地球の表面を、一インチたりとも取らねばならぬという事を。」
--彼は徹底しており、「達成したことはあまりにも少ない。やるべきことが多い。出来ることなら私は惑星をも併合したい」とも言っている。ロンデニオンが宇宙に出る日も近いか。
**ジェームズ・モリアーティ
-元ネタは云わずと知れたコナン・ドイルの小説『名探偵シャーロック・ホームズ』シリーズの登場人物にして、ホームズ最大のライバルと称された犯罪者。ホームズ曰く「ロンドンの犯罪の半分を手掛ける、犯罪界のナポレオン」。ビジュアルと経歴は、ほぼ原典に忠実。
--因みに著作「小惑星の研究」に関して、SF作家アイザック・アシモフは自著で「地球を破壊して小惑星にする終局的犯罪の研究では?」と解釈しているが……オリジンだと普通にやってしまいそうなネタなのが、その。
-元々はドイルが『ホームズ』を終わらせる為に作ったキャラであり、登場した作品数は言及のみを含めても6冊と少ない。しかし、その「純粋かつ完全な悪の天才」と云うキャラクターは現在に至るまで強烈な存在感を示し続けている。後世のホームズ二次創作には欠かせないライバルキャラとして登場し(彼が主役の連作『犯罪王モリアーティ』も存在)、推理物における黒幕的知能犯ではモチーフとなる事が多い。
--ただし、ホームズと彼が「対面しているシーン」は直接描写されておらず、他者からの伝聞のみである。故にホームズ=モリアーティ教授ではないか、という説も存在している。
-小太刀氏デザインのTRPG『天下繚乱』には、異国の蘭学者・森脇慈英(リプレイNPC、後にパーソナリティ)として登場。キム・ニューマンの『ドラキュラ紀元』にも重要なキャラクターとして登場している。
**“地獄博士”ウィリアム・ガル
-実際に19世紀末、ヴィクトリア女王の医者をつとめていた人物。
--秘密結社フリーメイソンの一員でもあったらしく、転じて魔術の使い手とされることも多い。
-……が、彼を何よりも有名にした事項は&bold(){切り裂きジャックの容疑者}であったという点であろう。
--アラン・ムーアの手がけた傑作漫画『フロム・ヘル』では、主人公であるガル博士の凶行が次々に描かれている。地形的な観点からロンドンを世界の縮図とし、大規模な魔術を仕掛けることによって自らを神にせんとした辺り、カオスフレアのガル博士にも通じるものがある。
--尚、キャプションで登場している御者ネトリーもまた、『フロムヘル』におけるガル博士の相棒である。
-二つ名は『フロム・ヘル』および『仮面ライダー』の地獄大使+死神博士。怪人作りの大名人、なのも死神博士から。
--『妖魔夜行』の短編「さようなら、地獄博士」(作者は山本弘氏)に怪人「地獄博士」が登場するが、イメージソースのメインは地獄大使役の故・潮健児氏の特撮人生だったためイラストは彼の演じた『悪魔くん』のメフィスト風になっていた。
--もっとも[[御楯鎧>パーソナリティ:ダイアモンドキャッスル]]博士の件も考えると、『マジンガーZ』のドクターヘルも含まれているかもしれない。
---ロボット関連への言及はないものの、この手のマッドサイエンティストが「専門分野」などという無粋な言葉と無縁なのは、フィクション作品ではよくある話である。
---というかよくよく考えて見ると、機械獣って発掘兵器だったしなぁ…ミーム;グレズとか無くても何とかなるかも。
---そしてこちらのドクターヘルも、「あしゅら男爵」「ブロッケン伯爵」「ピグマン子爵」といった“怪人”を作っている。
-変身形態がガラガラ蛇+イカ怪人な点も同様。『フロム・ヘル』においても、最終章では……。
-表の顔として社会的地位と家族を持つ辺りは、『仮面ライダーW』のミュージアム首領、テラー・ドーパントこと園崎琉兵衛。
-息子の職業が写真館なのと孫娘がいるのは『仮面ライダーディケイド』の光栄次郎(映画版で死神博士と化す)。ちなみに『ディケイド』映画版2には琉兵衛と栄次郎が遭遇するシーンがある。
**マーサ・ハドソン
-『シャーロック・ホームズ』シリーズに登場する、ベーカー街221Bの大家さん。
-基本的に設定は殆どそのままなのだが、犬の獣相&よりアグレッシブになっている辺りは宮崎駿監督の『名探偵ホームズ』のハドソン夫人から。
--特に彼女が主役となった幾つかのエピソードでは、スポーツカーを乗り回し、飛行機を華麗に操り、射撃の名手としての才を発揮し、モリアーティ教授にさえ人柄を認められ、さらにはその陰謀を打ち砕き……と八面六臂の活躍を見せてくれる。
-「亡夫と同じ名前の犬を飼っている」「テニスサークルに入っている」といった辺りは、おそらく未亡人の大家さん繋がりで『めぞん一刻』の音無響子の要素と思われる。
-亡夫の名前であるターナーは、『ボヘミアの醜聞』において下宿屋の主人(つまりハドソン夫人)が「ターナー夫人」と呼ばれた事に由来する。
--尚、ホームズ全編において「ターナー夫人」と呼ばれたのはこの1回だけであり、ハドソン夫人にまつわる大きな謎となっていた。カオスフレアでは「ターナー氏の奥さん」という意味でターナー夫人と呼んだ、という事らしい。
---ちなみにこの回がホームズの愛した女性アイリーン・アドラーが登場した話でもある為、アドラー=ハドソン夫人なる説を提唱する者もいたとか。
-ファーストネームはホームズの時系列で最後の事件である『最後の挨拶』に登場する家政婦マーサからか。彼女もハドソン夫人と同一人物説がある。
**マナ・アルバータ・フライフラウ・ファン・リヒトホーフェン
-モデルは20世紀初頭に実在したドイツの複葉機エース、マンフレート・アルブレヒト・フライヘア・フォン・リヒトホーフェン。
--航空戦黎明期の第一次世界大戦において空中戦で80機撃墜と云う驚異的スコアを叩き出した、エースパイロットの代名詞と言うべき人物。男爵家の血を引き騎士道を重んじる性格と乗機の色から“レッドバロン(赤い男爵)”と称され、ドイツは勿論の事敵国のイギリス・フランスからもエースとして賞賛を集めていた。
---因みに出身地は現ポーランド領。また(ry
