パーソナリティ


基本ルールブック

神王エニア三世

  • 『はてしない物語』の「幼ごころの君」。
  • 『魔法騎士レイアース』のエメロード姫。

大賢者アウゼロン

  • 『ゲド戦記』の主人公ハイタカ。
  • 『魁!男塾』の塾長も入ってるような……
  • 或いは、FEAR作品に良く出る「青の魔導師」の系譜に連なる人物。
  • あまり魔法を使わないのは、 『ファンタジーRPGクイズ』 の登場人物、アトラティアヌスからか?
    • これも『ゲド戦記』のハイタカ。「船を操る為に風を呼べば、遠いところで嵐が起こる」として、バランスを保つ為に魔術を極力用いない。

“雪の薔薇”ルミ・ルースネン

  • 名前はフィンランド語で『白雪姫』の意。
  • コトワザ好きで他の黄金騎兵を注意するくだりは、まさに『おとぎ銃士赤ずきん』の白雪姫。
    • 余談だがフィンランドは第二次世界大戦時、数々のエースパイロットを輩出した国で、その伝統はモータースポーツ界において「フライング・フィン」の異名で現代に伝わっている。彼女もその系譜に連なるのだろう。
  • 諺好きで説教をするのと男運が悪いのは、それぞれ 『魔装機神シリーズ』 の登場人物、ホワン・ヤンロンとテュッティ・ノールバックの要素も。
    • なお、テュッティもフィンランド人。

キリン・ヨアンナ・ベルカ

  • “キリン”と言う名の出所は、ほぼ間違いなく「麒麟麦酒株式会社」、通称キリンビールから。
  • “ベルカ”は宇宙に飛んだライカ犬とも『魔法少女リリカルなのは』の地名とも言われていたが、ポーランドの元首相にマレック・ベルカという……

星王ディオス

  • ビジュアルは『Fate/zero』のライダーことイスカンダル。言わずと知れた“征服王”アレキサンダー大王の英霊化した姿である。

災龍皇ヤム・ナハル

  • ウガリット神話の竜神、ヤム・ナハルから。因みに神話では、ヤム・ナハルはバアルによって棍棒で撲殺されたりする。

“背教者”ユリアヌス

  • 史実のローマ帝国の皇帝、ユリアヌス帝を元にしたと思われる。
    • p90の台詞は同人物を題材とした辻邦生の小説『背教者ユリアヌス』を意識したものか。

“邪剣使い”ルー・シャラカン

  • 幼い頃の事故で~のくだりは漫画版『バトルロワイアル』桐山和雄。
    • 事故で母親を失い、同時に大脳の奥が傷ついて感情が希薄になった。根幹設定以外は基本的にリアリティある描写の作品において、とんでもなく人間離れした活躍をみせる。
  • 参考作品にもなっている『鉄錆廃園』に登場する“軍神”グラディス。「かつて魔王と相討ちになった女剣士」「不本意な形で蘇り、敵側の戦力となっている」「感情(の一部)を喪失している」「かつての勇者が敵という事実が人類側の士気に影響している」「ただし味方に戻りそうなフラグがある」など、多くの共通点がある。

拳帝ジーア

  • 二人称が「うぬ」である点からイメージソースは『北斗の拳』のラオウで間違いないだろう。自らを拳帝と称する点も、ラオウが拳王と称した事に類似している。
  • キリンとの出来事は、元斗皇拳の伝承者で最強の使い手であるファルコがいる村にラオウが軍勢を率いて攻め込まんとした時、ファルコが自らの右脚を切断してラオウに差し出した事で、ラオウが心を動かし軍勢を引き返した事に由来か。
  • 血に飢えて凶暴な配下も、「汚物は消毒だー!」のAAで有名なモヒカン達が元ネタだと思われる。

武王エニア三世

  • 美少女ヒロイン系のアニメでは、この手の「主人公のコピー」という悪役は比較的ポピュラー。「オリジナルに対抗心を抱き、本物に成り代わろうとする」行動原理もまた同様。
  • 『魔法騎士レイアース』のノヴァ。
  • 『戦え!イクサー1!』のイクサー2
    • 余談だが、ノヴァの登場シーンはCLAMPが平野俊弘監督にイクサー2と同じにしてくれと頼み込んだ逸話がある。加えてイクサー2の元ネタが『人造人間キカイダー』のハカイダーだった為、ノヴァの主題歌はハカイダーの歌のパロディとなった。
  • 最近だと映画『Yes!プリキュア5鏡の国のミラクル大冒険』に登場したダークプリキュア5なんかか。

