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カルバード共和国軍

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カルバード共和国軍 Republic Army of Calvard

基本情報
カルバード共和国軍
Republic Army of Calvard
ノルド高原の共和国軍部隊(創の軌跡
略名 共和国軍
組織種類 軍隊
所在国 カルバード共和国
拠点 バラティエ空軍基地
組織情報
上位組織 共和国政府
兵員数 約800,000(1206年)
設立 1100年頃?
代表者 不明
設立者 不明
登場作品 【空】FC・SC・3rd
【零】【碧】
【閃】I・II・III・IV・【創】
【黎】・II・【界】
【暁】
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中央情報省
カルバード共和国軍(-きょうわこくぐん、Republic Army of Calvard)はカルバード共和国が有する軍隊である。作中では概ね共和国軍と呼ばれる。

概要

ゼムリア大陸中西部の大国であるカルバード共和国正規軍であり、
大陸西部の覇権を巡って争う二大国の軍隊として、エレボニア帝国軍と並び大陸でも最大級の規模と実力を誇る。

共和国軍は陸軍の戦車部隊と空軍の飛行艇部隊の共同作戦をドクトリンとしており、空挺機甲師団と呼ばれる統合的な運用部隊の編成を行っている。
また、これらの空挺機甲師団を一つないし複数指揮する上位部隊として、共和国内の担当地域別に配置されていると思われる方面軍が存在し、この方面軍は空軍の飛行艦隊を内包する部隊として描かれていることから、軍種に関わらず担当する地域内の部隊を統括する統合部隊及び司令部と推測される。
これらの部隊の統合運用と組織制度という点においては、エレボニア帝国より進んだ現代的な体制が構築されている。

共和国軍に多数配備されるガンシップやステルス能力を有した特殊部隊用の小型作戦艇等、ヴェルヌ社を擁する共和国の小型飛行船に関する技術水準は高い。
また、1206年にはエレボニア帝国軍が運用する250アージュ級飛行戦艦(パンタグリュエル級およびガルガンチュア級)に対抗して、200アージュ級飛行戦艦《バテン=カイトス級》を就役させた。

1206年の《ヨルムンガンド戦役》終結後、共和国の新政権である対帝国強硬派のグラムハート大統領の下、共和国軍は大戦時には間に合わなかった新世代兵器の戦力化を完了させるとともに、軍組織の再編(スリム化と表向きには発表)と併せる形で運用する兵器の世代交代を目的とした大規模な兵器刷新を進めている。

共和国軍の最高司令官は国家元首たる共和国大統領であり、1207年以降は第23代大統領のロイ・グラムハート。以前はサミュエル・ロックスミスであった。
共和国軍(陸軍・空軍)の軍服は基本的に砂色の配色がなされている。また共和国海軍は同様のデザインに紺色の制服。


保有兵力

七耀暦1206年の《ヨルムンガンド戦役》時、共和国軍は約80万の兵力を有していた。
この80万という数字はエレボニア帝国軍の平時の戦力と同等のものであり、歴史的な対立関係にある帝国に対抗できる軍事力を維持する為、帝国の軍備拡張に合わせる形で共和国も軍備を拡張してきたと考えられる。

しかし、開戦直前に徴兵制導入に伴う戦時の総動員体制に移行した帝国が1か月足らずで兵力を約124万人まで拡大させる一方、共和国は政治的問題から戦時体制への移行準備が遅れた結果、戦力比較では帝国に見劣りする結果となった。
ただし、開戦後の計画として共和国政府は徴兵制度の導入を考慮していた。

少なくとも30個近くの空挺機甲師団と15個近い方面軍がヨルムンガンド戦役開戦初日に動員された正面戦力であった。千の陽炎作戦において共和国軍に予備兵力が存在したかは定かではないが、状況を考えれば大規模な余剰戦力を持つ余裕はなかったと推測される。


戦歴と主な活動

民主革命直後のエレボニア帝国の侵攻

七耀暦1100年のカルバード民主革命直後、エレボニア帝国貴族勢力の保有する領邦軍の侵攻を受ける。詳細は不明ではあるが、少なくとも撤退させることには成功したと考えられる。

エレボニア帝国との全面戦争

七耀暦1134年以前の出来事。結果は不明ではあるが、帝国領であったクロスベルを共同委託統治の自治州として権利を折半する形で講和している事から、帝国軍に対して優勢を維持する形で終戦を迎えたと考えられる。

《百日戦役》(1192年)

エレボニア帝国のリベール王国に対する侵略戦争。
共和国は直接の参戦こそしてはいないが、リベール側の反抗作戦開始と時期を同じくして、国境に共和国軍が展開し、リベール側での参戦を示唆するなど、帝国への圧力をかけた。

クロスベル問題(1199~1202年)

エレボニア帝国の東部国境ガレリア要塞への戦略兵器《列車砲》配備を端に発した、帝国との間の軍事的緊張の高まり。
緩衝地帯であるクロスベル自治州を挟んだ国境地帯にて、両国は大規模な軍事演習を頻繁に行った。(空の軌跡SC・第3章