--「リヒトホーフェン・サーカス」は実際に彼が率いたドイツ空軍第1航空戦闘団の異名。他にも「フライング・サーカス」とも。数多くのエースパイロットを輩出し、連合軍を恐れさせた。
--1918年にフランス上空で撃墜され墜落死するが、イギリス軍はその遺体を最高の栄誉を以てフランスに埋葬(戦後にドイツに返還)。ドイツ軍基地に飛行機を飛ばし、弔辞を記した花輪を投下して哀悼の意を示したと云う。
---偉大なエースパイロットということで、多数の作品に登場。『ドラキュラ戦記』では吸血鬼飛行部隊として史実のエースを率い、連合軍側のフィクションの撃墜王部隊と激戦を繰り広げていた。
---漫画『ピーナッツ』ではスヌーピーの空想の中で彼のライバルとして名前が挙がっている(その様子が『Snoopy Flying Ace』なるゲームになっていたり)。
--ちなみに、史実のリヒトホーフェンにも弟のロタールがおり、此方もエースパイロット。空戦規則を守る兄とは対照的に、破天荒な性格だったとか。
-そんな人物が何故獣耳少女に……な件に関しては、シルフィードの大元ネタである『ストライクウィッチーズ』に準じて、と云う事だろう。
--納豆とくさやが好物となった経緯は、同作OVAでヒロイン・宮藤芳佳が仲間に納豆を振舞ったエピソードからの引用と思われる。
--キャラの立ち位置は同作よりミーナ・ディートリンク・ヴィルケに、髪形などの容姿はシャーロット・E・イェーガーに近いか。
-またドイツ(っぽい国)の出身で教導任務をしている、というあたりは『スーパーロボット大戦OG』シリーズのエルザム・V・ブランシュタインを彷彿とさせる。
--こちらも弟がいるとか、特定の色の機体に乗っている(こちらは黒だが…)など共通点は多い。
---そのうち、&bold(){《コスチュームヒーロー》なしで}、変な偽名を名乗って登場するとかするかも知れない。
---あるいは、ゼンガー・ゾンボルトと坂本美緒を足して二で割らない様なパーソナリティが出てくるとか。ほら、どっちも少佐だし…
**“ブラックブレード”御影兵馬
-「眼鏡をかけて」「強化服を着る」「軍人」といえば『覚悟のススメ』の主人公、葉隠覚悟か。
**空賊クルシュデル
-容姿、性格、設定ともに『天空の城ラピュタ』に登場する空賊、ドーラ一家の頭領。
-台詞の「二秒で支度しな!」は、彼女がパズーを誘う際に言った「四十秒で支度しな!」から。
--短すぎるよ、とお思いかもしれないが、「2秒で~」というのは『トーキョーN◎VA』のニューロ達の台詞。
**ユーゼフ;ザ・ガンスリンガー
-同業者の中でトップクラスの伝説的な賞金首、子供を救うため四肢の一本を野生動物に奪われた、その背中が周囲の憧れと超えるべきものである点などは『ワンピース』に登場する赤髪のシャンクスか。
**アランゴ・アランブラ
-「ゲリラのリーダー格」「元は医師」「社会主義的思想の持ち主」「根本的には理想主義者」「強靭な意志を持つ」などからキューバ革命の英雄のひとり”エル・チェ”ことエルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナがモデルと思われる。
--名前はメキシコ革命での主要人物パンチョ・ビリャことホセ・ドロテオ・アランゴ・アランブラからか。
-貧民が腹を空かせているのを見て食物を施すと聖者と呼ばれる。貧民が腹を空かせているのは何故かと聞くと共産主義者と呼ばれる - ドン・ヘルダー・カマラ
--セリフのパンのくだりはこの言葉を連想させる。
-あるいは『太陽の牙ダグラム』のゲリラの指導者デビット・サマリン博士の「政治とはとどのつまり、どれだけの人間の腹を満たせるか、ということだ」かも
--「民主主義とは多数決で物事を決めることでは無い。大多数の考えに少数の意見を加えてより良いものを作り出すことだ。丁度このコーヒーにミルクを入れるようにな」
**安藤忠明
-『サクラ大戦』シリーズに登場する米田一基陸軍中将が元ネタ。
-蒸気士団の司令官であり、オペラ座の支配人でもあるという点が一致。
--きっとモギリの兄ちゃんが隊長なんだろう。
**“列甲の”邑楽
**ドン・ホセ・ガルティーヨ
**古龍皇アナンタ
-ヒンドゥー神話に登場するナーガラージャ(蛇神、龍神)の王アナンタから。
**睡龍皇ウングル
-オーストラリア先住民、アボリジニの神話体系「ドリームタイム」にて、世界を創造した虹の蛇ウングルから。
-髪飾りから考えて外見のイメージは『ファイアーエムブレム』のチキだろうか。…胸の辺りに谷間が見えるが……。
--リメイク版『新・暗黒竜と光の剣』に登場する、チキが成長したような外見を持つキャラクター、ナギの方かもしれない。
--また『覚醒』では大人になったチキ自身が登場しており、年齢に相応しいボディラインを拝むことができる。
--幼年期は長期間の睡眠状態を強制されていた(その後も睡眠と覚醒を繰り返していると言う)ことも睡龍皇に選ばれた理由かもしれない。
---「う~ん、あと&bold(){5年}…」
**クラウディア・アマラスンタ・バール
-近接戦主体の歩行戦車乗り、先頭に立つ事を由とし人望厚い指揮官、苛烈だが親しい人物や弟妹には一転してとことん甘い、の辺りは『コードギアス』のコーネリア皇女。
-ミドルネームの「アマラスンタ」は東ゴート王国の三代目国王である女王アマラスンタからか。初代国王にして大王と呼ばれるテオデリックの娘であり、息子である二代目国王アタラリックの摂政を経て、後に女王となった。
**“美食参謀”マルクス・ガヴィウス・アキピウス
-マルクス・ガヴィウス・アキピウスの名称は、古代ローマのティベリウス帝時代に実在した、稀代の料理人にして美食家である同名人物が由来。現在知られている最古の料理書である、『料理帳(原題:デ・レ・コクイナリア・リブリ・デセム<De re coquinaria libri decem>(十册の料理書ほどの意))』を記したとされている。
--グルメが多かった古代ローマにおいて、アキピウスはカリスマ的存在であった。その名声はローマの哲人セネカをして「主義で時代を汚染した」と非難させた。「20年前なら哲学や修辞学の学校に通っていた若者が、今やアキピウスの厨房に押し寄せている」と言うのだ。