デキムス・フォン・ザイツバッハ辺境伯

“砂漠の巨星”バーソロミュー・ランディ

  • 二つ名と台詞は『機動戦士ガンダム』の“青い巨星”ランバ・ラル。
    • やっぱり乗機はサーブルで、更に高性能機に乗り換えると「サーブルとは違うのだよ!」と言ってくれるのでしょうか。期待。
    • 「アルマとは違うのだよ、アルマとは!」でしょう。
      • 『ギレンの野望』などのゲームでラルをドムなどの高性能機に乗せると、「グフとは違うのだよ!」と喋ってくれる。

“オリジン総督”アネール・ギュネー

  • 現地人でありながら侵略者に講和を図り、民兵による武装組織を立ち上げるも、更なる侵略者に対して(大局的視野を持って)恭順し侵略側に回る……と云う立ち回りは、『∀ガンダム』のグエン・サード・ラインフォードが元ネタと思われる。
    • グエン・サード・ラインフォードは「ミリシャ」を率いていたが、彼が率いていたのは「ミリティア」。読み方が違うだけで意味は同じ「民兵」である。
  • 「アネール」「ギュネー」はギリシャ語の「男」「女」。アンドロギュヌス(両性具有)の語源である。

“フォルテ王”浅井備前守長政

  • 旧版時代、アレグレット王子と信長の妹お市の方の間に縁談があった為、既にその予兆はあったのだが……さすがに予想外であった。

“破滅の瞳”グリシーナ

  • 「藤色の瞳からグリシーナ」となっているが、glicinaはスペイン語で藤の事。
    • まるで獣耳のようなリボンと評されていたが、本当に獣耳でした。なんてこった。

ディギトゥス

  • 解説では「手」を表す事になっているが、正確にはラテン語の「指」。
    • 下僕であったメディウスは「真ん中の」の意味。「ディギトゥス・メディウス」で中指。
  • 巨大な手の形をしたロボット幹部といえば『宇宙鉄人キョーダイン』のガブリン。
  • 「少女を守る事を最優先する、機械世界の長」が登場するのは『超攻合神サーディオン』。
    • しかしこれが元ネタ通りだと、中の少女は……

エロール・カイオス

  • 『銀河鉄道999』のメーテル。空を飛ぶ機関車で旅を続けている点も共通。
    • R&R誌の旧版記事には彼女の乗機と思われる列車ナンバー000の機関車が登場しており、これは『漂流幹線000』。
  • 名前の語源はグノーシス主義における神霊プレーローマの一形態・エロールカイオス(Elorchaios)。

ゴワンドゥール

“赤き”エリュテイス

  • 名前はギリシャ神話に登場する、ヘスペリデスの園の黄金のリンゴの番人である女神から。

“氷肌の”ゼオン

栂尾薪

サクラ

  • 「サクラ」はグノーシス用語においては愚者を指す言葉であり、デミウルゴスと同一存在ともみなされるヤルダバオトの変名である。

東の魔王オルディア

冥龍皇イルルヤンカシュ

  • ヒッタイト神話の海の支配者、イルルヤンカシュより。
  • 旧版ではまだ侵略者だった。衰退するアムルタートの生殖能力の低下を回復する為に戦乱を起こした、という設定は『忍者戦士飛影』のアネックス・ザブーム皇帝と同じ。

ジェイコブ・ペテルセン

  • 『強殖装甲ガイバー』のクロノスの支配者・アルカンフェル。
  • 名前は「ヤコブにしてペテロの息子」の意味。ヤコブは初期キリスト教団の指導者でありイエスの兄弟、ペテロは「天の国の鍵」をイエスから受け取った初代ローマ教皇である。
  • 彼が開発したJACOBは『アイアンマン』のトニー・スターク「社長」の開発したAI、J.A.R.V.I.S.からか。

リムシュ

  • 名前はアッカド王朝の王リムシュからであると思われる。また、彼の血縁にあたる高名なアッカド王「ナラム・シン」の名も、旧版シナリオ『ドラゴンデュエル』にアムルタートの龍として登場する。
  • 能力値は旧版サンプル、我らが龍戦士さんそのものである。

