エレボニア帝国軍 IMPERIAL ARMY OF EREBONIA
基本情報 | ||
帝国正規軍・エレボニア帝国軍 | ||
Imperial Army of Erebonia | ||
略名 | 帝国軍・正規軍 | |
組織種類 | 軍隊 | |
所在国 | エレボニア帝国 | |
都市 | 帝都ヘイムダル | |
組織情報 | ||
上位組織 | 帝国政府 | |
兵員数 | 800,000(1206年) 1,240,000(1206年9月) | |
設立 | 不明 | |
代表者 | 帝国軍最高司令官 ヴァンダイク元帥(1206年) | |
設立者 | 不明 | |
登場作品 | 【空】FC・SC・3rd 【零】【碧】 【閃】I・II・III・IV 【暁】 | |
関連記事 | 帝国正規軍 | |
帝国政府 | ||
鉄道憲兵隊 | ||
帝国軍情報局 |
名称
主に帝国国内では「帝国正規軍」「正規軍」「帝国軍」と主に呼ばれ、国外からはほぼ一貫して「帝国軍」と略称で呼ばれる。
帝国国内には地方の治安維持と防衛を担う各州の領邦軍が存在するため、明確に区別するために正規軍と強調されていると思われる。
帝国国内には地方の治安維持と防衛を担う各州の領邦軍が存在するため、明確に区別するために正規軍と強調されていると思われる。
概要
大陸最大の軍事力を有する巨大軍事国家である帝国の正規軍組織であり、1206年の平時における総兵力は約80万人と大陸最大規模の軍事組織でもある。
質的にも量的にも軍隊としての実力は高く、対抗できるのは大陸西部で帝国と並ぶ二大国であるカルバード共和国軍のみとされる。
質的にも量的にも軍隊としての実力は高く、対抗できるのは大陸西部で帝国と並ぶ二大国であるカルバード共和国軍のみとされる。
帝国正規軍の統帥権は皇帝ユーゲントIII世にあり、その指揮権は帝国政府に委ねられている事から、実質的な最高指揮官は帝国政府の長であるギリアス・オズボーン宰相となる。
帝国正規軍の予算は帝国政府の国庫から支出されており、近年の帝国政府の直轄地の税収の増加も追い風となり軍事費は増加傾向にある。
帝国正規軍の予算は帝国政府の国庫から支出されており、近年の帝国政府の直轄地の税収の増加も追い風となり軍事費は増加傾向にある。
将兵の軍服は基本的に紫地に黒色の太陽十字やケルト十字に似た衣装が施されている。
兵士・下士官と佐官、将官で軍服のデザインが変わる。
兵士・下士官と佐官、将官で軍服のデザインが変わる。
保有兵力
1192年の帝国=リベール間の《百日戦役》の際、帝国正規軍は26個師団前後の兵力を有していた。
これは当時のリベール王国軍の6倍の規模である。
《百日戦役》の以後、軍部出身の帝国政府代表であったギリアス・オズボーン宰相によって軍備拡張が続けられており、更に巨大な兵力を有していると思われる。
これは当時のリベール王国軍の6倍の規模である。
《百日戦役》の以後、軍部出身の帝国政府代表であったギリアス・オズボーン宰相によって軍備拡張が続けられており、更に巨大な兵力を有していると思われる。
1206年の平時における兵力は約80万人。8月の国家総動員法の施行による徴兵制導入に伴い、1か月足らずで約124万人まで拡大した。
戦歴と主な活動
カルバード共和国との全面戦争
《百日戦役》(1192年)
リベール王国への侵略戦争。1192年4月25日に開戦。
1か月程度で王都グランセルを除くリベール全土を占領するものの、リベール側の反抗作戦により各地で各個撃破され、開戦からおよそ百日で停戦。
1193年にリベール王国との間で正式に講和条約が結ばれ終結。
1か月程度で王都グランセルを除くリベール全土を占領するものの、リベール側の反抗作戦により各地で各個撃破され、開戦からおよそ百日で停戦。
1193年にリベール王国との間で正式に講和条約が結ばれ終結。
クロスベル問題(1199~1202年)
ノルド高原での衝突危機(1204年)
1204年6月、カルバード共和国との間で領有権問題を抱えるノルド高原で発生。
帝国の反政府組織《帝国解放戦線》による帝国と共和国双方の軍事施設への迫撃砲を用いたテロが原因で、両国の現地駐留部隊が衝突寸前に陥った。
トールズ士官学院VII組及び帝国軍情報局により実行犯が拘束され、身柄が共和国政府へ引き渡された事による政治決着で事態は沈静化。