--その食い道楽っぷりはある意味徹底しており、その最期は(道楽が災いして)破産した際に、「空腹で死ぬ」のを恐れて服毒自殺したと伝えられている。
-容姿(特に特徴的な“爆発した”頭)は『超絶倫人ベラボーマン』の爆田博士。
--髪型のさらなる元ネタは『スーパーロボット マッハバロン』のララーシュタイン博士。
-「配下の厨師エラーハを派遣して、オリジンの食を牛耳ろうと画策している」とあるのは、おそらく『ミスター味っ子』に登場した味将軍がモデルだろう。
--この味将軍並びに実兄の味皇、『美味しんぼ』の海原雄山らをモデルとしたのが、『アルシャードff』の“美食大将軍”ことマンハフトベルク公爵ゲオルグ。先だってはブルースフィアにも出没したとの未確認情報がある。
**ギルバート・ロンシュタット少佐
-パイロットとしては一流でありながら不遇かつ流浪の経歴な辺りは、『機動戦士Zガンダム』のジェリド・メサや『~Vガンダム』のクロノクル・アシャー、『~ガンダム00』のパトリック・コーラサワーを髣髴とさせる。
--いずれも物語初期で主人公と相対しながらも、能力的にライバルになり切れない(故に視聴者に同情交じりに愛される)ポジションである。
--乗機が[[ファルソデウス>MT関係]](≒ジ・O)なのは、『スーパーロボット大戦COMPACT2』『スーパーロボット大戦IMPACT』にて、ジェリドがジ・Oに搭乗したのが元か。
---原作にはない独自展開であり、さらに元々ジ・Oが元上司であったシロッコの機体でもあったためもあってか、カミーユからは「そんな機体に恥ずかしげもなく乗ってー!」と言われたりもしている。
**マタリ
-「命は投げ捨てるものではない」の台詞、医者をしている、死病に犯されているという噂、拳帝ジーアと同門、といったあたりは『北斗の拳』のトキが元ネタなのは確定的に明らか。
-魔界都市と化したシンジュクで開業する、デーモンすら治す医師である点は『魔界都市』シリーズのドクター・メフィストか。
**“原罪の”ペラギウス
-名前は4~5世紀の修道士ペラギウスに由来する。原罪を強調する教えを説いたが、後に異端と認定された。
-女と見まごう白銀の髪の美青年、帝釈正拳の使い手、などの点は『北斗の拳』南斗水鳥拳のレイか。
--『R&R』79号に詳細なパーソナリティが掲載されたが、その設定はむしろケンシロウの最初の強敵(とも)、南斗孤鷲拳のシンに近い。
--二つ名も英語のSin(=原罪の意)に掛けているのだろう。
-独自の統治美学を持って~、といった点は『蒼き流星SPTレイズナー』のル・カイン。ちなみにどちらも声優は故・塩沢兼人氏。
--なおル・カインには南斗水鳥拳のレイをモデルとして作られたのだが、劇中で動かしているうちに南斗孤鷲拳のシンに近くなっていったという経緯がある。
**牙狼将軍オルギウス
-バイオタイプの改造人間を率いる将軍であり、卑怯卑劣だが部下思いな面もある点は『超人機メタルダー』の凱聖ゲルドリングか。
**“独眼龍”伊達政宗
-『銀河戦国群雄伝ライ』に登場する独眼竜正宗(本名:紅玉)。南天(南方銀河)を統一した異民族の女傑と称すべき人物である。
--なお諸葛亮孔明が混ざっている上、《病弱》持ち。相思相愛でありながら主人公との決戦に挑んだり、原作者による同人誌ではメインヒロインに抜擢されるなど、なかなかにカオスフレア的キャラクターである。
-『織田信奈の野望』に出てくる“邪気眼竜”伊達政宗。もっとももしそうだとするなら、ロリで金髪で金銀オッドアイで邪気眼であるのでむしろスケールダウンしてる気はする。
-年端も行かない少女が、配下の鎧戦士を率いる点は、『鎧伝サムライトルーパー』の迦雄須(かおす)一族最期の生き残り、迦遊羅(かゆら)。
--最もトルーパーにおいては、主人公達に鎧を授けたのは前述した迦雄須の方。場合によっては最上義光が迦雄須に相当する可能性もある。
--ネタ元では、戦国時代に8歳で妖邪に連れ去られ、12歳相当の現代で中盤まで敵として主人公達の前に立ち塞がった。
--対してこちらの政宗は9歳で歴史に名を刻み、現在は11歳である。
-「龍」の力を持つ政宗だと『境界線上のホライゾン』の伊達・政宗(母が龍神の力で懐妊して誕生した半龍少女)か。
--またこちらの方が後発だが『伊達エルフ政宗』という竜眼を持つ伊達政宗も登場している。無論、エルフである。
**ハタノ・レイコ
-『女神転生』シリーズに登場するキーパーソンたちの合成。
--1エリアの支配者である点は『真・女神転生Ⅱ』の赤坂を支配するマダム。
--デーモンロードと噂されている点は同『デビルサマナー』シリーズに登場するマダム銀子。
--レイコは『真・女神転生if』に登場するヒロインの一人。
--ハタノは『真・女神転生デビルサマナー』の主人公の恋人の苗字。
-と、以前は予測されていたのだが顔と性格は『ソウルハッカーズ』のヒロイン、ネミッサだった罠。
--そしてイシュタルの転生である点は『偽典・女神転生』のヒロインである由宇香と同じ。
**ノレア・エンテュメーシス
-ディオスの側室であるくだりは『コードギアス 反逆のルルーシュ』に登場するマリアンヌ・ヴィ・ブリタニアか。
**“帝王”マグダレーナ・ハラウェイ
-『X-MEN』における有名なヴィラン、マグニートの女性化と思われる。
--聖書に関連した名前を持つヴィラン、と云うあたり(後述)は同じく『X-MEN』に登場したアポカリプスも含まれているかもしれない。
---因みに歳を取らなくなっているあたりも、アポカリプスと共通。……まあそこでロリババァにしてしまうあたりは如何にも日本的だが。
-マグダレーナは聖書繋がりで、新約聖書に登場するマグダラのマリアからか。
--キリスト教においては、元々は娼婦であったが、伝道中のキリストと出会った事から改悛、キリストの弟子になったと伝えられている。但し新約聖書自体には娼婦云々の記述はなく、七つの悪霊に取りつかれていたところをキリストに助けられたとされている。
