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短編191 - (2011/12/05 (月) 21:15:47) のソース

//>>189 投稿日:2010/12/25(土) 02:19:04

大学を卒業して一人暮らしを始めた私。
最初はちょっと…いやかなり寂しかったけど律がよく遊びにきてくれて私を
支えてくれた。なんだかんだであいつはやさしいやつなんだ。

今日はクリスマスイブ。いつもなら律や軽音部のみんなとパーティーとか
してたんだよなあ。今年は私ひとりだけ…いくら一人暮らしに慣れたとはいえ
なんか寂しいよ。TVをつければ幸せそうなカップルが映るし。
ああ…だめだ。一旦寂しいと思い始めたら止まらない…うぅりつぅ。

リツミオデドウダ♪
律から電話!?
「もしもし律!」
『私サンタりっちゃん。いま駅にいるの』プツッ
きれた?
リツミオデドウダ♪
また律から電話?
「もしもし律?」
『私サンタりっちゃん。いま駅前のケンタで6ピースセット買った』プツッ
リツミオデドウダ♪
ふふっ
『私サンタりっちゃん。いま近くのコンビニでアイスケーキ買った』プツッ
リツミオデドウダ♪
ありがと律…
「もしもし律、大好き」
『私も。私サンタりっちゃん。いまあなたの家の前にいるの』
ガチャ
「いらっしゃい律!」
「メリークリスマス澪。サンタりっちゃんが澪ちゃんにプレゼントのりっちゃんを
 持ってきましたよ」

ふふっやっぱり今年のクリスマスもお前と一緒なんだな。うれしいよ。
「いやー、寂しがりやの澪が一人で泣いてると思ったからな」
「ばっばかいうな。泣いてなんてないし寂しくもない!一人暮らしももう慣れたからな」
「そっか。私はちょっと寂しかったっていうかやっぱ澪と一緒がいいからな。」
「えっ」
「よし、じゃあクリスマスパーティーを始めようぜ!」
「うっうん!」

相変わらずちょっと素直になれない私だけど、今年も律とクリスマスを過ごせ
て嬉しいよ。きっと律は私のこんな気持ちもお見通しなんだろうな。
あれ?そういえば律、さっきプレゼントのりっちゃんを持ってきたっていって
たよな。てことは…
思わず顔のにやにやが止まらなくなってしまった私だった。ああ、夜が楽しみ。

「何にやけてんだよエロい想像でもしてんのか?」
「なっうっうるさいばかーーーー!!」
ガツン
「きゃん!」
え?なにそのかわいい悲鳴。私止まれなくなるよ律さん。
でもまあいまはせっかくの律とのパーティーを楽しもう。律は逃げないからな。
律を楽しむのはまたあとだ。
楽しいクリスマスをありがと律。


- 着メロwww  -- 名無しさん  (2011-01-09 15:13:18)
- リツミオデドウダ♪  -- 名無しさん  (2011-04-16 23:41:10)
- ふいたwww  -- 名無しさん  (2011-12-05 21:15:47)
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