エベレスト(2回目)

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エベレスト(2回目) - (2012/12/26 (水) 22:44:06) の編集履歴(バックアップ)


2010年エベレストまとめ

過去にアップされていた動画の多くは現在すでに削除されている
(略語 BC→ベースキャンプ C1→キャンプ1 BC:標高5300m C1:6100m C2:6400m C3:7200m C4(サウスコル):7900m)

シェルパにルート工作をやらせて栗城は何もせずに停滞

C1で停滞中の栗城が無線でルート工作のシェルパの増員を要請。
http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/8/618/
■BC「(シェルパ達が)明日早くBCを出て直行でC2まで4人で上がり、
    一人をC2に残しテント設営を頼み、
    3人がC3に向けて【ルート工作】に進みたいと言うことです」

■栗城「はい了解です」

■BC「本日も昨日と同様、C1には栗城一人、誰も上がらずになりますが
    どうでしょうか?」     

■栗城「ただし食料も限りがありますし、そんなに停滞できるわけじゃないと
    思いますので、えー、シェルパが明々後日にC3に上がれるのであれば
    残りたいと思います。で、その分【ルート工作】に向けてシェルパの人員を
    増やしたいと思うのですがいかがでしょうか?」
(略)
■BC  「予定早ければ(4人のシェルパが)明後日までにC3に入れると思います」

■栗城 「がんばって停滞します」

  • 栗城がC1で停滞している間に上部でルート工作しているシェルパが雪崩に巻き込まれる(生還)
栗城ブログ 2010-09-18 22:54:53 http://ameblo.jp/kurikiyama/entry-10652420313.html (魚拓とそのキャプチャ画像
●今日、【ルート工作】のシェルパが雪崩に巻き込まれました。
 全員無事でしたが、本当に危険だと思います。

●今、C1にはC3への【ルート工作】のための栗城隊シェルパと ローツェを登るチェコ隊、
 それからアメリカ隊がいます

●明日からアメリカ、チェコ、栗城隊で【ルート工作】開始。
 明後日から僕は登り初めてます。雪は腰まであるそうです。
栗城ブログ 2010-10-07 10:52:12 http://ameblo.jp/kurikiyama/entry-10669750501.html (魚拓とそのキャプチャ画像
●今回は、異常気象で異常な雪質のため、 アメリカ隊のシェルパからも 要請があり、
 栗城隊のシェルパと共に7000mちょっと上までは【ルートを作っています。】

栗城とルート工作のシェルパの日程表(1:28~ 9/28時点)

動画に副隊長のノートがちらっと映り、そこに栗城とルート工作のシェルパの日程表が書いてある。
日程表ではシェルパが栗城よりも先行してC4(標高7900m)まで進んでいる。
(ただ、おそらく時間切れのためC3とC4の間までしかルートが完成せず)
http://www.youtube.com/watch?v=Efo8E287nmo

   栗城       ルート工作
9/28 C2
9/29 C2→C3     C2→C3→C4→C2
9/30 C3→C4      C2→C4(2人)
10/1 C4→Top→C4   C4(2人)
10/2 C4→BC     C4→BC

キャプチャ画像 (画像クリックで拡大します)

シェルパのルート工作が遅れているため停滞

今はC3にいます。7000m、ものすごく寒いです。
明日上がっていきたい気持ちでいるのですが、イエローバンドのフィックス、昔のロープ等々
色々とあって一日停滞します。明日は休養。明後日、サウスコルに上がってアタックしたいと思います。
(※)イエローバンドはC3とC4の間にある地層

2度目のエベレストも高度順応失敗で下山

「わかってるよぉー」 C3とC4の間の約7700m地点で下山 
http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/8/648/

シェルパに救助される

今回のエベレスト遠征を特集した番組 『地球の頂へ 栗城史多 エベレスト挑戦』 の中で、
標高約7700mで栗城が下山を開始したときに、シェルパ2人がそのすぐ下を登ってきているのが映っていた。
このシェルパ2人に救助され、酸素ボンベを吸った模様。翌日の生中継でそのことを公言している(下記参照)。