---グノーシス主義系の外典「マリアによる福音書」ではイエスの死後幻でイエスと出会い伝えられた啓示を使徒達に伝え励ます役割で登場。それらの記述により一部研究者からは十二使徒と同等の女性弟子達の筆頭だったのではと見られている。
---手塚治虫の『鳥人大系』においては、“鳥”の救世主ポロロと出会った事で改心した、人間の悪女マグダラとして登場している。
--…こんな経歴があるためか、しばしばこのハラウェイ女史の様に「訳有りの悪女」として名前を借りられている。
---念のため言っておくと、キリストの母である聖母マリアとは別人。割りと当時から一般的な女性名詞だったようである。
--ダン・ブラウンの小説『ダヴィンチ・コード』においては「実はキリストの妻であった」とされているが、これは「天海僧正の正体は明智光秀だった説」「源義経はモンゴルに渡ってチンギスハンになった説」同様のいわゆる「トンデモ説」の一つであり、少なくとも明確な証拠はない。
--『テラ・ザ・ガンスリンガー』等にマグダレーナと言う名前のNPCが存在する。こちらは“救世主”の父親を捜しているという設定がある等、聖母マリアと(おそらくは意図的に)混同されている模様。
**“ザ・アルティメット”クリス・フライジャー
-最も高名かつ高潔なヒーロー、青いタイツ、マントでの飛行能力を併せて考えると『スーパーマン』か。騙され易い面も含めて。
--名前の「クリス」は映画シリーズでスーパーマンを演じたクリストファー・リーヴの愛称、「フライジャー」はカートゥーンアニメ版スーパーマンを製作したフライシャー・スタジオ(フライジャー兄弟)からだろう。
--なお、スーパーマンは騙され易いが、決して馬鹿というわけではない。あんまりにも強すぎる為(大概の事件は一人で解決出来る)に、仕方なく物語上で損な役割を宛がわれているのだ。
--ちなみに胸にUの字というキャラクターはコミックにも登場しているが、なんと平行世界の悪役版スーパーマンである『ウルトラマン』のコスチュームである。
-“反重力マント”で空を飛ぶのは藤子不二夫の『パーマン』から。ちなみにこれも名前の元ネタはスーパーマン。「スー」を消して“半人前のスーパーマン”程の意味だそうである。
--なお、主人公須羽ミツ夫にパーマンセットを授ける超人も初期は「スーパーマン」と名乗っていたのは有名な話(後に「バードマン」に設定が変更された。デザインはほぼ変更なし)。大らかな時代だったのである。
---更に余談だが、『宇宙刑事ギャバン』において銀河連邦警察の本部が置かれているのも“バード星”だったりする(偶然なのか、はたまた因んで付けたのかは不明)。
-最も高名かつ高潔、正体を公表、成功した会社の経営者、傲慢、自らの正義を他人に押し付ける、という点は『ウォッチメン』のオジマンディアスだろうか。
--或いは『バットマン』のブルース・ウェインの要素もあると思われる。
--超人同盟=登録制度の発起人という点も合わせて鑑みると『アイアンマン』の社長か。
--玩具会社社長というのは『アストロシティ』のジャック・イン・ザ・ボックスからか?
-格闘大会をゴリ押しで運営する点は『キン肉マン』の委員長ハラボテ・マッスルか。必殺技の名前が○○ドライバーと○○バスターという点もキン肉マンからだろう。
**冴羽夢蘭
-苗字の「冴羽」、愛銃のコルトパイソン、飛行機事故に遭った、などの点は『シティハンター』の主人公、冴羽遼からか。
-そこにいわゆるドリームハンターものの金字塔『ドリームハンター麗夢』の主人公、麗夢の要素が混じっていると思われる。同じく探偵事務所を営み、愛銃は聖別されたコルトパイソン、夢状態での姿はフローライトプリズンp21のイラストのようなビキニアーマー+剣である。
-名前の「夢蘭」は『名探偵コナン』のヒロイン、毛利蘭と麗夢の合成か。
--…で、なんで彼女なのか?と言えば、おそらく彼女の父親である毛利小五郎のCVが冴羽遼と同じ神谷明氏(現在は小山力也氏に交代)だから、と思われる。
-台詞の「これはナイトメアの仕業ね。」は、『仮面ライダーBlack』の主人公、南光太郎の台詞「ゴルゴムの仕業だ!」から。
--劇中ではニュースを見たりしただけで(視聴者の視点から見ると)唐突にこの台詞を発したりするため、放映当時から「お前本当に判っとんのか?」とツッコまれたりしており、現在でも2chなどでネタ的に使われている。
---とはいえ、実際現場に行ってみると大概本当に「ゴルゴムの仕業」なので、おそらく世紀王が持つ超感覚か何かなのであろう。
--また、現在毛利小五郎役を務めている小山力也氏は、かつて『仮面ライダーBlack』に“探偵”霞のジョー役で出演。おそらくこの辺からの探偵つながりによる声優ネタと思われる。
---後に『仮面ライダーディケイド』にブラックが登場した際も、直接本人の登場こそなかったものの、劇中の台詞にて「霞のジョーは今も戦い続けている。」と言及されている。
**翼
-どう見ても『ストⅡ』のリュウです。本当にありがとうございました。
**アルゲス
-アルゲスとは一つ目巨人サイクロプスの一人。意味は「白光」
-スペリオールという点や、熱心だが堅物な性格などから、『X-MEN』のサイクロプスが元ネタと思われる。
--きっと渾名はスットコ。
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*サプリメント:フローライトプリズン
**ヴィクトリア女王
-ハノーヴァー朝の女王、ヴィクトリアが元ネタ。アルトランドの王位継承が出来なかったのは史実におけるヴィクトリアがハノーファー王国(ドイツ地方の国で、ハノーヴァー朝初代王の出身地)の王位継承ができなかったことからか。なお、後に彼女の代わりに彼女の叔父カンバーランド公アーネスト・オーガスタス(エルンスト・アウグスト)がハノーファー国王になり、次男アッフィことアルフレッドは夫アルバート公の実家ザクセン=コーブルク=ゴータ公国の王に就任している。
--彼女は18で女王に就任しており、性格はツンデレに近いかんじ。しかも教養が不足してる。と、萌えキャラになってもおかしくない人物だったり。