ノルド高原での衝突危機(1204年)

1204年6月、エレボニア帝国との間で領有権問題を抱えるノルド高原で発生。
帝国の反政府組織《帝国解放戦線》による共和国と帝国の軍事施設への迫撃砲を用いたテロが原因で、帝国軍の第三機甲師団との間で軍事衝突寸前に陥った。
帝国のトールズ士官学院VII組》及び帝国軍情報局により実行犯が拘束され、身柄が共和国政府へ引き渡された事による政治決着で事態は沈静化。(閃の軌跡・第3章

クロスベル事変(1204年)

1204年10月、共和国政府の再三の警告を無視し、一方的に独立を宣言したクロスベル自治州(クロスベル独立国)に対する軍事介入。
クロスベルのもう一つの宗主国であるエレボニア帝国と協調して行われ、10月24日の午後同時刻に東西からクロスベルへの侵攻を行った。
しかし、クロスベル側の《神機アイオーン》の攻撃によって、共和国軍はクロスベルに侵攻した空挺機甲師団を喪失する。(碧の軌跡・第4章/閃の軌跡・終章 詳細はクロスベル事変

帝国の内戦《十月戦役》(1204年)

1204年10月30日にエレボニア帝国で発生した内戦《十月戦役》において、共和国軍は帝国の貴族連合軍との間に密約を交わし、帝国との領有権問題を抱えるノルド高原において帝国正規軍に対する軍事行動を行なった。
但し、共和国国内はクロスベル事変に端を発した経済恐慌から深刻な混乱の渦中にあり、帝国の内戦自体には大きく介入する余力はなく、あくまでノルド高原に駐留する現地部隊のみが行動した模様。(閃の軌跡II・第I部

クロスベル戦役 (1205年~)

1205年1月、エレボニア帝国のクロスベル占領に対して、共和国軍は即座に複数の空挺機甲師団を投入して、クロスベルを不当に占領する帝国軍を排除する為に侵攻した。
クロスベル州西部のタングラム丘陵で、頻繁に大規模な軍事衝突が繰り返される。
当初は帝国軍に対して互角な戦況であったが、次第に劣勢となりクロスベルか奪還の戦略目的の達成が困難となった為、衝突は鎮静化した。

なお、共和国軍のガンシップがクロスベルの民間人に対する攻撃を行なっている。
閃の軌跡II・外伝 詳細はクロスベル戦役

ノルド高原での軍事衝突(1206年)

1206年、ノルド高原に駐留する共和国軍部隊と帝国軍第七機甲師団の間で発生した大規模な軍事衝突。
高原の住民であるノルドの民の集落に大きな被害が出た。
七耀教会星杯騎士団守護騎士グンター・バルクホルンはこの軍事衝突の最中、共和国軍のガンシップの攻撃を受けて死亡した。

エレボニア帝国による共和国侵攻《ヨルムンガンド戦役》(1206年)

1206年7月、エレボニア帝国帝都ヘイムダルの皇宮《バルフレイム宮》にて発生した皇帝ユーゲントIII世暗殺未遂事件を共和国の犯行と断定したエレボニア帝国の侵略戦争。
皇帝暗殺未遂を直接の開戦事由に挙げているものの、1205年の帝国によるクロスベル自治州占領以後、両国の関係は限定的ながらも大規模な武力衝突事態に至っており、また帝国は内戦終結後より一貫して軍事力を増強していた事から、周辺諸国を含む国際社会において二大国の開戦は時間の問題だと考えられていた。

9月1日正午、帝国軍の《大地の竜》作戦が決行され、主戦線であるクロスベル戦線を始めとした各方面から共和国へと進軍を開始。共和国軍と帝国の貴族勢力の反政府軍であるヴァイスラント決起軍を主力とした各国軍の連合軍と衝突した。
翌2日、開戦を主導した帝国のギリアス・オズボーン宰相の死に伴い停戦合意。各地に展開していた帝国軍は帝国本土へと撤退を開始する。(閃の軌跡IV・最終幕 詳細はヨルムンガンド戦役

クロスベル再事変(1207年)

ルーファス・アルバレア新総統による帝国領クロスベル州の占拠では、1204年のクロスベル事変における軍事介入失敗の痛い経験から、共和国政府は状況を冷静に把握する事に努めていた。
しかし、《逆しまのバベル》出現と《天の雷》の標的として共和国軍のバラティエ空軍基地が指定されたことを受けて、共和国軍は臨戦態勢に移行する。
クロスベル側のバベル破壊作戦が失敗した場合、強制的な軍事介入を行い、そのままクロスベルを共和国の管理下に置くとクロスベル州議会のマクダエル議長は推測していた。(創の軌跡・Last Chapter


