群馬1次
受験者470人程度(見た限り欠席者はあまりいなかった気がする)
一次通過60名
小論Iは電気。
前半はほぼ高校レベルの電気回路。
後半はクラーク電極、コンビセンサが酸素や二酸化炭素の濃度を測定できる原理について。
誘導はあるから全部知ってないと解けないってわけではない。
小論II(英語)はエラトステネスが地球の周長を産出した方法について。
(ある地点の緯度と日時計の柱の陰の長さから)
設問6つで、単語で答えるものあり、200、300字の論述あり。
文章はそんな難しいと思わなかったが時間が足りない。
一番肝はエラトステネスの実験方法を図を描いて説明する設問。
群大は請求すれば本文も丸々載った過去問がもらえるので、来年以降受ける方はそちらをご参照ください。
千葉2次 (再掲)
1次通過27名、欠席1名。
外見からの判断だが、年齢層や性別の構成は山口2次などと変わらず。
午前9:00- 経歴・併願校・医学部受験経験の有無など記入+研究発表OHP作成
午前11:00- 研究発表8分+質疑7分
(卒業研究などの経験がない場合は、入学後にやりたい研究の計画を発表)
午後14:20- 個人面接15分×3
終了後に半数程度が再面接
テーマは「理想とする医師像・医学研究者像」「効果的だが稀に重篤な副作用が出るワクチン接種の是非」など。
時間が余ったら、最初に記入した経歴や志望理由書などから個人的な質問を受ける。
ちらっと見えた評価シートによると、評価は各項目ABCの三段階らしい。
最後の項目は「千葉大の学生にふさわしいかどうか」という主旨の総合評価だった。
某MLにあった過去の試験と同一形式と思われる。
金沢2次
書類審査により受験者は100名ほどに絞られている。学力試験。英語と生物。
英語は和訳→英作文→英訳、とやることが多い。前情報通り時間が短く、辞書を引いていたら足りなくなる。
単語は大学レベル。英訳は高校レベルの書き方、日本語一対英語一対応の丁寧な訳ができるなら埋められる。
東大の過去問をライトにした感じ。選択問題と量以外はあんな感じ。
時間との勝負。
午後は生物。 すべて記述問題。大問3つで、免疫、アポトーシス、あと何か忘れた。
その中で小さな問題が4、5コくらいずつ。実験考察というよりかは、知識を説明させる問題。
広く浅く問われた。「免疫グロブリンIgG分子の構造を簡略に図示し、説明せよ。」とか。
その他「アポトーシスとネクローシスの違いとはなにか。」や、
あるいは「アポトーシスさせた細胞サンプルから採取したDNAの泳動バンドを図示し、そうなる理由を説明せよ。」もあったか。
バイオ修士の人なら無勉でも高得点できそう。
文系の人も、教科書一冊まるまる覚えるくらいの対策でもかなり対応できるとは思う。
時間は超余った。英語に時間くれ。
金沢3次
最終試験。12:30集合13:00開始。
空席が1つあったのは欠席かと思われる。
会場が前と違う。
コンサートホールみたいな講堂の席に前後に並んで座り、後ろの人(番号が若い人)から呼ばれる。
二人一組で呼ばれ、一人15分ずつかかるので、早く受けたい人は受験番号は小さい方がいいかも知れない。
で、呼ばれた二人ずつ移動。別々(向かい合わせ)の部屋に。
目の前に教授の方々が6人くらい並んでいて軽くビビりつつ、手荷物を脇に置いて受験番号と名前を言い、着席。
あんまり圧迫ではなかった。
(ああ、研究医が欲しいんだな)と感じられたので、生物関連の研究経験者はチャンス高いんじゃ。
「医学研究したいなら、医学専攻修士へ行くのとは何が違うの?」とか聞かれたんで、臨床との連携がうんたらとか咄嗟に答えたり。
あとは自分の研究内容の具体的な医療への応用法(志望理由には深く書かなかった)を突っ込まれたりした。
医学知識・医療問題については聞かれなかった。
最終更新:2010年11月20日 23:15