--ちなみに彼女が女王になった理由は「先代の王と彼女の父」が揃って正妻を娶るより愛人との内縁関係を優先して晩婚になってしまい(皮肉にも先代には継承権のない非嫡出子が多数いた。また彼女の母は未亡人だったためドイツ人異父兄と姉もいたりした)、王家直系で長生きした子が彼女だけだったという情けない理由だったりする。
-史実と照らし合わせるならば、現在彼女のお腹には末っ子のベアトリスが宿っている。
-カオスフレアでは「やり手の女王と政治にあまり関わらない夫」らしいが、史実でのアルバート公にはそれなりに政治力があったという(彼の死が王権から実権力を大きく減らすきっかけになったという説がある)。
-セリフは典型的帝国主義者と呼ばれるセシル・ローズ(カオスフレア世界では香港の管理者)からか。
--「世界はわが商品を排斥しようとしていることを考えれば、わが国民の生産品に自由な、開放された市場を与えるような地球の表面を、一インチたりとも取らねばならぬという事を。」
--彼は徹底しており、「達成したことはあまりにも少ない。やるべきことが多い。出来ることなら私は惑星をも併合したい」とも言っている。ロンデニオンが宇宙に出る日も近いか。
**ジェームズ・モリアーティ
-元ネタは云わずと知れたコナン・ドイルの小説『名探偵シャーロック・ホームズ』シリーズの登場人物にして、ホームズ最大のライバルと称された犯罪者。ホームズ曰く「ロンドンの犯罪の半分を手掛ける、犯罪界のナポレオン」。ビジュアルと経歴は、ほぼ原典に忠実。
--因みに著作「小惑星の研究」に関して、SF作家アイザック・アシモフは自著で「地球を破壊して小惑星にする終局的犯罪の研究では?」と解釈しているが……オリジンだと普通にやってしまいそうなネタなのが、その。
-元々はドイルが『ホームズ』を終わらせる為に作ったキャラであり、登場した作品数は言及のみを含めても6冊と少ない。しかし、その「純粋かつ完全な悪の天才」と云うキャラクターは現在に至るまで強烈な存在感を示し続けている。後世のホームズ二次創作には欠かせないライバルキャラとして登場し(彼が主役の連作『犯罪王モリアーティ』も存在)、推理物における黒幕的知能犯ではモチーフとなる事が多い。
--ただし、ホームズと彼が「対面しているシーン」は直接描写されておらず、他者からの伝聞のみである。故にホームズ=モリアーティ教授ではないか、という説も存在している。
-小太刀氏デザインのTRPG『天下繚乱』には、異国の蘭学者・森脇慈英(リプレイNPC、後にパーソナリティ)として登場。キム・ニューマンの『ドラキュラ紀元』にも重要なキャラクターとして登場している。
**“地獄博士”ウィリアム・ガル
-実際に19世紀末、ヴィクトリア女王の医者をつとめていた人物。
--秘密結社フリーメイソンの一員でもあったらしく、転じて魔術の使い手とされることも多い。
-……が、彼を何よりも有名にした事項は&bold(){切り裂きジャックの容疑者}であったという点であろう。
--アラン・ムーアの手がけた傑作漫画『フロム・ヘル』では、主人公であるガル博士の凶行が次々に描かれている。地形的な観点からロンドンを世界の縮図とし、大規模な魔術を仕掛けることによって自らを神にせんとした辺り、カオスフレアのガル博士にも通じるものがある。
--尚、キャプションで登場している御者ネトリーもまた、『フロムヘル』におけるガル博士の相棒である。
-二つ名は『フロム・ヘル』および『仮面ライダー』の地獄大使+死神博士。怪人作りの大名人、なのも死神博士から。
--『妖魔夜行』の短編「さようなら、地獄博士」(作者は山本弘氏)に怪人「地獄博士」が登場するが、イメージソースのメインは地獄大使役の故・潮健児氏の特撮人生だったためイラストは彼の演じた『悪魔くん』のメフィスト風になっていた。
--もっとも[[御楯鎧>パーソナリティ:ダイアモンドキャッスル]]博士の件も考えると、『マジンガーZ』のドクターヘルも含まれているかもしれない。
---ロボット関連への言及はないものの、この手のマッドサイエンティストが「専門分野」などという無粋な言葉と無縁なのは、フィクション作品ではよくある話である。
---というかよくよく考えて見ると、機械獣って発掘兵器だったしなぁ…ミーム;グレズとか無くても何とかなるかも。
---そしてこちらのドクターヘルも、「あしゅら男爵」「ブロッケン伯爵」「ピグマン子爵」といった“怪人”を作っている。
-変身形態がガラガラ蛇+イカ怪人な点も同様。『フロム・ヘル』においても、最終章では……。
-表の顔として社会的地位と家族を持つ辺りは、『仮面ライダーW』のミュージアム首領、テラー・ドーパントこと園崎琉兵衛。
-息子の職業が写真館なのと孫娘がいるのは『仮面ライダーディケイド』の光栄次郎(映画版で死神博士と化す)。ちなみに『ディケイド』映画版2には琉兵衛と栄次郎が遭遇するシーンがある。
**マーサ・ハドソン
-『シャーロック・ホームズ』シリーズに登場する、ベーカー街221Bの大家さん。
-基本的に設定は殆どそのままなのだが、犬の獣相&よりアグレッシブになっている辺りは宮崎駿監督の『名探偵ホームズ』のハドソン夫人から。
--特に彼女が主役となった幾つかのエピソードでは、スポーツカーを乗り回し、飛行機を華麗に操り、射撃の名手としての才を発揮し、モリアーティ教授にさえ人柄を認められ、さらにはその陰謀を打ち砕き……と八面六臂の活躍を見せてくれる。
-「亡夫と同じ名前の犬を飼っている」「テニスサークルに入っている」といった辺りは、おそらく未亡人の大家さん繋がりで『めぞん一刻』の音無響子の要素と思われる。
-亡夫の名前であるターナーは、『ボヘミアの醜聞』において下宿屋の主人(つまりハドソン夫人)が「ターナー夫人」と呼ばれた事に由来する。
--尚、ホームズ全編において「ターナー夫人」と呼ばれたのはこの1回だけであり、ハドソン夫人にまつわる大きな謎となっていた。カオスフレアでは「ターナー氏の奥さん」という意味でターナー夫人と呼んだ、という事らしい。
---ちなみにこの回がホームズの愛した女性アイリーン・アドラーが登場した話でもある為、アドラー=ハドソン夫人なる説を提唱する者もいたとか。
