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短編43 - (2012/01/23 (月) 23:43:05) のソース

//>>503 投稿日:2009/12/09(水) 01:03:40

「ねー澪ちゃんとりっちゃんはどっちが夫?」
「「は?」」

律と見事に声がハモった
唯が唐突に聞くのは今に始まったことじゃないけど。

「ごめん、唯。もうちょっと説明をつけてくれ」
「えっと、ドラムとベースは夫婦だから澪ちゃんとりっちゃんが夫婦でしょ?どっちが夫かなぁって」

た、確かにドラムとベースは夫婦っていうけど!だからってそのまま私たちが夫婦ってわけじゃ・・。

「そりゃー私が夫だろ」

私が抗議する前に律からとんでもない一言。

「は?」
「だってそーだろ!澪は恥ずかしがりだから私が助けてやんないとなー!」
「なっ!まぁ、恥ずかしがりっていうのは認めるけど。」

いや、そういう問題じゃないだろ?・・でも、なんか納得いかない。

「律が夫っていうのもなぁ、下手すると私より乙女だし」
「なんだとー!あんな歌詞作るやつに言われたかないやい!」
「あんなとはなんだ!かわいーウサギのぬいぐるみ部屋に置いててしかも[[お気に入り]]のくせに!」

確かにカワイイもの好きだけど、律だって負けず劣らずじゃないか!
いっつも自分のこと棚にあげて人をからかうんだから。

「ホラー映画みて泣きついてきたのはどこの誰だ!」
「うっ・・あ、あれは、律が無理やり見せたんだろ!」
「あの時の澪、ぽろぽろ泣いて可愛かったなぁ」

…もう、怒ったぞ。これは使いたくなかったけど。

「[[冬の日]] どんなに寒くても僕は幸せ」
「!」
「白い吐息弾ませて駆けてく君の姿を見ていると」
「わあああ澪!やめろ!」

ふん。今更遅いんだからな。

「切りそろえた髪がとても似合ってる」
「や、やめろって!こ、この!」

むぐぐ、口塞がれた。
しっかし律のやつ顔すごい真っ赤。

「言わない約束だったろ!」

結構慌ててるようで、口に当てられてた手をあっさりどけることに成功。

「でも、前髪をおろした」
「こんにゃろ、まだいうかー!」


「結局どっちが夫なの?」
「婦妻なんじゃないかしら」

おわる。


- 婦妻wwwなるほどwww  -- 名無しさん  (2011-12-18 16:40:15)
- りっちゃんカワイイw  -- 名無しさん  (2012-01-23 23:43:05)
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