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#contents()
*サンドブロゥ
**ファコン
-ガウチョナイフとも呼ばれる大ぶりなナイフ。見た目は牛刀に似ている(ファコンも元々は牛を解体するのに使うナイフなのだが…)
--余談だが、ガウチョにはエスグリマ・クリオーラというナイフ格闘術(片手にファコン、もう片手に盾代わりのポンチョを持つ)が存在する。
**デザートダガー
-くの字のやや大ぶりなナイフとなると、ククリナイフか。
**ピースメーカー
-コルト社の開発したリボルバー。西部劇といったらコレ!というほどの名銃。
--「神は万人を平等にお創りにはならなかった。コルトが万人を平等にした」&br()――西部開拓時代の人々のお気に入りのフレーズ
**ソードオフショットガン
-その威力から卑怯者の武器とされていたのは事実で、悪漢でもあまり持つ者はいなかったとか。
-ただし『許されざる者』において、年老いたイーストウッドが衰えた射撃術をカバーする為、ショットガンを持ち出す描写がある。
**フォーバレル
-単発銃しかなかった時代に存在した装弾数を増やすための(涙ぐましい)改造をした銃器の一種。
--この手の銃の欠点として、銃身を増やした為に重量が増加することと、''一回の射撃で全弾発射してしまう''ことが挙げられる。
**レバーアクションライフル
-ピースメーカーと並び立つというフレーバーから、ウィンチェスター社のライフルと思われる。
-『西部を作った』とさえ評される伝説的なライフルである。
**ヴォレイマシンガン
-機関砲のこと。
-ちなみにガトリング砲は、医師リチャード・ジョーダン・ガトリング氏によって開発された、最初期の機関砲の一つである。
--幕末から明治にかけて日本にも輸入された。『ラストサムライ』や『るろうに剣心』になども登場。
--最近だとヒラコーの『ドリフターズ』か。
---「なにこれすごい これくれちょっとローマ滅ぼしてくる」
-大型で設置に手間隙がかかり、馬車に設置して使う程度が機動性のある唯一の方法だったのだが――。
**地獄の棺桶
-『続・荒野の用心棒』にてフランコ・ネロ演じる「ジャンゴ」が使った、マカロニウェスタンの代名詞ともいえる武器。
--ずるずると引き摺られてきた棺桶から、バッとガトリングを取り出して悪漢を射殺するのは、実に格好良いムーブである。
-映画本編も実に「マカロニらしさ」を体現した壮絶な内容であり、以降ジャンゴは、マカロニ諸作品の中でも別格的な名前となっていく。
-ちなみに、ある意味この棺桶の“後継者”と呼べるのが、映画『デスペラード』の主人公マリアッチが持つギターケース。テキストに「大小様々な武器を詰め込んだ」とあるのも、おそらくこれから。
--さらに、劇中登場したマリアッチの仲間、「無敵の男達」ことカンパとキーノは、カンパはギターケースにマシンガンを、キーノは&bold(){ロケット砲を仕込んでいた。}
-また、ゲーム『GUNGRAVE』にて主人公ビヨンド・ザ・グレイブが背負っていた「棺桶」も、上記の「ジャンゴ」のオマージュの一つ。グレイブのトレードマーク的武器、巨大二丁拳銃「ケルベロス」を初めとして、ロケット砲、マシンガン、ミサイルランチャーの他、変形して巨大な二丁拳銃(というか二連装砲)になる等多数のギミックが仕込まれている。ちなみに必殺技は&bold(){これ等全部の一気撃ち}である。
-さらに凄いのは『召喚教師リアルバウトハイスクール』で出てきた魔界仮面ヘルマスカーDの棺桶型メカ「デルザーク」。武器庫・収納武器全部の一気撃ちだけではなく棺桶自体に柄がついてハンマー、バイクに変形、手足が生えてロボ、多数召喚されて合体巨大メカ化とやりすぎなくらいにギミックが満載である。ヘルマスカーD自体はフィストウォーリアーやグレズ系だが。
**早撃ち用ホルスター
-実際のところ、西部劇で見られるほとんどのホルスターは早撃ち用のホルスターである(当時使われていた一般的なホルスターは蓋が付いている為、銃を抜くのに1アクション必要になる)。早撃ち用のものはただ突っ込んでいるだけなので直ぐに抜くことができる反面、馬に乗ったり走ったりすると(時にはただ歩いているだけでも)銃が落ちてしまう問題が有る。
--より素早く抜く為の工夫がされた物もあるが、中にはベルトと銃に金具を付け「ただ引っ掛けているだけ」という物も有る(テキストに有る「一見ホルスターに見えない」ものはこういうものであろう)。ただ抜き易くなれば基本的に銃を落とし易くなる傾向にある。
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*サンドブロゥ