-ファーストネームはホームズの時系列で最後の事件である『最後の挨拶』に登場する家政婦マーサからか。彼女もハドソン夫人と同一人物説がある。
**マナ・アルバータ・フライフラウ・ファン・リヒトホーフェン
-モデルは20世紀初頭に実在したドイツの複葉機エース、マンフレート・アルブレヒト・フライヘア・フォン・リヒトホーフェン。
--航空戦黎明期の第一次世界大戦において空中戦で80機撃墜と云う驚異的スコアを叩き出した、エースパイロットの代名詞と言うべき人物。男爵家の血を引き騎士道を重んじる性格と乗機の色から“レッドバロン(赤い男爵)”と称され、ドイツは勿論の事敵国のイギリス・フランスからもエースとして賞賛を集めていた。
---因みに出身地は現ポーランド領。また(ry
--「リヒトホーフェン・サーカス」は実際に彼が率いたドイツ空軍第1航空戦闘団の異名。他にも「フライング・サーカス」とも。数多くのエースパイロットを輩出し、連合軍を恐れさせた。
--1918年にフランス上空で撃墜され墜落死するが、イギリス軍はその遺体を最高の栄誉を以てフランスに埋葬(戦後にドイツに返還)。ドイツ軍基地に飛行機を飛ばし、弔辞を記した花輪を投下して哀悼の意を示したと云う。
---偉大なエースパイロットということで、多数の作品に登場。『ドラキュラ戦記』では吸血鬼飛行部隊として史実のエースを率い、連合軍側のフィクションの撃墜王部隊と激戦を繰り広げていた。
---漫画『ピーナッツ』ではスヌーピーの空想の中で彼のライバルとして名前が挙がっている(その様子が『Snoopy Flying Ace』なるゲームになっていたり)。
--ちなみに、史実のリヒトホーフェンにも弟のロタールがおり、此方もエースパイロット。空戦規則を守る兄とは対照的に、破天荒な性格だったとか。
-そんな人物が何故獣耳少女に……な件に関しては、シルフィードの大元ネタである『ストライクウィッチーズ』に準じて、と云う事だろう。
--納豆とくさやが好物となった経緯は、同作OVAでヒロイン・宮藤芳佳が仲間に納豆を振舞ったエピソードからの引用と思われる。
--キャラの立ち位置は同作よりミーナ・ディートリンク・ヴィルケに、髪形などの容姿はシャーロット・E・イェーガーに近いか。
-またドイツ(っぽい国)の出身で教導任務をしている、というあたりは『スーパーロボット大戦OG』シリーズのエルザム・V・ブランシュタインを彷彿とさせる。
--こちらも弟がいるとか、特定の色の機体に乗っている(こちらは黒だが…)など共通点は多い。
---そのうち、&bold(){《コスチュームヒーロー》なしで}、変な偽名を名乗って登場するとかするかも知れない。
---あるいは、ゼンガー・ゾンボルトと坂本美緒を足して二で割らない様なパーソナリティが出てくるとか。ほら、どっちも少佐だし…
**“ブラックブレード”御影兵馬
-「眼鏡をかけて」「強化服を着る」「軍人」といえば『覚悟のススメ』の主人公、葉隠覚悟か。
**空賊クルシュデル
-容姿、性格、設定ともに『天空の城ラピュタ』に登場する空賊、ドーラ一家の頭領。
-台詞の「二秒で支度しな!」は、彼女がパズーを誘う際に言った「四十秒で支度しな!」から。
--短すぎるよ、とお思いかもしれないが、「2秒で~」というのは『トーキョーN◎VA』のニューロ達の台詞。
**ユーゼフ;ザ・ガンスリンガー
-同業者の中でトップクラスの伝説的な賞金首、子供を救うため四肢の一本を野生動物に奪われた、その背中が周囲の憧れと超えるべきものである点などは『ワンピース』に登場する赤髪のシャンクスか。
**アランゴ・アランブラ
-「ゲリラのリーダー格」「元は医師」「社会主義的思想の持ち主」「根本的には理想主義者」「強靭な意志を持つ」などからキューバ革命の英雄のひとり”エル・チェ”ことエルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナがモデルと思われる。
--名前はメキシコ革命での主要人物パンチョ・ビリャことホセ・ドロテオ・アランゴ・アランブラからか。
-貧民が腹を空かせているのを見て食物を施すと聖者と呼ばれる。貧民が腹を空かせているのは何故かと聞くと共産主義者と呼ばれる - ドン・ヘルダー・カマラ
--セリフのパンのくだりはこの言葉を連想させる。
-あるいは『太陽の牙ダグラム』のゲリラの指導者デビット・サマリン博士の「政治とはとどのつまり、どれだけの人間の腹を満たせるか、ということだ」かも
--「民主主義とは多数決で物事を決めることでは無い。大多数の考えに少数の意見を加えてより良いものを作り出すことだ。丁度このコーヒーにミルクを入れるようにな」
**安藤忠明
-『サクラ大戦』シリーズに登場する米田一基陸軍中将が元ネタ。
-蒸気士団の司令官であり、オペラ座の支配人でもあるという点が一致。
--きっとモギリの兄ちゃんが隊長なんだろう。
**“列甲の”邑楽
**ドン・ホセ・ガルティーヨ
**古龍皇アナンタ
-ヒンドゥー神話に登場するナーガラージャ(蛇神、龍神)の王アナンタから。
**睡龍皇ウングル
-オーストラリア先住民、アボリジニの神話体系「ドリームタイム」にて、世界を創造した虹の蛇ウングルから。
-髪飾りから考えて外見のイメージは『ファイアーエムブレム』のチキだろうか。…胸の辺りに谷間が見えるが……。
--リメイク版『新・暗黒竜と光の剣』に登場する、チキが成長したような外見を持つキャラクター、ナギの方かもしれない。
--また『覚醒』では大人になったチキ自身が登場しており、年齢に相応しいボディラインを拝むことができる。
--幼年期は長期間の睡眠状態を強制されていた(その後も睡眠と覚醒を繰り返していると言う)ことも睡龍皇に選ばれた理由かもしれない。
---「う~ん、あと&bold(){5年}…」
**クラウディア・アマラスンタ・バール
-近接戦主体の歩行戦車乗り、先頭に立つ事を由とし人望厚い指揮官、苛烈だが親しい人物や弟妹には一転してとことん甘い、の辺りは『コードギアス』のコーネリア皇女。