帝国の反政府組織《帝国解放戦線》による帝国と共和国双方の軍事施設への迫撃砲を用いたテロが原因で、両国の現地駐留部隊が衝突寸前に陥った。
トールズ士官学院VII組及び帝国軍情報局により実行犯が拘束され、身柄が共和国政府へ引き渡された事による政治決着で事態は沈静化。
クロスベル事変(1204年)
1204年10月、帝国政府の再三の警告を無視し、一方的に独立を宣言したクロスベル自治州(自称:クロスベル独立国)に対する軍事介入。
クロスベルのもう一つの宗主国であるカルバード共和国と協調して行われ、東西からクロスベルへの侵攻を行った。
しかし、クロスベル側の《神機アイオーン》を用いた反撃によって、帝国軍は第五機甲師団とガレリア要塞を喪失する。
クロスベルのもう一つの宗主国であるカルバード共和国と協調して行われ、東西からクロスベルへの侵攻を行った。
しかし、クロスベル側の《神機アイオーン》を用いた反撃によって、帝国軍は第五機甲師団とガレリア要塞を喪失する。
帝国の内戦《十月戦役》(1204年)
1204年10月30日、貴族連合軍による帝都ヘイムダルの武力制圧によって帝国は内戦状態に陥る。およそ2か月間、帝国各地で正規軍と貴族連合軍の間で戦闘が繰り広げられた。
12月31日、帝都ヘイムダルにおける決戦の中、貴族連合総主宰カイエン公爵が逮捕された事によって終結。
主に帝国東部において第三機甲師団と第四機甲師団が、西部においては第七機甲師団が大きな戦果を挙げた。
12月31日、帝都ヘイムダルにおける決戦の中、貴族連合総主宰カイエン公爵が逮捕された事によって終結。
主に帝国東部において第三機甲師団と第四機甲師団が、西部においては第七機甲師団が大きな戦果を挙げた。
クロスベル戦役 (1205年~)
1205年1月、内戦終結直後の帝国によるクロスベル再侵攻。迅速な作戦で自治州全土を占領下に置いた。
以後、帝国のクロスベル占領に対抗するカルバード共和国軍の侵攻に対して、クロスベル州西部のタングラム丘陵で頻繁に大規模な軍事衝突が繰り返される。
以後、帝国のクロスベル占領に対抗するカルバード共和国軍の侵攻に対して、クロスベル州西部のタングラム丘陵で頻繁に大規模な軍事衝突が繰り返される。
ノルド高原での軍事衝突(1206年)
1206年、ノルド高原に駐留する第七機甲師団とカルバード共和国軍との間の大規模な軍事衝突。
高原の住民であるノルドの民の集落に大きな被害が出た。
高原の住民であるノルドの民の集落に大きな被害が出た。
カルバード共和国侵攻《大地の竜》作戦(1206年)
1206年7月、帝都ヘイムダルの皇宮《バルフレイム宮》にて発生した皇帝ユーゲントIII世暗殺未遂事件に端を発したカルバード共和国侵攻作戦。
皇帝暗殺未遂を直接の開戦事由に挙げているものの、1205年の帝国によるクロスベル自治州占領以後、両国の関係は限定的ながらも大規模な武力衝突事態に至っており、また帝国政府は内戦終結後より一貫して正規軍の軍事力を増強していた事から、帝国と共和国ならびに周辺諸国を含む国際社会において二大国の開戦は時間の問題だと考えられていた。
皇帝暗殺未遂を直接の開戦事由に挙げているものの、1205年の帝国によるクロスベル自治州占領以後、両国の関係は限定的ながらも大規模な武力衝突事態に至っており、また帝国政府は内戦終結後より一貫して正規軍の軍事力を増強していた事から、帝国と共和国ならびに周辺諸国を含む国際社会において二大国の開戦は時間の問題だと考えられていた。
9月1日正午、《大地の竜》作戦が決行され、主戦線であるクロスベル戦線を始めとした各方面から共和国領へと進軍を開始。カルバード共和国軍と帝国の貴族勢力の反政府軍であるヴァイスラント決起軍を主力とした連合軍と衝突した。
翌2日、開戦を主導したギリアス・オズボーン宰相の死に伴い停戦合意。各地に展開していた帝国軍は帝国本土へと撤退を開始する。
翌2日、開戦を主導したギリアス・オズボーン宰相の死に伴い停戦合意。各地に展開していた帝国軍は帝国本土へと撤退を開始する。
主な部隊
陸軍機甲師団
戦車部隊を主力とし、歩兵部隊、装甲車部隊、軍用飛行艇によって構成される師団。
第一機甲師団(帝都ヘイムダル守備隊)
第二機甲師団(帝都圏の守備を担っていた。1206年クロスベル戦線に展開)
