デュロ空爆

でゅろくうばく

日本とパーパルディア皇国の戦争中、パーパルディア側の継戦能力を奪うため、デュロ工業地帯に対し行われた戦略爆撃作戦である。
Web版では、爆撃の有無についてだけ書かれていたが、書籍版でその詳細が明らかになっている。
日時
中央暦1640年8月19日
パーパルディア皇国 デュロ工業地帯およびデュロ防衛隊陸軍基地
交戦勢力
日本国航空/海上自衛隊 パーパルディア皇国陸軍デュロ防衛隊
指導者/指揮官
デュロ基地司令ストリーム
竜騎士長ガウス
陸軍将軍ブレム
戦力
航空自衛隊
F-15J改 6機
F-2 16機以上
E-767 おそらく1機
海上自衛隊
BP-3C 70機
ワイバーンロード多数
ミリシアル製対空魔光砲 1門
その他デュロ防衛隊
損害
BP-3C 1機がエンジンに被弾するも岩国基地へ帰投 デュロ防衛隊
基地倒壊
ワイバーンロード全騎撃墜
対空魔光砲粉砕
部隊全滅
デュロ工業地帯
全滅
結果
日本側の圧勝
まずE-767の支援を得て、制空任務のF-2が99式空対空誘導弾で東の海上を警戒飛行中の第11竜騎士団第1飛行隊第2飛行中隊を攻撃し、これを殲滅する。
次にデュロ上空を防衛していた第1飛行隊本隊を、2機のF-290式空対空誘導弾と機関砲で10騎撃墜。残りも後続の4機のF-2のミサイル攻撃で全滅。

次に、6機のF-15J改と4機のF-2に護衛された70機のBP-3Cがデュロ上空へ侵攻。この時デュロ防衛隊は、解析中だった対空魔光砲(神聖ミリシアル帝国から研究用に密輸入したもので、1門しかない)を使い、迎撃を行う。
結果、BP-3Cの1機がエンジンに被弾。墜落は免れたが作戦を諦め、岩国基地に帰投する。これがこの戦争を通じ、パーパルディア軍が挙げた唯一の戦果となった。直後、対空魔光砲F-2の機銃掃射で粉砕される。

その後もワイバーンロードが迎撃に上がるが、護衛機のミサイル攻撃によって全滅。BP-3Cによる絨毯爆撃が行われ、陸軍基地と工場地区は完全に破壊される*1

この作戦の結果、パーパルディア上層部は、この戦争に勝つ可能性はおろか敗戦を免れる可能性もゼロになったことを知る*2

なお、エストシラント空爆で行われたRF-4Eによる偵察がデュロ空爆で行われたかは不明である。
関連項目
歴史自衛隊パーパルディア皇国

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過去のコメント
  • 出稼ぎに来ていた友好国民も爆撃してしまった可能性を危惧する声もありましたが、コミカライズ版で軍事工廠は他とは隔離されていると判明しましたのでその心配はなくなりました。技術漏洩を防ぐために外国人労働者は雇わないと思いますし - 名無しさん (2024-11-15 01:12:02)

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〔最終更新日:2024年02月05日〕

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最終更新:2024年02月05日 22:59

*1 ただし住宅街は爆撃対象になっておらず、民家の被害はほぼ皆無だった。

*2 この時点で皇国の兵器生産能力は壊滅し、日本との戦闘で大きく損耗した軍部の再建が不可能になった。