モト

  • フェニキア神話に登場する死と不毛を振り撒く冥界神であり、名前も「死」を意味する。

“蛇の大公”アルストロイア・アレクシウス

エリザベス・パーラメント

  • R&R誌の旧版記事には片腕だけ獣化した彼女の姿がある。自身も強力な改造人間であるが変身はしない幹部といえば『強殖装甲ガイバー』のドクター・バルカスではないだろうか。

ジョージ・タックスマン

  • 旧版では典型的な「保身第一で威張り散らす上司」的扱いだったが、SCでは有能度が格段に上昇。加えて子煩悩な良き父親属性まで追加された。
  • 実際、旧版時代から「良くも悪くも優秀な資本主義者」と言われているし、運動不足気味な体と、寝不足で生まれた隈は、戦うサラリーマンの勲章である。
    • というか冷静に考えて「保身が出来る」という事は「失敗を帳消しに出来る利益を叩き出せる」のとほぼ同義であるし、直属の上司が“あの”ジェイコブ会長である以上、支社長として認められるだけの実力と人格とを持っている事の証明だろう。利益が最優先なのも、サラリーマンとしては当然の思考に過ぎない。少なくとも公式で提示される情報を鑑みる限り、彼が「無能」であるとは一言も書かれていないのだ。
    • 勿論、各鳥取での扱いは別としてだが。
  • 融通の利かない官僚気質だが実は人間的、なキャラ付けは『機動武闘伝Gガンダム』のカラト委員長か。
    • 最近だと『魔法少女リリカルなのはStS』のレジアス中将。ファンの間では「運が悪かっただけで優秀な人材である」と語り継がれている。
      • 魔法以外の兵器が原則的に禁止された星間国家における、首都星の統治者。しかし上層部の拠点は衛星軌道上の戦艦である為に地上は軽視され、予算は少なく、優れた魔術師は次々に宇宙艦隊に引き抜かれ、残るのはやる気も才能も能力も無い人員ばかり。加えて首都の付近には廃棄都市区画=スラムが複数存在するという、どうしようもない状況において「犯罪率を低下」させる事に成功した傑物である。その後、主人公たちによって状況を引っ掻き回され(無論、レジアス中将からの視点だが)た挙句、暗殺されてしまった。

今川義元

  • 言わずと知れた、戦国時代の駿河・遠江(現代の静岡県)の守護大名である。一般には「信長に討ち取られた」としてヘタレ悪役的な評価を受ける事も多いが、実は武芸軍略に通じていたらしい。
    • 実際は「東海一の弓取り」と呼ばれた名君であり、公家の流れを汲んだ正当なる主君と言える。実際、桶狭間の合戦当時の勢力を考えれば、今川家は文字通りの大名であり、尾張という小国なぞ問題ではなかったのだ。しかも治めているのは、うつけの織田信長である。戦力の差は歴然としており、奇襲を仕掛けてくる筈もなく、仕掛けてきたとしても信長が勝てる筈は無かったのだ。
  • 飛行機乗りの側面は「輿に乗っていた」事の変形で、元サッカー部は蹴鞠が得意な事の表現だろうか。これなどは『戦国無双』的なフレーバーを感じる。

星威大将軍織田信長

  • こちらも言わずと知れた戦国の大武将。尾張のうつけものと言われながら、一代で天下統一直前まで迫った人物である。
  • 旧版時代は「うつけの姫君」として扱われる面が大きかったが、バシレイア動乱で父が斃れた為に跡を継いだのだろう。とすれば、凄まじい政治力を発揮するのも頷ける。
    • 三千世界有数のおっぱいであるのは否定出来ない事実。
      • もっとも「人気がでなけりゃ死ぬ筈だった」とハッタリカイザーも言ってますし、謀反が起きないよう注意しないとね!