-ミドルネームの「アマラスンタ」は東ゴート王国の三代目国王である女王アマラスンタからか。初代国王にして大王と呼ばれるテオデリックの娘であり、息子である二代目国王アタラリックの摂政を経て、後に女王となった。
**“美食参謀”マルクス・ガヴィウス・アキピウス
-マルクス・ガヴィウス・アキピウスの名称は、古代ローマのティベリウス帝時代に実在した、稀代の料理人にして美食家である同名人物が由来。現在知られている最古の料理書である、『料理帳(原題:デ・レ・コクイナリア・リブリ・デセム<De re coquinaria libri decem>(十册の料理書ほどの意))』を記したとされている。
--グルメが多かった古代ローマにおいて、アキピウスはカリスマ的存在であった。その名声はローマの哲人セネカをして「主義で時代を汚染した」と非難させた。「20年前なら哲学や修辞学の学校に通っていた若者が、今やアキピウスの厨房に押し寄せている」と言うのだ。
--その食い道楽っぷりはある意味徹底しており、その最期は(道楽が災いして)破産した際に、「空腹で死ぬ」のを恐れて服毒自殺したと伝えられている。
-容姿(特に特徴的な“爆発した”頭)は『超絶倫人ベラボーマン』の爆田博士。
--髪型のさらなる元ネタは『スーパーロボット マッハバロン』のララーシュタイン博士。
-「配下の厨師エラーハを派遣して、オリジンの食を牛耳ろうと画策している」とあるのは、おそらく『ミスター味っ子』に登場した味将軍がモデルだろう。
--この味将軍並びに実兄の味皇、『美味しんぼ』の海原雄山らをモデルとしたのが、『アルシャードff』の“美食大将軍”ことマンハフトベルク公爵ゲオルグ。先だってはブルースフィアにも出没したとの未確認情報がある。
**ギルバート・ロンシュタット少佐
-パイロットとしては一流でありながら不遇かつ流浪の経歴な辺りは、『機動戦士Zガンダム』のジェリド・メサや『~Vガンダム』のクロノクル・アシャー、『~ガンダム00』のパトリック・コーラサワーを髣髴とさせる。
--いずれも物語初期で主人公と相対しながらも、能力的にライバルになり切れない(故に視聴者に同情交じりに愛される)ポジションである。
--乗機が[[ファルソデウス>MT関係]](≒ジ・O)なのは、『スーパーロボット大戦COMPACT2』『スーパーロボット大戦IMPACT』にて、ジェリドがジ・Oに搭乗したのが元か。
---原作にはない独自展開であり、さらに元々ジ・Oが元上司であったシロッコの機体でもあったためもあってか、カミーユからは「そんな機体に恥ずかしげもなく乗ってー!」と言われたりもしている。
**マタリ
-「命は投げ捨てるものではない」の台詞、医者をしている、死病に犯されているという噂、拳帝ジーアと同門、といったあたりは『北斗の拳』のトキが元ネタなのは確定的に明らか。
-魔界都市と化したシンジュクで開業する、デーモンすら治す医師である点は『魔界都市』シリーズのドクター・メフィストか。
**“原罪の”ペラギウス
-名前は4~5世紀の修道士ペラギウスに由来する。原罪を強調する教えを説いたが、後に異端と認定された。
-女と見まごう白銀の髪の美青年、帝釈正拳の使い手、などの点は『北斗の拳』南斗水鳥拳のレイか。
--『R&R』79号に詳細なパーソナリティが掲載されたが、その設定はむしろケンシロウの最初の強敵(とも)、南斗孤鷲拳のシンに近い。
--二つ名も英語のSin(=原罪の意)に掛けているのだろう。
-独自の統治美学を持って~、といった点は『蒼き流星SPTレイズナー』のル・カイン。ちなみにどちらも声優は故・塩沢兼人氏。
--なおル・カインには南斗水鳥拳のレイをモデルとして作られたのだが、劇中で動かしているうちに南斗孤鷲拳のシンに近くなっていったという経緯がある。
**牙狼将軍オルギウス
-バイオタイプの改造人間を率いる将軍であり、卑怯卑劣だが部下思いな面もある点は『超人機メタルダー』の凱聖ゲルドリングか。
**“独眼龍”伊達政宗
-『銀河戦国群雄伝ライ』に登場する独眼竜正宗(本名:紅玉)。南天(南方銀河)を統一した異民族の女傑と称すべき人物である。
--なお諸葛亮孔明が混ざっている上、《病弱》持ち。相思相愛でありながら主人公との決戦に挑んだり、原作者による同人誌ではメインヒロインに抜擢されるなど、なかなかにカオスフレア的キャラクターである。
-『織田信奈の野望』に出てくる“邪気眼竜”伊達政宗。もっとももしそうだとするなら、ロリで金髪で金銀オッドアイで邪気眼であるのでむしろスケールダウンしてる気はする。
-年端も行かない少女が、配下の鎧戦士を率いる点は、『鎧伝サムライトルーパー』の迦雄須(かおす)一族最期の生き残り、迦遊羅(かゆら)。
--最もトルーパーにおいては、主人公達に鎧を授けたのは前述した迦雄須の方。場合によっては最上義光が迦雄須に相当する可能性もある。
--ネタ元では、戦国時代に8歳で妖邪に連れ去られ、12歳相当の現代で中盤まで敵として主人公達の前に立ち塞がった。
--対してこちらの政宗は9歳で歴史に名を刻み、現在は11歳である。
-「龍」の力を持つ政宗だと『境界線上のホライゾン』の伊達・政宗(母が龍神の力で懐妊して誕生した半龍少女)か。
--またこちらの方が後発だが『伊達エルフ政宗』という竜眼を持つ伊達政宗も登場している。無論、エルフである。
**ハタノ・レイコ
-『女神転生』シリーズに登場するキーパーソンたちの合成。
--1エリアの支配者である点は『真・女神転生Ⅱ』の赤坂を支配するマダム。
--デーモンロードと噂されている点は同『デビルサマナー』シリーズに登場するマダム銀子。
--レイコは『真・女神転生if』に登場するヒロインの一人。
--ハタノは『真・女神転生デビルサマナー』の主人公の恋人の苗字。
-と、以前は予測されていたのだが顔と性格は『ソウルハッカーズ』のヒロイン、ネミッサだった罠。
--そしてイシュタルの転生である点は『偽典・女神転生』のヒロインである由宇香と同じ。
**ノレア・エンテュメーシス
-ディオスの側室であるくだりは『コードギアス 反逆のルルーシュ』に登場するマリアンヌ・ヴィ・ブリタニアか。
