じどうほんやくげんしょう
概要
日本国及び
グラ・バルカス帝国の全国民に発生している謎の言語現象。かつての
太陽神の使いにも同様の現象が発生した。
大昔に転移してきた
ムーに関しては現状不明である。
なおこの名は記事を作るための暫定名であり、判明次第変更する。
現在判明している事
新世界における、現状登場している全言語をすべて、日本人ならば
日本語、
グラ・バルカス帝国人であればそちらの言語に自動で相互翻訳される現象である。
聞く側、話す側双方に対応しており、録音や放送、無線等を通した言語であっても、それが機械文明、
魔法文明どちらの発明品であっても、同様に変換される。
- タイムラグも無く、機械翻訳でもない自然な会話に翻訳されている。
- 双方の単位に関しても、自動で計算され変換されている模様。
- 国際会議のような、複数の言語が飛び交う会場においては、この世界の代表言語である神聖ミリシアル帝国の言語に変換され発せられる。
- 外国語等、特定の言語として相手に聞かせたい場合は変換されない。
- 相手側に概念すらない場合は、そのまま聞こえているが、新たに概念として入ると更新される。
今の所融通が効かないシーンが存在していない。
翻訳内容は更新される
例えば
海上保安庁という概念を、沿岸警備隊とは別の言葉としてムー国人に届いているが、
アニュンリール皇国が相手なら沿岸警備隊と翻訳されている。
この更新が国家単位なのか個人単位で行われているのかは現状不明。
文章にこの現象は発生していない
謎の力で音声が翻訳されているだけで、その言語が話せるようになっているわけではなく、読み書きに関しては自力で取得する必要がある。
文書翻訳作業
日本においては、相手の言葉が極めて高精度に口語翻訳されていることもあり、政府レベルでの文章の翻訳作業は極めてスムーズに完了している。
大学においては、現地人を講師として招き授業が行われており、一般の学生も学ぶことが出来る。
すでに日本の書籍の輸出が始まっており、ムーで販売されている書籍が
ムーの言語で書かれているのが確認されている。
口の動きとの不一致
相手方には洋画の吹き替えのように、話している事と口の動きが一致していないように見える状態にあるらしい。
推測事項1
相手側に概念がない言葉の場合、そのままの言葉で相手に届いているものと思われる。
そのため、相手側の言語に
日本語がそのまま取り込まれているケースが考えられる。例えば作中の頻出単語ではヘリコプターは世界共通語になっているかもしれない。
現実世界においても、自国の言語が高等教育に対応しておらず、一部の授業を外国語で行っている国が存在する。
そして日本の書店で科学などの本を購入している国が多数存在する為に、専門用語はかなりの数が
日本語名のまま新世界各国の言語に組み込まれている可能性がある。
第三文明圏外は特に多いだろう。
場合によっては第二外国語として
日本語が採用されている国が出てくるかもしれない。
推測事項2
日本人に聞こえている、主に兵器関係の名称は、一々「魔光」だの「魔導式」だのと、しつこいほどに魔が強調された名詞が飛び交っている。
この世界は魔法文明が多数派であり、日本やムーのような科学文明は特殊な立ち位置なのにも関わらずである。
だが「機械式」だの「ディーゼル式」だのといった名称は、ムー人やグラ・バルカス帝国人との会話で全く出てこない。
恐らく、これは自動翻訳現象が一々「○○式~」と付与しているのではないかと思われる。
同じように、魔法文明側に
日本語が「機械式~」というように自動翻訳されて聞こえているのではないかと思われる。
が、推測1以上に推測の域を出ない。
未判明事項
極めて柔軟な翻訳現象であるが、なぜこのようなことになっているのかは判明していない。
基本的に謎のままであり、この現象の研究が進んだ描写は現状無い。
また、前述したが翻訳内容が相手の状態によって柔軟に更新されるが、その更新条件もよくわかっていない。
ムーのマイラスのようにごくごく一部の詳しい人物しかわかっていないことでも対象になったりしている。
また、日本と共に転移してきた、
日本語能力の無い者との会話にも適用されているのかどうかも不明である。
この現象は、以下の者に関しても生じているかは不明である。
- 日本と共に転移してきた外国人(日本国籍及び日本語能力の有無を問わず)
- 転移後に出生した者(純日本人、新世界人とのハーフ、グラ・バルカス帝国人とのハーフ、他出生地を問わず)
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〔最終更新日:2024年11月14日〕
最終更新:2024年11月14日 00:20