第三機甲師団(北東部国境ゼンダー門)
第四機甲師団
第五機甲師団(東部国境ガレリア要塞)
第六機甲師団(1206年、《大地の竜》作戦においてノーザンブリア州からレミフェリア・オレド方面に展開)
第七機甲師団(1204年、帝国西部に展開。1206年に解体)
第八機甲師団(1206年、クロスベル州タングラム門に駐留)
第九機甲師団(1205年、クロスベル州に駐留)
第十機甲師団
第十一機甲師団(1204年、双龍橋に展開)
第十三機甲師団(1192年の《百日戦役》において先鋒を務めた)
第十六機甲師団(1206年、《大地の竜》作戦においてリベール方面に展開)
第十八機甲師団(1206年、《大地の竜》作戦においてノーザンブリア州からレミフェリア・オレド方面に展開)
第十九機甲師団(1206年、クロスベル州に駐留)
全二十個師団以上。1206年に二十五個師団に拡張。
第一機甲師団(帝都ヘイムダル守備隊)
第二機甲師団(帝都圏の守備を担っていた。1206年クロスベル戦線に展開)
第三機甲師団(北東部国境ゼンダー門)
第四機甲師団
第五機甲師団(東部国境ガレリア要塞)
第六機甲師団(1206年、《大地の竜》作戦においてノーザンブリア州からレミフェリア・オレド方面に展開)
第七機甲師団(1204年、帝国西部に展開。1206年に解体)
第八機甲師団(1206年、クロスベル州タングラム門に駐留)
第九機甲師団(1205年、クロスベル州に駐留)
第十機甲師団
第十一機甲師団(1204年、双龍橋に展開)
第十三機甲師団(1192年の《百日戦役》において先鋒を務めた)
第十六機甲師団(1206年、《大地の竜》作戦においてリベール方面に展開)
第十八機甲師団(1206年、《大地の竜》作戦においてノーザンブリア州からレミフェリア・オレド方面に展開)
第十九機甲師団(1206年、クロスベル州に駐留)
全二十個師団以上。1206年に二十五個師団に拡張。
帝国海軍
第一海軍
第二海軍
第二海軍
海兵師団
飛行艦隊
クロスベル方面軍(方面隊とも)
クロスベル州に駐留する現地部隊。旧クロスベル自治州の警備隊が母体。
ノーザンブリア方面軍(方面隊とも)
ノーザンブリア州に駐留する現地部隊。猟兵団《北の猟兵》の一部が帰順した。
鉄道憲兵隊(TMP)
帝国正規軍最精鋭の全国的な憲兵組織。
帝都憲兵隊(HMP)
帝都の治安維持を担う。
クロスベル軍警
併合後のクロスベル州の治安維持を担う憲兵組織。旧クロスベル自治州警察が母体。
帝国軍情報局
情報機関。
参謀本部
主な拠点
- 東部国境ガレリア要塞
サザーラント州の一大拠点。1206年には第四機甲師団が駐留していた。
1205年のグロスベル占領後、対共和国戦線の拠点となり、大規模な改修工事が進行中。1206年8月には改修工事が完了し、タングラム要塞となった。
帝都を中心とする帝都圏の軍事拠点。1206年に第四機甲師団が駐留、その後帝都市内へ治安出動した。
ノルド高原方面への国境門。1203年より第三機甲師団が駐留していた。
リベール王国方面への国境門。
ノーザンブリア州との州境門。かつてはノーザンブリア自治州との国境門だった。
ジュライ特区との間の州境門。かつては旧ジュライ市国との国境門だった。
運用兵器
ラインフォルト社製の兵器が多い。
戦車
機甲兵
装甲車
帝国軍装甲車(数種類確認できる)
飛行船
戦略兵器
エレボニア帝国軍に所属する人物
ゼクス・ヴァンダール(第三機甲師団司令・中将)
オーラフ・クレイグ(第四機甲師団司令・大将)
ワルター(ガレリア要塞司令官・第五機甲師団司令・中将)
ミュラー・ヴァンダール(第七機甲師団・中佐)
ナイトハルト(第四機甲師団・トールズ士官学院・中佐)
レクター・アランドール(帝国軍情報局・特務少佐)
クレア・リーヴェルト(鉄道憲兵隊・憲兵少佐)
ヴァンダイク(名誉元帥 1206年現役復帰)
オーラフ・クレイグ(第四機甲師団司令・大将)
ワルター(ガレリア要塞司令官・第五機甲師団司令・中将)
ミュラー・ヴァンダール(第七機甲師団・中佐)
ナイトハルト(第四機甲師団・トールズ士官学院・中佐)
レクター・アランドール(帝国軍情報局・特務少佐)
クレア・リーヴェルト(鉄道憲兵隊・憲兵少佐)
ヴァンダイク(名誉元帥 1206年現役復帰)