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あらすじ - (2018/02/14 (水) 09:50:07) の編集履歴(バックアップ)
21世紀の
日本は、ある日突然、まったく異なる世界、まったく異なる惑星へと飛ばされてしまう。
貿易無しでは生きていけない日本は、必死になって新たな貿易相手を捜し求める。幸い、日本がどうしても必要とする物、食糧と資源は、早い段階で供給の目途が立った。
しかし、この異世界は弱肉強食であり、しかも当然ながら、元居た世界の常識がまったく通用しない。それでも、この異世界で平和主義を貫こうとする日本。
ところが、平和主義イコール弱者の思想と見なす傲慢な国や、自分たちの常識で判断した結果、日本を弱いと決めつけた軽率な国。そんな愚かな国々が、次々と日本に戦争を仕掛ける。
はたして日本は、異世界の荒波をくぐり抜け、国家と国民を守り抜くことが出来るのか?
!以下ネタバレ注意!
帆船の大艦隊に
空飛ぶ竜にまたがる騎士、まさに異世界というべき軍勢が自衛隊の前に立ちはだかる。彼らを倒し、無事食料と資源を取り戻すことはできるのか?
ロウリア王国を打ち倒す
日本。この世界をよく知るため、四方八方に外交の手を伸ばす。そして見つけ出した新たな友、
フェン王国。しかし国交開設の最中、『
列強』たる
パーパルディア皇国の
ワイバーンロードが襲い掛かる。とっさにこれを撃墜してしまう日本。この事件に各国は注目し、そしてパーパルディア皇国は怒り、日本に
殲滅戦を仕掛けてくる。
前回とは違う中世じみた軍、邦人観光客の虐殺、憤怒に包まれる日本…国民を守り抜けるのか?
その一方で、より強力な列強
パーパルディア皇国を打ち負かし、こちらも全世界から注目を浴びる
日本。ついに先進11ヵ国会議から呼び声がかかる。どの参加国も「護衛」と称し最新鋭の艦隊を送り込んでくる中、日本は海上保安庁所属、巡視船「
しきしま」だけを護衛につける。それが悲劇を引き起こすとは露知らず、外交にいそしむ日本国使節団。彼らに
グラ・バルカスの野望が迫る…
外伝:竜の伝説
日本の北東へ3000km、衛星写真には興味深いものが写っていた。火山のカルデラのようにリング状の山脈、高さは約1500m。リングの中にも海、そして全周断崖絶壁の島…その島には3つの国があった。政府は彼らと国交を結ぼうとするが、当然船舶でも航空機でも接触できない。頭を悩ませた外務省は、
ワイバーンと竜騎士の借用を決めた。
第二の人生を歩み始めていた竜騎士
ムーラは、政府の依頼により再び相棒の背に跨ることとなる。
カルアミーク王国を目指し、彼は外交官と共に
竜母から飛び立って行った。まもなく、壮大な伝説と勘違いの幕が開く。
閑話:忘れられた世界
はるか昔、人類の領域に攻め込み、
太陽神の使いによって追い返された
魔王。彼らの再来を恐れた人類は魔王討伐軍を組織する。「一年経っても戻らなければ大規模な援軍を送る」と約束を取り付け、故郷を発った討伐軍。彼らはあまりの敵の多さに身動きが取れず、天然の要塞に立てこもる。…そのまま幾年と過ぎたが、ついに援軍は現れなかった。彼らは「故郷は滅ぼされた」と考えるようになり、天然の要塞に「人類最後の砦」、
エスペラント王国を築き、今日までその命をつないできた。
しかし、ごく最近になって魔物が突然大量発生をはじめ、王国は再び危機を迎えつつあった。
北海道のさらに北、訓練のため新型輸送機「
C-2」は雷雨の中を往く。突如襲い掛かる強烈な磁気嵐。計器類は狂い、有視界飛行を余儀なくされる。続いて起こる唐突なバードストライク。不運に不運が重なり、墜ちる先は…
乗っていた陸上自衛隊隊員、
岡 真司が目を覚ましたのは、
エスペラント王国のベッドの上だった。
- 順次加筆をお願いします。文章量が増えてきたらページ分割もご検討ください
- 分け方は変えたほうがよいかも?(書籍副題で分けるとか)
- パーパルディアは中世ではなく近世では? -- 名無しさん (2017-12-31 22:58:01)