武田信玄

  • 戦国時代、甲斐を治めていた名将にして猛将。『風林火山」や騎馬軍団、信玄堤を始めとする、数々の戦術、戦略を編み出した。
    • 尚、当時の戦乱は中世封建制度に基づく、一種のスポーツのようなものである。ようするにお互いの領土を取り合っての競技という面があったのだが、武田と上杉は違った。本気でガチの殺し合いをやらかしていたのだ。これが武田が全国各地の武将に恐れられた所以だとか何だとか。
    • 因みに、男女ともに好む人でもあったらしい。

“黒騎士”ミッキー・ヴィットマン

  • 名前はWW2のドイツ軍戦車兵、ミヒャエル・ヴィットマンから。
  • 二つ名は名前繋がりで小林源文の戦争劇画『黒騎士物語』からか。
  • 狼型グレズを相棒にしている傭兵と云う設定は、『ゾイド』シリーズに登場する傭兵アーバインがモデルと思われる。

ジョナサン・マクダニエル大佐

平手政秀

  • 織田信長が全国に名を馳せる前、うつけと呼ばれていた時代の家臣。父の葬式に際し、焼香を掴んで投げつけた行動を見て、信長を諌める為に腹を切った。旧版の「わしは腹を切る!」という口癖はそれに由来していたのだが……
  • あろう事か、史実通り切腹なされた。いやまったく。それで生きてるあたり何ともカオスフレア的というかなんというか。
  • 腹を切っても死ななかったといえば、新撰組隊士原田左之助。

データブック:ラピスフィロソフォルム

ユミナ・ゼファラス

  • 孤児でのみ構成された軍団という設定から見て、元ネタは『ローズ・トゥ・ロード』シリーズに登場するストラディウム公国第十一軍団長、アステノリエ・アレル公女であろう。
  • 「ゼファラス」はギリシャ神話に登場する西風の神ゼピュロスの別読み。

チェーザレ・プロヴィノ大佐

  • 『機動戦士ガンダム』シリーズの定番である『仮面のエースパイロット』モチーフの集約。
  • 「真紅のアルマで5機のメタボーグを~」は初代ガンダムのシャア・アズナブル。
  • その外、『機動戦士ガンダムSEED』のラウ・ル・クルーゼ、『ターンAガンダム』のハリー・オード等の要素も織り込まれている。
    • 「初陣以来アルマ一筋」の設定追加で、『機動戦士ガンダム00』のグラハム・エーカー(初登場から最終回までフラッグ一筋)分も加わった。まぁ彼は劇中じゃ仮面付けてませんでしたが……その……ねぇ?

“フォルテの星”セシル・ハリス

  • 二つ名と「敵機の未来位置を予測する天才的な技術」「機体の翼端を黄色く塗る」は、WW2時のドイツ軍エースパイロット“アフリカの星”ハンス・ヨアヒム・マルセイユ。
    • 余談だが、この「翼端を黄色く塗る」という嗜好は『エースコンバット04』のライバル"黄色の13"に引き継がれている。
  • 戦いで片足を失った点は同じくWW2独空軍の“スツーカの悪魔”ハンス・ウルリッヒ・ルーデルがモチーフと思われるが、その後一線を退いて教官職に就いた部分は『ガンダム・センチネル』のストール・マニングスか。
    • ……まぁ普通片足失えば一線退いて当然ですが。ルーデルさんマジ自重して下さい。

“神の槍”ハラルド・トールズセン

  • 「ハラルド」はノルウェーの統一に乗り出したハラルド美髪王、「トールズセン」はヴィンラントの元ネタでもあるヴィンランドに大規模移住を行なった実在の探険家ソルフィン・カルルセフニ・トールズソンからだと思われる。
    • 要するに、ヴァイキングの有名人二人の名前が合体してできているわけだ。

“麒麟宰相”李鶴葉

  • 麒麟宰相とは、王を補佐する宰輔という役職を実際に麒麟が務める『十二国記』が元ネタか。

薛木蘭

  • 病弱の父を持つ武勇に優れる娘という設定と名前からして、直接のイメージソースは『木蘭詩』など中国の文芸に登場する女傑・木蘭。男装して異民族相手に大活躍を繰り広げる。ディズニーの『ムーラン』も同題材。
  • その病弱な父親とされている薛仁貴は、唐代に実在した名将。『隋唐演義』などにも登場する、中国では諸葛孔明や曹操並みに知名度の高い人物である。

