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短編18 - (2012/08/20 (月) 04:54:46) のソース
//>>747 投稿日:2009/11/24(火) 00:02:46 「いぇい! あたしだよん・・・、寝てんのか」 文化祭開けの学校を澪が休んだ。メールで体調を崩した、と。 ムリないよな。劇で主演を演じて、ほとんど眠らないで ライブでヴォーカルなんてさすがにキツイよな。特に澪には。 というわけで今日は部活を休みにして和のノートとムギのお菓子を持って 来てやったのに澪はこちらに背中を向けて眠っていた。 「熱は・・・なさそうか」 すうすうと薄い唇から漏れるリズムはいつもの感じ。整った横顔を見つめていると きれいだな、とうかつにもぼんやりしてしまう。 「でもジュリエットはあたしが選ばれたんだからなー」 腰を下して背中を見つめながらムギのお菓子をつまむ。 「ロミオが澪でよかったよ」 「澪じゃなかったらジュリエットになりきれなかっただろうし・・・ うんにゃ、その前に断ったか」 「あたしも澪がいないと・・・さ、なんだか気があうっていうか・・・なんてなっ!」 おっと、お菓子全部食べちゃった。せっかくお見舞いに来たのに 起きない澪が悪いんだ、うん。 「・・・・・・・ロミオもそうだよな?」 背中は何も答えてくれない。疲れてるんだよね。 帰る前にもう一度寝顔を見てやろうかな。 「じゃあな、私のだんなさ・・・ま?」 澪の顔が真っ赤になっていた。 「ふぇっ!? いつから起きてたんだよっ!!」 「人んちの階段を駆け上がるなっ///」 突然布団から伸びた手があたしをつかんで、そのまま中に引きずり込んだ。 - 旦那様にお仕えする律ちゃん可愛い!! -- 名無しさん (2011-12-18 04:56:21) - その後はいちゃいちゃタイムですか…!! -- 名無しさん (2012-08-20 04:54:46) #comment