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合同会社宝樹社(ほうじゅしゃ)について、ネット上の公開情報(行政文書、自治体広報、報道等)から判明している詳細なデータをまとめました。

同社は、オウム真理教の後継団体「アレフ(現・Aleph)」が教団の存在を隠し、都内最大級の活動拠点を確保するために立ち上げたペーパーカンパニー(ダミー会社)です。

法人の基本情報(国税庁・企業データベースより)

  • 法人名合同会社宝樹社

  • 法人番号5011803001393

  • 所在地東京都足立区入谷9丁目27番3号 足立入谷ビル

  • 実質的代表者:アレフ幹部

  • 設立・活動状況:事業内容や業種などの一般的な実体情報は公開されておらず、不動産の所有・管理目的で使われています。

主な経緯と問題の全貌

1. 大型不動産の密かな取得(2010年)

2010年3月29日、宝樹社は足立区入谷9丁目の土地(約530㎡)および4階建ての建物(延床面積約1,145㎡、旧運送会社の倉庫兼寄宿舎)を取得しました。

アレフ側は正体を隠して契約を進めましたが、1階を倉庫・上階を信者の寄宿舎とする「都内最大の拠点」を構築する目的であったことが判明しました。

2. 地元住民・自治体との激しい対立

近隣に小学校が存在することなどから、地域住民は強い危機感を抱き、「足立入谷地域オウム真理教(アレフ)対策住民協議会」を結成。デモ行進や集会、署名活動を展開しました。

足立区も「オウム真理教対策本部」を設置し、監視体制を強化。さらに2010年10月には、全国初となる独自の防犯規制条例「足立区反社会的団体の規制に関する条例」を施行しました。

3. 法的紛争と行政処分

宝樹社(アレフ側)は行政側と真っ向から対立し、様々な法的手段に訴えてきました。

  • 道路占用・建築関連の対立:建物前の道路占用許可が不許可処分とされたことに対し、宝樹社側は区を相手取って処分取消請求訴訟を起こすなどの抗争を行いました。

  • 過料処分を巡る法廷闘争:足立区の条例に基づき、役員や構成員の氏名・活動状況等の報告を求められたものの、アレフ側は報告を拒否。区から過料処分を課されると、処分取り消しを求めて第1次〜第3次にわたる裁判を起こしました。

  • 最高裁での区側勝訴:過料処分をめぐる長期の裁判闘争の結果、最高裁判所がアレフ(宝樹社側)の上告を棄却し、足立区側の勝訴が確定しています。

まとめ

合同会社宝樹社は、現在も「足立入谷ビル」の所在地として登記上存在していますが、実態はアレフが実質所有する足立入谷施設を管理・隠蔽するためのダミー法人です。公安調査庁による立ち入り検査や、自治体・地元住民による厳しい監察・抗議運動の対象であり続けています。

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最終更新:2026年07月26日 16:26