“混世魔王”曹孟徳

  • 記されている通り『三国志演義』に登場する劉備のライバル、曹操の事である。
    • 基本的に当時の中国では武将が各地の配下に対して軍を出すよう要請し、部下達が領土から兵を徴収して集まる事で、初めて戦争をする事が出来る。その為に収穫期は人が足らず、戦争ができない=仕掛けないというのが通例であった。ところが曹操は膨大な数の私兵を抱えており、自分の思う時期に好き勝手に戦争を仕掛ける事が可能だった。しかも倒した敵の領土を占領し、或いはカリスマによって次々に武将が軍門に降る為、そりゃあもう勢いは止まらないのである。
    • 因みに曹操は劉備以外の誰にも負けた事が無く、また劉備も曹操以外の誰にも負けない名将であった。お互い、同じ時代に生まれたのが不幸だったのだろう。
    • 史実においては流石に常勝不敗とはいかず、負け戦(宛の戦い・赤壁の戦いなど)も多く記されているが、そこで勢力が弱体化する事無くむしろ飛躍を迎える事が多い事から卓越した政治手腕が伺える。
  • 混世魔王の二つ名と、そのビジュアル、性質は正史の織田信長のものか。元々、曹操と信長はイメージが似ている面もあるのだが。
    • 織田信長が称したのは「第六天魔王」だったような?
    • 混世魔王樊瑞とは水滸伝に出てくる敵キャラ。ジャイアンドロボのアニメ版にはBF団十傑衆の一人として登場する。
  • 尚、背が低い事を気にしているのは史実の曹操も同じである。大豪傑ばかりの中にあって、頭二つ分ほど小さかったという。まあ、文武両道に長けた武人ではあったのだが。

“無影孤拳”劉蒼月

  • 『機動武闘伝Gガンダム』のマスターアジア。
    • 「実は宇宙人」説は、『新スーパーロボット大戦』で付与されたゲーム中設定。その余りにも唐突な(しかし何故か納得せざるを得ない)追加設定は、発売後10年以上が経過した今でも語り草である。
  • 彼の読んだ書は『フサンの七秘聖典』というクトゥルフの魔術書。「大地の七つの秘書」とも呼ばれる。大賢人バルザイがその内容に精通していた他、詳細は不明である。

“美髭公”関雲長

  • 『三国志演義』最強の武将にして劉備の親友、関羽。彼のいう兄者とは劉備の事。
    • 美しい髭を持ち、青龍円月刀を振るって戦場で大暴れしたという。また曹操に配下になるよう誘われたが拒んだのも史実通り。この際、天下の名馬「赤兎馬」を授かっている。
  • で、何故にグレズなのかと言えば……恐らくは『SDガンダム三国志』があるからだろう。多分。

“封禍公主”林玲施

  • 運命を司る『碧銘真経』は映画『グリーンディスティニー』か。隕鉄で作られた運命を司る魔剣である。
  • 「百羽の雁を一刀のもとに落とす」技は、金庸の武侠小説『笑傲江湖』に登場する廻風落雁剣。
  • 台詞はツンデレ的だが、武侠小説の有名著者である金唐の作品に登場するヒロインは、皆ツンデレを地で行っている為、ある意味で原点に忠実といえる。
    • 「甘やかされて育った為に我侭で癇癪持ちだが、主人公を一途に慕う男装の美少女」とか平気で出てくる。しかも1956年に。すげー。

ジャンヌ・アマクサ

  • 『メガゾーン23』の時祭イブ。偽りの東京の偶像だが、その正体は実体のないAIであり、主人公たちに真実を伝える役を担うという役回りがまったく同じ。セリフも作中の「7Gのオペレーター、応答して下さい」のパロディ。

“尖塔の魔女”ウェルギリウス

  • 性別不詳の魔人である事や、自然破壊を行なう人類を憎む行動理念は『覚悟のススメ』の現人鬼・散。
    • 特に旧版の際の台詞「ど許せぬ!」は散の印象的な台詞である。
  • “TOKYOタワーの魔女”の異名は『女神転生II』のヒロインから。
  • ウェルギリウスの名前はダンテ『神曲』における地獄の案内人、古代ローマの詩人に由来すると思われ、彼は詩の中で「明けの明星」としてのルシファーに言及もしている。