**ファコン
-ガウチョナイフとも呼ばれる大ぶりなナイフ。見た目は牛刀に似ている(ファコンも元々は牛を解体するのに使うナイフなのだが…)
--余談だが、ガウチョにはエスグリマ・クリオーラというナイフ格闘術(片手にファコン、もう片手に盾代わりのポンチョを持つ)が存在する。
**デザートダガー
-くの字のやや大ぶりなナイフとなると、ククリナイフか。
**ピースメーカー
-コルト社の開発したリボルバー。西部劇といったらコレ!というほどの名銃。
--「神は万人を平等にお創りにはならなかった。コルトが万人を平等にした」&br()――西部開拓時代の人々のお気に入りのフレーズ
-これらサンドブロゥ銃器の殆どが《俺たちの勲章》でないと再使用出来ないのは、西部劇時代の銃器は弾の装填に手間がかかり、またシングルアクション式で連射しづらかったからか。。
**ソードオフショットガン
-その威力から卑怯者の武器とされていたのは事実で、悪漢でもあまり持つ者はいなかったとか。
-ただし『許されざる者』において、年老いたイーストウッドが衰えた射撃術をカバーする為、ショットガンを持ち出す描写がある。
**フォーバレル
-単発銃しかなかった時代に存在した装弾数を増やすための(涙ぐましい)改造をした銃器の一種。
--この手の銃の欠点として、銃身を増やした為に重量が増加することと、''一回の射撃で全弾発射してしまう''ことが挙げられる。
**レバーアクションライフル
-ピースメーカーと並び立つというフレーバーから、ウィンチェスター社のライフルと思われる。
-『西部を作った』とさえ評される伝説的なライフルである。
**ヴォレイマシンガン
-機関砲のこと。
-ちなみにガトリング砲は、医師リチャード・ジョーダン・ガトリング氏によって開発された、最初期の機関砲の一つである。
--幕末から明治にかけて日本にも輸入された。『ラストサムライ』や『るろうに剣心』になども登場。
--最近だとヒラコーの『ドリフターズ』か。
---「なにこれすごい これくれちょっとローマ滅ぼしてくる」
-大型で設置に手間隙がかかり、馬車に設置して使う程度が機動性のある唯一の方法だったのだが――。
**地獄の棺桶
-『続・荒野の用心棒』にてフランコ・ネロ演じる「ジャンゴ」が使った、マカロニウェスタンの代名詞ともいえる武器。
--ずるずると引き摺られてきた棺桶から、バッとガトリングを取り出して悪漢を射殺するのは、実に格好良いムーブである。
-映画本編も実に「マカロニらしさ」を体現した壮絶な内容であり、以降ジャンゴは、マカロニ諸作品の中でも別格的な名前となっていく。
-ちなみに、ある意味この棺桶の“後継者”と呼べるのが、映画『デスペラード』の主人公マリアッチが持つギターケース。テキストに「大小様々な武器を詰め込んだ」とあるのも、おそらくこれから。
--さらに、劇中登場したマリアッチの仲間、「無敵の男達」ことカンパとキーノは、カンパはギターケースにマシンガンを、キーノは&bold(){ロケット砲を仕込んでいた。}
-また、ゲーム『GUNGRAVE』にて主人公ビヨンド・ザ・グレイブが背負っていた「棺桶」も、上記の「ジャンゴ」のオマージュの一つ。グレイブのトレードマーク的武器、巨大二丁拳銃「ケルベロス」を初めとして、ロケット砲、マシンガン、ミサイルランチャーの他、変形して巨大な二丁拳銃(というか二連装砲)になる等多数のギミックが仕込まれている。ちなみに必殺技は&bold(){これ等全部の一気撃ち}である。
-さらに凄いのは『召喚教師リアルバウトハイスクール』で出てきた魔界仮面ヘルマスカーDの棺桶型メカ「デルザーク」。武器庫・収納武器全部の一気撃ちだけではなく棺桶自体に柄がついてハンマー、バイクに変形、手足が生えてロボ、多数召喚されて合体巨大メカ化とやりすぎなくらいにギミックが満載である。ヘルマスカーD自体はフィストウォーリアーやグレズ系だが。
**早撃ち用ホルスター
-実際のところ、西部劇で見られるほとんどのホルスターは早撃ち用のホルスターである(当時使われていた一般的なホルスターは蓋が付いている為、銃を抜くのに1アクション必要になる)。早撃ち用のものはただ突っ込んでいるだけなので直ぐに抜くことができる反面、馬に乗ったり走ったりすると(時にはただ歩いているだけでも)銃が落ちてしまう問題が有る。
--より素早く抜く為の工夫がされた物もあるが、中にはベルトと銃に金具を付け「ただ引っ掛けているだけ」という物も有る(テキストに有る「一見ホルスターに見えない」ものはこういうものであろう)。ただ抜き易くなれば基本的に銃を落とし易くなる傾向にある。