酸素ボンベを使用

アタックに失敗した翌日にC3で行った生中継の動画
http://www.ustream.tv/recorded/9943558
(1:14.22~)
「昨日ですね~ 実は体調が非常に悪かったんです。
 それで、エマージェンシー救助のシェルパ2名がですね~
 C3に酸素を1本置いていってくれまして、生まれて初めて酸素というやつをですね~
 吸いました。最高に気持ちいいです!」

生中継中にも酸素を吸う
(1:15.20 酸素マスクをつける)
BC 「マジで吸うんですか?」
栗城「あのねぇ~こっちは真剣にやってんの!」
BC 「日本側からアァーという声が上がっていますが・・」「( ゚д゚)ポカーン」
(1:18.20)
栗城「酸素カンパーイ! 酸素があれば何でもできる」
(※)ちなみに栗城は過去に酸素ボンベを吸ったことがあり、生まれて初めてではない→エベレスト(1回目)

酸素ボンベ使用シーン

テレビ特番

テレビ東京系列 『地球の頂へ 栗城史多 エベレスト挑戦』 2010年10月24日(日) 夜7時54分~9時48分放送
http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/21320_201010241954.html

栗城がYoutubeなどにアップしていた動画にはトレースやフィックスロープは映っていないが
この番組ではC3より上にも途中までルート工作跡がはっきりと映っていた。
また、栗城が標高約7700mで登頂断念して下山を開始したときに
シェルパ2人がそのすぐ下を登ってきている場面が放送された。
なお、残念ながら視聴率はゴールデン帯で4.2%と記録的に低かった→日曜ビックバラエティ

後に発表された公式見解

http://kurikiyama.jp/news/topics_ensei/529.html (魚拓)
自ら公開した動画やブログ、テレビ放映された内容と明らかに矛盾を生じている。

生中継で栗城自ら「前日非常に体調が悪かったため、エマージェンシー救助のシェルパ2名が
C3に上げた酸素ボンベを吸った」と語っていたにも関わらず、公式見解では無かったことにされた。
またこの公式見解は今回のエベレストのテレビ特番が放送されるに数時間前にアップされた(※)。
テレビ特番によりC3より上でのシェルパのルート工作が明白になり、シェルパ2人が栗城のすぐ下
(7700m近く)まで登ってきていたことが判明し、この公式見解と完全に矛盾をきたすことになった。
また放送当日、栗城隊の副隊長と思われる人物(sekigold)が執拗にWikipediaの編集を行っている。

(※)放送6時間前の13:48にsekigoldがWikipediaに投稿した内容に、公式見解へのリンクが含まれている。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%A0%97%E5%9F%8E%E5%8F%B2%E5%A4%9A&oldid=34628676
(Wikipediaに表示される時間に+9時間したものが日本時間なので、13:48にこの内容を投稿したことになる。)



同時期にエベレストBCにいてエベレスト登頂成功のアメリカ隊のブログに栗城は
Planning on climbing without Oxygen and outside assistance (to some extent)
と書かれている。カッコ部分に注目
山屋が認めた単独ならば'solo'と書くはず
http://www.ericlarsenexplore.com/updates/journal/145603

しかもアメリカ隊登頂成功の報を聞いた後のブログは称えるどころか
アメリカ隊は酸素ボンベ使用なので、
気圧で酸素が濃いか薄いかは関係ありません。
酸素ボンベは体感で標高が半分にもなるアイテムです。

アメリカ隊の登頂成功を祝わないのかの意見に対するツイート
心から言ってますよ。ABCでかなり仲良くなってる仲でしたから。
RT @motherfocus @kurikiyama
それならあなたもアメリカ隊におめでとうの一言でも言えば?

ちなみに栗城さんは今回も酸素を使い始めるとされる高度まで行っていません。
到達高度は7750m(本人談)
そもそも、酸素を吸い始めるのは通常7900m
(達成当時は世界最年少の7サミッター山田淳氏のツイートより)
http://twitter.com/atsushi58/status/27618105653
http://twitter.com/atsushi58/status/27618640180


2010年エベレスト関連項目