“不在の9”ネビュラ・ヒューゴー

  • ネビュラ(Nebula)は英語で『星雲』、ヒューゴーはアメリカのSF作家ヒューゴー・ガーンズバックに由来。共にアメリカのSF文学賞の名に冠されている。
    • 因みに、ネビュラ賞をモチーフに日本SF大会で行われているのが『星雲賞』である。
  • このネビュラ/ヒューゴー両賞を受賞したのがサイバーパンク小説の古典にて傑作『ニューロマンサー』であり、その点でもリアリティハッカーのハンドルネームには相応しいチョイスであると言えよう。
  • 9という数字については恐らく『アーマードコア』シリーズに登場する最強のレイヴン「ナインボール」からか。
    • 都市管理システムによって構築されたAIであり、イレギュラーとなりうる要素を叩く為の統治機構であった。とすれば、彼も……?
  • 或いは『パンプキン・シザーズ』より「不可視の9番」。戦争中に作られた、存在しない筈の特殊部隊である。どれも非人道的な実験によって開発された特殊技術を保有しており、それ故に忌避される9の番号を持つ。

“法の番犬”アヌビス

  • 『特捜戦隊デカレンジャー』のドギー・クルーガー隊長。
    • 主役5人を凌駕する白兵戦闘力の持ち主であり、“地獄の番犬”デカマスターとして戦闘員100人相手に《※万軍撃破》を炸裂させた事もある。
    • デカレンジャーなのに、活躍してたのはデカマスターだけという凄い回であった。しかもボスのテーマまで流れてるし。
  • 解説文中に登場する十三騎神“宇宙刑事”一条大和の元ネタは『宇宙刑事ギャバン』。
    • デカレンジャー放送中に開催されたステージショーでドギーの戦友(!)としてギャバンがゲスト出演した際に、「現宇宙警視総監だが、宇宙刑事時代が忘れられずに今でもお忍びで現場に赴く」と云う設定が披露された。何やってんすか。
      • 『忍風戦隊ハリケンジャー』に出てきたシュリケンジャーは、様々な戦隊出演者が持ち回りで中の人を演じ、それぞれの変身ポーズを決めた。が、大葉健二氏だけは戦隊ではないギャバンのポーズだった。「シュリケンジャーの正体はギャバンか!?」と噂になったものだ。
      • 因みに大葉健二氏はアクション俳優であり、年齢を感じさせない素晴らしい殺陣を披露してくれたが、スーツアクターは素人だったらしく「素顔の方が強い」ともっぱらの評判であった。
    • なお、『仮面ライダークウガ』に登場した一条薫という説もある。未確認生命体第4号クウガのパートナーとして、試作品の白バイを持ち出した事もあった。

“サンジェルマン伯爵”ジル・ド・レエ

  • ジル・ド・レエはフランスの貴族にして、ジャンヌ・ダルクを支援して“フランスの元帥”とまで称された救国の英雄。晩年は資産を切り崩して魔術に入れ込み、少年少女を虐殺したとして処刑された。『青髭』のモデルとも。
    • 尚、宗教裁判の時には心底から悔い改めたらしく、彼が「私の為に祈ってくれ。死刑が避けられないなら私の為に泣いてくれ」と頼むと、感動した聴衆や主教たちは皆そのようにしたという。
  • サンジェルマン伯爵はヨーロッパ各地に現れた謎の人物。天文地理に通じ、外見上年を取らずにいたという。一説によれば錬金術師、或いはタイムトラベラーともされる。『サンジェルマン・クロニクル』では吸血鬼だとも。
    • 年齢が旧版の36歳から変化していない辺り、サンジェルマン伯爵の通り名は伊達じゃないらしい。
  • 「ステーキしか口にしない肉食主義者」「見据えた美少年を虜にする眼力の持ち主」というのは『パタリロ!』のバンコラン少佐がモデルか。

土方歳三

  • ライアーソフトの18禁ゲーム『行殺新撰組』では新撰組の主要メンバー大半が女性化しており、そこで描かれる土方は容姿・言動共に本作のイメージにも通じる。
  • 因みに中々カオスフレア的な人物であり、『火星の土方歳三』では、火星に赴いて新撰組を再結成してしまった。