主な部隊

方面軍

共和国軍の各軍種の部隊を担当地域別に統合運用している部隊。
一つの方面軍は複数の空挺機甲師団や空軍飛行艦隊を擁している。

第01方面軍(1206年のヨルムンガンド戦役における千の陽炎作戦では第01〜08方面軍が統合され、クロスベル州から侵攻してくる帝国軍主力を阻止する第一防衛ラインに配置された)
第02方面軍(1206年8月、エレボニア帝国東部のクロイツェン州と接する国境空域にて帝国軍・第三飛行艦隊との間で示威行動をし合った。9月のヨルムンガンド戦役では第01〜08方面軍が統合され、第一防衛ラインに配置された)
第03方面軍(1206年のヨルムンガンド戦役では第01〜08方面軍が統合され、第一防衛ラインに配置された)
第04方面軍(1206年のヨルムンガンド戦役では第01〜08方面軍が統合され、第一防衛ラインに配置された)
第05方面軍(1206年のヨルムンガンド戦役では第01〜08方面軍が統合され、第一防衛ラインに配置された)
第06方面軍(1206年のヨルムンガンド戦役では第01〜08方面軍が統合され、第一防衛ラインに配置された)
第07方面軍(1206年のヨルムンガンド戦役では第01〜08方面軍が統合され、第一防衛ラインに配置された)
第08方面軍(1206年のヨルムンガンド戦役では第01〜08方面軍が統合され、第一防衛ラインに配置された)
第09方面軍
第10方面軍
第11方面軍(1206年のヨルムンガンド戦役では、帝国東部クロイツェン州と接する地域に配置された)
第12方面軍(1206年のヨルムンガンド戦役における千の陽炎作戦では第12〜14方面軍が統合され、ヴァイスラント決起軍主力と共にノルド高原ゼンダー門から侵攻する帝国軍を高原北東部にて迎撃した)
第13方面軍(1206年のヨルムンガンド戦役では第12〜14方面軍が統合され、ノルド高原に配置された)
第14方面軍(1206年のヨルムンガンド戦役では第12〜14方面軍が統合され、ノルド高原に配置された)


空挺機甲師団(陸軍/空軍の統合運用)

陸軍の戦車部隊と空軍のガンシップ部隊と共同編成している師団。共和国軍の主力部隊である。1208年以降は新世代兵器AF(アサルトフレーム)も併せて運用する。

空挺機甲師団《アルデバラン》(1204年6月、ノルド高原において展開)
第二空挺機甲師団《カノープス》(1205年3月、帝国に占領されたクロスベル自治州へと侵攻。帝国軍・第九機甲師団の《シュナイゼル》戦車大隊とクロスベル総督府の機甲兵部隊《リゼルヴァー》と交戦)
第11師団(1209年3月、首都イーディス第二駐屯地に配備されていた部隊)

空軍飛行艦隊

旗艦である大型飛行戦艦に随伴する護衛のガンシップから構成される飛行船の艦隊。

海軍

煌都ラングポートに軍港を持ち、《ヨルムンガンド戦役》ではテティス海を経由して共和国南西部沿岸に上陸しようとした帝国海軍及び空軍と海上で交戦した。この時、共和国海軍は一歩も引かずに帝国軍の上陸を阻止したとされる。
1209年には沿岸での上陸作戦用途に新世代兵器AFの配備が進んでいる。

宇宙軍

非公開の軍種。
七耀暦1208年大統領府直轄のプロジェクトによって進められており、イシュガル山脈内のゼクー宇宙軍基地において導力ロケットの建造が行われている。

特殊部隊《ハーキュリーズ》

共和国軍の特殊部隊。
七耀暦1206年、エレボニア帝国の帝都ヘイムダルに情報収集を目的とした潜入任務を行なった。
共和国政府の中央情報省CID)との関係が深く、1208年では組織再編後のCID指揮下の特殊部隊と描かれている。


主な拠点

共和国軍司令部が所在する首都イーディス郊外の軍事基地。
七耀暦1207年のクロスベル再事変では、《天の雷》の第二射の標的として宣言されていた。
共和国空軍の飛行艦隊の拠点。
共和国海軍の一大拠点。
ノルド高原東部に位置する共和国軍基地。
大統領府直轄のプロジェクトにより運用される詳細不明の軍事拠点。
イシュガル山脈内に所在か?
  • イーディス第二駐屯地
首都イーディスの市街地近郊に所在する駐屯地。
首都防衛を担う第11師団が駐屯しており、複数台の戦車やガンシップの他《イクス=アルバ》級飛行巡洋艦の4番艦《メテオール》が係留していた。


運用兵器

ヴェルヌ社及びその傘下企業製の兵器が多い。共和国きっての物理工学の天才であったデビッド・キャラハン教授(バーゼル理科大学)によって多くが設計された。

戦車

ウェズン(共和国軍の主力戦車)
シェダル(共和国軍の新型戦車)

AF(アサルトフレーム)


飛行船


戦術オーブメント

RAMDA(第五世代の個人戦術導力器)
Xipha(第六世代の個人戦術導力器)

カルバード共和国軍に所属する人物



その他の兵士や関係者

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