第二文明圏安定化特措法

だいにぶんめいけんあんていかとくそほう

日本国の法律。グラ・バルカス帝国第二文明圏の旧レイフォル - ムー国境に軍事基地の建設を開始して侵攻する可能性が高まり、さらに日本国籍の自動車運搬船がグラ・バルカス軍機から攻撃されたことから、陸海空の各自衛隊をムーに派遣して第二文明圏の情勢を安定化するべく急遽作られた。

朝田とその上司が会話する場面にて名称が出ただけであり*1、詳細は不明だが、陸上自衛隊を含めた自衛隊部隊の大規模派遣や、部隊輸送手段として民間船舶を徴用すること*2などが定められていたと同会話中の台詞より推測される。

少なくとも中央暦1643年2月末には立法されていたとみられ、グラ・バルカス帝国陸軍によるキールセキ侵攻が行われた6月末までには、陸上自衛隊だけで第3・第7の2個師団、約1万人の陸自隊員、100両以上の装甲戦闘車両からなる陸上戦力をこの法律によってムーに派遣することが出来ている。


余談:民間船舶の徴用について


現実では民間船舶の「徴用」こそ行われないが、防衛省がPFI方式*3で民間船舶をチャーターする事例はある。防衛省がチャーター中の高速フェリー「ナッチャンWorld」「はくおう」はその典型例である。自衛隊の大規模海外派遣が相次いでいる作中世界では、この2隻に留まらず、大量の民間船舶がチャーターや徴用されているかもしれない。

また、現実では海技士資格を持つ民間船員を10日間の訓練で予備自衛官補*4にし、有事にはチャーターした民間船舶に乗せて後方輸送に従事させる案も存在したが、反対運動によりチャーター船でも自衛官が乗り込むことになっている。作中世界では、大量の民間船員が予備自衛官補となって後方輸送に従事しているかもしれない。

関連項目
用語日本国

※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。
過去のコメント

ここを編集
〔最終更新日:2025年08月02日〕

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2025年08月02日 13:44

*1 書籍版第6巻31ページ

*2 書籍版ではそれらしき台詞があるだけだが、Web版の「終わりの始まり」では実際に徴用された民間船舶が、おおすみ型輸送艦とともに部隊輸送をしている描写がある。

*3 公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う契約手法

*4 海上自衛隊予備自衛官補(技能)