**“帝王”マグダレーナ・ハラウェイ
-『X-MEN』における有名なヴィラン、マグニートの女性化と思われる。
--聖書に関連した名前を持つヴィラン、と云うあたり(後述)は同じく『X-MEN』に登場したアポカリプスも含まれているかもしれない。
---因みに歳を取らなくなっているあたりも、アポカリプスと共通。……まあそこでロリババァにしてしまうあたりは如何にも日本的だが。
-マグダレーナは聖書繋がりで、新約聖書に登場するマグダラのマリアからか。
--キリスト教においては、元々は娼婦であったが、伝道中のキリストと出会った事から改悛、キリストの弟子になったと伝えられている。但し新約聖書自体には娼婦云々の記述はなく、七つの悪霊に取りつかれていたところをキリストに助けられたとされている。
---グノーシス主義系の外典「マリアによる福音書」ではイエスの死後幻でイエスと出会い伝えられた啓示を使徒達に伝え励ます役割で登場。それらの記述により一部研究者からは十二使徒と同等の女性弟子達の筆頭だったのではと見られている。
---手塚治虫の『鳥人大系』においては、“鳥”の救世主ポロロと出会った事で改心した、人間の悪女マグダラとして登場している。
--…こんな経歴があるためか、しばしばこのハラウェイ女史の様に「訳有りの悪女」として名前を借りられている。
---念のため言っておくと、キリストの母である聖母マリアとは別人。割りと当時から一般的な女性名詞だったようである。
--ダン・ブラウンの小説『ダヴィンチ・コード』においては「実はキリストの妻であった」とされているが、これは「天海僧正の正体は明智光秀だった説」「源義経はモンゴルに渡ってチンギスハンになった説」同様のいわゆる「トンデモ説」の一つであり、少なくとも明確な証拠はない。
--『テラ・ザ・ガンスリンガー』等にマグダレーナと言う名前のNPCが存在する。こちらは“救世主”の父親を捜しているという設定がある等、聖母マリアと(おそらくは意図的に)混同されている模様。
**“ザ・アルティメット”クリス・フライジャー
-最も高名かつ高潔なヒーロー、青いタイツ、マントでの飛行能力を併せて考えると『スーパーマン』か。騙され易い面も含めて。
--名前の「クリス」は映画シリーズでスーパーマンを演じたクリストファー・リーヴの愛称、「フライジャー」はカートゥーンアニメ版スーパーマンを製作したフライシャー・スタジオ(フライジャー兄弟)からだろう。
--なお、スーパーマンは騙され易いが、決して馬鹿というわけではない。あんまりにも強すぎる為(大概の事件は一人で解決出来る)に、仕方なく物語上で損な役割を宛がわれているのだ。
--ちなみに胸にUの字というキャラクターはコミックにも登場しているが、なんと平行世界の悪役版スーパーマンである『ウルトラマン』のコスチュームである。
-“反重力マント”で空を飛ぶのは藤子不二夫の『パーマン』から。ちなみにこれも名前の元ネタはスーパーマン。「スー」を消して“半人前のスーパーマン”程の意味だそうである。
--なお、主人公須羽ミツ夫にパーマンセットを授ける超人も初期は「スーパーマン」と名乗っていたのは有名な話(後に「バードマン」に設定が変更された。デザインはほぼ変更なし)。大らかな時代だったのである。
---更に余談だが、『宇宙刑事ギャバン』において銀河連邦警察の本部が置かれているのも“バード星”だったりする(偶然なのか、はたまた因んで付けたのかは不明)。
-最も高名かつ高潔、正体を公表、成功した会社の経営者、傲慢、自らの正義を他人に押し付ける、という点は『ウォッチメン』のオジマンディアスだろうか。
--或いは『バットマン』のブルース・ウェインの要素もあると思われる。
--超人同盟=登録制度の発起人という点も合わせて鑑みると『アイアンマン』の社長か。
--玩具会社社長というのは『アストロシティ』のジャック・イン・ザ・ボックスからか?
-格闘大会をゴリ押しで運営する点は『キン肉マン』の委員長ハラボテ・マッスルか。必殺技の名前が○○ドライバーと○○バスターという点もキン肉マンからだろう。
**冴羽夢蘭
-苗字の「冴羽」、愛銃のコルトパイソン、飛行機事故に遭った、などの点は『シティハンター』の主人公、冴羽遼からか。
-そこにいわゆるドリームハンターものの金字塔『ドリームハンター麗夢』の主人公、麗夢の要素が混じっていると思われる。同じく探偵事務所を営み、愛銃は聖別されたコルトパイソン、夢状態での姿はフローライトプリズンp21のイラストのようなビキニアーマー+剣である。
-名前の「夢蘭」は『名探偵コナン』のヒロイン、毛利蘭と麗夢の合成か。
--…で、なんで彼女なのか?と言えば、おそらく彼女の父親である毛利小五郎のCVが冴羽遼と同じ神谷明氏(現在は小山力也氏に交代)だから、と思われる。
-台詞の「これはナイトメアの仕業ね。」は、『仮面ライダーBlack』の主人公、南光太郎の台詞「ゴルゴムの仕業だ!」から。
--劇中ではニュースを見たりしただけで(視聴者の視点から見ると)唐突にこの台詞を発したりするため、放映当時から「お前本当に判っとんのか?」とツッコまれたりしており、現在でも2chなどでネタ的に使われている。
---とはいえ、実際現場に行ってみると大概本当に「ゴルゴムの仕業」なので、おそらく世紀王が持つ超感覚か何かなのであろう。
--また、現在毛利小五郎役を務めている小山力也氏は、かつて『仮面ライダーBlack』に“探偵”霞のジョー役で出演。おそらくこの辺からの探偵つながりによる声優ネタと思われる。
---後に『仮面ライダーディケイド』にブラックが登場した際も、直接本人の登場こそなかったものの、劇中の台詞にて「霞のジョーは今も戦い続けている。」と言及されている。
**翼
-どう見ても『ストⅡ』のリュウです。本当にありがとうございました。
**アルゲス
-アルゲスとは一つ目巨人サイクロプスの一人。意味は「白光」
-スペリオールという点や、熱心だが堅物な性格などから、『X-MEN』のサイクロプスが元ネタと思われる。
--きっと渾名はスットコ。