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短編169 - (2010/11/22 (月) 13:13:58) の1つ前との変更点

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投稿日:2010/11/22(月) 00:15:35 唯の家の隣のおばあさんから、また町内会の演芸会のお誘いがあったらしい。 唯は以前ムギと考案してた新ユニット、『ゆいむぎ』を結成して出場する事になった。 そして私は、律と一緒に『りつみお』を結成するんだと内心期待していたら、 「じゃあ、ゆいむぎ、みおあずが出るんだな!いやぁ、美少女揃いでこりゃスカウトあるかもな!」 なんて言った。 なんでだよ。なんでそうなるんだよ。 結局、梓は受験勉強に集中したいらしく、みおあずはお蔵入りとなった。 それから、帰り道。 「なぁーみおー?何怒ってんだよー?」 …わからないのか、こいつは。 あの発言をしたあとの皆の表情。 「えっ」っていう顔。 なんでだよ。なんでそうなるんだよ。っていうのは総意だったのだろうか。 多分皆も私と律が組むって思ってたんだろう。 …ちょっぴり優越感。 なのにこのニブチンは。 「ちぇー…それにしても、ゆいむぎ楽しみだなあ」 ひょっとして確信犯か、こいつは。 今その話題出すとは… 「梓、残念だよなぁ。まぁ唯みたいに、どっちも頑張る!ってのはできないよな…うはは」 あぁ、残念だ。実に。 …梓、なんかゴメン。 「澪も残念だったな。まぁ来年もあるだろうし、それに出ればいいよな」 それを聞いて、私は歩みを止める。 「…りつは」 「へ?」 「りつはしないの?」 律がキョトンとした顔で私を見る。 「律はやりたくないの?」 「…そりゃあ、やりたいよ」 「じゃあ…」 「だって、澪が嫌だって言ってたじゃん」 なんだこいつ。私の照れ隠しに気付かないのか? ほんと、ニブチン。 「まぁ、確かにりつみおって名前もイマイチだよなぁ。みおあず、とかはいいけど。」 何で今回はそんなに謙虚なんだ。 「私は、澪がほんとに嫌な事はやんないからさ」 それは、健気さとか優しさをアピールしたつもりなのか? 冗談じゃない。 お前が我慢することなんかない。 「だから私のことは気にせず来年は…」 「馬鹿りつ」 またキョトンとした顔してる。 間抜けな顔。でも、可愛い顔。 「私が律にされて嫌な事なんてない」 「…ほんと?」 なんだかほんのり顔が赤い。 おいこら、凄い可愛いぞ。 「じゃあ、もう一回、言うからな!」 目を泳がせながら、ゴニョゴニョとしゃべる律。 なんだ?そんな可愛い仕草して。 と思ったら律は私の肩に手を置き、そして 「りつみおでどうだ?」 とキメ顔で言った。 そして私は返事する。 「…ゆいむぎ、みおりつがいい」 結局、意見の食い違いにより、りつみおもみおりつも結成ならず。 END #comment
投稿日:2010/11/22(月) 00:15:35 唯の家の隣のおばあさんから、また町内会の演芸会のお誘いがあったらしい。 唯は以前ムギと考案してた新ユニット、『ゆいむぎ』を結成して出場する事になった。 そして私は、律と一緒に『りつみお』を結成するんだと内心期待していたら、 「じゃあ、ゆいむぎ、みおあずが出るんだな!いやぁ、美少女揃いでこりゃスカウトあるかもな!」 なんて言った。 なんでだよ。なんでそうなるんだよ。 結局、梓は受験勉強に集中したいらしく、みおあずはお蔵入りとなった。 それから、帰り道。 「なぁーみおー?何怒ってんだよー?」 …わからないのか、こいつは。 あの発言をしたあとの皆の表情。 「えっ」っていう顔。 なんでだよ。なんでそうなるんだよ。っていうのは総意だったのだろうか。 多分皆も私と律が組むって思ってたんだろう。 …ちょっぴり優越感。 なのにこのニブチンは。 「ちぇー…それにしても、ゆいむぎ楽しみだなあ」 ひょっとして確信犯か、こいつは。 今その話題出すとは… 「梓、残念だよなぁ。まぁ唯みたいに、どっちも頑張る!ってのはできないよな…うはは」 あぁ、残念だ。実に。 …梓、なんかゴメン。 「澪も残念だったな。まぁ来年もあるだろうし、それに出ればいいよな」 それを聞いて、私は歩みを止める。 「…りつは」 「へ?」 「りつはしないの?」 律がキョトンとした顔で私を見る。 「律はやりたくないの?」 「…そりゃあ、やりたいよ」 「じゃあ…」 「だって、澪が嫌だって言ってたじゃん」 なんだこいつ。私の照れ隠しに気付かないのか? ほんと、ニブチン。 「まぁ、確かにりつみおって名前もイマイチだよなぁ。みおあず、とかはいいけど。」 何で今回はそんなに謙虚なんだ。 「私は、澪がほんとに嫌な事はやんないからさ」 それは、健気さとか優しさをアピールしたつもりなのか? 冗談じゃない。 お前が我慢することなんかない。 「だから私のことは気にせず来年は…」 「馬鹿りつ」 またキョトンとした顔してる。 間抜けな顔。でも、可愛い顔。 「私が律にされて嫌な事なんてない」 「…ほんと?」 なんだかほんのり顔が赤い。 おいこら、凄い可愛いぞ。 「じゃあ、もう一回、言うからな!」 目を泳がせながら、ゴニョゴニョとしゃべる律。 なんだ?そんな可愛い仕草して。 と思ったら律は私の肩に手を置き、そして 「りつみおでどうだ?」 とキメ顔で言った。 そして私は返事する。 「…ゆいむぎ、みおりつがいい」 結局、意見の食い違いにより、りつみおもみおりつも結成ならず。 END - 譲れない思いがあるのね澪タソ^^ -- 名無しさん (2010-11-22 13:13:58) #comment

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