“鬼王”松永山城守久秀

  • 松永弾正の名でも有名な、実在した戦国武将。信長に反逆するも敗れ、最後は日本で初めて「自爆」して死んだという豪快な人物。
  • 通称を「戦国の怪物」。一介の浪人から国盗りを仕掛けて大名にまで上り詰め、時の将軍を謀略によって暗殺してのけた傑物である。
    • アイテムの「古天明平蜘蛛茶釜」は元々彼の所有となっているが、これは事実。ただし通説では信長が彼の助命と引き換えに茶釜を渡すよう迫ったが、それを断って叩き壊したとなっている(茶釜に爆薬を詰め自爆したという説もある)。
  • その風体や次元の狭間に城を持つ部分の設定は『鎧伝サムライトルーパー』の妖邪帝王・阿羅醐。
    • 因みに同作品で昔阿羅醐を討伐したのは迦雄須(かおす)であるw

塔神丸

  • ○○丸と云うネーミング、3頭身の体型は『魔神英雄伝ワタル』シリーズの主役魔神がモチーフか。
    • 因みに“塔”なのはかつてのヴォーティフが天まで届く塔、軌道エレベーターであった為と思われる。
    • 同様のネーミングをグレズ本体(龍)に当てはめると……

ソードレンジャー

  • 軽い口調、戦闘力を持たない車に変形する点は『トランスフォーマー』シリーズのバンブル(原語名バンブルビー)か。

グンスラー

  • 風体は『勇者王ガオガイガー』のゾンダリアン機界四天王の一人、EI-28ポロネズ。なお、劇中では機関車でなく山手線と融合した。
  • 「グンスラー」は北欧神話の大河エリヴァーガルの支流。

マリア・カスタフィオーレ

  • 「無敵の力はみんなのために!」(マジンガーZOP)
  • 「一つの命は百万パワー!」(ゲッターロボOP)
  • 「今度こそなんのおそれも無い夜を」(ジャイアントロボ)
  • 「無限の勇気で作ってみせる!」(不特定多数)
  • 「あたしを誰だと思っているの!?」(天元突破グレンラガン)
  • 「期待値なんて目安よ、あとはフレアで補えば良いの!」(勇者王ガオガイガー)
    • いやもう何と言うか、自重して下さいとしか……
    • 「あたしを誰だと~」は『マクロスF』のシェリル・ノーム分も入ってるかも知れない。
    • てか、最後のはただのメタ台詞じゃないか(笑)。
  • 初出は旧版サプリメント第一弾『インペリアルジェイド』掲載シナリオ。所謂「囚われのシナリオヒロイン」としての登場だった。……それがこんなキャラに化けようとは一体誰が予想出来ただろうか。
    • 俺はあの当時から愛してました。
  • 趣味のプラモ作りは『ケロロ軍曹』というかハッタリなのか。
  • 好物のコーヒー、ステーキ、パインサラダは出撃前に頼むと必ず戦死する食べ物。ヤバイ。

ジュリオ・ルケージ

  • 基本設定はそのまま『ガングレイブ』のハリー・マクドゥエル。親友にして組織最強のヒットマンを殺害し、組織を掌握。更に強化人間によって勢力を拡大したあたりまで同様。
  • 暁帝国の剣技を習得しているのは『鬼哭街』の劉豪軍から。マフィアの幹部であり、親友の妹を妻としたが彼女が兄に恋していた為、狂気に陥った。尚、その親友も組織最強のヒットマンであった。
  • 『鬼哭街』の世界はサイバーパンクが進んでおり、劉豪軍の属するマフィアは構成員や幹部の全員が身体改造している。「クリムゾングローリー」や「レンフィールド」のイメージソースか。

“炎眼の”ヴェールンド

  • ヴェールンドは北欧神話に登場する、鍛冶の名手である小人。
    • 旧版記事ではヴェールンド商会はニューマンハッタンの試練場そばにあるという。つまり立ち位置は『ウィザードリィ』のボルタック。

ブラッディザッパー

  • 名前は『SDガンダムフォース』のザッパーザク及びその元ネタにあたる『SDコマンド戦記 G-ARMS』のメガコマンダー・ブラッディザク。
  • 人間に危害を加えず、ヒーロー相手にのみ戦いを挑む姿は、所謂バイキンマンその他の「理想の悪役」から。
    • 彼らの悪事で人が不幸になる事はなく、事件が終わった後は必ず笑顔になるのだ。

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最終更新:2008年12月27日 10:48
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